帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

僕と常にあるTOOL達 その4 終わり

2011年05月30日 | どうでもいいけど、とりあえず

これで最後。

 

まずはノコギリ。

 

??????と思うでしょう、     はっはっはっはっ! 

ジェーソンじゃ有るまいし、あのギザギザ歯のついたでかいのを持ち歩くバカはいない(という僕自身は紙一重だが)。

かといって、これまた安物中国製の多目的ツールなんかに付いている歯長10cmたらずのノコギリなんか

使い難くて仕方ない上に、そんなものまず使うことは無いし、第一切れないし実用とならない。

LEATHERMAN社のマルチツールにもノコ歯の付いている物が有り、ジュラルミンまで切れるような恐ろしい物も有るが、

どう考えてもジュラルミンなんか切ることはない。

ノコは確かに使う可能性が有るが、わずか10cmたらずの歯で直径20cmある丸太をどう切るのだ?

そんなわけで、僕の持つツールでノコ歯の付いたのは無い。

それじゃ~なんでノコギリなの?となるが、ノコギリではなくワイヤーソーを持ち歩いている。

ワイヤー? ソー? 何じゃそれ?と思う人も多いかと思うけれど、半使い捨てのワイヤーに歯が刻み込まれているノコギリだ。

名の通りワイヤーで出来ており、一見して軟弱そうに見えるが、実際に10mm厚のアルミをカット(安物は不可)したことや15cmほどある角材を

切ったこともある。

数回使うと切れも悪くなり、又ワイヤーそのものが切れることもあるので丸ごと交換を要する。

*特にいまもっている写真のは安物でこのまま廃棄なるかも・・・・

 

これの良いところはとにかく丸めて小さく収納出来ること、弓形の長い棒をつけて普通のノコギリみたいな使い方をしたり

丸太などを半周させ、両手を胸の前でスライドさせてカット可能だったりする。

家内は一度これを使うことに出くわし、初めはバカにしていたのにその性能に驚いた事が有る。

 

リングに指をかけて使うが、力が入らないことが多いし、いたくなるので、僕の場合は下の写真の様に使うが、

これだと平気で角材をカット出来る。

二つあるマルチツールをグリッパーとして使うと力が入るし疲れないからだ。

ただし寿命そのものが短いので4本くらい切ると交換、鉄板ならおそらく1,2回くらいが限度。

 

次がロープ、写真が無くて申し訳ないのだけれど、ダイニーマのロープを持って歩いている。

これはヨットやウインドサーフィン等によく使われるハイテクロープで、太さ約4mmの一本で軽自動車一台を

平然と吊せる恐ろしいロープだ。

これを約10m持って歩いており、 なぜ10mかというと、ボーラインノットで所々足かけを作りながら下に垂らすと3m程度とれる。

いうなれば非常階段として使える。 フニャフニャするので一番下にクランチを使って錘を付けて降ろすことになる。

もちろん細い事から手がいたくなるのは確実、そこでタオルやシャツ等を脱いで握りを作り、それをスライドさせながら降りる。

もしくは後述のPSTで上のノコギリの場合と同じようにロープを挟みながらスライドさせつつ降りる。

その他ロープはドコでも何にでも使えるので、結び方を多数覚えておけばほぼ無敵のツールとなる。

水に浮き、とにかく軽く、良いことずくめだけれど、当然熱に弱い(といっても250度くらいまで平気)。

 

最後が一番お気に入りで、なおかつ使用頻度の高い PST

正確にはPSTーⅡというが、LEATHERMAN社製のマルチツールで、僕のはPST-ⅡMというタイプ。

純正に取り付けられているヤスリ&ダイヤモンド製の釣り針研ぎはナイフの刃を研ぐ物として単独で提供された。

故にナイフを研ぐことが出来る。

 

とにかく使いやすい、軽くて扱いやすく、不要な物が無く、丈夫で、一つも不満がない。

当時の同系列ツールとして供給されていたスパーツールや現在も有るWAVE等はでかいし重いし、不要な機能を付けすぎ

なので、自分はこれが一番好きだ。

僕のPSTはモディファイドされた珍しい物で、おそらく同じ物はこの日本に二つ無いと無い特殊な一品。

故によけい愛着が有る。

まず写真をアップ

見ての通り、ロングノーズプライヤ、ナイフ、ドライバー、ハサミが付いており、それ以外にあった余計な物が

無く、その代わりに異なる物が一つ付いており、これにメリットがある。

これに付属して付いているツールがこれ、ちなみにラチェットレンチは僕が別に買った安物。

そして

下のモンキーが付いているのがアダプターツールで、本来PSTはこれと組み合わせて使うように考えられているが。

モディファイドはこのアダプターツール無しでも使えるようになっている。

 

このツールの良さは使いやすさそのものだけれど、本体につているツール以外に付属のビットツールと組み合わせてロングドライバーとなる。

当然ソケットも使用可能であり、握り部分を90度曲げると力をいれる事が可能。

とにかくこれが使いやすい。

これ一セットで殆どのメンテナンスは可能と言って過言ではないと思う。

 

