秋雨前線が出来てしまい、それが太平洋の下に移動すれば季節はもう秋。 地球寒冷化の影響だと思いますが、本当に短い夏だった・・・・
おまけに週末になると天気崩れるし
で、その前線が上下した先週の月曜日から週末にかけては毎日雨ばかりで、 天気予報は「今週末も駄目だよ~!」的なと予報をしていたけど、 良い方向に外れてくれて嬉しい僕
今日は久しぶりのヨットです。 上にも書いたけど、前線が出来ると 北の風が吹きこみ&たいていは微風になるんです。
いずれにしてもこの線が有る限り風はろくに吹かないので、 ウインドサーフィンは完全にボツ! なのでひさしぶりに艇庫からでかいのを引っ張り出しました。
しばらく乗っていなかったので、まずは船体洗いからから開始~! 特にデッキの部分が酷く、まあ、殆ど砂ですけどが、錨のロープが緑色になってしまっていたりもして・・・ まあこれは海水に浸かると勝手に白へ色が変わるので、適度に洗い流します。
その後は 船体を点検して、痛んでいたトラピーズワイヤ用テンションロープを新しい物に替えれば準備OK。
浜に押し出してみると、風は北西の風で、風速は2~3mといったところ、 ウインドだと走りませんが、 ヨットだと十分に楽しめる風。
早速マストを立てて、セッティング開始! ん? どうだったっけ? シートロープの本数も多いし、スループ艇は 複雑なので、ロープワークをうっかり忘れてしまう事がある。
二枚帆になると 大型クルーザーと全く同じでして これが完璧に乗りこなせると 当然デカいのも乗れる。
ただ、クルーザーからいきなり入ると、 ラフ海面や爆風等のストームコンディション下で対応しきれない事になりやばくて、 こうした大学などで使うスポーツヨットからクルーザーへのステップアップだと、あらゆる条件下での対応基礎が確実に出来るんです。
将来 35フィートクラスの船を買おうと密かに(←いやいやバラしているじゃん! ばはははは!)計画している僕には、とても大切な相棒なんです。
この艇は 基本的に二~三人が操作する船で、一人がスキッパー 一人がシート 、もう一人がトラピーズでグライドして海面を飛ぶんですが、たいていは僕が一人なので普通のクルージングになる。
さてさて、 浜に出るのが少し遅かったので、 沖で食べようと弁当を積み込み もう一つの目的である釣り道具も積むとノンビリ出発。
しかし・・・・・ 風がシフティーで 時折来るブローが5m位はあるな~
一応 釣れそうなポイントに到着すると錨を打ち、 糸を垂れてみたけど、どんどん風があがって船が振られてしまうのでよろしくない、ついにはノンビリ釣りなんぞやってられなくなってきた。
なんだよ~ ウインドで出れば良かった! と思う気持ちもあるけど、 ブローが続かないし、不安定な風だし、 最悪なのがオフショアであること。
これは陸から海に向かって吹く風なので、下手にでかいセイルで出て、沖でマストなんぞ折れたら帰れない・・・・・
季節的にまだ死ぬ事は無いけど、折れた道具を引っ張っりながら浜まで泳ぎたくもないし・・・・
こりゃ~釣りなんぞしておられんわ・・・・と、一度戻って 釣り道具やら不要な物を全部降ろして再び出艇。
それまでのノンビリクルーズをやめてダイナミックなスポーツクルーズするためです。
浜から出たのが11時頃、 12時頃に一度もどり、 その後は2時半頃までずっと湘南の海をながしますが、やはり南風の方が安心だよな~
何か有っても浜に流されるので安心。
北風だと不測の事態に対応できなくなる可能性がある為、今回はあまり沖だしせずに乗ります。
ヒールする船をハイクアウトしながらセイルとラダー操作で操りますが、 スピードが上がってヒール角度が45度以上になると爆沈可能性が高くなり、否が応でもパワーを落とすしか無いのが残念。 二人ならもっと早く走れるのに・・・・ くそ~
今日の風は西北西から北北西に約30度くらいの間をシフトし、瞬間風速7m位 そしてウルトラガスティで ブローホールが 多くて面倒。
ひっくり返するのが好きな僕は あえてヨットでは難しいジャイブを繰り返し練習しますが、運の良いことに? 今日は一度もひっくり返りませんでした。
別に上手いわけではありませんけど にはは!
船でかいので、チンすると起こすのが大変なのですが、それがスポーツヨットの楽しさでもありますから えへへ
*写真は 朝出る前の一枚。 ガランとしているように見えますが、 このすぐ右側の海には ウインドとスタンドアップパドルサーフィンを習いに来ている初心者集団がやたらと居ます。
なんでもテレビで取り上げたとか何とからしいです。
4時半には艇庫に船を納めて鎌倉を発、横横道路に乗ったらなんと 事故渋滞! 町田まで90分とな・・・・ 先週に引き続き またかよ・・・・
でも、久しぶりのヨットで楽しかったから良しとするか! てへへ