帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

春の風と花粉

2011年02月28日 | Weblog

春一番が来たと喜んだのもつかの間、例のむずむずも立派にご同行なさった・・・

 

これがないときは本当に春の暖かさは楽しかったのだけど、今は一度暖かくなってくれさえすれば、早く次の季節に移って欲しいと

ひたすら願ってしまう。

 

花粉の程度により対処をとらねばならないのだけれど、たいした事が無いうちは小指の真ん中にぐるりと湿布を貼ることでツボを刺激して

むずむずを押さえられる。

出来るだけ薬品に頼りたく無い僕は飲み薬は避けたいわけでして。

 

でもね~昨年みたいに花粉が少なければこれで済むけれど、今年は5倍から8倍だというし、そうなるとやはり頼らざるを得ない。

 

今のところ、これで100%眼の痒みとむずむずヘクショ~イ!を止められると僕が愛用しているのは目薬。

ノバルティスファーマ株式会社の ザジテンAL というもの、第一類医薬品なので薬剤師がいる薬局でないと手に入らない。

 

これの良いところは即効性で、さすと眼のかゆみどころか鼻の症状まで押さえてくれる、オマケに飲み薬とは異なり眠気が緩やかで

まあ、机に座ってじっとしていると当然眠くはなるが、飲み薬より圧倒的に楽だ。

 

花粉飛びまくり大気の中でバイクで通勤して、まるで空気清浄機みたいに花粉を粘膜に蓄積させまくりの状態でも、ほぼ一差しで止めてくれる。

 

僕の場合は朝起きて酷ければひとさし、通勤直後にかならずひとさし、昼休み、帰宅後に必ず。

これで殆ど一日快適に過ごせる。

 

ただね~ どこを見渡しても杉の山ばかり、これをさして自然などといっている現総理大臣の頭の中身が空なのは当然として。

 

こんなのは自然などではなく、人が乱開発して放りだした証拠&不自然そのものなわけで、本来は本来ブナ、ナラ、等を代表とする広葉樹林の雑木で構成され、

そこに息吹く クワガタ、カブト虫、玉虫はじめ多くの生物たち、幾千万もの昆虫の楽園であって、一歩足を踏み込めば生命の息吹が肌で感じられるのが日本のあるべき山なのだ。

 

それに対して、根本にコケなどはべらせてただ冷たく、生命の華やかさを拒絶する様な態度の杉など、僕個人の感覚ではただただ不快な存在でしか無い。

 

 

 

 


自分はどう考える?

2011年02月26日 | 研究-教育・育児

人にとって一番大切なのは、「自分はどう考えるのだ?」という事、そしてそれを他人にどう伝えるか? 言えるか? ということだ。

 

曖昧という物を日本人は愛する、なぜならこの手法がもっとも楽だし、平穏をかき乱すことなく、悪だと見なされること無いからだ、

でも・・・

 

上の子も下の子も、「自分はどう思のだ?」ということを幼いころより問うてきた。

褒めて育てるなんちゅ~考え方の現代教育からすれば、ある意味いじめ、出るはずのない答えを出させ、でも人間関係に明確な答えなどけして無いのが現実。

なら、「何故に問うのか?」 これに子供達は強烈に抵抗し、反発し、相当苦しんだ事と思う。

 

現実に上の子は不良行動しまくりだったし、下の子は幸運にもその道へと走らずに、反発エネルギーを自分の成長に使っている。

どちらが親として良かったのかと問われれば、そのどちらも正しいとしか言いようがない。

 

しかし、この経験が将来、対人関係に苦しむことなく人生を切り開いていける力になる、なぜなら出せない答えを出す過程で人の心のあり方に関して

膨大な考察を繰り返して悩むからだ。

 

困った事(バカ親父そのものです)に、同じ事を嫁(息子の)にもやってしまっている。

けして出ることのない答え、それを投げかけ、ある意味最低の義理親でしかない。

 

でも、自分を囲っている全ての盾を取り払い、人の持つ本能の声を聞き、それを中心に物事を考えられる事(武士道)は、人の持つ不変の法則を

学ぶことに等しいからだ。

 

人の心のむき出しの姿を知り、どこに人の本心が有るのかを考え、判断出来ることが、どれだけ幸せな事であるか?