さらにこれに、上の写真にあるアダプターが組み合わせると、さらに協力なトルクを加えたヘビーディユーテーな

作業することが可能で、このアダプターとソケットがあればほぼ無敵。

ちなみにテコの原理でアダプターを組み合わせる為、回したときにグリップが開いてしまうような愚かな作りには

なっていない。

 

アダプターとPSTと組み合わせるとこうなる。

角度などを付けての作業も可能。

当然フルパワー作業も可能。

 

と見ての通り。

 

僕が一番気に入っているツールが。

 

さて、僕のバックが重い理由。

解って頂けましたでしょうか? その1からその4までのTOOLが全部バックに入っている。

重いのあたりまえだ (笑)

 

後、その他に普段入れているのはカメラ。

一眼レフタイプで、ハイビジョン動画の撮れるもの。

 

以上、僕が常に持ち有るいてるTOOL達、男のバッグの中身でした。

閲覧お付き合いありがとうございました。

 

次のシリーズ?は ロープの結び方。 これがこれまで紹介したツール達をさらに機能的に働かせてくれるのですね。

ただ、こうした日記のたぐいは興味のあるなしでつまらない事もあり、続けるのも何なので、気が向いたら紹介したいと思います。

 

 

 

 

 

 

 


僕と常にあるTOOL達 その3

2011年05月28日 | どうでもいいけど、とりあえず

しょ~こりもなく、その3。

つまんね~だろ~   ふっ!ふっ!ふっ!ふ (^^)b ぴ!

 

今日はTOOLというか、バッグに常に入っているのを紹介。

よく使うポケットを開くと、 左から二番目にその2で紹介したマグライトがはいっている。

に一番左はPST、 「老眼鏡ー!」  ボールペン、携帯電話なんぞがポケットにねじ込まれており、それ以外に小型のモンキー

とPST用追加ツールがコイルバンドで結ばれている。

PSTの追加ツールは後に紹介するとして、モンキー結構重宝で、持って歩いているのは割と小型のものですが、

割とアゴが広く開くので、普段の生活で使うボルトやナット類は大抵これで事足りてしまう。

 

次に、このポケットの裏にもう一つポケットがあり、そこにこれらが入っている。 

左上は単なるお守り。 もう12年近く持ち歩いている。

今までバイクで吹っ飛んだ二度の事故で、骨折程度の軽傷だったのはこれのおかげと感謝しつつ大事にしている。 

 

さて左下はマグライトをホールドするバンド 正確な名前は忘れたが、こうして使う。

差し込み部分はストレートと斜めに傾斜付けた二種類有り、これを使って頭にライトを固定したり、足や肩や腕に取り付けたりして使う。

大抵は頭だけれど、顔の方向とライトの方向が同じなので、手元に明かりを集中させて作業するに便利だ。

ロウソク頭に立てて人形を打つのにも使えるかも・・・ 

 

右下の赤いのは、単なるメジャー。 それ以外の何物でもない。

 

問題は右上の物体。

ははははは 

 

じゃ~ん!

「買い物袋ー!」 (どらえもん風に)

何かを至急に持ち歩かねばならなくなったりした場合や、バッグだけじゃ足りない時等に出してきて使う・・・・・はず。

なんで はずなのかと言うなら表も裏も蛍光色黄とライムグリーンと結構ど派手な色でして、帰宅途中にこれもってスーパーで買い物する気にならない。

よって今まで一度も活躍したことが無い。

緊急時に棒のさきに付けて振り回せばSOS旗になるかも知れないが、それをやっている自分の姿を想像すると結構恥ずかしい。

 

次はサングラス。

一応?は スポーツグラスで、オレンジ色のフロートストラップを装着して使う。

マリンスポーツは光、特にヨットは穏やかな海面を見ていることが多いために目をやられやすく、持ち歩くようにしている。

サングラスそのものはホームセンター等においてある790円の使い捨て品みたいなもので、ストラップも100円ショップで買ったもの。

でも、きちんと紫外線をブロックしてくれる(と説明には書いてあった)ので、僕はこれで十分満足。

乱暴な自分のせいもあるが、ウインドは当然の事ながら、ヨットもデッキで結構派手に動くため、シートロープやら何やらに引っかかって落とすことが多く、

へたすると踏んづけたり、浜や海に落としたりして、こんな時はいくら探しても回収できないこともあるので、バカ高いものは無駄以外の何物でもないと

思っている。

経済的なやつだぜ俺は ふっ!ふっ!ふっ!ふっ!

 

 

その4へ続く

 

 

 


僕と常にあるTOOL達 その2

2011年05月27日 | どうでもいいけど、とりあえず

まずトップバッターはLEATHERMAN社製のCRUNCH

何となくメカニカルな雰囲気が・・・・

これを展開すると。

なんじゃこれ?

