ネットを見ていると、睡眠時間の話が時々出ていて、それに目がいく事が多い。
「しかしな~・・・」 5時間とか6時間程度の人が、かなり多いことに驚くんですね。
「いやいや待てよ・・・、驚いているのは俺だけだろ?」という方が、正確だよな~? ほぼ間違いなく。
というのは、僕の寝る時間は長い場合で12時間、 平均8時間 どんなに少なくても6時間。
それ以下だと翌日は 完全思考停止状態になる。
だけど~?、皆そんなに少ない睡眠で、どうして仕事や学校を普通に過ごせているのだろうか?と甚だ疑問に思う。
おそらく習慣性の高い、決まった事を繰り返すだけのルーティンワーク状態でなければ、およそは耐えられないのではないか?と思うのだけど・・・
なので、睡眠時間の少なさを頭が適度にアイドリング状態になることによってカバーしていて、必要な時にだけポンと正気に戻ることで、無事に物事を
こなしているのだと思う。 違うかな~?
普段の生活の中で、僕が常に感じるのは、 皆は何でこれほどまでに思考がこんなにゆっくりなのだろうか? ということ。
せっかく備わっている脳ミソをどうしてフルパワーで使わないのだろうか?と・・・
目を覚ましてから「おやすみ!」とまでの一日を思い起こしてもらえれば解るように、物事は常に流動的だ。
たとえるならブログを打つなんていう至極小さな事もそうで、、キーを叩いている間に五感の情報は常に出し入れされているし、単に文作している間も、
音楽、テレビの音、他のネットニュースが目に入り込み、、これらは常に平行処理されている。
文を考えつつも、この後にやらねばならない事を初めとして、今日の仕事、家族の事、最近なら車の修理等々(笑)、 暫時頭は切り替えられている。
いわゆるパソコンのマルチタスク状態であるのが普通ではないのか・・・・・
そうでないシングルタスクでは、短い時間に多量の処理が出来ないわけで、 例えるなら、ブツけてしまった車の凹みをいかに安価で上手に直すか? 段取りと手法は?等々。
車の傷を見つめて、初めてそのときに考え始めたのでは、結果や結論が出るまでに多量の時を無駄に消費するだけで、結果的にほかの事が滞って遅くはならないだろうか?
そしてそれが又、他の事を遅らせて行き、最後には 「あ~面倒くさい!」となる。 これこそが怠慢。
僕の仕事と言えば、日本語を瞬間的に英語に翻訳し、そこに加えていかに表現すれば相手が簡単に理解をしてくれるか?というエッセンスを加えながら技術的な物を考えつつ、
日本人と欧米人の物事に対する考え方の違いをもとに、人間性の違いを踏まえて何とか一人前に育て上げねばならない。 でかいヒヨコを相手にだ・・・
それに際し、目の前にいるヒヨコの性格や行動を逐一考えながらは当然だし、そこに加えて、世界的システムの故障やトラブルが深刻にでもなれば、
うんざりするほど架かってくる電話応対や状況説明等々、米国本土からの連絡等、次々に必要な対処と処理であふれかえる事も多々ある。
これだけで、最低十個程度の思考は全く同時に進行するではないか?
寝不足のぼ~っとした頭で、こうした事を一体どうやったらこなせるのだろうか? 悪いが僕には全く理解出来ない。
もし出来るとするならば、それは自分には理解不可能な高度頭脳の持ち主で、純粋に「すごいな~!」と思うわけだけど、そんな人間は見たことがない。
僕は事が複雑になると自然と寝る時間が長くなる。
酷いときは午前中でアウト、といっても朝の6時には仕事開始なので、お昼には6時間が経過しており、 昼休みに半分ダウンして昼寝したりする。
若い衆が「ま~た寝ている!」とクスクス笑っているが、誰~れが責任を背負ってるんだ? ぎゃははははは!(爆笑)
帰宅する際に、車を運転していると、「??????」というドライバーが多く、それはほぼ90%以上に言える事なんだけど。
簡単な?の例を挙げるとするなら、「なんでこうした曲がり方をするの?」もその一つ。
交差点で左折の車が横断歩道の歩行者を待つのは良いが、 横断歩道の端まで2mも開けて停車ってバカかいな?
