帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

なかなか やるじゃん! コンパクト製氷機

2014年07月25日 | お勧め

価格にして1万3千円から 2万程度で売られている コンパクト製氷機。

昨日家に届いて、早速テストをかねて動かしてみました。  

 

 

 

操作は至極簡単で、 電源コンセントを入れ、 製氷サイズを選択、 動作ボタンを押すだけ。

 

使ってみて思うのは、 「値段が値段だから・・・・・」 と、半分なめていたのを覆された感じで、案外頼もしく、本当に氷が10分値程度で氷が出来たので、 正直驚き。 ほぉ~!

 

ただ、はじめに入れる水の温度が高いと、特に初回の氷は小さく、次の氷からは割といい感じのが出来はじめ、本体を含めて庫内全体的に冷却されてくると、安定した、同一品質氷が連続で出来る。

感じとしては時間にして30分もすると Lサイズならそのサイズの氷がしっかり造れるようになる、と書くとわかりやすいであろうか。

次々と氷は自動的に造られては、 水タンクの真上にあるバケットへ落とし込まれていき、最後にバケットが氷でいっぱいになるとアラーム音を発して自動停止する。

水が無くなると、それもアラームを出してくれるので便利。

*このくらいよりもう少し多くなると自動的に製氷がストップします。

気温と入れる水温にもよるかと思いますが、 1~2時間でバケットいっぱいに出来、氷の重量的には1~1.5KGくらいだろうと思う。

氷は作成中に少しずつ溶けますが、溶けた水は タンク内に滴下して、 それがまた氷になるので、どこかに水が漏れるという事はありません。

循環するので、使い方としては造られた氷をどんどんと出して使用し、 常に新鮮な水を入れるようにすれば、衛生上の問題は全くない。

それ以外の場合は、最低でも毎日全交換するのが適正であるとおもう。

全交換しても10分程度ですぐに氷が出来るからストレスもないですしね。 

 

出来た氷ですが、イメージがわかないと思いますので、バケット一杯分の氷をキッチンのミニシンクに流してみました。

量的にはこのくらいで、 手に持っているのが出来た氷の大きさ。

製氷はLサイズ。 SとかMだともっと早くできると思うけど、 とりあえずはLサイズを見たかったので・・・・

 

水タンクの容量は 2~2.5L位で、 バケットいっぱいに氷を造ると半分くらいがなくなる感じ。

すべての水を製氷するのに使われる時間は 2~3時間かな~? 多分 

木崎湖の涼しい気温の中で 朝7時頃から製氷し始め、夕方7時頃に、停止させたとして、 12時間 8~12Kg くらいの氷が造れることになる。 もちろん消灯前まで造ればたぶん15KGにはなると思う。

バケットは水色矢印のがそうで、 この下が水タンク。 

黄色矢印は内部で自動的に動く押し出しヘラで、 氷が出来て、 製氷部から脱落して下に落ちると、このヘラが自動的に動いてバケットへと氷を落としてくれる。

単純ですが非常によく出来ています。

大きさとしては、炊飯器を二回りくらい大きくした感じで、 重量は少しあります。

僕としての満足度は90点。

ほぼ文句はありません、 耐久性は 今年の木崎湖キャンプにて約9日間フル稼働させますので、それでわかると思います。

 

 

しかし、夜中の2時半頃に目が覚めて氷を造りながらブログ打つ僕っていったい・・・・・

 

 


瀕死の子狸と涙

2014年07月23日 | 僕という人間 その他

なんともはや、此処でどう書いたら良いのか分からない・・・・ 助けることの出来ない命だからだ。 

 

仕事時間の終わり頃、 ○○さんがやってきて、「お願いがあるんですが!?」と聞いてくる。  

広い敷地を綺麗に刈り取ってくれる、契約の専門業者さんのなのですが、「どうしたんですか?」と聞き返すと、 なんでも大型の機械に子狸を巻き込んでしまったとのこと。 

 

草刈をりしている時に 狸の親子が時々居るのが分かっていたので、 その辺りは低速で様子を見ながらやっていたらしいのですが・・・・ 

おそらく草に伏せていたのが、だんだんと近づく機械の音に耐えられなくなって”ダッ!”と親狸が逃げ出した。

同時に何匹か居た子狸がパニックになったらしく、うち一匹が機械の真下を通り抜けようとしたらしい。 

 

左右に一つずつ有る、でかいブレードハンマーは地面からある程度の高さを取って高速回転で回っていて、まともに動物の体へ接触するとバラバラになってしまうパワーがある。

「あっ!」と思ったとたんに、おかしな音がしたので慌てて機械を止めた業者さんが降りてみると、 耳が片方ちぎれているように見えて血は出ているけど、まだ息はしているとのこと。

 

さすがに気持ちがいたたまれなくなって機械を移動させ、 片付けに入りながら、 親狸が助けに来ていないか?と何回か確認しに行ったらしい。

しかし現れないし、子狸も動かないし、 そこで鳥とかを保護したりしているのを知っている僕のところに、「何とかなりませんか?」と・・・・ 

 

そこで車に乗って先導されて行くと、確かに 狸が横ばいに寝ていた。

大きさは、両手の平をつけて広げたくらい、まだオッパイ離れした直後くらいだろうか? 思わず孫の顔が浮かんでしまう・・・・・

その独特の体毛から子狸で有ることは間違いないのだけど、そのままにはしておけないので、早速様子を見てみる。

 

最初に体へ触れて反応を見るが、 まったく逃げようとしない、振り返りもしないし、鼾(イビキ)のような息を繰り返しぐったり・・・・・、 時々息が乱れる。

 

自分の額に汗がどんどんと出てきて、落ちた汗が地面に吸い込まれるけど、不思議とこうした時は暑さを感じないんです。

 

次に手足を触って反応を見るがこれも駄目。

噛まれる危険性がほぼ無い事が判ったので、 今度は血の出ている頭部分を持ち上げて傷口をみると、頭皮がさけて頭蓋骨がみえる。 

と指を赤い血で染めながら裂傷部周辺の皮膚と頭蓋を触り、骨折が無いかを調べていくと、 前頭葉部分にブレードハンマーで打たれた事を判断できる平行傷が浅くあった。

この時点で 「ああ~もう駄目だろう」と思う 、おそらく頭部損傷による頭蓋(脳)内出血が99%起きている。    

瞳孔反応を見てみると 真っ黒に見える目の中にある、もう一段黒い瞳に反応が殆ど無く、独特の呼吸は脳損傷による物であるのが分るし、 体に触って反応が無いのは 首の骨が折れている為と思われる。

 