というのは、老いて直面する現実をみて初めて悟るか、それとも若くて感性の豊かな時分に得ることが出来るか、という違いでもあるだけれど、事は至極単純であり、生きていく上に置いて

幸せという物をどう感じ、受け取れるか面において底知れなく大切なものだからだ。

 

ある人は言う、億万のお金持を持つことが幸福だと言うし、又逆に不幸だと言う。 又有る人は手の中にあったほんの僅かな幸せさえも放棄し、ブルーシートに囲まれた生活にまで

逃げ込んで理想だと言うし、理想の幸せなど見えないとも言う。

 

当たり前のことだけれど、人は本能にそって生きている、本能が求めるのは常に素直な人のあり方でしかなく、それは貨幣や物量に支配される事のない世界で生きられる事こそが最も大切であり、

その過程における付属品として付いてくる様々な付録がまた幸せを感じさせてくれるのだけれども、そう伝えることはかなり難しい。

 

有りもしない権利、平等、自由。

有りもしないものだから、得たように思えた瞬間は感激もあろうし、感動もある。

 

ところが、それが当然あるものだと幼い頃から刷り込まれて成長すれば、なんら感じえるものは無いだろう。

感じられないとは、感覚を失う事で、それはまた意味(喜び)を得られないということであり、これが人として最も不幸なのだと僕は思うし、そう子供達に問うてきた。

 

今は理解なんて出来なくても良い、クソ親父でも、バカ親父でもかまわない、子供達に好かれ様なんてけして思うことは無い。

過ぎ去りし日々に、悩むことあらばふと思い出してくれる。

 

そんな存在になれるのなら父親としてこれほどの幸はあるだろうか・・・・

 


YUI Rain PV

2011年02月24日 | Weblog

YUI Rain PV

 

今年に入って、初めてグラブを外して走りました。

昼過ぎになぜか降り出した雨、北の風を南の風に変え、季節の境が目に見える姿でそこにある。 

こんな暖かい雨がくれば、冬の終わりを告げる春雷まであともう少し。

 

瞳に流れ込む夕日の美しさと、全身で感じられる春に、ただただ感謝!


保温電球と アイシング

2011年02月22日 | バイク

先週、保温電球によるアイシング対策を書きましたが、その続きです。

その後、割と暖かな日々が続き、効果のほどを確かめることは出来ませんでしたが、

今朝やっと確認しました。 

ちなみに今日の朝は霜がびっしり、バイクのカウルからシートにいたるまで凍り付いている状態で、この条件化で気温は零度以下。

昨日の夕方から電源をいれておき、一応作業毛布をタンクの上にかけておききましたが、その毛布の上は凍りつくことなく露でしっとりぬれている状態。

バイクを出す段階でその効果のほどに期待がかかります。

チョークを引いてエンジン始動しますが、本来なら初爆までのクランキング時間が多少かかるはずが、ほぼ一発。 

「お!」

おまけにそのまま回転があがるまでしばらくかかるはずが、あっという間に回転があがるので、

あわててチョークを戻すおまけまで付いてきた。 

お~効果出ているな~とダイレクトに感じるのですが、問題は走り始めてすぐに起きるアイシングがどうか?ということ。 

そのままバイクを発信させてしばらくエンジンの調子を伺いますが、元気いっぱいで、なんとも嬉しい限り。

そのまましばらくは普通に走らせますが、特に負荷かけるでもなく流す限りでは、まったく問題がありません。 

やがて大通りに出ると、朝の早い流れに乗って走りますが、嘘のようにエンジンが軽い上に

アイシングのアの字もない。

だんだんうれしくなってきて、「そんじゃ~フルにエンブレかけてみっか?」と多少速度を上げ、次の信号にてフルにエンジンブレーキをかまします。

すると、出た・・・・・・   

まあ、それだけ外気温が低いということで、出て当たり前、当然至極なのですが、違うのはこの後のこと。

わずかにアイシング気味になったと思っているうちに、あっという間に症状が消えてしまい、普通になってしまった。 

 お~!

その後も問題なくエンジンは拭けあがるし、結局のところ、狙い通りに燃料温度が生暖かい為にキャブが凍り付いてもすぐにとけてしまうということなのですね。

その後も問題なく快調に走り、たいていは職場につくころに惨憺たる状態となっているのですが、今日はそんなことも無く快調な通勤が出来ました。 

 V  ピース!

保温電球バンザ~イ!

 


ケーキ

2011年02月21日 | 研究-教育・育児

なんかオーブンのところで娘がごそごそやってるな?・・・・と思っていたら、作っていたのは可愛らしいミニケーキ。 

その総数27個。 

 

「なんで?」と思っていたら、先週はバレンタインデーだったのですね、例のごとくチョコもらったお返しだそうで、って27個かよ! 

