帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ノーズの割れ フォーミュラーボード

2019年09月26日 | ウインドサーフィン 

愛用の スターボード製 ”FORMULA167”。

2016年の5月に中古で購入したんですけど、バランスが非常に良くて乗りやすい。

そうした事も有って、今年で約4シーズン乗っているウルトラ?お気に入りなわけですが、 

火曜日のウインド終了時に、 フロントノーズのクラックに気がついた。 あ~~~~~~~!

縦に3本、 指で割れの周辺を押すと、中から海水がにじみ出るので、完全にまで逝っている。

このボードのボトムは本当にデリケートでして、 軽さ追求する余りに表面が薄く、一寸した衝撃や尖ったものにこつんとあてるだけで凹んだりする。

 

光硬化樹脂のVLXとかでその度に補修しているので、裏面はその跡だらけ (笑)

ただ、今回のはこれまでと明らかに違うもので、 たぶん張り付けられているカーボン繊維の方向にそって割れているのだと思うけど、

ノーズは、とにかくマストパンチやら衝撃を受けやすいので、ある意味仕方ない。 と、自分を慰める僕・・・

 

一番のお気に入りだったという事も有って、 見つけた時は悲壮感が満々でしたけど、 ウインドみたいに激しいスポーツは

道具の寿命は避けられないわけでして・・・

 

このボード、 もともと、のエアプラグの水密が悪く、 毎回ある程度の水が浸入する、 さらにフォイル専用ボードの設計ではないのにフォイルを取り付けてガシガシと乗っているし、

破損防止スペーサを入れてはいるけど、 この夏の”水中岩に激突爆沈”にて、 

フィンボックス内部からも水を吸い込むようになってしまっている。

 

そこに来て今回はノーズと来たわけでして、ただ、全体的にはしっかりしているから まだまだ乗れる・・・・・・はず・・・・

 

とりあえずは、炎天下にボードをさらし、 内部に吸い込まれた水を出来るだけ排出の作業を開始。

そして格好は悪いけど、 割れた裏面には、保護用にFRPを貼る処理をする予定です。

 

*ストラップも千切れた。

そんなわけで、このボードは当面乾燥に時間を費やしますので、 代わりに今年手に入れたパトリックのフォーミュラーもしくは

以前使っていた古いフォーミュラーを使うかどうか?の選択になってきて、

古いフォーミュラーは テイルが薄いので、フォイルにはあっているかな?とか思ったりするのですけど、

初めからフォイルに対応している パトリックフォーミュラー4 の方がいいかな・・・・とか思ったりして、

 

今週末、どうしよう・・・・・ なはは

 


思いの外強風(夏休み最終日)

2019年09月24日 | ウインドサーフィン 

昨日、台風が日本海を通り抜けて行き、そのせいも有るのかメッチャ天気が良い。

ただ、Windguruでみる限りでは、風は入らない予報。

 

一応は来てみたんですけどね、やはりダメダメの風で、「あ~~~~こりゃ~やはり。Guruの予想通りでダメかいなと・・・・・」

 

9時頃に、最大セイルの11.0とフォーミュラー+フォイルで出撃。

案の定、ぜんぜん走らない風(1~2m)の中を、もたもたと沖から浜の間を数往復する僕。

半分あきらめていたところ、突然風が来襲。  OH!

その後、一気に吹き上がってきてやばい。

おっととと!、と慌ててセイルを引きこむとフライト開始ですが、あっというまにオーバー状態の暴走&コントロール不可能状態。

少し離れたところで学生ウインドサーフィン部の2人がフルプレーニング状態で、しかもセイルがパンパン。

 

こりゃ~~~~怪我するな~・・・・と思い、浜に戻り、しばし風落ち?待ち。

 

そのうち雨がパラついてきて、15分くらいでしょうかね、それが収まると少しだけ風が落ち着いた。

ふと、金曜日に幸村プロから聞いた、 アップウインドとダウンウインドの事を思い出し、今目の前にある強風でやってみるかと・・・・

 

で、まずはアビームの方向に走り出すと、ん?あれ? 走り出せないじゃん・・・・

 

さっきの風がまた戻ってきていて、セイルのパワーが凄まじいし、海面も荒れまくりだし、7点台前半のスラがガンガン走りまくる風域。

 

アビームに走るのが完全に無理な事が判ったので、 やはりアップウインドに挑戦。このやろっ!!

 

風上に出来るだけ角度をとり、原理的限界の45度を目指しますが、そうそう上手くわけがない。

 

ただ、アビームより遙かに楽で、なるほど・・・と金曜日の話を思い出す。

 

セイルのフットがボードについて、それがボードのど真ん中辺りまでは結構走る、ところがそれより手前に引き込むと速度が落ちてしまう。

いろいろ工夫して走らせながら、速度が出る角度から引き込んで落ちてくると戻し、その繰り返しで速出をできるだけ殺さない様に常にセイル角度を調整して走らせる。

相変わらず風は強いですけど、風上にかなり上って行くので、帰りのことを考えると余り怖くはないですが、もしマスト折れたら・・・と考えると。

 

あるところまで行くと、ジャイブして、今度はダウンウインド。

リアストラップのダウンウインド用を使ってガンガン下らせますが、やはりおっそろしい・・・・

 

ただ、やはりアビームよりは楽なことは間違いない。

 

ジャイブはブローホールを狙って行いますが、セイル落としてしまうと上げる際に左右にメッチャ振られるので、必死。

 

そんな感じで、沖と浜を行ったり来たりを1時間ほど繰り返しましたけど、 この強風下でアップウインドの走り方を始めて、慣れてないせいもありますが体力の限界が見えてきてしまい、浜に戻りました。

 

乗り出したのが9時くらいでしたけど、戻ったのが11時くらい。

まだ風が落ちそうにないので、 セイルを7.3に交換してタッタと昼飯。

そして、再出撃。

風が有るので、あっというまにフライトしまくりですけど、 朝に比べて風がメッチャガスティになってきた上に、ブローが落ちると次のブローまでの待ち時間がだんだんと長くなってきた。

そんな中でも1時間ほどぶっ飛んでましたけど、 さすがにブローホールが長くなりまくりで7.3では走らなくなりはじめたので、&体力がほぼ完全に尽きた13時半頃には終わらせました。

 

楽しかったか?というと、午前中にメッチャメチャやられて必死だっただけの記憶しかないウインドだったな~ (笑) 

 

夏休みもこれで終わり。

あっという間だったです。 

 


フィエスタメキシカーナ2019(夏休み4日目)

2019年09月23日 | Weblog

https://www.fiestamexicana-tokyo.com/

毎年、このイベントで”ドライバーと撮影係”をやらされている翔ですが、今年はどうだろうか?