運が悪かったね・・・ と声をかけると同時に半分涙目で、さらにこの後 「どうするか?」で激しく葛藤する僕。

駄目と分かっていながら保護するか? もし頭皮が裂傷しているだけで動けるのなら 少し可哀想だが 洗浄と消毒した後に傷口を縫って、後は栄養価の高いミルクを与えて体温保護することで、数日後には親元に戻すことが出来るだろうけど、明らかに迫っている死を前にして何も出来ない自分が悔しい。

 

「ひどい苦しさを感じているのだろうか?」 と考えるが、もしそうなら安楽死させてあげたいという思いが強くて、しかしながらそうした薬剤は無い。 

注射器があれば血管内にエアを注入することで殆ど苦しまずに逝かしてあげる事ができるが、注射器自体が職場に無い。  

C02ガスかフロンガスがあれば・・・・・とも思うけど、今日は手元に無いし、 だいたいにして”野生動物の死に人間が介在して良いのだろうか?”、”単なる思い上がりでは無いだろうか?”と問答するので余計苦しい。

 

しばらくは優しく体を撫でてあげ、もう一方で高速回転する頭。   

結果、最終的に、 自然の成り行きに任せることにした。  それしかないだろう・・・・

 

カラスが見つけて餌としてしまう可能性も高いけど、 それより、後数時間しか持たないであろうこの子狸のもとへ親狸が戻ってくれば、最後は親が看取るであろうし、子狸にとってもその方が幸せでは無いだろうか?

さらに悲しい思いに包まれるが、どうにもならない物はどうにもならない。  

 

生き物にせよ人間にせよ、 命のルールは至極簡単であり、 生を受けて生まれたら後は、「いつ死ぬか?」という事だ。

それが事故か、他殺(他の生き物に襲われる)か、 病気か、自然死か、それ意外には無いのだけど、一つだけ違うのは自殺。

これは、自然界の掟を含めてあらゆるルールに違反する諸行で、「何故 自殺はいけないのだ?」と聞かれると答えられない人が多いと思うけど、 生き物は自分の意思で生まれてきたわけでは無い、故に勝手に絶つことも許されない。

それは(命)はその人に至るまで、過去から延々と繋がってきた何十、いや何百世代の先人達の思いの積み重ねの結果として、今の自分が存在しているからだ。

どの時代にも我が子が生まれれば 親はひたすらその成長と幸せを願う、 そしてその子が大きくなり孫が生まれれば、 親は我が子と、孫の健康を願う。

さらにその孫が結婚する頃には、じきに訪れるであろう自然界のルールを受け入れつつ、子孫達が未来永劫 喜びで満ちあふれた物であることを願って人生の終わりを迎える。

そうした一人一人の深い思いが、今の自分の命の源になっているのである。

自殺はその何千人という祖先の思いを、ひどく粗末に扱う行為であり裏切りでもある。  

DNAという鎖で繋がった、先人達の幸せを願う思いを無下にする事等、許されはしないのだ・・・・と悟らねばならない。

自分を不幸だとして、絶とうとするその命こそは、 数万人のご先祖様の温かい思いと願いの凝縮の基に得られた物で有るという事が解れば、 一人ぼっちの人間等、 どこを見てもいない事が分かる。

幸、不幸は 自分が決める物であり、 不幸だと思えばその時点から不幸になるのが人間。

しかしながら 躰を流れる血潮が脈打つ、その一つ一つの鼓動は 「生きろ!」という思いからくる、”励ましの声”であると思える心があるなら、そんな簡単に自殺することなど出来はしないはずだ。

 

手に付いた子狸の血を洗い流しつつ、親狸はどんな想いで我が子を見つめるであろうか?と考える僕。

明日の朝、カラスなどにやられずに、もしそのままであったなら、 桜の木の根元に そっと弔ってあげるつもりです。

 

7月24日 お昼に追記:

やっぱり死んでいました・・・・・ ただ、親らしき狸が来た痕跡はありましたので、最後は親に看取られたのだと思っています。

朝一番に、桜の木の根をツルハシで掘り、埋葬しました。    合掌! 

 


つまみのカニ唐揚げで、酷い下痢して ヘロヘロ (-_-;)

2014年07月22日 | Weblog

 家の近くにある 結構有名なスーパー、 マミーマート。

品数も多く、 店内も綺麗で衛生的ということも有って重宝しておりますが、いくつか問題点がある。   

いや以前はこんな事等、無かった・・・・ と言う方が正解かな・・・・

 

まずは鮮魚関係がマズイ、とにかく美味くない・・・・・・・   刺身の盛り合わせ等は 食べているだけで気分が悪くなる程でして、 多分大元の仕入れバイヤーが駄目ちゃんなのが主な要因だと思うのだけど、そうで無ければもっと問題だ。

具体的には、店頭に並ぶ切り身は 冷凍と解凍を数回繰り返したのではないか? という感じ。 

鮮度の高いところ(例 角上魚類等)で買うのとはと、 ”明らかに”食感が違うのだから間違いは無い。

 

具体的にどんな風に違うか?を感じとる簡単な方法として、熱いご飯と刺身をそのまま一緒に口の中に放り込んで咀嚼してみると良い。

新鮮な時はその魚の香りが口の中に広がるけど、 鮮度が落ちるとこの香りが無い上に臭みまでは行かないが違和感を感じる。

パーシャル気味にして、醤油とワサビ等で食べてしまうと、 刺激にごまかされてしまってほとんど判らないけど、この方法だと冷たい状態からご飯の熱を吸収していく過程で、鮮度にマッチした香りがダイレクトに現れますから。

 

次が 惣菜コーナーで、コールスロー等。    

何故か”冷やされない”サラダ類”というの不思議な世界がある。 

本来、キャベツをみじん切りにしたものにマヨネーズや柑橘類等、数種類の調味料で酸味をつけた味を演出して、それが適度に冷やされているからこそ上手い。

冷やすのは、 みじん切りされたキャベツが傷むスピードが特段速いので独特の臭いを押さえるためと、切った当初に出るキャベツらしい香りが散ってしまうのを防ぐ為。

ところが、そこはそのまま常温で出しているうえに、”どんだけ味音痴なんだ?”という程不味い味付け、 感じとしては、 長時間放置してかび臭くなったみじん切りをマヨネーズを希釈した液体につけ、 砂糖でも加えているのだろうか?と・・・・

 

一番の問題は揚げ物で、 どの程度の頻度で油を交換しているのだろうか?と思う。 

というのは 時間が無いときに 簡単に揚げ物を手に入れられるというのが 惣菜の利点でありながら、食べる都度に体調不良を始終起こす事がある様では、話にならんだろ? 