という感じですが、キャンプなどで7得ツールなんていうフォークやスプーン缶切りなんかついたおもちゃと

紙一重。

ただ、こちらはそんなチャチな物ではなく軍用ブランドで、マジ開発された製品だ。

中国製の980円で売っている様なクズ製品ではなく一生物だ。

展開すると絵の部分にナイフ、ドライバー二つ、栓抜き、ヤスリがついている。

大きさは手のひらにおいて握るとすっぽり隠れてしまう程度の物で、軽い(といっても500gくらい有る)。

 

これらのツールをを使うときには折りたたんでこうする。

正直言って使いづらい・・・・ 笑 

何となく中途半端で、まあ、スペースがついているから付けちゃえみたいな発送なのだけれど、

実はこれらの全部がきちんとロックされる機構がついており、ドライバーでごりごり締め付けている際に変な風に

折りたたまれて怪我することが一切無い。

 

さて、このツールの持つ最大の特徴はというと、噛むということ。

これがなければ持って歩かない。 

変形すると

こうなる。

実はこれバイスグリップと全く同じ構造で、物をかんだままロックできるという非常に便利な機構で。

ペンチやプライヤーを使ったことがある人なら分かるけれど、噛ませたまま手を離したいという状況に

答える物で、一度使うと手放せない。

あごがやたらと丈夫で、力を入れても一切ゆがむことなく、しかもギザギザ歯が鋭い上に精密なのでとにかく噛む

、噛みつく。

例をあげれば、頭をなめてしまったねじやナットの頭をこれで挟んで強引に回して抜き取ったり、さびて抜けなくなった

ボルトも簡単に回してしまう。

もちろん噛まれた方はこのギザギザが食い込んで見るも無惨だが、そんなことより優先順位が高いときに必需で

これまで多数お世話になってきた。

後に紹介するPSTより普段の出番は少ないが、頼もしい友であると思う。

 

次がマグライト

有名なライトだが、現在はほぼLEDのプラスチックボディライトに市場を奪われている。

ずっと使い続けてきたもので、全身傷だらけ、内部には電池が液漏れして腐食した跡まである。

欠点は交換ランプが高価で、しかも寿命が短い事だ(故にスペアランプが収納できるようになっている)。

利点は防水性が高く、何回落っことしても壊れず、ヘッドの部分を回して光を分散させたり収束できるので便利。

どうしても手放せないのは長い間使い込んでいることも有るけれど。

ヘッドを外してケツの方に差し込んでたてると。

こうなる。

小さいけれどランタンとして使えるわけだ。

ランプが小さい割に光が強く結構明るい。

これも手放せないツールの一つだ。

 

 

その3へつづく。

 

 

 


僕と常にあるTOOL達 その1

2011年05月26日 | どうでもいいけど、とりあえず

特に書くこともないので、今日から何回かに分けて僕が常に持ち歩いている物を紹介します。

簡単に言うと男のバックの中身はどんな?という事でしょうか。

 

写真にあるのが肌身離さず持ち歩いているずた袋?で、この中に本やらカメラやら、メジャー(物差し)財布、サングラスその他もろもろを入れている。

当然、弁当も入っている (笑)

 

バックには普段取り外さないツール(常用装備類)が常に取り付けられているので、それを取り外すことない重量だと約5kg。

本やら弁当やらで10kgぐらいになることは珍しくもなく、場合により水筒やノートパソコンパソコン&その他入れると15kg

位になることもしばしば。

 

余りにも重いので、家内等は持ち上げる度に「おもい~ 何これ?」と悲鳴あげているが、出かけるとき、これに弁当やら水筒を平然とねじ込んで僕に持たせているのは、誰を隠そう 家内でもある。

 

これを背負って平然と数時間歩き回る事もあるが、丈夫なので破れた事は当然無い。

DAKINEというスポーツメーカのもので、元々はスケートボード等の装備類一式を容易に過般出来るように考えられた物で、転倒ありきの

条件考慮のために造りはいたってヘビーディユーティー。

多くのポケット初め、ビデオカメラ収納用のクッションで覆われた特殊ポケットもある。

非常に使いやすく気に入っているが、これそのものは娘からもらったもの。

何のレースだったか忘れたけれど、優勝の景品でもらったもので、ただし柄がダサイのと、娘にはサイズがおおきすぎてお蔵入りになっていた。

 

普段の通勤はもちろんこれだが、なんでこんなに重いのか? というなら装備しているツール達にある。

元々は若い頃からバイクに乗ってツーリングしてきたその経験上選択されてきたハンディツールのその延長にあるもので、

この小道具達がこれまで幾度も僕を助けてくれたし、また他人をも助けた事もある。

 

性格の問題もあるが、いざというときに「ああ・・・あれが此処に有ったら・・・」という悔しい思いを何度も繰り返してきた結果、集まってきた道具とも言える。

現在はウインドサーフィンやヨット等のマリンスポーツをしている関係でも重宝しており、というのはエンジン付きでもなく、しかしながら金属製装備を多用するこの二つのスポーツにとって、工具一つ無い為にどうにもならなくなるという事は多いからだ。

 

まあ、通常は専用の工具箱を持ち歩いてそれを使用するが、時として箱そのものを忘れてしまったり、入っていたと思っていた

工具が無かったりするハプニングは有る。

 

困ったときに何の気無しに使うことが多いのだが(道具達は10年上のつきあい)、この思考の行き着く先には、最悪の条件である災害にあった場合等、自分含め周りの人間達の身を守ることが可能という事もある。

「これがあったら助かったのに・・」  そう後悔しながら死ぬことだけは勘弁願いたい、最後の最後まで生き抜こうとする為の手段というのは必要なのですね。

今回の東日本大震災、起きるはずの無かった大地震と津波。   これが関東に来たとしたら?