まずは潮見表をチェック。えへへ

えっ? なんで潮を見るの?と思われる方も居ると思いますが、

娘の所属しているところのステージが2回有って、ただ、その間の待ち時間がかなりあるので、余りにも退屈なんです。

朝の九時頃にお台場に行くのですけど、 初めのステージが13時半 次が17時と、 その間を何すんねん?俺  

というわけで、ハゼ釣りなんぞしたいわけですが、 満ち潮から引き潮になって行くときが釣れるわけで、

逆の場合はまず釣れない。

 

なわけでそれを調べたのですけど、 だめだこりゃ・・・・・・・完全に。

まあ、そんなわけで、 今回は大人しく車の中で時間つぶしをします。

 

お昼少し前に連絡が有って、 余りの強風に第一ステージは中止とのこと。

どうやら17時の第二ステージだけになりそうです。

 

窓を開けてノーパソでいろいろと検索する僕ですけど、まずは親から頼まれていた調べ物が完了。

次は僕の仕事関係。

 

蒸し暑いのですけど、 風があるので涼しいし気持ちが良い。

 

そんなこんなで、もう16時45分が到来。

 

カメラを持ってステージに向かいますが、昼の酷い風もなくなり、丁度良い感じ。

ステージは風のために本来の場所から移動になり、本部前で今回はやったのですが、 凄い人だかり・・・・

 

踊れるスペースが本来のステージより狭くなったので、 踊る曲目とか、踊るのに苦労をしたようです。

まあ、そんな感じで、今年も無事に メキシカンフェスタは終了でした。

明日はウインドだ~!! 

 

 


栗ご飯(夏休み3日目)

2019年09月22日 | Weblog

朝ご飯を食べ終わると、早速作業開始。おっしゃ!

母親から頼まれていた、ユニットバスの高圧洗浄機によるクリーニングをやります。

特段酷い汚れが有るという訳では無いのですけど、 時々高圧洗浄すると、 ユニット無いのカビ発生が殆ど無くなるらしいんですね。

 

特に腰のあたりから天井に掛けてですけど、全く違うらしい 

 

電源線を引いて、 ホースを持ってきて機器に接続、 風呂場窓のすぐ下に洗浄機を置いて、高圧ホースとガンだけ内部。

 

ガンのトリガーを引いて、 バスユニット内をくまなく洗浄しますが、 パンツ一丁(笑)

 

ただ、水なのでやっていると段々冷えてきてしまうのですけど、 丁寧に作業すると、やはり20分程度はかかります。

洗浄が終わるとそのままシャワーを浴びて保温です。

 

道具を片付け終わると、 母親が栗ご飯を炊いていてくれて、 もう87歳になるのに、昔と変わらず手間と時間を掛けての手作りご飯。

 

ありがたいです、本当に。

 

11時頃に実家を出ると、1度自分のオフィスに立ち寄り、 一応の仕事?かな??   あははは!

 

14時半には出て、自宅に帰る前に息子宅へ立ち寄ると、栗ご飯とその他諸々(親からの預かり物)をお届け。

しかし・・・・・・ 週末は雨と予報されていたのに、 晴れているじゃん二日とも(笑)

 

日本海を北上中の台風が思ったより進行が遅く、又雨雲を引き込まなかったことから天気よかったんだけど、火曜日はどうだろうな~?

 

そうそう、強は娘がプリマやっているメキシコの民族舞踊チームがお台場でパレード、メキシコ大使館表彰とかで、

風とかどうだったんだべな?

明日はお台場のメキシカンフェスタでの ステージで、 台風が気になるな~やはり。

 

と、一人で夕ご飯食べながら思う僕でした。

 


実家(夏休み二日目)

2019年09月21日 | Weblog

昨日ウインドを楽しんだ僕、 今日は?といと 久しぶりの実家です。

 

7月からずっと行って無くて、やっと時間が出来た(台風で海荒れるのと雨の予報)のですけど、

ウインドサーフィンシーズンである夏は、時間が少しでもあると海に行ってしまう僕。

極めて、親不孝だよな~・・・・とか正直に思う。

 

夏以外のシーズンはほぼ一月に一回は帰っているんですけど、そのたびに頼まれ事が有り、今回もチョコチョコと仕事。

ガーデンホースの交換や、エアコンのフィルター掃除、ネコの侵入防止格子の取り付け大工仕事や、 大体は高いところの仕事が多いんですけど、 

ゆずの枝切りなんぞも。

 

道路面と段差のある外塀の木は脚立を使ってやり、後は庭のですけど、 こちらは木が小さいので楽。

*下は半分終了の写真

調子混んでバチバチと切っていたら、ヒヤリ・・・・・

うっかりアゲハチョウの幼虫をぶった切ってしまうところでした。

あと5~6Cmの距離で、保護色はこういった時逆効果だよな~ (笑)

そんなわけで、あっという間に夕方。

今日はジンギスカン焼肉でした。

明日のお昼前まで実家にいて、 その後は家に帰ります。


今日から夏休み

2019年09月20日 | ウインドサーフィン 

今日(20日)から24日まで夏休み。 えへへ

「えっ! いつも夏休みじゃないか?ですって?」   なははは その通りです、スンマソ! きわめて不真面目男な物でして(笑)

 

で、初日の今日はウインドに行ってきた。

朝の8時半頃に到着すると、かなりの風10m近いかな、 すでに山田プロと香村プロそしてその他一人(たぶんプロ)が出艇準備中。

近くに行って少しだけ話をして、風予想を聞くと 美味しいのは午前中の11時半頃までで、午後は確実に落ちるとのこと。

 

セイルのチョイスは二人と同じサイズの9.0。

もたもたとセットしているうちに両プロが沖で走り始めた。

 

道具をセットしながら「いや、すっげ~~な~~~!」 なんてチョイチョイ横目で見ていましたけど、 自分も出艇。

 

かなりの風で、ジャストのセイルサイズはたぶん7.5から8.0前後。

 

怪我しそうなブローの連続で、何とか抑え込んでフライトしまくっていたんですけど、遥か沖を走る香村さん達は角度が違う。

僕はほぼアビーム、 で二人は僕とは平行に走っているように見えてしまう。

 

沖に行くほど風の向きが違う事は有るけど、 なんだろう・・・・なんて思いつつのフォイリング

10時半くらいでしょうかね、 あまりにも風が強くなって、一度浜に上がって、 早々の昼飯なんぞを食っていると落ちてきた。

 

慌てて再出艇すると、 どんどん落ちてしまい、11時半ころには9.0では走らない程に落ちてしまった。

 

駄目だこりゃ・・・・と、セイルを11.0に張り替えて出ると走るが、それもどんどんと風が弱くなり、

1時半ころにはほぼ無風。

 

まあ、乗れたのは3時間程度・・・でした。

道具を片付けてショップに寄り、香村さんとしばしフォイルの話。

アビームとアップウインドの話になり、 僕が9.0でかなりもがいていたという話をすると、 「あの段階での風なら

山田さんも、僕も、同じです。」とのこと、 「ん?同じ??? 」と思って話を聞くと。

 

のぼり角度をどうとるか、 下り角度をどうとるか? ”アビームでのパワーコントロールが難しいほどの風”の場合はこの

二つを駆使する事で、楽に乗れるという事を教えてくれた。

 

プロのアドバイスというのは、いつも的確で、 僕はいつもこうした話を素直に飲み込んで、 それをすぐに自分の物として

取り入れる努力をしているけど、

あの速度と安定度は、桁違い・・・・・・  やはりすげえ!