この店舗だけの問題なのか?というのは何とも言いがたいけど、 例えるなら かき揚げ。

 

天そばや、そうめんにと、簡単に味を豊かにする一品として 使うことが多いが、 とにかく ここで買うと胸焼けが酷い・・・・  ただ、いつもそうであるという訳では無い様だけど。

しかしながら、・・・・・そうしたことがここ最近で数回続けて起きてしまうと、もはや問題だろ?これ 

最悪なのは 小ガニ のフライで、 簡単な酒のつまみとして 家のが先週買ってきてくれた。

それを食べて、 胸焼けの後にお腹の調子がおかしくなり、単なる体調不良か?とそのときは思っていたのだけど、どうもそうでは無いらしい。

というのは、昨日も家のが買ってきたのだけど、それを食べたら”酷い胸焼け+完全な下痢が起きて、それも便が形をなしていない状態・・・・   全部水みたいに流れてなんともはや

 

食中毒なら気分が悪くなり、熱が出て、苦しさも半端じゃないので分る、というか完全に入院する。

油の質が人体に悪影響を与えるレベルにまで達していると、 とにかく酷い胸焼けの後に、下痢で、、しかしながら痛みもほとんど無く、熱も出ず、ただ消化不良のままで体がとにかく排出しようとしている状態になる・・・・

おそらく体内にある食べ物(悪質な物質)を全部を出し切るまでだったけど、真夜中にトイレ入りまくりだった。 

 

実はこれ、 家内は初め2~3つ食べた後に、 変にお腹がふくれた違和感を覚えたので食べなかったらしく、運悪く?酔っ払った僕が全部食べてしまった。

で、一晩トイレ&脱水状態。 

でもって、今日の午前中まで内臓全体の調子が悪くて、力も出ずにぐったり・・・・

 

この店の油揚げ関係の物を食べると、何かしら変になるのだから、今回もそれが原因であることはほぼ間違いないだろう。   

それともその店だけの油物を食べると、不思議なことに起きる謎の身体反応だろうか?

以前は全くこうしたことが無くて、 1年ほど前からおかしくなり始めて、 特にここ半年くらいの加工生鮮食料と揚げ物類の 惣菜品質は目に余るひどさ。

 

さすがに一晩苦しんでしまうと僕も我慢がならず、本店に電話して、 上に書いた話をそのまま素直に伝えた。 

特に最後の油の品質をよく調査してもらうように依頼。

1時間ほどして ”それを買った店の店長”という人物からから連絡があり、 毎日pHチェックをしており、 2.5以下に収まるように管理しておりますという言葉。

お客様の体調が崩されたというお話なので、 今後pH 2.3以内になるように管理いたしますとのこと。    

その店の店長じゃ~、意味がね~だろ???

 

喧嘩する気は毛頭無いので、黙って話を聞いて電話を切ったが、そんな正確なpHを測れる試験紙ってあるのだろうか?と疑問がわいてきた。

調べてみるとリトマス試験紙タイプの酸化測定、 いわゆるPOB試験紙といわれる物は pHを性格に調べられる物は現在のところ全く存在していない。    それともこの店だけ特別なのが有るのですかね? 

たいていは下のURLに有るような物で、どの製薬メーカでも基本的には同じ。 

http://www.tipcon.cn/tech-jam/water-quality/fatty-test-paper/SB-8057-811.html

Q.この製品の検出範囲および測定精度はどのぐらいでしょうか
A.測定範囲は、0~50程度です。ただし、色見本が0、10、30(?50)の3段階ですので 、細かく測定できるわけではありません。 現場で目安として簡易的に測定するためのものですので、精度を数値として表現はできません。

 http://www.sibata.co.jp/pickup/pickup_food.html

店長が自ら言っていたの、その試験紙みたいなもので pHチェックしているらしい?のだけど、 現実に起きている胸焼けのひどさと考えると、 上記製品の目安程度である疑念は払拭出来ない。

更に問題なのは、 リトマス式の試験紙で精密測定できないはずなのに、あたかも正確に数値が出ているように電話で話したことで、 いわゆる素人相手に専門的な言い方をして、やってもいないテスト数値を告げて、騙した(詐欺)と考えても何らおかしくは無い。

そうであるなら、僕としてはこのマミーマートという会社の品質管理のあり方に不思議な物を感じるので、 ささやかながらブログにて詳しく書かせていただいている。 

そうで無ければ、けしてここで書いたりはしない。

更に言わせてもらえば、 その測定している値というのが、毎日作業前にしらべているのか?

油を継ぎ足し使用、もしくは半分交換などしている状態で出ている物なのか? 定期的に油を全部入れ替えて、さらにpHをチェックしているのか? それとも全く交換もせずにpHだけの数値をみていて、明らかに劣化すると交換しているのか?というのまでは正直判らないし。

店長の言葉では このpH値を2.3になるまで改善いたしますと言うのだけど、 0.2のpH値の差を 簡易試験紙でどう測って、どう管理をしているのだろうか? 

その管理データは 本社に品質管理の結果として報告されているのだろうか?

実に不思議なことだ。 

 

揚げ物はサラダ油の価格も高くて、人件費がかさむ上ので利益率が低いと聞く。

依然 何とかバリュー(すでに潰れた)という店で買ったコロッケが 半分にちぎったとたんに腐敗臭がしたことがあり、そのときは店に電話したら 毎日新鮮な揚げてると、ガンと言い張った。 

某島へ船で遊びにいった 家の家内と娘および親戚の姪っ子達は、 屋上の露店で糸引いたおにぎりを売りつけられ、 運悪く食べたのは姪で、家内もしばらくは気がつかず、のんきな家のは納豆握りを食べたのね?と 笑っていて、その後僕に電話して事の重大さに大騒ぎ。

「おかしく無いですか?」とその店のあんちゃんに言ったら、とんでもない態度で恫喝され、 港に戻って本社に電話で本格的大騒ぎになった。

船という限定的食べ物しか無い閉鎖空間にて、 集団食中毒になれば、 船会社は倒産するからだ。

現在その定期船の屋上露天はすべて排除されて運行されている。

 

食の安全は 「惣菜だから仕方ない!」では 成り立たない。   

殆どの場合は、たまたま体の調子が悪かったで済まされていて、 それは買ったお客さんの持つ、 「皆に売っているのだから、変な物はまず売らないだろう・・・」という、きわめて善良な意識がそれを救済しているわけだ。

しかしながら、 まずは売っている店が常に試食をして品質を保ち、次に会社のマルサ調査員が隠密に来て調べて行かねば気付かないと思うわけだが、間違っているであろうか? 