毎年増えていない? もらう数。 

 

最近は女の子が男の子にあげるより、女の子が女の子にあげることが多いとは聞くし、

何でも男の子からもらったのもあるとか(本来は男性から女性)で、”雌鳥時告げ国滅ぶ” という言葉にあるように「あ~いよいよもってこの国は終わりか・・・・」なんて思ってしまうのはジジイの証拠か? 

まあ、事はそんな深刻なものではないが、どうしても抵抗有る 笑 

こんなバレンタインデーは娘にとって普通&恒例の事だけど、俺はもらったことなかったな~

一度も!         爆笑 

 


動物用で厳冬期のアイシング対策?

2011年02月16日 | バイク

あいも変わらず走り出してゲホゲホ、ゲロゲロとキャブのアイシング(凍結)しまくりは僕のバイクZX11(ZZR1100)。 

「何とかならんものか!?」と、バイク用クランクヒーターやらブロックヒータを探すも有るわきゃない。

アメ車などには自宅で電源へつないでエンジンをあたためるヒーターが装備されており(ちなみに家のダッジはついている)、またそのための部品やらなにやらを向こうでは売っている。

ところが日本じゃ~聞いたことないし、有っても部品そのものがデカすぎてバイクにゃ取り付けできない。

「しかし・・・・・」なんでこうも調子が悪いんだろう? と我慢しつつ「春~るよ来い!」と乗っていたところ、ある朝、ガソリンスタンドで燃料をいれた後にアイシングが起きない事が分かった。

初めは給油中にエンジンの熱がジワーとキャブに回って収まるのだろうと思っていたのだけれど、そんじゃ~とゲホゲホがひどくなったところでコンビニの駐車場なんかに入れてしばらく待ってみても、まったく関係なくて、その後もゲホゲホ。

ふと、「ガソリンスタンドの燃料って地下タンクから来ているんだよな?」と気がついた。 

今日みたいに外気温-5度でも地下は14度くらいある。

これって燃料の温度が上がれば解決するのだろうか? 

そこでそれ以降はガソリンタンクを空気味にし、ゲホゲホのときに給油をすることを繰り返してみたところ、やはり・・・・ 

たしかに家にバイクを置いて、翌朝までに外気温はマイナスになり、当然エンジンも冷えて気温とほぼ同じになる。

タンクへびっしりと霜が降りるので、容易にそれが分かる。

そこに来て、さらに外気温マイナス環境で走れば当然キャブは凍るよな~。 

だからアイシングするのだとするなら、エンジンを温めておくか、給油後よろしく燃料そのものを暖かくしておけばよいということになる。

しかしながらガソリンを直接加熱するバカはどこにもいないわけで、だからこそエンジンヒーターなんかがあったりするのだけれど、先も話したように車用はあってもバイク用はない。

やはりガソリンを温めるしかないわけだが、この暖め方が大問題。 

じわ~と暖めてくれて、万が一タンクに触れても爆発可能性が無く、なにより温度制御が利かなくなるような事が起きるような(高度な機器にある想定外トラブル)事など有ってはならないわけです。

ところが、自分の要求するような条件を満たしている物って言うのは、意外と無いものなのですね。 

まず考えたのは電気毛布と電気敷布、タンクへペコッとかぶせれば良いので、きわめて単純かつ簡単、しかし風で簡単に飛んでしまうし、第一防水性がまったく無いので×。

いちいち毛布かけ、その上からシートかけて飛ばないように紐かなんかで縛るなど面倒くさくてやっていられない。

 

次が熱帯魚用のヒーター? これは常に水の中にあって初めて温度制御がなされるわけで、空気中で稼動させると熱暴走して(でも安全装置は有る)危ないだけ。

温度センサーが壊れて水槽の水が上がりすぎ、魚が熱死する話を聞いたことあるので、こりゃ駄目だ。

まさかタンクに入れるわけにも行かないので当然× 

 

土建屋などが使う、加熱するだけのバケツヒーターなんかも一応考えたが、温度制御しないし、こんなものつかったらガソリン沸騰して、完爆するでしょこれ・・・・・・・・ 

「まてよ?」 タンク内のガソリンが生暖かくなる程度のものでいいわけだ・・・・ そこで考えたのが亀の水槽などに入れるプレート型ヒーター。

ところがこれ、板状のもので、しかもさほど暖かくはならない。 おまけにバイクの隙間にはいる場所など無いし、直接触れないと暖かくないのだからどうしょうもない。

「だめか・・・・・」 

とネットで何気なく検索していたところ、保温電球なるものが有った。 

もちろん白熱電球を使おうかとも考えたことは有ったが、白熱電球は電球である以上周りを照らしまくりだし、点灯時の表面の温度がかなり高くて、これに布切れなどが触れると用意に発火することがある結構恐ろしい代物で、こんなもの燃料タンクのそばで点灯させたら、やはりタンク内の燃料沸騰して爆発するだろ~!