となんかとても得したような気持になりながらの帰宅でした。

 


ディンギー(ヨット)に乗りたい・・・、ぞ~~~~(^0^)/

2019年09月18日 | ヨットや 釣り等

もう大分時間も経ったので、そろそろ書いてもいいでしょう・・・・・

以前は、ヨットもウインドも大好きだった僕、 ただ、ヨットは乗る回数が少ないのに年間20万円近い維持費がかかる + 某人物から怒鳴られた一件からすっかり足が遠のいてしまい、 

最後に脱会して、ヨットも手放した。

 

あれからもう何年経つのかな・・・・

 

維持費は僕がウインドとヨットを両立させる経済的な余裕が無いのは間違いなくて、 月に払うヨットの艇庫代で、セイルやらマストやらの道具(中古ですけど)が買えてしまう。

道具の修理代までもを考えると、余りにも出費が痛い。

 

まあ、こちらは当然の成り行きなのですけど、 もう一つの方が決定的な要因。

 

”怒鳴られた”という事の次第ですが、 これは僕が属していたクラブのスクール関係者との間の出来事。

 

ある日、その日のセイリングを終えて帰着、浜に自分のヨットを上げてた僕。

片付けのためにセイルを降ろそうとしたら、 知り合いがモスという特殊なヨットで沖出しをしようとして、四苦八苦しているのが目に入った。

波が来ていて、時々来る大きなのにもし巻かれれば、船も壊れるしそれより本人が大けがをする可能性がある。

 

距離的にはさほどでは無く、自分のヨットの周りに人が居なかったのもあり、ただ、一応はヨットの向きを変えて(バウ方向から風を受けると原理的に倒れない)、そのモスにところへ助けに走った。

 

モスが無事に沖へ出て、次は自分のヨットだな・・・・、と振り返ってみると、 なんと半分横倒し。

あらら!と慌てて駆け戻ってハル(船体)を起こすと、すぐにセイルを降ろして片付け。

 

場所的に、時々ですが風が廻る(方向が突然変わる)事があるのは、帰着した場所の特長なんです。

まずかったな~~~~と反省しつつ作業していたら、 某人物が登場。

でフルパワーで怒鳴られた。   内容は「なんで船から離れた!?という糾弾」

理由も全く聞かずに、一方的に怒鳴ってくる。

 

まあね、確かにヨットが横倒しになれば、その際にマストとかで怪我する人が出る可能性はある、そんなことは重々承知。

その人物、以前から自分の考えや尺度が完全であると思い込んでいる節があり、それだけに飽き足らず、周りにいる人間にその自分のルール道理に動くことを

求める、いや押し付けてくる傾向が有る。 

 

強制だわな・・・・正直言って。 ”この海は俺のルールでやってもらわないと困る”的な・・・

 

怒鳴りつけてきた内容は確かに正論。 僕もそう思うし、それに関しては僕は何の意義も無い。

 

でもね、大人が大人を怒鳴っちゃ~~~ダメですよ、別に悪意に満ちた行動を僕がした記憶は無いし、そもそもがヨットから離れた理由も知らないのに

頭ごなしですからね。

 

彼とは別に上下関係が有るわけでもない。

ただ、その正義を前面に振りかざした言葉の中に、”極めて私的な利益安定という目的”が有るのがハッキリと読み取れるのは間違いなく、

彼の立場なら当然そうなるだろうな・・・とは思うが、 まあ、それは別にいい。

まあ、 事故有ったら”俺が困る”とハッキリ言われた方が、正義を縦にされるより遥かにいいわいな。

 

ウインドも、ヨットもサーフィンも、 こうした乗り物はその乗り手や持ち主の行動にて、誰かに怪我をさせたらその責務を負わねばならないのは当然で、

ただ、それによって、ヨットが全面前面禁止になるわけではないし、 それはウインドも サーフィンも同じ事だ。

 

ある人物の言葉だけを素直に聞いて、この世の中の全員が従うはずなど無いのは当たり前の事なんだけど、自分の生活の安定の為には、

自分にかかわるすべての人間は従ってもらうのが当然と考えているのは間違いない。

 

その人物ですが、過去に同じような事で何人ものセイラーと諍いを起こしているという話を聞いたけど、 それほど正義を振りかざして怒鳴りたいのなら、

何か事故などは有った際にその人物が代位弁済をしているという話でもあれば全面的にその主張は納得できるし、彼が完全で正しいとは思う。

 

でもそうした話は全く聞かないし、 自分の守備範囲(何か言える人間の範囲)のみに留まって怒鳴るのはいかがなものだろうか?

 

公的利益と安全を縦にして振りかざし(その本心は自己利益の安定)、それも理由もろくに聞かずに怒鳴るという行動にて人に押しつけるなら、

そんなものはそもそもが相手に通じるわけが無い。

 

彼が完全無欠で完璧なら、浜にいるウインドサーファー達全てに、「道具から離れるときは必ず セイルを畳め!」と怒鳴らねばならないし、 

浜にサーフボード置いているサーファーに対して、「子供の足が当たったら危ないからどけろ!」と、一人一人に怒鳴って歩けば良い。

でも、そうした姿など、とんと見たことは無い。

 

以前から、彼のそうした姿勢(二面性)に疑問を懐いていた僕は、この一件で完全にOUT。

 

まあ、その時には黙ってひたすら忍耐していたのですけど、しばらくしてさすがに気持ち(怒り)の収まりがつくことが無かった、=そんな訳で行く気も無くなって愛艇を手放した。

行けば彼の顔を見なければならないし、 したくも無い挨拶をしなければならないから。

 

手放したヨットは二枚帆のスループ艇だったんですけど、割と足の早いヨットで、それを失ってから数年たって、 

ここに来て何故か猛烈に乗りたくなってきてしまった・・・・

 

ウインドは完全なるスポーツで、 でも、ヨットは全く違うところに大きな魅力(頭を使って自然と語り合いながら速度を創りだしていく)があり、 同じようで有りながら、

この二つは人にもたらしてくれる恩恵が大きくちがう。

 

このところ、段々と秋めいてきて、今年散々?ウインドに乗った僕にとってみると、 あのヨットの持つ独特の素晴らしさを強烈に懐かしく感じるわけです。

 

 


尻下がり?