 

 


貧乏 カニンガムシステム 失敗編 続きは 8月26日の記事へ

2014年07月21日 | ウインドサーフィン 

フォーミュラークラスのデカイセイルを使うと、 どのみち必要になってくるのがアウトホールのチューニング。 

セイルの横方向へテンションをかけることで、堅さとドラフト、それに伴うパワーポイントの位置を含めて調整するわけだ。

小さめのセイルの場合は、調整幅も大して無く、 またやってもあまり強く効果を体感できる物ではない。

ところが9.0以上になってくると、これの調整一つでセイルがだいぶ変ってくる。

風の強さや重さで常に調整する必要のある部分でもありますから、 出来るなら浜に戻らず、海上で容易に調整出来るにこしたことは無い。

ただ、このカニンガムシステム、 ブームに滑車がついている物だと大した出費も無く搭載できるのですが、僕の使っているブームみたいに安物の普通タイプだと、 エンドキットを買って交換するとかしなければならなくなので大変。

ちなみにそのキットは1万近くする。

アウトホールの調整とはいえ、僕の場合はレースをやっているわけでは無く、アウトのちょせいの調整の為に道具を浜に上げるという面倒さから解放されれば良いだけの話でして、当然簡易システムで良いことになる。

で、色々と考え、 手持ちの廃材をつかって一応造ってみました。

まずはブームエンドの部分ですが、これは既存の物を使用。

ただ、 滑車が無いのでアウトホールシートを通すためのステンレス金具をホームセンターで買ってきた。

本当は滑車がベストですが高い。 確か持っていたはずの物は、ヨットを預けている処に置いてあるので、家には無い。

シートを引くための力を考えるなら、 特段滑りが良い マーロウのスペクトラ ダウンシートロープと ステンレスの滑りで十分と判断した。

二つ併せて600円の金具に、 元々あったアウト用のシートロープを使って金具を二カ所に固定する感じで取り付ける。 金物にラッチが付いているのは 緩めた時にロープが外れないようにするためと取り扱いが簡単なため。

左の金具はセイルを引っ張る加重を受け、左は 力を受けるより、シートロープをアジャスターへ持って行くという目的の方が大きい。

金具はこんな風にブームエンドを通してあり。 クリュートにエイトノットで縛っている部分をほどいて、白いシートロープを取りされば、そのまま普通アウトホーシートロープとして使える。

 

 

セイルのアウトホールグロメット(穴)へ通すロープワークの流れはこんな感じ。 

滑車の原理でロープ一本で1倍、 2本にすると2倍、 3本で3倍 と計算していくと4倍の力で引けることになるけど、あれこれの場合は5倍かな?   分らなくなってしまった(爆笑!)

通したシートは 舫い結びなどで、長さを調整して アジャスターロープへと接続。 本当は滑車が良いのですが、とりあえず今日は無いので、ただ通しただけ

アジャスター部は廃材だったクラムクリュートを再利用。

これには滑車が付いているので、実際に使ってみて、場合によりこれを使うことになるかと思いますが、今のところこれで大丈夫だろうと思っています。

クラムクリュートの取り付けは普通に穴を開けて取り付けますが、 そのままネジを締めると

パイプが潰れてしまうので こうした物を使わねばなりませんが、 これはジョイントの天丼カップのウレタン部分に使う、金物を再利用しました。 丁度ブームの軽とあうので。

さらに、アジャスターロープを引くノブは セイルのマストトッププラグの再利用。

転がっていた不要品をに開けて使っています。

ブームは全長が伸びたり縮んだりするので、その辺を考慮しながら作成しましたが、無事に完成。

お昼休みと 仕事後を使って、約1時間半の作業でした。

 

これが完成したもの、 片側からしか引けませんが、 僕には十分。

えへへ

 

さて、さて、 このカニンガムにて役に立ったか?という事ですが、

その後実際にセイルに取り付けて 乗ってみたところ、 あっさりと壊れた・・・・

ステンレスのフック部分がぐにゃりと曲がり、たった一発でアウトになりました。

やっぱり駄目か?と思って代わりになる物はないか?と ウインド用の小物入れを見ていたら、小型の滑車を二つ発見。

フックをこの滑車に交換したらばっちり、 ただ、もう少し改善する必要があるようです。

 

続きの記事は 2014年8月26日の記事へ

 


やっぱり風は駄目だった

2014年07月20日 | ウインドサーフィン 

雨の予報が晴れに変わり、でもな~ ヘンチクリンな西高東低。

絶対駄目だろ?こりゃ・・・・   と思いつつも、 家に居るとやることが無いので、 一応は来てみました。

高速道路代がもったいないので、何時もと違うコースを抜け 湘南の大磯から江ノ島経由、 そして葉山から 三浦へ抜けましたが、空いてはいるものの、やたら時間がかる。

行きには使えないこと決定  (笑)

三浦は風が不安定で、 しかも無風~3m位を繰り返し、 始め北東の風から”南東”の風へとシフト、 湘南港の風向風速を見ると”南西”の風4m前後。

簡単に言うとサーマルと西高東低の風が関東上空でぶつかってぐるぐる回り、これ必ず雷雨になるので、1時50分頃に今日はXと判断、早々に切り上げました。フゥ~・・・・

*無風のレース

 

帰りは、夏休みに入ってすぐの連休という事もあるのか?、思いの外混んでいて、 で、よせば良いのに抜け道探そうとしてドツボにはまった・・・

イライラしながら途中で何時もの道に戻ったら、なんと普通に空いていた。

あ~あ! ただドライブをしただけの一日でした。

 


あれあれ? 冷夏とアクセス数低下?

2014年07月19日 | Weblog

戸塚ヨットスクールの名前を出したから判りませんが、 とたんにアクセス数が減少?    だはははは! と、爆笑!

別段珍しくも無い事で、何とも思いません。   マスコミがさんざん垂れ流した”ねつ造”ですっかりできあがった悪しきイメージですっかり覆われていますからね、スクールは。

 

それより、最近アクセス数が少し多過ぎる面が有ったので、 謙虚(本当か~?)な僕としては、 200万ブログ中の400位前後から、以前の1500位くらいまで戻ってほしいという気持ちが強かったので、むしろ願ったり叶ったり。

なんでもそうですけど、 価値観をある程度共有できるというのは大切でして、 本来このブログは子供を育てている最中の人たちに、一般の認識とは少し違う意見を聞いてもらうの事も目的の一つ。

故に、アクセス数の上下は反響の目安として考えており、増えるにしても減るにしても、 上下することにこそ意味がある。

単にアクセス数のアップだけを謀るなら、 猫か犬の写真に適度なストーリーを付け、 直筆の漫画などを添えれば 100点満点がもらえる事は明白なんです。

そうした方向の趣味が全くない僕としては、広範囲で話題を取り上げ、複雑な人(子供)の心を巡っての話も取り上げます。

しょ~もない文章ですが、喜怒哀楽してくれる人がいることが大切。

 