当然に車体の後ろが交差点にデカデカとはみ出し、バスや大型のトラックなら仕方ないとはおもうけど、そんな止まり方すれば軽自動車であっても後ろの車がパスできなくなる・・・・・
ほんの1mm四方でも、ほんのマイクロ秒でもいいから頭を使ってもらえば、他は何ら問題もなくスムーズに流れていく。
運転をしている時に、何故ボ~っと運転が出来るのかも僕には解らないし・・・・
ただ、運転の時はそれだけに集中しろといっても、自分みたいに一つのことだけを集中して考えることが出来ない人間には、大きな危険性がある。
やっぱり前方を見て、ハンドルを握りながらも違うことをいくつも平行して考えているし、
そういった面では人の事をとやかく言えないんだけど、運転は単にそれにかける頭の比重が高いだけのことで、普段と何ら変わらない。
人と接して話しているときに、単に相手の姿を見て話しているだけでなく、 その人間に対して廻りがどう動いているかを見ているのが当然。
それはこの人がこの職場で、どういった立場でどういった仕事をして、どういった人間関係の中に有るのか?をも常に考えている。
たとえばそれは銀行の窓口でもそうで、何かで僕が行員に質問をしたりすると、面をつきあわせているその人より、おそらくは声が届いているであろう、向こうの人間のペン先が一瞬停止したり、
耳を立てて聞いていたりする姿に、いくらでも思考は広がるし際限ない。
というかそれが普通だと思っていて、「一を聴いて十を知る」は、 常時平行しながら物事を考えていれば、至極当たり前に出来ることだと思うんだけど・・・
たとえるなら五つの事柄を平行して考え、それを短時間にバシバシ切り替えながら頭を使っている状態を想定するなら。
有ることをメインにして考えると言うことそのものは、他の四つの思考を頭の中の収納庫から出してきて比較・検討・考察・参考等々 常に並べて考ることだ。
そしてその都度、”これは今回は関係無いみたいだな・・・”と判断できればそれを即座に収納して、矢継ぎ早に他の関連記憶を出してきて並べる。
物事は全て繋がっている物であり、それだけ単一で存在している物でないからだ。
故に、全く無関係と思われるところに解決のヒントはいくらでも存在しており、「へぇ~!」とか「ホォ~!」とかいう感動や驚きは常時僕の頭に常に起きているし、
一番それが強いのは人の感情に関して考えているときだけど、これは相手と何ら接触がない限りは得られない。
自分みたいな、普段理論の中に浮遊している仕事をしているアホな人間にとって、営業職みたいなダイナミック感覚は無いんです。
しかし・・・5時間とかという睡眠は、それが一日程度なら何とかなるけど、三日も続いたら僕は即座にダウン。
ヒューズが切れたみたいに能力が落ちてミスを連発して。
やっかいなのは、それによって頭の中が事後処理ばかりに対応および支配されてしまうこと。
さらに、効率が最低レベルにまで落ちているから、学ぶことまで余裕がないし、完全に糞みたいなルーティンワーク状態に陥ってしまい、そうなると唯々うんざりする。
とうぜん面白くも、楽しくもない、最悪でしかない。
頭の能力が落ちると言うことは、そういった状態になるということではないのか? で、こんな事ばかり続けばやがてはストレスが蓄積し心が病む、間違いなく
睡眠不足の人間に、鬱を初めとした心の病がやたらと多いのは至極当然のことで、落ちた能力に過剰な負荷をかければ脳は張り詰め、そこにきて予想外の何かが
加われば、 おかしくもなる。
さらに精神科に行って薬物もらって脳内の崩れたバランスをそれで保とうとすれば、今度は安定薬物が無くなったとたんにそれそのものが原因でおかしくなる。
で、また薬物摂取と堂々巡りして、最後には向精神薬廃人。
まあ、そんな話は別として、若い頃からそうだった僕は、夜遅くまで働かされる仕事には一切ついていない。
全て、個人単位の力が出来る限り発揮できる仕事内容と、午前中に80~90%仕事を片付け、午後は翌日に備えての連絡や整理、反省、思考で過ごし、一切残業はしない。
「これポリシー!」 忠誠心ここにありき!等と遅くまで職場に居よう等とはけして思わない。
よほど全体が残らねば終わらない場合はすぐに解るし、そうしたときは惜しみなく残業もするけど、 それ以外は自分や家族の為の時間として考えており、5時を過ぎてまで、
なんで人付き合いだ等と、知的レベルの低い上司と酒を飲み、会社話、愚痴話、「俺の若い頃はよ~!」なんて言う最低最悪の話にお付き合いせねばならんのか?
それでさえ、「こいつ本当に馬鹿だな~」と心底思いつつも、仕事と割り切って無理やり接しているのにだ。
能力のない人間から、一体何を学べと言うのだろうか? アホかいな!?
いやいや、僕が馬鹿なのだと考える方が、実際に、この国では上手くいく事は間違いない。
そうした文化だからだけど、幸運なことに、”不思議な日本社会”に存在している独特の協調性に対して、いまだ自分は全く適応できない。
ただ、これまでの人生でたどってきた職場は、不思議とそれが通用して、周りも特に何も言ってこなかった。 ある意味幸運なのかもしれない・・・・ 給料も安いけど(爆笑!)
今はね、星条旗の下が妙に心地がよい・・・・!
幾度かこのブログでも書いたけど、 知能が高いことを喜ぶ親は実に多い。
しかしながらそれは約束されたように、将来において人間関係でほとんど失敗する。
その理由は至極簡単な事で、 自分以外の人間が馬鹿に見えて仕方ないからだ・・・・ これ現実!
なんでこんな事が出来ないのだ? なぜ理解出来ないのか? ずっとそれが連続している状態で他人と過ごしていれば、当たり前だけど人間性はどんどんと歪んでくる。
僕の親はことあるごとにお前は馬鹿だ!と言っていた、「謙虚になれ!」、「けして自分を利口だと思うな!」、「偉そうにするな!」、「人を攻撃するな!」、「不要に人と争うなかれ!」と、「
幼少の頃から説いてきてくれた、このおかげで、どれだけ助かったであろうか・・・・
今は、ウインドサーフィンやヨットを通じて、ともすると調子込みそうな自分を自然がしめてくれる。 だからスキなんです海が(^^)
ん~?なんで今日はこんなことをブログで書いているんだ? いくらなんでも「アホ丸出しだろ~?」 いやいや、僕の内面にある、嫌~な人間的部分も、たまにさらけ出して見るか・・・
なんて思ってね。
多分、この記事読んで、皆さんが不快を覚えまくりかと思いますけど、 所詮はその程度の人間でしかありませんので、一切の弁解もせずに図々しくアップ。
あしからず! & ゴメン !
追記:生きると言うことは、それがかなわず亡くなっていった全ての思い(無念)を引き継ぐことだよね。
たとえそれが他人であれ、その思いを一度知ったなら、今命がある者は、常に自分を律しねばならない・・・・
不要な忠誠心や出世心は僕には必要ない、ましてや不要にだらだらと時を過ごそうなどと思わない。
願わくば、僕にほんの少しでも関わった人が幸せになってくれれば、それほど最高なことはないんです。
翔