2019年09月17日 | キャンピングカー ロータスマンボウ

最近尻下がり????

あれっ!なんてね、今更だけど気がついたのが、 愛車 マンボウくんの尻下がり。 大分さがってる???

 

おかし~な~去年はこんな感じじゃ無かったように思うんですけど、 明らかに下がっている。  だべさ

 

多分、高さにして40~50mm程度だと思うんですけど、糞重いウインドの道具を満載して、 

さらに水やらキャンプ道具やらを積んで走っているので、リアのリーフスプリングがヘタッテ来たかな?

 

後ろの倉庫は、当たり前だけど完全水平に造られているので、 それを基準にして線を引いてみたら実によく判る。ぶぁははは!

そういえば、最近日が昇るのが遅くなって来て、 天気が雨だったりすると、 ライト付けて家を出るわけだけど、

光軸が遠く、 まあ、ハイビームまでは行かないにしても、走行時に起きるバウンドで対向車からしたらハイビームに見えなくも無い、かな・・・

 

前回の車検時に光軸を合わせているので、 それからしたら、ほぼな違いなく尻下がりになっているわけだ。

 

荷物を全部降ろせば、多分元の高さに戻ると思うんだけど、 出来ればこの積載状態で車体の水平が欲しいところ。

 

方法としてのスプリング強化は、 リーフを強化タイプに交換するのだけど、 そんな面倒なことやってらんないし、 

他には優れモノのエアバックシステムによる補助スプリングもあるが、 これも価格が10万以上するし、 何より取り付けがやっかい。

 

出来るだけ楽したい僕は、とりあえず良い物はないですか~!?とネットをさがしたところ。

MAX LOAD PLUSという、 後付けが簡単にできるスプリングセットが有るらしい。

 

価格も左右併せて3万以下で、 スプリングの堅さもある程度調整出来るみたいなので、一応は候補。

 

なんで一応の候補?なのか、というと、 今年の11月に車検が有る。

 

ボロゆえにいくら出費が出るのか判らないけど、 思わぬ出費の可能性があるので、 

とりあえずそれが終わるのを待ってから取り付けようかと思っている。

 

このマンボウ君、 ボンゴトラックベースの 4WDで、 本来は結構な荷重にも耐えられるように造られてはいるのだろうけど、

フル装備の状態で高速道路を走ると、リアのキャビンに乗っている人が車酔いを起こすくらいに左右にゆさゆさ揺れまくる。

 

ちなみにショックアブソーバーは抜けてはいない。

 

うちにもう一台有る、バンテックのアトムは タウンエースがベースで、 こちらは走行時に路面に吸い付くように走り、キャビンにいる人が

気持ち悪くなることは無い。

 

今現在、 マンボウはウインドカー専用になっているので、後ろに誰か乗る事は考えていないけど、 時々普通の町乗りでもターン時に少し不安を感じることがあるので、 やはり、その辺りを強化できる増しリーフは必要かと思う。


バテン修理

2019年09月16日 | ウインドサーフィン 

西湖の最終日、 セイルを巻いているときに気がついたんだけど、 バテンが折れていた。

ブームのすぐ下で、特に力のかかるところですから、よく折れる。

このセイル、2017年に中古で購入して、 もう3年ほど、僕のメインセイルとして使い続けている物で、 非常に調子がよい、&お気に入り。

去年かな、やはりバテンが折れたことが有り、その時に予備として”年式の違う同じセイルの11.0”を購入。

で、今年の春に このセイルのバテンを直したので、 その買った方は倉庫で保管され、再度こちらが引っ張り出されていたという訳。

 

セイルに張りとドラフトを与えて、 同時に張りを持たせる部品故にとても重要なのですけど、

レーシングセイルの、特殊カーボン製チューブバテンなので、新品で購入なんて事をしよう物なら一本で数万する。

そんなわけで、 古いセイルを破棄する際に、 このバテンを全部抜いてスペアとして保管しているわけですが、

全メーカーに合うとは限らないのですけどね、 ある程度の性能の低下を受け入れるなら、カットや加工をすれば大抵のがつかえる。

 

今回も、そのうちの一本がサイズ的に近くて、 ただ、少し長かったので3cmほどカットして再利用。

 

でも、そろそろダメかな・・・・・このセイルも・・・・

と思うのは、 やはり少し前に、丁度ブームのある処のパネルなんですけど、 一部セイルが破けた。

やはり片付けているときに気がついて、 海から帰った後にセイルを水洗いし、リペアテープを貼って修理したんだけど、

破れ方が、斜めに割れるような感じで始まると、 それはマイラーフィルムが紫外線などにより劣化してきている証拠。

 

1度有る部分が破れると、違うところが次に破けて、 その次と、どんどんと破れやすくなって、最後にどかんと大穴が開いたりして、

そうした破れはパネル交換をするならともかくも、まずDIY的な修理は不可能。

 

ショップにパネルごと交換を頼んだとて、 そのパネルは良いとしても他のところがやはりダメなので、

次々と修理と破れの追いかけっこになる。

 

なので、たいていは大穴があくと、そのセイルは終了と考え、使える部品は全て外し、 後は処分になる。

残り少ない夏、 僕が乗る10月の頭くらいまで、このセイルが頑張ってくれるで有ろうか・・・・

 

 


西湖3/3

2019年09月15日 | Weblog

さて、今日が最終日。

朝から快晴で、昨日よりさらに気温が上がる予報なので、 やっぱり気持ちがウキウキします。

ただ、風の方はどうだろうか・・・・ 

朝飯。

とりあえずウインドの道具をセットしてから、少しずつ片付けを始めます。

 

今日は午後3時頃には帰路につきますので、 まだ風の弱い時間に使わない物を収納。

 

1度出た頃に、隣にいた釣りクラブの人達が朝の段階で引き上げ。

途端に、湖の畔をカヌーやサップの人達が占拠して使います。  たぶん使いたいのに竿を出していたので我慢していたんでしょうね。

僕は、同じ位置のまま。

午前中に何度か出たんですけど、昨日よりあきらかに弱い感じで、 朝の8時過ぎにでて、そのときが一番よかった・・・

 

後は風が落ちていく一方で、時々ブローが強くなる時に走る程度にまで低下。

 

全体的にはアンダーで、でも、そのまま10時頃まで乗っていましたけど

 

金曜日と昨日、かなりパンピングをやりまくったので、腕とあちこちの筋肉が限界気味だったのも有り、力も入らない。

さすがにこりゃ~無理かな?と言う感じなので上がると、 カップ焼きそばでお昼。

 

疲れが溜まっているの眠くて 本当なら昼寝したくてたまらない僕。

せっかくリクライニングチェアを持ってきているのに、片付け、やら時々来るブローで慌てて出たりして殆ど未使用。

 