相変わらず愚図つく空を見ながらそんなことを思う僕ですけど、 今年は 西からの偏西風の流れが強すぎる上に、 シベリアの気圧変化がそれに乗ってやってくる。

来週辺り梅雨明けだとか言っているけど、現段階での僕の予想は冷夏。

理由は簡単で、太平洋高気圧弱すぎなんです今年は・・・・・ 朝の気温が低すぎだと思いませんか? それこそが長梅雨の理由。

来週に気温が上がらねば 冷夏はほぼ確定、 1994年以来の20年ぶりの 冷夏です。

 

ウインドも、そうなると駄目なので、今年は雨でつぶれた週末をどうやって過ごそうか?と今日も考えています。 

 

追記

そうそう、朝出かけていて、帰宅途中に”ミサゴ(日本名)”が飛んでいた。

今回初の東日本飛行になるわけですが、 初回故に先週の半ばから来週の半ばまで、職場の若い衆は交代で24時間張り付けさせられている・・・・、 可愛そう・・・ 

泣きいれた 「マスター! ヘルプ!」なんつう、応援要請の電話が無いところをみると、大丈夫の様。   このところ全く問題なく順調ですから 


フラフェスタ2014と 小菅の湯

2014年07月18日 | Weblog

殆ど使っていない有給休暇ですが、いい加減に消費しないと、人事課から催促の連絡が来そうなので、今日は休みをとりました。 

娘が出る池袋のフラフェスタを見に行く為&撮影カメラマンを要求されていますから。

 

家を出ると家内を途中で拾い、さすがにこの時間だと池袋まで行くのはきつくて、もしかすると間に合わないかもしれない・・・・・ と結構高速を飛ばす。

例のごとく渋滞が出ているので、下に降りると裏道を使いつつ何とか到着。 

 

池袋のフラフェスタですが、 毎年参加チームが多くなるのはいいのですけど、 正直なところ見るに堪えないチームが殆ど・・・・・ 

踊りを覚えきれていないのに出て来ているところが多すぎて、こうなるとある意味悲劇です。   

「何でもかんでも参加させればいいってもんじゃないだろ?」 と、正直なところ思ってしまう。  それほどまでに酷いところが多過ぎる。!    ふぅ~~~・・・恥ずかしくないのだろうか?

 

フラフェスタのメインは、明日と明後日なのですが、 今年は家の娘の居がチームは運悪く 今日(金曜日)に回されてしまい、 平日という事も有って例年ならステージ周りと2階3階が埋まるのが、さほどではない。     

撮影の場所取りと、見やすさという点では良いのですけど、 娘はどう思っているやら?   まあ、仕方ないんですけどね。

 

と、どうでも良いことはともかくとして、 長い歴史のあるところでやっているので、 やはり他のところより格段に踊りは上手い。 

たいていはステージのセンターで踊る娘ですが、今回もやはりセンターでして、 割と大柄な女性を選んで編成されているチームの中で、一人だけ小柄な為にやたらと目立つ。

ただ、これには先生の考えが有ってそうしているみたいです。 

何はともあれ無事に終了。    はいチーズ!

 

さて、それが終わると、 次は小菅の湯?????へ移動。    お父さんは大変なのです(笑)

温泉巡りでもらった景品のタダ券があり、今月末で期限が切れるので、その前に行かねばならない!?のが強行軍の理由。  あはは

大都会から一転して山梨県は小菅村まで移動。 でもって、超~山の中(爆笑!) 

3時間以上のドライブだったので、付いたときには夕方です。

そのまま平日でガラガラ状態の湯に入り、露天で雨に打たれつつ雷鳴と景色なんかを楽しみます。

 

6時半には温泉をでて、 途中で吉野屋の牛丼買って帰宅。

一日運転していたな~!?  と思いつつ、 娘が選んでくれた日本酒で至福のひととき。

さすがに眠気に耐えられず(何度か入ったサウナのせいか~? 笑)  お休み~! 

 


今度はこの子(ヒナ) (^^;) ヨシヨシ

2014年07月16日 | 僕という人間 その他

昼休みに ブレークルームを通過した時、 「ピピ!」 という声が耳に入った。

 あれれ?

 

部屋に入って全体を見渡すと、額縁の上に居ました。  ムク鳥のムクに続いての迷子さんです。 

天井隙間だらけだし、 野鳥の楽園だからな~この辺は・・・・    

 

とりあえず やっかいなところ(天井高のある装置室)へ行ってしまうとレスキューがほぼ不可能になってしまうので、部屋の扉をすべて閉めて保護開始。

でもね、この子は結構飛べて、体色がまだ親と違うのと、尾がわりと短めなのでまだ幼鳥だと分るけどすばしっこい。

しばらくの追いかけっこの末、ヒナが疲れたところで「確保~!」 

 

*そんな目でみるなよ! 食べはしないから(笑)

よしよし、お腹空いたろうし、怖かっただろうね・・・・と、 指先で頭をコリコリ撫でると、せっかくなので写真を一枚だけ撮らせてもらった。 

喉が乾いている可能性があるので、少しだけ水を割り箸で飲ませ、その後すぐに外に出ると、大空へと放鳥。   

「ムクが生きていたら今頃どうだったろうか?」とつい思ってしまう。

 

「頑張れ~ ちび助!」  飛んでいく後ろ姿を見送りつつ、一人つぶやく僕でした。 

 


夏の朝

2014年07月15日 | バイク

梅雨明けなのかな~?  なんて空を見て思うけど、 気圧配置と気流の流れを見ていると、もう少しかな・・・・と。

月曜は道具の洗い出しやら、セイルのチューニングで車通勤だったけど、 今日はバイク 

やはり夏の朝にはバイクが一番だ。 へへ

 

まだ少しだけ肌寒いけど、 これから秋までの約2ヶ月間、夏の季節感を毎朝楽しむ僕。

9月も半ばに入るとさすがにTシャツ一枚では無理ですからね。

 

昨日は筋肉痛にさいなまれていた僕ですが、 「一日で普通に戻るのはまだ若い証拠だ」と言われたけど、出来るならいつまでもパワフルでいたい。 

そのうち孫をボードのノーズに乗せてフルプレーニングかましてみたいと思うけど、

ジェットコースターなんぞより遙かに速度が速い乗り物故に 100%泣き入るだろうな~!?たぶん

ぎゃははは!

 

いやいや、それよりそんなことしていて、後ろに吹っ飛んでいってたりでもしたら、息子夫婦に激叱られる可能性の方が遙かに高い。 

孫の足首をつかんでブンブン振り回したりして遊ぶ僕ですから、 息子もあらかた予想は付いているので、たぶん一人で来させないとは思うが、

一番よく分っているのが 同じ道を歩んできた 孫のお父さんですから  べ~!(爆笑!)