建物や車から出られなくなったらどうする? ワイヤーが足に絡まって抜けないその先に火災が迫っていたら? 5m下に降りたいが階段がない・・・ 壁一枚壊せれば呼吸できるときにそれが出来たなら・・・

 

これらはけして自分だけではないのですね。

と、だいぶ大げさになってしまいましたが、まあ、単純に便利だから持ち歩くという事でしょうかね。

明日から装備ツールの一つ一つを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 


15m/s の風 とイベント

2011年05月22日 | ヨットや 釣り等

梅雨入り間近の海。

ずっと続いていた晴れも今日を境に曇りと雨へ変わっていく。

そんな海には朝から10mの風、今日はこの浜のイベントがあり、僕たち一家はクラブハウスの人たちとみんなでボランティア活動です。

簡単にいうなら、マリンスポーツに対する理解と振興を多くの人達に深めてもらおうというもので、その中のヨット部門としてです。

とはいえ、朝からこの風じゃ~ 危なくて客さんを乗せられない。

そこで腰が強くて転覆(沈)しにくいヨットを3艇出し、ベテランの操艇でこなすしかない。

乗る人はピクニック気分(悪い意味ではありません)で、風の恐ろしさを全く知らないわけで、乗せる方は些細なミスも許されないのですが、まずは近くのショップでウインドサーフィンをならっているキッズ達が体験でやってきた。

ボードとは違うでかい船体、賑やかなことこの上なく、「ぎゃ~ぎゃ~」と嬉しそう、やがてそれが恐怖による沈黙に変わるなんて~事は

出るまでは知るよしも無いのですね~ (笑)

波と風でバシバシ揺れる船体へ3人くらいずつ乗せると、風速13mまで上がった爆風の中を滑るようにでていく。

サポートしている僕も沖を走るヨットを見ているも、「おっかね~!」 と一言。

波を切り裂き、その飛沫をまき散らしながら走っているけれど、しばらくして戻ってきた船。

子供達は無事か?        「・・・・・・・・・・・・・・・・・」     オリョリョ!

みんな恐怖で顔が引きつっている。    ははは   まあ、当然こうなるわな。

 

もう一方、うちの娘は? といえば、久しぶりにもってきたウインドサーフィンの道具をセッティングすると、風でもみくちゃにされるヨットの真横をすり抜けて全開でぶっ飛んでいってしまった。

「あの~ ブローで17m近くまで上がっているんですけれど・・・・」 

といっても暴走小町の耳に入るはずもなく、あっと言うまに見えなくなるまで遠くへ行ってしまった。

 

その後、ヨットは何とかお客さんを乗せてピストンで往復するも、ついに1艇のセイルが破れ、この時点をもって実質的に出艇中止になりました。

というか誰も乗ろうという人がいなくなったのもあります。

 

さてお昼はさんで午後、 内容は小型のヨットを3つ出して子供達に操縦体験をしてもらうイベントになります。

前線が無事に?通過したのか、午前の爆風はすっかり陰を潜め、風向きが変わりつつ穏やかな海へと変身。

引き潮で浜の一角に天然のプールみたいなのが出来る場所があり、そこを使用しての体験となりますが、

かなり寒くなったので殆ど来る子はいないだろうと思っていたところ、予想に反して大盛況。

 

次から次へと来る来るは、元気なちびっ子達。

中には3歳の女子もいてこちらも驚くわけですが、そんな子でもティラー(舵)をしっかりと握り、セイルのシートロープを持ち、ヒールにびびりながらの初体験。

小さい子ほど怖さで固まるのですが、どの子も数回往復すると要領が分かってきて一応ストレートを走るようになってくる。

中にはタックをこなす子もいて、もしこの子達がそのまま練習を積んでいけばみんな世界で戦える子達なるのでしょうね。

 

この国は四方を海に囲まれ、スポーツの海洋王国として世界の上に君臨出来る下地はいくらでもあれど。

教育のトップたる文部科学省にはまったく見えないらしい。

というか、今の日本ではほんのわずかでも危険であれば教育から遠ざけるので、精神的に強く優れた子達は出てこない。

先の大戦で負けはしたが、世界最強の海軍を持っていたこの日本、兵器ではない海洋スポーツという観点から世界最強をめざす

教育が有っても良いのではないかと思うのだけれど、すぐに責任がどうとか騒いで優秀な教育をたたきつぶすことの得意な国でもある。

 

自己責任という言葉は社会から消失し、悪いことは全て人のせい、嫉妬とねたみ、それが世の基本ルールとなってしまった以上、無理でしょうね・・・・

 

 

 

 


どこからこの味が?