写真はほぼ最小セット(キャンプの)状態です。

午後1時半には疲れ切ったのも有り、+ パンピングする気も起きなくなったので、今回はここで終了。

 

残りの道具を積み込むと、 2時半にはキャンプ場を後にしました。

帰りは多少の渋滞は有れど、酷くは無く、ただ 体のだるさ+眠さが大変でした。

 

今日の西湖が一番綺麗でしたけど、 この秋にもう一回来ることあるかな?とか思う僕です。

南の風が入れば多分・・・・


西湖2/3

2019年09月14日 | ウインドサーフィン 

しっかし・・・・・糞寒い・・・・

よせばいいののに、 サイドドアを開けっ放し(網戸だけ)にして寝てしまったので、かなり寒かったです。

 

起きてコーヒーをのみながら感じるのが 多少の筋肉痛。

昨日、風が弱いときにフルパワーでパンピングしたのが効いているみたい・・・ 懸垂みたいなもので、加速時にぶっ込みますので。

 

空は晴れで、早朝に海へ移動しよう!?と考えていたんですけど、 天気予報見たら晴れで気温も24度くらいまで上がる予報なので中止。

やはりこっちかな~ やはり・・・・ ウン

実は、朝に移動するモード全開だったので、 出していた物を綺麗にかたづけてしまっていたので、又だすのがひたすら面倒くさい。

 

さて、

そんな感じで朝飯を食って、明らかに昨日とは違って暖かくなってきているのを感じてどんどんと嬉しくなってしまう僕。

 

昨日と同じセットで午前と午後に出ましたけど、 昨日より少し風が弱くて、 でも定期的に来るブローの波で

結構走る。

午前中に1時間半位乗りましたけど、 お昼に風落ち。

道具を上げてそのままお昼。

 

昨日とは全然暖かさが違います。 ィエ~~~イ!

今日は24度くらいで昨日より7度暖かいって、半端なく気持ちにも体にも影響が大きくて、ウエット来ていると汗ばんで来て暑くてたまらない。

ボードから一度も落ちていないので、余計。

午後は2時間半くらいぶっ飛んで、ただ、オーバーに近い風というのは殆ど無し。

 

湖のど真ん中が風弱く、ただ、湖のこちらと対岸のほうはジャストくらい。

時々前面ブロー 

3時半頃には上がり、 道具かたづけて温泉に。

 

またまたサウナでガンガンに体を温めて、戻ってきたら、昨日とは違って気温もジャストで、ひたすら気持ちがよひたすら

 

ところで、キャンプ場ですが、

今朝早くから続々と入ってくるキャンパー達で もはやテントを張るスペースも、車を駐めるスペースも無い状態。

 

こうなるだろうな・・・・と予想付けて昨日来たのですけど、ある意味正解でした。

 

今朝まで海に行こうとおもっていたのですけど、9月の夏から秋の境いにある西湖は、 透き通った空気と、

丁度よい暖かさの風が吹き抜ける、とても美しくて綺麗な湖です。

夕飯はステーキだったんですけど、 二枚肉を持ってきて、 1枚でたりるかな?と焼いたら全然足らない・・・・

やっぱり4時間とか運動をすると、2枚は食わんと足らないです。

もう一枚焼くか?としばし考えていたんですけど、 カップヌードルが有ったのを思いついて、 それを食べました。

それでも、 なんか足らんな~ 

写真はビールを2本飲んで、 その後安物ワインを飲み始めた写真、この後にステーキを焼きました。


西湖1/3

2019年09月13日 | ウインドサーフィン 

台風すぎて、週末は連続晴れの予報だったのに・・・・・ 雨とか曇りとか、寒いとか・・・・くそ~~

で、明日から3連休なのですけど、 湖にするか? 海にするか? と散々迷って、昨日の夜まで迷いに迷い、 

今朝、家を出る段階でやっと西湖に決定。

 

まあ、なんとかなるだろ! なんて思っていたら、 寒いのなんのって

湖に着いたのは8時くらいだったんですけど、 気温はたぶん15度くらい。

しかも天気悪まくりだし  

 

先に来ていた釣りクラブの人たちが、 すでに竿をだしていて、 ウインドのボードを出せるんかいな?と思ったりもしたんですけど。

ちょうど、車を駐めた後ろの浅瀬は竿を避けていたので、大丈夫。

はやくも気持ちがめげるモードで、 明日の朝早く三浦に移動しようとこの段階で8割。

ただ、風がおもったより入っているので、 とりあえずはこの風がもう少し強くなってくれるのを願うだけ。

寒いんで、ウインドブレーカを出して、 コーヒーを沸かして体を温めていたら。

少し離れた隣のキャンプ場にガキどもが大集合。 カヤックも大集合。

学校の体験教室かな?とか思っていて。

そのうち いっせいに沖出しを始めた。

オールなんぞつかって漕いだことが無いであろうのに、二人乗りなので、前と後ろがちぐはぐに漕いでいて

クルクル回転しているのがいたり、 「先生がどっち走ってる~!」なんて水上の子供達に怒鳴ったりしていて、見ていると思わず吹き出してしまうわけですが、

吹き流しつけた先生のカヤックを追って集合し始める頃には、 まあ、なんとか・・・・・なっている?多分(笑)

意外に薄着で乗っているので、大丈夫かな?とか思っていたけど、 ぴぎゃ~~~~~! うわ~~~~!きゃははは!と大騒ぎ。

”暑い”わな・・・ ガキども

この時、風がある程度有ったんですけど、 出てしまうと子供達のカヤックとかち合うので、ここは大人しくします。

しばらくして、先生艇を追いかけた、水上鬼ごっことかをしていたガキンチョが撤収。

 

まってました!と出てみましたけど、 今ひとつ。

すぐに次のガキンチョ集団が現れて湖に出てきたので、 列が途切れるのをまって、僕は岸に。

しかし、寒い・・・・

 

午前はこのままOUT

早めにお昼にしたら、食べ終わった頃に風が入り始めた。

ほいきた!とばかりに出ましたけど、 意外に風が入って走る。 

関東のすぐ側に有るであろう前線に吹き込む風東の風で、ただ、ブローが長く続かない。

 

セットは セイルが11.0、ボードはフォーミュラーに、フォイル。

そのまま2時半頃まで乗っていましたけど、 湖には僕一人だけの世界で、 まあ、金曜日に来る人も余りいないので当然というか。

 

ただ、SUPやカヤック等とかち合わないのは楽です。

 

風はアンダーが60% ジャストが30% 時々オーバーぎりぎり10%という感じで。

まあ、満足できる一日でした。

 

ウインドの道具かたづけて、気温も殆ど上がっておらず、 多分17度行くか行かないかで、完全冷え切り。

早々に温泉に行って、サウナでホッカホカ。

夕飯ですが、 今回はアヒージョ。

エビにたこにホタテに、鱈の切り身をガーリックとバターを加えたオリーブオイルで煮込む料理。

バゲット焼いて、それにビールの夕飯。

美味いです あははは!