 

まあ、ヨットのノーズに載せて走るくらいが丁度良いとは思うけど、 あれれ? 今年もまだ船を出していない僕。

いかんな~、これじゃ・・・・   爆汗

 

大体にして楽しい季節が短すぎるよ、本当に、 5月頃からシーズンにはいり、10月の終わり頃には冬眠。

ピークは7月の梅雨明けから9月の初め頃まで、実質2ヶ月くらいしか無くて。

日曜日だけなら8回、 そのうち何回かは某かの予定でつぶれるので 精々5~6回。

 

もっとたくさんやりたいけど お金もかかるしね。 

仕事をリタイアすれば 時間は出来るけど、その頃には体力が落ちてくるしお金もさらに無くなる・・・・

まだ、15~20年先の話ですが・・・・

 

まあ、何事も100%の満足は無い、 60%の満足位が一番適切で良いのでしょうねきっと。

 

まだはっきりしない 空模様、 今週末はどうも天気が今ひとつのようで、

その翌週は 木崎湖の夏休み、 今年も昨年みたいな良いサーマルが入るかな~?

 

子供達の可愛い顔を見るのも楽しみだし、静かに虫の声を聞きながら過ごす湖の時間は、僕にとってとても大切な時間でもあるのです。

 


セイルチューニング 

2014年07月14日 | ウインドサーフィン 

昨日の悲劇?(笑)から一晩経過。

起きたときからまともに歩けないほどの筋肉痛、 手のひらまでそうなっているので尚更笑える。

おわっ! 痛つつつ! あぎゃ! と一人でぶつぶつ言いながら通勤 & 歩く気にならないので、朝から殆ど座りっきりで、 時々軽く柔軟体操。

昼頃から痛みが薄らいで動ける様になってきたので、仕事終了後にカムの返りがいまいちだったCORE RED 11.0のチューニング。 ついでに TR-4 10.0の方もやりました。

 

両方とも、これで無ければ駄目だ!と言ったようなマスト指定は特段無いのですが、 使用するマストによりチューニングしないと綺麗にセイルが張れないし、性能も出ない。

現在使用してるマストは 古いファイバースパーの リフレックス6000というやつで、 カーボン100%の高級品(ただし中古)。

 

TR-4は、以前使っていたマストが割と細身で、そのときはジャストだったんですが、 この新しいマストにしたらやはりカムの返りがいまいち。

まずCORE REDの方を先に張ってやりますが、 ラフの考え方が二つのセイルメーカでは違う?

セバーン(今回僕は初めてこのメーカのセイルを使いました)の場合、ラフ長は マスト長+エクステンションのアジャスト長+その下?という考えみたいでして、紛らわしい?

なのでエクステンションの調整は マストの長さ+エクステンションのアジャスト表示長+0cmからボトムまでの長さとなる。   

僕の使っているエクステンションは、0cmの表記されているところからボトムまで約6cm程度あるので、正確にラフを出すにはその+6cmを加算して張らないとといけない事になる。 

まとめて簡単にいうと マストの先端から エクステンション付けた状態の一番底までが ラフ長というという事かな。 

 

そのラフ長にて、 セイルとエクステンションの両滑車が距離にして4~2cm(軸同士の距離)程度になるのを、平常時に乗る為のチューニングポイントとするみたいなんです。 

一方、マウイセイルのTR-4の場合、 ラフ長はマスト先端からエクステンションで表示された調整長 がラフ長となる。   違うかな?

なのでセイル側の滑車がエクステンション側の0cmのところに来るのがニュートラルポイントで、 それを基準にして+-1~2cmでチューニングする感じみたいなんです。

 

まあ、それはいいとして、 CORE REDを張ってみると、やはりバテンがS字になっている、セイルを煽ってみてもうまく返らない。

これじゃ~ボツ!  昨日みたいに風が強ければカムは返りますが、そういった風域での使用なんてのは、普通では無いので、これじゃ~ね~

で、バテンの後ろにあるアジャスターを緩めていきますが、全く改善しない。   

それどころかアジャスターナットがポロリと取れてしまった案配で、 こりゃ~駄目だ。

 

一度ダウンを緩めてブームも外し、 カムを外すとそこに取り付けられているスペーサーを抜きます、 実際にスペーサーは二つずつ入っていたので、 それ全部を外しました。

バテンロッドを押し込んで、とれてしまったナットを戻すともう一度セイル張り。

濡れてないセイルなんですが、 昨日の疲れがあるのか、やたら重く感じて結構ふらついている僕 ← 軟弱者

ダウンを引いていき、バテンのそり具合とセイルのしわを見ながら、まずは第一段階の調整をしますが、これはセイルをあげ、全力でフン! という感じで煽って風を入れてあげる。

その際にカムがズバン!という音と共に返るのですが、その際の軽快感が無くなる少し前のところまでアジャストナットを締めていく。

今日は無風なので、そこからもう少しだけ締めてあげればチューニングは終了。 

少し締めた理由ですが、風の有るときはセイルがそれを孕みバテン方向が伸びて僅かにルーズとなるのでカム自然と返りやすくなりますから、それを考えてセットするんです。 

 

バテンの調整はとても重要でして、 特に下半分は風をダイレクトにパワー変換する部分で、この部分の調整が完全に出来ていないと、まともに走れない。

バテンを締めればドラフトは深くなり微風で有利ですが、 最高速が落ちるしカムの返りが悪くなる、ゆるめすぎれば セイルのドラフトポイントが前後に振れまくり、安定性に欠けてしまう。

結構神経質なものなんです。

セイルの上半分は、 微風時にそれをパワーに変換して、オーバーパワー時には開いて風を逃がすという構造で、 鷲などの翼の風切り羽と同じ構造なんです。

セイルは航空機の翼と同じ原理で揚力を生み出し、これがあるから風速より早く走れるわけでして、 表面を風が綺麗に流れて行ける事と、風の力に対して形(ホイル)が崩れないことが肝心(基礎)。

だからバテンの調整は重要なんです。 

 

なので、こうしたチューニングをしないで乗っているとセイルの性能が上手く出ず、 昨日はおそらく30~50%程度の性能だったと思います。

完全にチューニングしたので今は80~95%(100%というのは有りません)位だと思います。

CORE REDの調整が終わると、今度はTR-4に取りかかりますが、 同じようにバテンエンドのアジャスターで調整。

こちらはすでにある程度調整されていたので、微調整をしてあっさり終了。

 

二つ終わって、 出してあった道具を車に全部戻すと 全身汗だく、 Tシャツが絞れるほど・・・・  疲れたけど、なんか爽快な一時でした。

 


初めて流された・・・・情けない(--;)

2014年07月13日 | ウインドサーフィン 

*上はゲレンデに着いたばかりの時の無風状態。 トンビの集会かな?(笑)

 