しかも白熱電球はガラスが部分的熱変化にきわめて弱い為に、いきなり水掛かったり、雨がふるとほぼ100%割れる。

そんなことからまったく候補に無かったのだ。

 

ところが小動物の保温目的でつくられた保温電球はその欠点がない。

光を全くといってよいほど出さず、複雑な温度制御などまったく無いので壊れもせず、加熱温度は電球表面を手で触って「あち~な~」程度、さらに動物の飲み水やおしっこが掛かっても割れないようにガラスが強くて、金属製のかごで保護されている。

「おお~こりゃ~いい!!」 

そんでもって、ヤフオクにてユニットごと800円で購入。

今朝、起きてから出勤までの30分程度の時間、電源につないでタンク近くの隙間(自然な暖かい空気がタンクへと登る場所がキャブの近くにあったのでそこへ差し込んで暖めておいた。

すると、今朝の-5度条件下でも、アイシングにかなりの改善が見られました。 

わずか30分程度の暖めで大きな改善、それならタイマー付けて3時間ほど暖めれば十分ということ。

アイシングそのものはエンジン本体が十分に温まってしまえば間接的にタンク内の燃料温度もあがりますから当然発生せず、それまでの間に走行風で冷えていくのに対抗できる程度までタンク内のガソリンとエンジンそのものが温まっていればよいわけです。

今朝のコンディションで大きな効果のほどが見られたわけですから、もっと時間かけて暖めてあげればまったくアイシングが起きないことになるわけですが、

「どうでしょうか?」 

 

まあ、まだ寒い日も続きますので、結果はこの後様子をみて最終的報告しますが、現在6時をほんの少し回った職場、もうじき仕事開始ですが、一番寒い時間の体ひえまくり&指凍結状態タイピングレポートでした。 


買ってはいけないアイヴィレコーダーだけど、唯一優れている点。

2011年02月15日 | ゴミ製品

散々こきおろしたアイヴィレコーダーだけれども、唯一優れている点がある。

これを書かねばバランス取れないだろう、というわけですが、というのは、このくず製品、実は僕の親のところにもらわれて行きました。

理由は至極簡単。

単に時々録画予約する程度の使い方だと、非常に操作が簡単で分かりやすいからなのですね。

まず、実際にリモコンを見てもらえば良いのですが、写真がないな~。

一応説明しますが、どう簡単かというならたいてい操作が分かりにくいリモコンが、直感的操作にきわめて適した設計になっている。

ど真ん中の操作ボタンを中心に、録画、再生、予約、消去関係のボタンが集まり、上はチャンネルを変えるボタン類。

下は録画された物を見る為の停止や再生、早送り等のボタンが並んでいる。

 

*ちなみにこのくずの後に買ったパナソニックのデーガ付属のリモコンは、これと比較すると”10 倍くらい使いづらい”。

 

普段テレビを見るときは上のほうにあるチャンネルボタン類を操作し、録画予約や消去は真ん中、

録画された物をコントロールするのは下したと、見ただけで分かる。

 

親のところにこれを持っていったのは、この優れた直感操作性と、メニューの階層が浅く、もし予想もしない設定画面が出てくるなどした場合に戻るボタンで用意に逃げられるし、一度電源をボタンで切って入れなおせばチャラになるという安心感がある。

旧式のビデオデッキの操作は普通に出来る母親だけど、今のようなテレビ画面に親切丁寧に案内の出るリモコンは正直難しい。

というのは、古いビデオデッキ等での予約だけで数十年やってきて、いきなりテレビ画面を見ながらの操作というのは、若い僕らならこそ容易なことであり、習慣という物で毎日が成り立つ傾向の強いお年寄りには、非常に難しく感じられるものらしい。

僕の感覚からすると、古いVTRデッキの、あのわけの分からない予約のほうが余計分からないわけですが。

まあ、変化に適応するということは年を重ねるごとに難しくなるものだということです。

 

残念ながら、家の親が長年愛用してきたビデオデッキなるものは、すでに市場から消えつつあり、

そこに来て今年の夏にはハイビジョン放送だけになることから、否応でも廃棄しざるを得なくなるのですが。

一応ケーブルTVを引いているのでまだしばらくは大丈夫らしいのだが、肝心のビデオテープがもう無いんですね。

「こまったな~」と親の使えるようなハイビジョンレコーダーをあれこれ探してきたわけだけど、どれをとってもリモコン操作が難しく、青だとか黄色だとか色分けされても、それそのものがまたわけ分からなく原因になってしまうからだ。