そのまま食べるのが一番ですけど、 粉チーズをかけると又味が変わって楽しめます。

 

でも、まだ日も暮れていない夕飯ですけど、 寒いのがいやなので、早々に寝ますです。


凄まじい雷

2019年09月12日 | Weblog

ま~~~~ったくね、凄まじい雷だったですね、昨日は。

今朝は朝一番にシステムチェックと 施設全体のチェック。

特段問題は無く、 停電の影響によるアラーム警告が、数か所で出ていた程度。

 

しかし・・・・・・最新設計の建物と設備というのは、本当にすごい。

今週初めに来襲した、とてつもない台風、そして昨日のキチガイじみた雷雨でも、 各システムは忠実に責務を実行して、

コアとなっているシステムには何の異常も無かった。

 

前の建物は、戦後にすぐ建てられた物だったので、 何か有ると、かならず何かが有る?? (^▽^)ぶゅあはははは!

という位にまでなっていたわけでして、 新しい建物が完成するほんの数ヵ月間の間に至っては 空調がほぼ全滅、 物置の屋根は飛んでなくなり、

非常用の電源設備発電機は重故障。

 

本建物内でも天井板が抜けたり、 電気配線が突然燃えたり、 室内照明設備は30%程度を残して点灯せず・・・・

まあ、数えるときりが無いほど酷かった。

 

本部の施設部も、 後数ヶ月で新しい建物が完成を知っているので、まったくなにもせず状態で、でも昨年の異常なまでの暑さはそれなりだったし、

台風の来襲は結構凄かった。

 

新しい施設に引っ越しをして、24時間空調の効いた豪勢な建物に、最新式の電源設備や

その他消防及び、 電子設備含めて その余りの違いに驚かされたけど、 冬、 春、 そして夏を通り越して、 

今回はお約束の台風と、激しい雷雨に見舞われて、 結果として凄いな~~~~~としか思わざるを得ない。

 

まあ、そんなわけで、非常に快適なのですけど、 これが自分みたいに大人ならともかくも・・・

特に子供なんかそうだけど、恵まれた環境が当たり前として育ってしまうのは、正直言って良い物では無い。

 

ウインドなんぞをやっていると、湖や海に行くわけですが、 そこには子供連れの家族も来ていて、ただ、ほぼ子供の全員がライフジャケットを着けていて、子供がおぼれたり、万が一を考えてのことなのだと思うのですが、

これでは本来の経験や体感としてしっかりと脳裏に刻まれるべき”恐怖感”を十分に得られないまま成長してしまうことになる。

 

親や、学校、 先生など、 周りが常に先廻して、 子供を危険性から遠ざけるのが恒常化しまっているのが現代ですが、

そうした環境下で育った子供には、有る特長が出てくる。

 

簡単な例をあげると、 車の運転。

そうした”恵まれて過保護な環境”で育った若いのが運転する車に乗っていると、速度が遅くなったり、かと思えば思い出したかのように速度上げたり、

常に不安定な運転になる。

 

ボ~~~っと運転している時間と、 ハッ!とそこから気付いて速度回復するのが不定期でやってくるわけでして、

 

又、言い換えると、これはその運転している人間の感情の変化や脳活動の変化がそのまま運転に出てしまってるわけだ。

基本となる部分(本能)が安定して必要な情報を安定処理していると、 運転の無意識部分(ハンドリングや速度調整等)は感情の変化とは切りはなされているので、勝手に安定する。

そうした小さな事からも その人間がどう育ってきたか?は大体判る。

まあ、それがその人の人間性などに対する悪い評価になるわけで無いので、誤解しないでもらいたい。 

 

これは、子供の頃の経験がとても大切で、危険性を感じつつ、それでもわざと怖い事をして、それが出来れば勝手に喜んでいるし、

失敗して痛い目にあえば、体に起きた体の痛みや、その時点での自分の限界というものが解る。

 

いうなれば自然に学習をしているわけで、突然の濁流で溺れたとか、 風で突然倒木したとか、 棚の釘が突然抜けて上の物が頭にぶつかったとかではない、行動の殆どを、危険性に接する事を半分意図的におこなっている事が多い。

人の本能は、その生物が生きてきた基本プログラムでもあり、 二足歩行を始めた人類が種としての絶滅も無くここまでこれたのは、その基本プログラムに間違いが無かったからだ。

よく、本能を粗末にして、常識が正しいのだと言う人も居るが、 常識はその時代や社会背景、 宗教的な物も混ざり、 

有る常識は、他のある場所では非常識であったりして、常に変化していくものだ。

 

ちなみに、般若心経にある 色即是空は ”常識は間違っていて、本能は正しい”と言うことを説いている。

よく”色を欲”としている書物があるが、これは大きな間違いである。

 

仏教が日本に伝来した、いや伝来させて布教する背景となったのは、 当時の日本が豪族達による戦争や略奪の世界であり、

すなわち、その当時のその行為は常識だったわけでして、

 

仏教はそれに対して、 今、あなたたちのしている事(常識)は間違いであり、 ”本能を物事の思考の中心に据えて考えなければならない”と、

説いたわけだ。

 

本能をよく知ることは、戦争や略奪の根本に有る人間のプログラム物を知ることであり、 その本能を誤った常識で使うのでは無く、理解して正しい方向に導く事が大切である。

 

当時はそう布教したわけだ。

当たり前だけど、 戦乱に明け暮れていた時代の仏教の教えは、すぐさま民衆の心をとらえ、 それが大きな力となり、 やがては豪族達や支配者層が学ぶ物へと変化した。

これは民衆をどう自分に従えるか、どうすれば民衆の心を引きつけられるのか?として変化していき、それが武士の時代へと流れていく間に

現行のような、本来の意味を逸脱した物になってきてしまっている。

 

大分ずれたので、話を元に戻したい。

こどもの遊び方をみていると、実によく本能は出来ている、 初めは母親の足下。

そしてそれが少しずつ外に広がり、扇状に行動範囲を広げていく。

時々は親を振り返り、 自分との距離をきちんと測っている。

成長につれて、 その幅も距離も広まり、 しかしながら何かあったらすぐに戻れる距離に自分を置いている。

これは、本能がそうさせているわけだ。

 

湖や海に来ている子供の姿を見ていると、全く同じような事が起きている。

初めは波打ち際、やがて足首、 そして膝、 腰と どんどん深くなっていくが、 常に陸地との間を行ったり来たりしている。

自分の能力と限界を本能が測っているからこそ起きる行動その物。

やがて慣れてくると、体を水に浸し始め、膝や腰くらいの深さの処でしゃがんだり寝転がってみたり、当然そうした行動をすると

水を飲むことがある。

ゲホゲホむせて、中には泣くやつもいる。

これも本能。

 