天気予報では晴れ、 風は順風が吹くという保証は無いながらも、 前線が上がればカーチベイといわれる 沖縄の風と似た感じになるので、それを期待して三浦 

で、今日は娘が来ているので、付属品?(笑)の家内も一緒で、ただしこちらは、仕事をしにきた感じ。 

まずは行きつけの店に顔を出しますが、 「今日は昨日より良いと思います!」とのことで、期待しますが、 な~んか空模様が変。

しばらく店で話して車に戻った時には 風が上りはじめていて、 娘は5.3を持ち出し、僕はさんざん悩んで11.0。

何となくチューニングが決まらず、 幾度もセッティングを換えたりしたけど、今ひとつしっくりこない。

そのうち娘の友達で、東京にて一人暮らしをしながら大学生活を送るヨットスクールの卒業生Y君(2年前卒業)が到着。

今日三浦に行くよ!、と娘がメールしたところ、「遊びに行きます!」と、やってきた。

アルバイトと奨学金で大学生活を送る彼には ウインドの道具を買う余裕等は有りませんから、「それじゃ~!」と、せっかくですから家の方で店に頼み、レンタル道具を一式貸しだしてもらいました。

そうこうしているうちにさらに風がよくなってきて、まず僕が海に出ますが、 セイルがデカイのですぐにプレーニングし始める。

と、面白いのが、誰かしらがプレーニングし始めると、それ見ていた浜のセイラー達がどかっと出てくるという方程式。 

ウインドサーファー独特の世界で、まるでペンギンみたいだ・・・・・  だはははは!

ただ、 11.0でもアンダーくらいの風なので、 皆が張っているセイルサイズだと今ひとつ。

 

沖と浜を往復しつつ、 時々戻ってはチューニングの繰り返しでベストポイントを少しずつ探していきますが、何となく調子が今ひとつ。

特にカムの返りが悪くて、 これってバテンテンションがかかりすぎかな~? それともダウンが不足だろうか? 

そうこうしてるうちに、感じが良くなってきたので調子こんでぶっ飛んでいたら、突然風が上がり初めた。  およよ!    しばらくは至福タイムだけど「ちょっとやばいな~と」という思いも。

まあ、それもウインドの楽しさですのでジャイブを繰り返して楽しんでいたら、 やられましたよ・・・・ドカン!と、 気がついたら制御不可能の風域になっていた。

よりによって吹き上がったのは沖に出る際でして、ボードはどうにもならない暴走状態になり、 速度を落とすとかえってやばい・・・・

セイルがでかくても走っているうちはいいんですが・・・・というか走る続けるしか無い。   段々と恐怖心の方が増してきて、次に浜へ戻ったらセイルを張り替えようと決意。

しかしね、沖に出れば必ず帰らねばならないのがウインドサーフィンというスポーツの宿命。

すでに海面がかなり荒れ、小波が立ち、ボードが波頭の間を飛び始めている状態だったので、緊張しながらジャイブに入ると、これがまずかった。

気楽にやれば良かったのに 体が硬くなっていて、おっとと・・・、で落としてしまった、セイルを。 ガ~ン!

「あっちゃ~~~~!」と思い、 すぐにセイルをアップしようと試みましたが、海面に張り付いた巨大セイル表面には荒れた海水が入り込み、 上げようにも上がらない、こんな巨大なセイルじゃウォータースタートなんて出来るはずが無い・・・・・ 四苦八苦している家にやっとこ上がったと思ったら、 今度は風でセイルが暴れてブームをつかめない。

「こりゃ~まずい・・」と段々思い始める僕。 

というのは風の方向がクロスオンからサイドショアに変り始めていて、 このままだと行き着く先はデカイ漁港の防波堤を取り巻くテトラポット群。

おおおおおおおおおおおお・・・・・ 全身切り裂かれる恐怖。

 

さらに、最悪なのは完全にサイドショアへと風がふれてしまえば 行き着く先は東京湾のど真ん中。

誰も気がついてくれないまま、条件がこれ以上悪化したら、下手すりゃ明日のニュースの一部になっていた可能性も。  ふ~!

「くそ~」と思いつつ、何とかいろいろな方法を試みてセイルを上げる事の繰り返し。 

テトラまで300m前後となったときに あと200m流されたら セイルを切り離してボードでパドリングしながら帰ることを決意。

いよいよ駄目か?と思っていたら、運良く風が少しだけ弱くなり、何とかブームをつかむことに成功。

とにかく暴れる風と、それを受けるセイルをコントロールしながら小さな二つのテトラ堤防の間にある幅20m位の浜に無事戻りました。 

担いで道路を帰るためにリグ分解を始めると、流されていた僕を心配した 知り合いサーファーが来てくれた。 

この方、非常にウインドが上手な方なのですが、 「僕が7.0で限界なのに11.0は無謀だよ~!」と言われ、「いや戻るつもりだったんですけど・・・」と、ひたすら にが笑いしか出てこない僕。

そして、心配して来てくれた事に感謝のお礼をいいます。

しばらくしたら家内が浜辺を歩いて来てくれ、 二人でばらした道具を運びますが、 ゲレンデにきて周りのセイルをチラ見すると皆6.0~6.5辺りを張っている。 

僕が走っていた時より風が落ちているので、たぶん流されたときは風速にして8m、ブローで11mくらいだったのではないかと思います。

元来の乱暴な性格がもろに出てしまった僕の失敗。

恥ずかしいことこの上ないわけですが、今回の一件で どのくらいの風域までが11.0のセイルを使う安全圏なのかは、しっかりと理解することが出来ました。 

 

車に戻ると、 僕が流されている状態をみて、レスキュー艇を出すかを検討していてくれたショップスタッフの方と女性プロレーサーの二人が居て、ひたすらお礼を言って一応本件は終了。

*プロのレーサーは、こうしたことを普通に経験してきているらしいです。 

 

さて、その後は性懲りもなく再び海に出ようとして道具を一新する僕。 

風がさらに上がる可能性があるので5.8をセット、ところがドンドン風が弱くなって、 出ていたけど全く走らない状態にまで落ちて、そのうち雨がザカザカ降り始めたりもして・・泣き面に蜂 ザマー見ろ!と自分に言う。

 

こうなると始末に負えなくて、ただイライラするだけですが、4時頃にはあきらめて撤収しました。   

*実はかたづけた後に吹き上がったのも事実  くそ~

 

帰りは、 遊びに来ていた スクール卒業生を彼の家の近くの駅まで送りながらの帰宅。

夕飯を食べた後に感じる痛み、約30分近いセイルとの格闘でがたがたになった膝と腰から背中の筋肉が悲鳴を上げている訳です。

でもそんな感覚も嫌ではなくて、、 まめがつぶれて真っ赤に腫れた感じの手の平を見ながら、絶対にもっと上手くなってやる!と 心に誓う僕でした。  ←懲りません、本当に(爆笑!)