特に画面から深い階層を追いかける(設定項目含めて高性能すぎる)今のリモコンはダイレクトに複雑化を意味するわけで、

どれだけ簡単だとメーカが宣伝したところでそれなりに難しく、老人に操作が出来るはずもない。

なにしろ”聞きなれない用語や言葉が次々出てくること”それだけで、お年寄りには拷問のようなものだからだ。

ところが、このアイヴィレコーダーは上にも書いたように一切余計な機能が無く、とにかく簡単であるわけで、逆に言うなら、メーカはこれを宣伝にして売り込んだほうが良いのではないかと思ってしまう。

*もちろん毎日録画機能を付けて。

 

そんでもって、先週末に親の家まで本体をお届け~!、しかしながらリモコン忘れて後に宅急便。

操作方法は電話で教えることにした。

ところが・・・・・・

どんなに簡単なものでも、お年寄りの現実はそう甘いものではなく、

これまでの設定を全て取り消して工場出荷時の状態に戻すまでの操作を電話越しでやったところ、

簡単に2時間が飛んでしまった 汗

一気にやると親がパニックになるので、また時間おいて今度は操作方法の練習。

はじめに2時間消費し、そのおかげか、やっと階層メニューの考え方が分かってきたようで、

短い番組を2つほど録画練習して、その後は再生や、削除の仕方の練習。

やはりというか、直感的な操作感なのでなじみやすく、分からなくなると最悪電源オフオンですぐに戻れる便利さと安心感は役に立った。

この操作練習であわせて2時間、計4時間ねばって練習してもらったところ。

83才の母親にも一応使えるようになってしまった。

よかったのは、一番多い親の使い方が、連ドラ録画などの毎日予約になく、時折朝の新聞にあるテレビ欄で見たい番組を見つけると予約する程度という使い方であったことから、

レコーダに対する要求条件がマッチしていたことも有る。

これが例の複雑奇怪、不親切かつろくでもない毎日予約を電話越しに教えねばならないとするなら、いったいどのくらいの時間を必要とするか分からない。

まあ、そんな感じで、電話を通して練習に付き合ったのだけれど、それまでのようにビデオテープにありがちなどこに何が入っているか分からない不便な面や、

曜日、時間をちくちくと入力しなければならない面倒さ、そして録画されたものだけをポンと削除することが出来ないVTRビデオデッキと異なり。

テレビ番組欄(EPG)が表示され、そこから予約がワンタッチで行え、タイトルが残ることから再生も容易で、削除も簡単。

この先進性には、旧式が良い、と常にはばからなかった親も驚くと同時に、その便利さに下を巻いていた。

 

さて、これで本当に使えるようになったかなんて聞くのは野暮、数日あけて電話でまた練習、

また数日あけて練習、これを5回ほど繰り返さないと、完全に使えるようにならないのではないかと思っている。

親の為とはいえ、子に出来るのはこの程度の事だ、その昔に繰り上がり繰り下の足し算と引き算がまったく出来ず、泣きながら親に教えてもらった事を思い出す。

その恩返しみたいなものでもあるのだけれど、同じ事を際限なく聞いてくるし、不要な繰り返し言葉が多いのと、勝手にボタンを操作してしまう事に多少言葉を荒げてしまう僕もいたりして・・・

そうした自分の姿に対して”未熟者のオオバカ野郎だと後で言い放つ”、まだまだ僕は鼻ったれ者だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


雪 こればかりはね~

2011年02月15日 | Weblog

ま~ったくしょうがないのが雪。 

子供の頃はあんなに楽しかったのに、今では唯々やっかいな代物。 

昨日はあさからチラチラで、嫌~な予感がしていたのだけれど、夕方から降り出した雪はあっという間に路面を真っ白にしてくれた。

願わくば、半分溶けていてくれるといいな~なんてわずかな希望を持ちつつ起床すると、明らかに寒い。

ということは雪さんはそのままお残りになられていると言うことで・・・・ 

通勤しようにも当然バイクはボツ、車はあるが、家のすぐ近くの坂が上れない、チェンでも巻けば

平気だが、その後数100メートルで取り外しをせにゃならないし、第一持ってない。 

 

