クリスマス!といえば、 やっぱ料理でしょ! 男の がはははは!
普段流行らないから、だからこそこうした時にやる! うん
で、出来上がったのを皆が食べて 「美味い!」「美味しい!!」というのを聞いて
ニタニタするわけだ(笑)
ここ数年造っていたのは、 フロンティアという名の、 秘密レシピ料理。
半端なく手がかかる料理なのですが、出来たのを食べた人は 又食べたくなり、
麻薬中毒みたいに、リクエストをしてくる。
今年もリクエストが来たのですけど、運悪く ブルズアイ の アメリカンBBQソースが手に入らなくて、今年はあきらめました。
その代わりにやったのが、翔 特製 チキンロースト。
で、今回は、家と息子夫婦の家の 二つ分のみです。
フロンティアみたいに撒く?と 翌年から数が増えて大変まくりになるので、あくまで家族限定です。
レシピは簡単なので一応公開します。
ただ、 例のごとく秘伝の部分だけはどうしてもここには書けません、 フロンティアもそうですが、
ここで書いている製法で、商売を始められでもしたら、たまらんからです。
秘伝の部分は無くとも、書いてあるレシピで十分に美味しいですから
ちなみに、 ケンタッキーの10倍以上は軽く美味いです。
準備
まずチキンの中抜きを用意。
そして冷凍ピラフ(エビピラフのバター味)の解凍した物。
*できるだけエビがごろごろしている方がいいです。
そしてニンニクスライス、 カット乾燥させてあるで十分です。
中抜きはまず水で洗って、 外側をよく拭いて、内部にもペーパータオルを詰め込んで 水気を抜きます。
エピピラフにガーリックを混ぜてから、チキンに満タンに詰め込む。
ときおり、チキンローストの中身を バゲットや食パン+干しぶどう を入れる!なんて書いている輩もいますが、
干しぶどうとチキンは味がそり合い、糞まずい詰め物になるだけなのと、 ぐずぐずになったパンやバゲットなんぞが舌触り悪いうえに、チキンのうまみが変な風に臭みになってしまう。
なので、僕は糞まずい物は決して造りませんから、 ピラフなんです。
エビピラフでなくてもOKですけど、 チキンの滲み出てくる旨味とエビの旨味がミックス。
ローストとしている間にそれが溶け合い、 混ぜたガーリックが臭みを良質な香りに変換してくれます。
本当なら、ピラフから造れば尚一層上等の味になるのは解っているのですけど、 大変なので冷凍ピラフを使いました。
量ですが、パンパンに詰め込んでも良いし、 適度に詰め込んでも良いのですけど、 今回はパンパン。
そして太い糸で縫います。
チキンを加工する前に起こしていたチャコールが大体ほどよい火加減になるので、
その上に背面を下にして載せます。
火力が全開の状態になってますから、チキンの皮がすぐにかりっとした感じになりますが、
これが重要。
この最初の焼き加減を失敗すると、ひっくり返すときに皮がくっついて剥がれてしまうので、要注意。
蓋を閉じ、火力を調整して、出来るだけ最小火力でまず1時間。
全体を軽く焼き上げます。
うまみを内部に閉じ込める蒸し状態です。
あくまでも軽くでして、暖める感じより少し温度が高いくらい。
閉じている蓋を手で触って調整します。
燻製作業
蓋開けたら、チキンをひっくり返し、お腹側を下にすると、燃料のチャコールを少し継ぎ足し。
そして、 その上に燻製用のスモークウッドバーを載せます。
ウッドバーが燃えてしまう様な火力はボツで、 ギリギリ燻し煙が続く程度に調整。
このまま約1時間ほど燻製します。
*時々火力を見ないと失敗します。
蓋開けたら、又チキンをひっくり返して、追加のバーを入れ、やはりギリギリ燻し煙が続く程度に調整。
このまま再度1時間。
蓋開けたら、 チキンをひっくり返して、今度は少しだけ火力を上げ、 15分に一度程度様子を見ながら、必要ならチキンをひっくり返します。
表面(皮)の焼き上げ処理です。
載せ方を変えて、両面に格子状に焼き後を造るのが僕の流儀です。
最後の15分
この15分はとても重要で、 背中側を上にして 卵の白身を手のひらにとってチキンに満遍なくなすりつける。
そして蓋して15分。
カリカリ担った皮に ピカピカのつやが出ます。
最後に 溶かしたバターを スプーンでチキンの上に伸ばし蓋をして、 火力を一気に上げて、仕上げ。
と、まあ、朝の10時から始まって終わったのが15時 約5時間の料理でした。
ちなみに、 チキンはレモン汁をかけて塩胡椒を適度に振って食べますが、柚で食べる方が美味しいです。
以上、チキンロースト 翔バージョンでした。