2011年05月19日 | 研究-教育・育児

今日は家内が泊まりでいない、 こうした場合、自分で食べたいものが有った場合は僕自身で夕飯を造りますが、

息子の嫁さん来て以降は嫁さんが支度してくれるので出番が余り無い。

その嫁さんも昨日から息子と実家へ行ってるので、当然娘が支度する事になるわけです。

多少工夫を凝らした物と張り切っている様ですが、どんなのが出てくるんだべか~ とやんわり思う。

楽しみにしていたのですが、まさか横着してカレーなんかじゃ無いだろうな?(笑) と思いきや、出てきた物は 「ほ~」 という二皿。

 

一つは挽肉を炒め、甘めのタレと絡め合わせながら厚揚げへ合えたもの、もう一つはベーコンを炒め、そこへ山菜を加えてさっと炒めたもので、

みりんや醤油それ以外に隠し味が有るらしい。

 

両方ともオリジナル?らしいが、食べ始めていると 「美味い!」 の一言。

特に二つめのが不思議な味を造り出していて、簡単に説明すると あのツクシンボ の味なのだ。

 

ツクシンボは見さんもご存じの通りヘタを取って、頭が開いていない場合(開いていると酷くまずく食べられない)は

そのまま取らずに佃煮みたいな甘辛い味付けにして食べる。

茎の部分は細くてへなへなになり、頭の部分には独特の歯ごたえと、之また独特の苦みがあってそれが口の中に広がる感覚が何とも言えない味。

実はこの何とも言えない苦みがツクシ独特の味として頭中に刻みつけられているんだけれど、

この味が娘の料理の中に再現されている。

 

昔、娘をつれて春の道を散歩した懐かしい記憶でもある。

 

「どうやって造り出したのだろう?」 そうおもってその隠し味を聞くと、なんとココアが使われていた。

 

ココアは飲むもの、もしくはお菓子などに使うもの、そうしたイメージしかない僕には驚きでもあるが、「こんな使い方も

あるのか・・・・・・」と正直我が娘ながら感心させられてしまった。

 

褒めて育てる教育をきっぱりと否定する僕ですが、さすがに褒め言葉が出そうになった瞬間に口をつぐんだ。

理由は簡単、山菜を炒める際の火力が多少強すぎ、水分が飛んで多少なりとも筋っぽいのがあったのを自分で気がついて

反省している娘の姿がそこにあったからだ。

 

ここで親が褒めたら一巻の終わり、娘の成長は停止してしまう。

人間とは常に甘えを求める生き物であって、それゆえ簡単に満たされると、それでよしと処理して進歩を留めてしまいやすい生き物だからだ。

こうしたときは何も言わず、大きな声で「ごちそうさまでした!」と一言、そして頭をぐしゃぐしゃして終わり、ただそれだけだ。

 

「言葉の力」が云々とのたまわるバカども、言葉無き会話こそが最も優れた心の伝達なのだと、又それが本来の日本人たる姿のだと・・・ 

 


仲良きことは,良きこと・・・・ なんだよね!

2011年05月19日 | 研究-教育・育児

シフトの関係で日曜と 木曜が休みとなった息子。 

嫁さん(同じウインドサーファー)つれて昨晩から海へ行っています。

 

しかし、本当に仲がいいな~この二人。   ニコニコ

一度も喧嘩(口げんか含め)したのを見たことがない。

 

現在僕ら(親)と同居しているので一度くらいはそんなシーンが有るだろうと思っていたのだけれど、全く無い。

もっとも喧嘩になれば息子が99%悪いのが解っている僕と家内は必ず嫁さん側へにつく、それが分かっていることもあるだろうけど、

まあ、嫁さんが美人で良くできた人ですから、おき様がないというか・・・

 

海の見える浜に車(キャンパー)を駐め、自分はウインドを楽しみ、嫁さんは読書と旦那さんのために飲み物や食事を用意。

さわやかな風の吹くこの季節、こうした幸せな時間が末永く続くようにと願うのは、本人達のみならず、親も同じなのですね。

 

仕事に就けず、つけても朝から晩まで休み無く働かされて薄給、それゆえ恋愛時間もなく結婚すら望めない、

そうした現実に苦しむ若者が多い中、本当に恵まれていると思う。

 

中学時代にひどく荒れ、激怒した僕は息子をぶちのめしたあげく、更なる追い打ちを(徹底して突き落とすために)かけてひどい苦労をさせた。

やがて学ぶことの大切さに気がついて高校、そして大学へと進学、そして就職氷河期という現実に打ちのめされて散々と苦しんだ末の就職。

 

楽で、楽しく、思うとおりなんてのは、本人の努力無しに得ることは絶対不可能。

それがあるからこそ未来は開け、そしてまた苦労をして次の未来に向かう。

それが人生だと教えてきたけれど、生まれてくる孫に息子夫婦はそれを伝えるのでしょうかね

 

 

 

 

 

 

 


世界へ (日の丸を背負って)