年齢が幼いほど、 限界が近いので、 ある程度のところまで行くと、それ以上はいかない範囲にて勝手に留まる。

体が成長すると、 その限界が自然に広がるので、今度は胸くらいまでの深さで潜ったり泳いだりするが、基本は横方向で、やはり扇状。

胸辺りの深さから少し深いところに泳いで、又胸くらいの深さの処に戻る。

 

ひたすらそれを繰り返し、 泳ぎが上達(状況適応能力の進歩)するけど、当時に戻れなくなる恐怖感を本能が学び取っているのですね。

 

時々、沖に向かって冒険的に出ては、足の付かない怖さに焦って戻ってみたりと、 ひたすらそれを繰り返す。

この時に、本能は、危険から、自分を自然に守ることを学習している。

 

ところがライフジャケットを着けていると、浮かぶのが当たり前であって、 

本来あるはずの危険性=おもしろさ=死の現実感=危険からの自然回避、というのがまともに育たない。

 

じつはこの危険性からの自然に身を守る事は、 危険性を無意識に察知してそれを遠ざけることでもある。

 

先ほどの運転話に戻るが、 その能力がきちんと育ってきた人間は、運転している時に常時 道路状況を的確に把握し、自然に他車との間合いや、どんな運転をしているか? その他の情報を無意識にて安定コントロールしている。

またそれは、 一緒に乗っている家族や友達、彼女等との会話から来る感情的な物や、運転時の精神状態ウンウンとは切り離されている。

 

子供の頃にきちんと外遊びして、 本能が怖い思いや痛い思い、様々な経験を沢山積むほど、表面的な脳活動とは切り離された本能が、

危険性察知と回避のための行動を24時間自然にとらせる様になる。

 

何でこんな処にいるん? 事故になるだろ? という場所に、ボ~~~~っと立っていたりする若いのが現場にいて、監督や先輩からドヤされたりしているのを見かけるが、頭の上に骨材やら資材があるのにだ・・・

 

人は生きていると、無意識のうちに色々な行動をしていることはある。

そしてそれは、幼い頃からどう育ってきたか?と言うことその物の結果であり、 何の危険性も無い、環境的にも恵まれすぎる、そんな場所で育つ事が

後にどんな人生を送るかに跳ね返ってくるか?というのは、至極簡単に判ることでもある。

 

 

 

 

 

 


ウインド体験

2019年09月08日 | Weblog

以前から「体験に連れていくね!」と言いつつも、 ずっと先延ばししていた”娘の彼氏”のウインド体験。

あまりに延ばていると嘘つきになってしまうので、 今回、やってもらいやしたです、ハイ(笑)

 

高校時代にサッカーをやっていたとの事で、 運動にはかなりの自信が有るるみたいですが、 

”ウインドはあらゆるスポーツの中で最も難しいんだよ!”と何度か言っておいたはず・・・大丈夫かいな・・・

 

まあ、それが実際にどんなものか?というのは、現実的にやってみない事には解らないですけど。

 

昨日は、天気は良い物の、全くの無風だった。

*写真は土曜日のセッティング時の物です。

本当は土曜日が良かったんですけど、二人とも予定ありの為に駄目だったので、 一日ずれて今日。

台風が夜には来襲しますが、朝はまだまだ穏か。

 

風的には初心者向きで、ただ、台風の影響によるダンパが多少入ってきているのが想像に難くないので、朝一番での体験です。

 

午後になるとね、 背丈の倍くらいのうねりが、浜でロール巻きながらブレークする状態になるので、死んでしまいますです。

 

6時には家をでて、 ゲレンデに着いたのが8時前。

天気は最高、風は穏か、 というか、もし吹いていたら、ウインド体験どころか自分が沖をぶっ飛んで帰ってこないのが自分で判るので、

ある意味、自分に対して良い意味での自制を促してくれてます。 でゃははは!

 

娘の彼氏のS君、 まったくの未経験ですので、 一番でかいボードが必要でして、僕の古いフォーミュラー(本当はこれを練習用にするのは涙目)。

セイルとマスト、ブームは壊しても惜しくないもの。

ちなみに、 セイルサイズは5.4

 

まずは道具のセッティングから教えていき、 それが終わるとボードを浜に置いて、基礎的な操作を教えます。

セイルアップ、 そしてベアとラフだけを教えて、すこしの間 自主練習させました。

*写真は土曜日のです。

さてと、さっそく海に出ていますが、方向転換であるタックやジャイブはまだまだ無理なので、長いロープをストラップに取り付け、

”もし???”沖に行ってしまったら、それで引っ張り戻すというごく簡単な方法。

あくまで行ってしまったら?の話ですけど、まず立つこともできんでしょう。

 

さっそくトライするS君。

ところがボードに這い上がる方向が逆なので、それを教えてのスタート、 ただ、ハーネスは付けていませんので、 這い上がるのは楽。

 

で、ボードの上に立とうとしてドボン。

まあ、これが普通。

 

近くに行って、ボード上の基礎的な立ち位置を教え、 何とか立てるようになるまでに、30分程度を消費。

なかなか、筋は悪くない・・・・

 

で、なんとか立てるようになるとセイルアップの開始ですが、 当然ドボン!

しばらく悪戦苦闘しているのを黙ってみてましたけど、 ついにヒント出し。

 

ウインドは安定していないのが普通、 安定させるには、 物理的にもそうですが3点支持が基本。

両足で2点、 もう一点は セイルとボードを結ぶジョイントにあり、 ジョイントに安定した荷重をかけて、両足首とジョイントの力のバランス均衡を保てばセイルはまっすぐにあがります。

両足の2点は、有るはずないバランス点を作り出すために均等に調整する必要が有って、それは うねりの状態やボードのエレベーションに合わせて常に変化させて対応します。

 

と、教えたんですけど、 台風のうねりによるエレベーションが段々と大きくなってきてるので、多少難しい。

とはいえ、 うねりそのものは大きなサイズの物でして、 練習している場所は波がブレークする浜よりだいぶ沖なので、ゆっくり上下に動く感じで、

特段難しくもなんともない。 かな???のはず・・・

 

いや、今だからそう思うんですけど、 自分が始めた頃は、上下に一度エレベーションしただけでドボンとなっていた。ウケケ

 

セイルを上げる戦いを続けているS君ですが、 練習を開始してから1時間半近く経過して、だんだんと疲れが見えてきた。

と、その時に横から娘が出撃。 

 

80Lで幅53cmしかないソニックのスラロームボードに、ロフトセイルの4.3。

それじゃ~ セイルが小さいんじゃない?と横目で見ていましたけど、やっぱり走らない。

 

ただ、浜付近で吹いていなくても沖に出ると爆風だったりするので出だしのセイルサイズとしては正解。

 