6時半頃から飯食って7時には外に出て除雪しますが、汗だらけの衣類から湯気があがっている自分が何故か滑稽に思えたりなんかして。 

「しかしな~ 」雪かきやっていると普段余り話をしない人と会話したりして、それはそれなりに良い面も有るのだけれど、スコップの先に乗ったタップリ水分雪を盛んにぶん投げていると、さすがに腰から腕まで疲れてくる。 

腕立てなんか平然と80回くらいかます体力も、普段使わない筋肉まで発動せにゃならないこの作業じゃ余り役に立たない。 

自宅の前から近所を手伝い、坂の一番危ない部分を全部除雪するととりあえずバイクを出せるようになった。

だいぶ遅れての出勤だけれど、半日の有給消費位で済んだのでまだラッキーかな? 

これから勤めに行くけれど、途中の残雪いちじるしいところで転けたりなんかするかな~ 

メットの中の顔から火が出たりするんだよね~、あの瞬間は 

 


フェーズⅠ 終了

2011年02月13日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 古い日記

土曜日の午後、そして本日の丸一日かけてフェーズⅠを終了させました。

正直なところ、「もうやりたくない・・・・」 笑

なんたって、膝立と中腰だけで物を運んで加工し、パズルのように床へ張り込んでいくわけだから

普通の大工作業から考えると5倍の疲労感なんですよね~これが。

 

次のフェーズⅡは数ヶ月後の予定ですが、今回その部分だけ簡単に取り外せるようにビス留めにしておきましたが、それが出来ない限り天井裏部屋には行く気が起きない。

今回も簡易折りたたみ梯子は本当に危険なのだと何度も作業中に思わされたわけですが、

そもそもが普段使わない物をしまうのに使うはずの屋根裏収納が、現実的にはこの梯子が障害になって余り有効性がない。

この階段は幅がないし、角度は急だし、要は片手でもてる物以外は持って上がるなと暗黙に言われている様なものだからですね。

早々にこれだけやろうかな~ 

 

しかし、こうして出来上がってみると、その面積の大きさに驚く(でも天井は低い)天井裏ですが、まだ全面貼りきってるわけではなく、残り8畳ほどが有るために、これ全部やるととどれだけ物が収納出来るだろうかと思ってしまう。

まだ棚もなく単に床へ物を置いているだけの状態だけれど、それをやれば収納能力は一段とアップするし。

ちなみにもらってきた子供用品の半分を入れてみたが案の定ガラガラ状態。

残り半分入れても同様だ。

 

とりあえず作業が終了し、疲れきっていたこともあるが、しばらくボ~っと座りつつ見渡すと、「ひろいな~」  とは正直な感想 

当然立ち歩いて何かは駄目だが座って何かするのは全くストレスが無い。 

きっちり断熱材入れてエアコン設置すれば、男の隠れ家?として使える事は間違いないな~、

コタツでも置いてテレビを見たり、パソコンをいじるのに何ら不自由は無いわけで、そう考えるとだんだんと欲が出てくる。 

でも、本格的な部屋にするにはフローリングやクッションフロアをひいて壁を造ってクロスを張ったりしなけりゃならないし、お金かかるし何よりまた中腰作業するのがウザッタイ。

でもやりたいし・・・・・

まあフェーズⅡ、フエーズⅢが終わって何かしら思い立つことが有ったらやってみようと思う。 

 

 

 


屋根裏部屋 拡張工事中

2011年02月11日 | 増築&リフォーム、DIY、手作り等 古い日記

このところ、更新がまばらです。   「忙し~んだよっ!」 っとくら~ね。 

 

理由は簡単、大工さんに変身して自宅のリフォーム?工事をしている。 

って、内容は対したこと無く、単に屋根裏部屋を拡張しているだけのことです。

予算不足+簡単工事の為、写真を載せる気が起きませんから想像でこの先は読んでください。

 

家のボロ屋は新築時に屋根裏に2畳ほどの収納(小部屋)を設けてもらったのですが、その半分は簡易階段の開口に取られていますから、そんな中途半端な容積で物をまともに収納出来るはずない。 

そこで家の引き渡し直後に、屋根裏部屋の壁を半分壊し、3畳ほど広げて、計5畳くらいにして使っていたわけです。

ところが、だんだんものが増え(というか使い方も悪いのですが)、ここで嫁さんのお腹に子供が宿った事から、大量の赤ちゃん用品が家の中へと流れ込んできた(正確には頂いた)。 

バギーから始まって安全柵、ベッド、車の子供シート3種類、等々ハイエース1台分。 

殆ど使われた形跡もなく、汚れがあっても対したことが無いので全部綺麗に洗うとほぼ新品状態。

とここまでは良かったのですが、第二弾で更に1台分が運ばれてくるに至り、リビングがそれで埋め尽くされてしまって掃除すらままならない。

部屋が散らかることが何より許せない僕にとって、これは苦痛そのもので、この状態で看過するわけにも行かず、かといって収納場所そのものが無い。

しばらく思案して思いついたのが、屋根裏部屋の大拡張工事。 

早速CADソフトを起動して図面引くと、角までめいっぱい使う事で約24畳程面積が取れることが判明? 