 

 

 

 


キャンピングカーのベット拡張 その4 とりあえず終了 

2014年07月11日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

史上最大 とか何とか騒いでいた台風8号、 朝4時に目を覚ましたら 無風 青空、 雨もなしという状況。

「どんだけ速いスピードで抜けたんかい!」 と思って天気図を見ると まだ真下にいるでね~の!?   だははは! なんつ~腑抜け台風だべや?

でもって、今日は気圧配置が梅雨明けの様な状態となり、日中はついに真夏状態。

「ついに来たね~!」と思いつつも、 同時にこの天気ならニス塗りにはベスト。 

刷毛もって、 例の超~低速作成しているベッド拡張工事?の仕上げをしました。

初めは多機能を持たせようと、他の使い道の検討継続をしていましたけど、とりあえずはテーブル等は間に合っている。

というのはダッジキャンパーの方も、この車にも専用のキャンプ用折りたたみテーブルが有る。

かといって無理に他の機能を持たせる必要も特段見当たらず、一応これで完成としました。   

ちなみにこの下板と二つのベッドマット、脚にしている折りたたみ椅子は 普段は車から降ろしています。

というのは本来は、移動居室であるはずのキャンピングカーというよりは、ウインド(サーフィンキャリア)カーとしての使い方が現在メインとなっていて、泊まるとしても僕一人ですし、そのときにはでかいベットは不要。

この拡張ベッドが必要になるのは息子夫婦が夏場等に海へ、他どこかに遊びに行く際で、その際にだけ積めば良いことから、普段無理に載せておく必要もない。

取り合えずこれで完成と言うことで、又何か使い道を思いついたら手を加える事にして、これは終わりにします。 

 

下が最終形態の写真?  ぎゃははは! 

合わなかった蝶番は交換しました。  廃材再利用なので 色違いなところが笑えます。 

真ん中の茶色いラッチですが 二枚の板を合わせて閉じた際に板をロックし、うっかり開いたりしないようにすることで取り扱いを簡単にしています。 

ぶらぶらにしていると突然開いて足の指先に落としたりして結構危ないですから。

ニスは塗膜がとにかく丈夫な油性ウレタンニスを使い、 一度塗って毛羽立った表面をサンドペーパでならした後に仕上げする二度塗り。

気温が高いので、一日で作業が完了しました。   朝塗って昼休みに仕上げ塗りという感じです。

な~んか他に使い道がないだべか?・・・・・・   えへへ

 

 


キャンピングカー ベット拡張 その3 90%完成

2014年07月09日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

材料を買いそろえました。 サポート用の横木が二本で250円 木ねじ100円 蝶番 150円X2

刷毛は100円  もしかしたらニス塗るかもしれませんので。  茶色は違う目的の物です。

で、早速二枚の板をジョイント。

ところがうっかりして、 いい加減に蝶番を選んだ僕が悪いのですが、 用途に適していないのを買ってしまった・・・・ (ーー;)

これは後で交換するとして、とりあえずは作成してみます。

で、問題だった細い下板のサポートですが、 最終的にこうなりました。 黄色部分は当初板を支える適当な物がなく、 脚を下板につけようか?と思ってましたが、丁度よい廃材を見つけて造りました (黄色丸部分)。   この程度の出っ張りは さほど邪魔になりませんから。

シートを固定するボルトに 丁度良い形状の廃材金物を加工して、挟み込むことでサポートを造りました。

当初折りたたみ脚 1000円の予定でしたが、 廃材なので0円 笑 

実際にベッドを展開してみます。

大きな下板の脚を設置して ジョイントされた板を置く。

細長い下板を向こうに回す様に展開して、マットを載せれば設置完了。 1分。

マットの長さが1800mmで、 細い下板のサポート用に壁まで長さを取っているので、 一番奥はベニアが見えています。

一応これで90%の完成。 

 

マットは三つ折りにして収納します。

一応 ベットそのものは完成となりましたが、 残りの課題は下板をただのベット用としてのみ使うか?

それとも、他の目的を持たせるか?となります。

折りたたみ長いすに下板を固定し、マットを載せて屋外椅子として使おうか?、 それとも

車のサイドテーブルとして使おうか? 

しかしな~・・・ 車内には専用テーブル(デカイ)があるので、それをサイドテーブルとして使い回せばと考えると、果して二つも要るかいな?

後残り10%は この下板の別の使い方を考える事と、 蝶番を交換します。

 

 


僕の好きな 詩  「そのうち」  

2014年07月09日 | 僕という人間 その他

僕が好きな 詩です。   相田みつを さんの もので、 僕は常にこれと反対を心がけて毎日を送っている・・・・ 

いきているという事は一分一秒が 人生の終わりに向かって進んでいるということ。 今なさねば 明日も出来る保証はない。

出来るなら今やる、 出来なくてもいまやる、 得るもの躯と心に刻まれるのだから・・・・

 

何となく思い立ち 、そのままノートに手書きで書いてみました。


キャンピングカーのベット拡張 その3

2014年07月08日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

ベットを拡張する工事?をしている僕ですが、下板のデカイ方(106x40cm)は 折りたたみの椅子を脚にすることに決定済み。

問題は もう一つの細長い下板でして、これは下板周辺を 内部の壁やら何やらでサポートする方法にする予定。 

で、もってまずは シートサイドにある、手すり取り付け用の装置があるので、そこに刺す物をまず作成。

材料はステンレスのロッドでして、これは手持ちのねじ山を切った物を利用。 

理由は 差し込み部分が車のヘッドレストと同じ構造になっていて、 つるつるした物だと抜けてしまうんです。

例のごとくお得意の石割ハンマーを持ち出し、バイスで固定したらガンガンぶん殴って作成。

5分の作業。 

ただしまだ微調整前の段階です。

一応カバーをかぶせて差し込んでみると 予定より1cm高い。

そこで、カバーを取って再度曲げ調整をして・・・・

 

差し込んで高さを測ってみると ぴたり34cm、 出っ張りもさほどでは無いので、

邪魔にならない。

ロードはステンレスなので シリコンカバー内でさびて汚くなることも無いし感じとしてGood!

ロッドもシリコンカバーも、手持ちの部材を使ったので コスト 0円

問題は、他のサポート部分なのですが、これは脚をできる限りつけたくなくて、そのために赤矢印の部分に黄色線の様な 2~3cmの角材を取り付ける予定でいます。

理由は一番簡単なのと、費用もほとんどかかりませんので。 

ただ、板が細長くて、それに伴い真ん中部分の強度に不安があり、足で体重をかけたりするとバッきり折れたりする可能性が高い? 

なので、途中にピンク矢印の様な脚を一本設けなければならないかな?と、思っています。

今回は実にのんびりとした分割作業をしています。 てへへ