速度が出ないまま、娘はそのまま沖まで行ってしまい、 まあこちらは放っておいても全然大丈夫なので、僕は S君に集中します。

 

どうにもセイルアップが出来ないので、 とりあえず僕がセイルアップの見本を見せます。

”見ていて!”と言って、ボードに這い上がるとヒョイとセイルを上げて、そのまま発進。

 

やっぱり風が弱いですけど、 5.3でも、散歩程度の速度は出る。   

やはり うねりは有りますけどさっきも書いたように、大きな物ですから特にバランスが難しいという状況でもない。

 

そのまま、しばし沖まで行くと、ジャイブして元の場所へ戻って、再びS君にセイルアップ指示。

 

しばらくして、娘が戻ってくると、 ”駄目~~~!風弱い!”と一言。

それでも久しぶりに海に出たという事も有り笑顔。

 

一方、S君はさすがに疲れ切って、 表情も暗くなり、 見ていても苦しそう、この時点で練習開始して2時間くらいでしょうかね。

 

そろそろ限界かな~と思って浜に道具を引き上げようとしたら、 娘が今度は教え初め、 それでやる気出たのかS君再トライ。

 

ところがこの辺りから うねりが急に大きくなってきて、 と同時に市の防災無線の波浪警報がスピーカで流れ始めた。

大体2~3mくらいの波が定期的に来て、その間は、割とうねりが小さい。

ただ、これまた、ある段階から突然大きくなり始めて、浜でそのままの高さで巻きブレークし始める回数が増えてきた。

有るところまで酷くなると、これ以上は危険と判断 道具を引き上げました。

 

S君の初ウインド体験は、ひたすら苦行だったようです。  それが普通です、ニコニコニコ

 

道具を片付けている間に、学生のウインドサーフィン部が浜に戻ってきた。

下手するとブレークで巻かれて道具を壊すので、僕も手伝いに行き、 みな無事に帰着

 

そうそう S君の練習中、 浜で波にまかれてフォイルを壊された人もいて、水の力というのは本当に恐ろしい。

マストやボードを壊すことは珍しくないし、 浜で足が砂に取られてそこにブレーク波+ボードにかかる水圧で足の骨を折る人もいる。

 

僕自身、台風のダンパでマストを二本折っているのでよく解る訳ですが、 こうした条件で出るには覚悟がいる。

 

台風ライドは うねりが大きいので、ハマるととても楽しいのですけど、 出艇と帰着はかなり注意する必要がある。

そして、沖で何かあれば、すぐに流され、レスキューする人はいない。 

 

道具が壊れて対処できず、運悪く岩礁やテトラポットに流されれば、フジツボやカキ(貝)で全身をずたずたに切り裂かれて血だらけで這い上がるか、それに叩きつけられて命を終えるか?

の判断を求められることも別段珍しい無いわけでもない。

 

プロでさえも、 帰着の時は数人の手助けを得る事も有り、自然をなめてかかると、そのままそれが自分に跳ね返る。

自分の能力に対し常に謙虚で、必要な自制を求められるし、 もしそれでも出るのなら、それなりの覚悟を要求されるのがウインドサーフィンという

スポーツだ。

 

 

 

 

 

 

 


なんて事を・・・・・

2019年09月06日 | Weblog

少し前の出来事の話。

 

仕方ないと言えば、そうなんですけど、職場のゴミ置き場に、アシナガ蜂が巣を造った。

全く知らない間に大きくなって、 大きさ的には DVDより一回り大きいくらいにまでなっていた。

 

先に気付いたのは同僚で、 「巣が有るよ!」なんて言われて、僕も一応確認しておかねばならないので見に行ったんですけど、

確かに大きめの巣ではある。

 

ただ、この大人しい蜂は スズメ蜂とは違って、 よほどのことをしない限りは、人が近寄った程度で攻撃してくることは無い。

実際、その大きさになるまで、 ゴミ置き場には週に何度も出入りしていたり、 デカいペールの蓋開けて、ゴミを放り込んだり、

段ボール箱やら 板とか材木を放り込んでも、飛び回ることも無くて静かだった。

 

話を聞いた僕が巣が有るのを見に行って、80cm程度まで顔を近づけても威嚇すらしてこなかった

そんな案配なので、同僚と話をして、 そういった蜂故に駆除はせず、そのままにしておこうという話に決まった。

ただ、 週に1度来るゴミ回収業者さんには、 蜂の巣がある事は同僚が伝えて置いたわけだが、

 

気がついた時には、 こんなことに。

おそらくは遠隔から狙い撃ち出来る強力な殺虫剤。

 

「警戒してね!」と言っただけなのに、 この有様・・・・・・・ 見た瞬間、涙が出そうになった。

なんで殺すん?? 

 

まあ、業者さんにしてみれば、蜂はとても厄介な存在。 

特にスズメ蜂等は、 秋がこのさき深まって行くにつれて、 自然界での食料調達が難しくなることからゴミ置き場に集まりやすく、

ゴミの回収時に挿される可能は有る。

 

それ考えると、 蜂はあくまで蜂で有り、駆除すると向こうが判断したとて、こちら側からは何も言えない。

でもね、アシナガ蜂は・・・・・

翌日、朝にゴミ出しに行くと、 

おそらくは外に出ていたであろう蜂達が戻ってきて、 巣が無い事を知り、 幾つかの小さなグループに別れ、互いを慰め合うかのように集まっていた。

この蜂達、 この先、一切ここから飛ぶ事は無く、食べ物もとらずに、静かに飢えて死を迎える。

 

彼らは卵からかえった幼虫を世話する為に存在している生き物で、 その対象である巣その物が無くなると、

まったく動けなくなり、 こうして静かに死を迎えるようにできている。

新たに巣を造ればいいじゃん!と思うかもしれないけど、巣は女王蜂でなければ、巣を作ることが出来ず、

基礎となる巣を女王蜂が造り、 その巣から成長した蜂が飛べるようになると、巣の拡張を分担する蜂、餌を運ぶ蜂、巣の清掃やクリーニングをする蜂、

その他、分担作業をしながらひたすら拡張して、やがては秋から冬になると、越冬する女王蜂を除いて、大抵は死を迎える。

 

蜂の巣と 人間の生活が抵触する事はないのか?というと、答えはNO。

たとえば、長く駐めて置いた車に巣を造る事が有り、よくあるのがボンネット裏とか、ドアの番い付近とかで、

この場合は開ければ挿される可能性はある。

その際にどうするか?を考え事になるが、 人間ほど殺しの為の道具を満艦飾にそろえている存在はないが故に、

生き物を殺すこと自体をとても簡単に考えることが出来、その実行もやはり極めて簡単にできる。

対してアシナガ蜂は 

 

自分のもつ毒針以外には何にも無い。