2011年05月17日 | ヨットや 釣り等

ファイナル終了しました。

第2戦、第3戦でスランプに落ちいった我が娘、リベンジを誓っての最終戦。

選抜で勝ち残った男の子が激しく繰り広げる海の大立ち回り、そこへ混ざって挑むも、さすがは男の子たち。

トップの3人は中々先行を許してくれません(そうじゃなきゃ男じゃない)。

結果は年間ランキング5位、全てのレースは男女分け隔てなく同時参加で行われていますから、ある意味仕方のない事とは思いますが、

女子としてのカテゴリーがあったのなら当然1位です。

しかし、レース展開含めて海の男(子)達は本当にすばらしい、全てが思うようにならない自然を常に相手にしていることから

まずは顔つきが違います。

しまった表情に精悍な目、無駄のない成長期の身体に日焼けした肌。

精神的な面はといえばとうぜん優れている。

ヨットレースの国際ルールは普通のスポーツとは遙かに異なった紳士性を高度に求められるスポーツそのもので(故にヨーロッパの王室

や貴族が盛んに教育へ取り入れている)、それは海面いっぱいに展開する艇と、その選手達の全てに審判の目が通せるわけではないことからきています。

やろうと思えば いくらでもごまかすことが可能だということです。

ところが選手は、思わずやってしまった反則ふくめミス等、自分で認めばならず、さらにそれを行動を以て他艇に示さねばなりません。

 

それが出来てトップに入れる者は賞賛され、いくらレースが早くても紳士でないものは次々と排除されていく世界。

常に高い精神性を要求されるスポーツなのですね。 

さて、最終戦がこれで終了したわけですが、トップのレベルがあまりにも高いことから一人だけでは勿体ないとの声があがり(僕が見ていても僅差です)、やはりというか日本代表チームが結成されました。

チーム遠征にはまだ種々の問題がありますが、それらが全てクリアされれば、娘は今年の夏におこなわれる世界大会において、

ジャパンチームの一人として戦うことになります。

世界へ挑む日の丸は年間ランキング1位から3位までの男の子たち3人、そして女子代表は5位(女子1位)のうちの娘。

僕は見に行くことができませんが、侍の姿(心)というものを、世界中の子達のまえで披露してもらえればと僕は思っています。

 


遺伝子(DNA)のリレー

2011年05月12日 | 僕という人間 その他

 

だんだんとお腹が大きくなってくる息子の嫁さん。 明らかに妊婦という感じになりつつあります。

月数から言ってそうですが、お腹の孫は元気に動いているようで、といっても「見せてくれ!」なんて言えるはずないし(笑)

 

なんというか、不思議な感覚です。

 

自分が生きている今、その遺伝子は当然息子や娘に伝えられているわけで、言うなれば人の設計図が僕と家内から子供たちに受け継がれているわけで、

今度はその設計図に嫁さんの設計図が加わって生まれてくる子へと受け継がれていく。

46対の染色体に存在する情報が過去から未来へどう受け継がれていくのかまで僕は知らないけれど、

息子や娘を見ていると、僕の親や、家内の親の遺伝子もきちんと受け継がれているのが身体的特徴はじめとして部分的に現れているので解る。

 

ではそれがどのくらいの代まで遡って現れているのかと考えるに、自分が知っていのはすでに無くなった祖父(僕の親父の親父)の特徴までで、それより前は知るよしもないわけでして。

しかし・・・ 身体のDNA情報が受け継がれているのなら、大脳内における人間性を司る部分、すなわち脳幹とそこへ作用して感情を作り出すホルモン分泌含めて重要な部分も受け継がれている、と考えるのが妥当なのだと思うけれど、

娘と息子を見ていると、有る部分は僕に似ていて、有る部分は家内に似ていて、でもそれがどちらかにだけ偏るわけでもなく。

ただし、全体的にどちらに似ているか?と言われれば娘は僕、息子は家内に似ている。

おもしろいのが、頑固という面で僕に性格が似ているはずの娘が、根本的なところで柔らかく家内似。

息子は非常に大胆な行動を取ることがあり、過激で攻撃的な面をもちあわせているので家内(もとスポーツ選手)に似ているのかと思えば、根本的部分でおとなしくて理論派。

これを自分の家系で考えると、僕は祖父にそっくりだし、息子は僕の親父に似ている(でも似ていない?)。

僕の祖父は有名な 野田醤油労働争議 で組合の中核で戦った一人で、やくざを雇って攻撃(下手すると殺されたり重傷追わされました)をしてくる経営者相手にドスを懐に隠し持って職場へ向かっていた。

そんな祖父に僕は、有る部分でうり二つだし、逆に全く似ていない部分も持つ。

家内の父親は理論的で、落ち着いた考え方をする人でしたが短気な面を持ち合わせていて、その短気なところが家内にそのまま来ているのだけれど、一見それが息子へ言っているようにみえて、実は娘に行ってたりする。

まあ、なんだかんだと秋には生まれてくる命に何を伝えられるだろうか? なんて考えることは多々あるが、それ自体どうなんだろうか?とも思ったりもして。

およそ北関東で 戦国時代に騎馬将兵の一人として兵達を従えていた記録が残る遠いご先祖様、そして20世紀初頭に日本で初めての労働争議を命懸けで戦いぬき勝ち残った祖父。

僕は何一つ出来ない弱輩の身なれど、生まれてくる孫の遺伝子のなかに、そのDNAは受けつがれているのだろうか・・・

ぼくには足らないことだらけでまったく生かせない 信、義、仁、智、情、意  これ全て人の上に立って大衆を導いていける力、 それをなにがしかの形ですこしでも孫へ授ける事が出来るのなら、そんな幸せな事は無いだろうと思うけれど。

 

 

 

 


6÷2(1+2)=?