といっても、天井を支える柱があちらこちらに立っている上に天井高さも無く(一番高いところで150cm)、後は全部屋根のスロープ下ですから隅の方にかけて当然0となる。

しかしながら、一見この隅部分の使い物にならない空間がそれなりに収納として仕える事に今更気づき、(例えるならテントやタープ、空気を抜いた浮き輪や、バット、ボール、ミット等々)。

工事を決意! 

そんでもって、ほぼ4日間トンカンやっていたわけですが、昨日までに9畳ほど拡張が出来ました。

あと5畳広げてとりあえずフェーズ1が終了。 

 

ところが、この作業は実のところ相当しんどい。 

なんせ天井の高さがないことから作業中はずっと中腰、おまけに天井裏へあがる階段が例の折りたたみ階段ですから危ないの何のって・・・ 

スパンのでかいところだと、梁の上を綱渡りよろしく歩き、その結果何度も下の部屋に落下しそうになる等、とび職まがいの作業が連続。 

さらにベニアのサイズが910x1820あるので、天井裏で柱に当たったりして取り回しがうまくいかずにパズルやったり、カット作業するのさえ大変。 

あらかじめ外でカットして上へと上げるのですが、それがそのまま旨くはまるとは限らない。 

天井裏には築以来の砂埃が長年にわたってつもり、足の裏は真っ黒、ベニアをハンマーで留める度にそれが空気中に舞って鼻と喉やられるし。

2x4の角材を何度も運び上げ、カットしてそれを釘打ち、次にベニアの運び上げとカット、貼り込んで釘止めの繰り返し&忍耐作業。 

とどめは、現在屋根裏にあがっている物を新しく出来たスペースに掃除をしながら移動させる作業まであり、ところが動かした物が原因で作業できずにまた元の位置まで戻したり。 

正直半分くらい来たところでうんざりしており、お金(予算2万円でどこまで出来るか)もつきたので、あと残りの部材6畳分を張り込んだら一度終了させます。

ふ~ 

フェーズ2の工事は天井裏へ2台換気扇を設置し、現在365日開放状態の通気口を開け閉めできるようにします。 

一台は普通の換気扇、もう一台はパワーのある有圧換気扇。

天井裏の埃は大半が土埃で、これは春の嵐がそこから天井裏に入ってくることが原因。

故にこれを開け閉めできるようにすると良いことが多い。 

換気口を開けると自然の外気が24時間天井裏を流れ(春と秋の穏やかな風)、締めれば砂嵐をシャットできますので、これまでみたいに屋根裏部屋が汚れない。

じめじめしたシーズンは換気口を閉じて、換気扇をまわせば基礎の床下空気取り入れ口から四方の壁を伝って天井裏に出ますので、湿気が床下や部屋に貯まりにくくなり調湿可能(梅雨シーズン)。

夏は換気口を開けるか、元々あった天井裏部屋の南側小窓を開け、北側に設置された換気扇の力で熱気を24時間排出して下の部屋の温度が上がるのを防ぐと共にエアコンの利きを良くします。 

と、これがメインなのですが、現在すでに床になっているベニアを一度はがし、根太の段差解消をしながら再残りの部分を最後まで張り込む作業もフェーズⅡには含まれています。 

これは新たに拡張したスペースが2x4を横に使っており、その高さが約38mmなのに対して、新築時に作られた屋根裏部屋の太高さが43mmで約5mmの差があり、これが気にくわない。 

フェーズ3は、危険きわまりない折りたたみ式簡易昇降梯子を取り外し、その真横にある押し入れを使ってきちんとした階段を造る作業です。 

故に押し入れの有効収納スペースは約3分の1程度になってしまいますがこれは後で解消。

この折りたたみ梯子、落差が急で幅もなく、これまで何度も落ちそうになっているのでこんな物をつかっていたら必ず将来大けがすることが分っている。 

そこで階段設置により約1畳半のスペースが無駄になりますが、普通に一階から2階にあがれる感覚で使えるならそれに越したことは無いわけです。 

フェーズ4は、天井裏にきちんと囲った埃の入らない収納部分をつくり、そこへそれまで押し入れに入っていた布団やら何やらを収納するところを造ります。 

天井裏って夏場に50度暗いまで上がることもあり(ゆえにダニがいれば全滅)、更に乾燥しきっているので、湿度に弱い布団にベスト環境だからです。 

 