2011年05月10日 | 僕という人間 その他

6÷2(1+2)=?  というのが流行っているようですね。

答えは 9 か 1 と論争?のようですが、 この話題の発信元は

 

台湾アップルデイリーによると、facebook のあるコミュニティーで

簡単な数学の数式 6÷2(1+2)= を出題したところ、なんと342万人の

解答者のうち 149万人が 「1」 と回答していたという衝撃的な結果が

出たとのことです。

 

らしいのですが、答えは 単純に 1 です。

この式が6÷2×(1+2)なら答えは 9 

 

ところが、問題?となっている式は 6÷2(1+2)で、全く式の構造が違います。

演算の基本は括弧内が最優先、そして÷や×を先に行い、+と-は後順位。

それでは×÷が並ぶとどこから計算するかと言うなら単純に左から右へ。

これは小学校で習うものですが、この計算式をそのまま6÷2(1+2)へ当てはめるという"大きな間違い"をしでかすと、答えが9になってしまう。

それではなぜ答えが1となるかですが、理由は至極単純。

2(1+2)の部分に意図的な一体化宣言が存在しているからで、「この式を不要に分解してはいけません」という宣言が式に有る以上、それに従って計算をすればよいわけです。

宣言は × を取り去っ2(1+2)とし、多項式、単項式に関する係数を踏まえての計算と同じなりたちであるところに着目してくださいといっているわけで、 言い換えると 3b とか 5a のように常に結束して一体をなす(分解できない)ものと同等の考え方で処理をしてくださいという事で、

その意図が無ければ、単に出題者は6÷2×(1+2)と初めから書けばよいだけの話であって、あえて6÷2(1+2)と書いたところに回答者の読み取り能力を試す意図が隠されているわけです

数学問題はどんな単純な式でも応用問題でも、常に提示された条件を背景にして行われる極めて限定的な世界にのみ存立する物で、その提示範囲を回答者が勝手に逸脱すると誤回答になるのは誰しも知るところだとは思いますが、

それゆえ、この問題の中で出題者が提示してある宣言を無視し、回答者が自分勝手な解釈計算をする事は出来ないわけです。

 

基本的に、数学は高度化するとその高度化による優先順位を無視できなくなるように出来ています。

必要があるから設けてあった宣言による結束部分等を、あえてばらして式を改ざん計算することは、必要性(宣言)があるから高度化していく事が出来るという数学の基本を否定するということそのものでもあり、

こうした態度は数学の成り立ち理由そのものをも否定してしまう。

他に、この式は (2×1 + 2×2)という展開を当然の様に想定しており、

というのは2(1+2)は2(a+b)でもあり、たまたま1と2がはじめから代入されていただけのことで、そうであるなら 6÷(2×1 + 2×2)であって、どちでも正しい答えは導かれるわけです。

多方面から同一の結果を導き出せることは正確性の確立という面からも優位であり、”ねばならない”というべきか?

しかし・・・ 6÷2×(1+2)という計算式を導くことは、本来 出来ないはずなのですが・・・

 

もう一つ付け加えますが 6÷2(a+b) = 6/2(a+b) = 3/(a+b)であり、 

6/2(a+b) を、要求もされていないのに 6/2×(a+b) という式へ強引に再変換(改竄)し 3×(a+b)と計算する方法など、現代の数学ではあり得ないし、どこにもそういった計算をしてよいなどとは書かれていない。

それでも6/2×(a+b)で計算するのだと言い張る場合、 6÷2(1+2)には 

答えを導く計算方法が この 6/2×(1+2) と 6/2(1+2) という2つの方法が存在することになり。

選択方法が問題としての注意書き、もしくは注釈として無い限り 計算することそのものが許されなくなって(正しい回答が出せないため)しまう。

別段そうした指摘がない場合、同一の答を導ける計算方法が多数存在する方をもって正しい計算方法と考えるべきで、

これは科学や物理など、数学と切って切り離せない存在からの視点へ置き換えてみると解るが、再現性が高く、

同一の回答が導き出せる方法が多い方が”正しい”と考えるのは、当然のことなのですね。

 

 

 

最後に、

こういった間違いは、水の凍るという現象が0度だとかたくなに信じられている(結構理系の大学出ていてもほぼ99%近い人がそう答えます)のと同じで、実は凍るという現象が4度をもって開始されるのだというのに似ているような似てないような?

たとえが変かな~   あはは 

 

 


夏目友人帳

2011年05月09日 | Weblog

深夜に放映されているアニメです。

こういった人の心を描くアニメが僕は好きで、といっても普段からこうした物を意識しているはずもないのですが・・・

たまたまハイビジョンレコーダが勝手に新番組を録画しているので見始めました。
近年の粗悪品質アニメ番組は大抵削除しているわけですが(新番組は一応見て判断し、くだらなければ以降は見ません)、これは割と良質な番組です。

特に深夜帯で平然と放映されている某アニメの様な男同士の同性愛肯定の内容でもなく、素直に、かつ繊細な感覚で描かれています。

それでも僕自身の感覚からすると、多少なりとも疑問を覚えざるをえない一部分(ホモ的美化描写)を何とか出来ないか(嫌悪感と吐き気を覚えるので)と思うのですが、

冒頭に書いたように人の心という物に関しての描き方はなかなか良質ですから一応は紹介。

 

チャンスが有れば是非見て下さい。

http://www.nasinc.co.jp/jp/natsume-anime/

 

 

しかし・・・・、男を女性化して美しく見せるという、現実の女性と付き合うことも出来ずに同性愛、幼児愛(ロリコン)や近親相姦(母子相姦)に走る世界一よわっちい精神、

いわるゆる厳しさを全て排除し、褒めて育てた結果生み出された今日の日本男子が描く 男の姿。

ゆとり教育と体罰廃止でぬるま湯となった学校を卒業し、仕事を始めてみれば打たれてすぐにめげる。

忍耐力の欠片すら無くすぐに切れ、プレッシャーに極めて弱くて即ふて腐れ、周りがお膳立てしてやらねば何にも出来ない。

挙げ句の果てにはすぐに精神病院へ駆け込む。

数ヶ月で仕事やめ、働いたら負け等と、歪んだ自由と平等概念がそこにはあるのですが、優しい子に育てるのだと、おかしな教育評論家が”犬をしつける教育方法(褒めて育てる、叱らない教育法等)”を

この国の教育(人間に)に適応させてきた結果でもある。

男が女性を守れなくなった国が、他国家による征服吸収を受け、文化とDNAの消滅という人が際限なくの繰り返してきた歴史とダイレクトに結びついている事は、けして消し去ることが出来ない軌跡でもあるわけです。

この国の未来はいずこへ・・・・

 

 

 


こんな感じ

2011年05月09日 | ヨットや 釣り等

470強風クローズホールド

420 sailing reach with spinnaker 35+ knots

 

このまえ愛娘と出た時の海の感じ上の二つと同じ。 

風速20m下で平然とウインドレースやる(でも惨敗)娘には特別な事では無いようで・・・

 

下は490 クレイジーの世界   はは・・・  

49er downwind

も一つオマケでヨット恐いぞ~の

49er crashes in slow motion

娘にもいってますが、死んじゃうかもね~編


五月晴れ

2011年05月08日 | ヨットや 釣り等

の日曜日、 ゴールデンウィーク最終日の今日ですが、一般道はじめ高速道路も恐ろしく空いている。

快適なドライブの後に海へ到着。

今日は新艇(中古)を本格的に乗りまわしてやろうかと心底ワクワク。 

午後からの風強しということで、期待に胸をふくらませて乗りますが、一回目の出艇は家内と二人。

ところが・・・・・ 

まったく風なし・・・・ 

一度浜に戻ると、ベテランのKさんが待っていたので家内と交代で二度目の出艇。

多少のブローは入るものの、今ひとつ。

 

「駄目だこりゃ」 ってなかんじで午前の部は終了。

午後は2時頃から出ますが、風速にして4mブローで6mといったところ。

今度はKさん、家内、僕の3人で出艇。

時折はいるブローで大きめのセイルを乗せたウインドサーフィンが飛ばし始めますが、すぐに風が弱くなってとまってしまう。

その繰り返しの姿をみて、走ってりゃやりたくなるし、とまってりゃ~こちらでよかった、と心の中で気持ちがぐるぐる変わります。

 

途中から6m前後で安定し始め、こちらも軽快に走り始めますが、早いことは早いこと。 

3人乗ってうち二人が軽いハイクアウトで、「この艇はレース艇のレーザーより全然早いですよ」と言われたことを思い出します。

確かに同じ風で併走しているほかのヨット(レーザーが多いのです)よりこちらの方が早いのがはっきりと分かる。

しかもこちらは3人乗っての話で、しかもプレーニングしはじめると恐怖で家内がわめくので速度抑え気味の状態。

とにかく船底がやたら平たいのと、馬鹿みたいな軽さがよい方向へ働いているのか? 正直たくさんの船を乗ってきたわけではないので

分からないけれど、ベテランKさんいわく「いい~な~」と連発。

3時頃に瞬間8m位のブローが一時入ることがあり、そうなるともはや天国。

チャンスとばかりに家内が分からないうちに、この風速でのフルスピードを出してみます。

すぐに船の後端トップのデッキよりその真後ろの水の盛り上がりの方が圧倒的に高くなり。 この風でか~?「おお~!」と一人で盛り上がる。 

ただ、この船、確かに速力が出ているほど安定性が高くなることはすぐに分かるのですが、もさーと走っている、いわゆる速度のない状態ではふらふらと常に船体が揺れ動いてやたら不安定なのですね。

特性がバイクに近い。 

「一度限界テストしとかなけりゃ駄目ですね~」と平然と言い放ちながらニコニコ顔のKさん。

超ベテランでもありますから、おとなしく教えは享受させていただかねばならないのですが、こんなでかいので爆風下のテストといわれても・・・・