現在のこのフェーズ1の真っ最中ですが、そろそろ気温が上がり始め、4月にもなると屋根裏部屋は30度近くまで温度がることもありますから、早くやらねばと思うのですが。

肝心の予算そのものが・・・・・    えへへ

 

 

 

 

 

 


全く同じ考え方をしておられる方の記事を紹介

2011年02月10日 | 研究-教育・育児

非常に素晴らしいことが書かれています。

 

 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20110210-00000002-agora-soci

「教養」のない日本のエリート教育

アゴラ 2月10日(木)2時0分配信

最近のことだが、

「福沢諭吉の生地、大分県中津で活動中!」

と自身のブログで報告されていた政治家の方がおられた。女性として大蔵/財務官僚のトップを経験した後、政治家に転身された方で、その輝かしい官界経歴と、フランスのエリート養成機関であるENA(Ecole nationale d’administration)への留学経験を誇っておられる。

また先日、通産省出身の民主党議員の方が、Twitterで

「岡倉天心の偉大さを著作を読んで初めて知りました。」

とつぶやいておられた。御年47歳。この方もMITとハーヴァードへの留学経験を有されている。

私はこの両者の政治家として能力をここで問題にしようとは思っていない。お二方とも優秀な方々だと認識しているし、その発言にも注目している。

私が問題にしたいのは、このお二方のように、日本のトップクラスの知性を養成するはずのエリート教育を経て、エリート・キャリアを邁進し、ついには国政を左右する立場に立っている人物に、「日本人としての教養」というものが驚くほど欠けているのではないかという危惧である。私が論じたいのは、上記した方々の個人の資質ではない。現代日本で行われている教育、特に「エリート教育」というものの内容に疑問を呈している。

「福翁自伝」の冒頭で書かれているように、福沢諭吉は豊前中津藩の大阪蔵屋敷で生まれた。父百助の死後、 シングルマザーとなった福沢未亡人が、大阪で生まれ育った兄弟姉妹を中津に連れて帰ると、服の着付けから言葉遣いまでが周囲と違って馴染まなかったという。

後年、諭吉青年が遊学先の長崎から中津を素通りして大阪を目指し、緒方洪庵の適々斎塾で頭目を現すきっかけとなったのが、この諭吉少年のアウトサイダーとしての背景と、以下に引用する「息子を坊主にさせてでも」その大成を期した、不遇の下級武士、諭吉にとっては直接見知ることのなかった父・百助の思いだったのだ。

父の生涯四十五年のその間、封建制度に束縛されて何事もできず、むなしく不平をのんで世を去りたるこそ遺憾なれ。また初生児の行く末をはかり、これを坊主にしても名を成さしめんとまでに決心したるその心中の苦しさ、その愛情の深き、わたしは毎度このことを思い出し、封建の門閥制度を憤るとともに、亡父の心事を察して一人泣くことがあります。わたしのために門閥制度は親のかたきでござる。(福沢諭吉「福翁自伝」)

この箇所を読み返すたびに、私も目と胸に熱いものを感じてしまう。そして福沢という一人の幕末/明治人の回顧を通じて江戸を生きた人々の気持ちに触れた時、封建制度から解放された明治日本が「坂の上の一朶の雲」を目指して猛驀進を始めた「明治の青春」という心情風景への理解が深まるのだ。

この日本の自伝文学中の白眉、しかも懇切丁寧に近代口語体で書かれた本を読まず知らずの人間が、世界へ向けていったい日本のなにを主張しようというのだろう。

これは全くの余談になるが、中津の名誉の為に言っておく。諭吉青年は気がついていなかったようだが、実は豊前中津藩は西洋学問に対しては非常に先進的な土地だったのだ。その原因は蘭癖大名として名を馳せた、薩摩藩主、島津重豪の息子、昌高が中津奥平家に養子入りしたことが嚆矢となっている。江戸蘭学の端緒をつけた「解体新書」の共訳者の一人、前野良沢は中津藩の藩医であった。また後年、諭吉と因果な関係になる勝海舟に蘭学の道を勧めた幕末の剣豪、島田虎之介も中津藩士だ。

いまさら日本史のおさらいも恥ずかしいというのであれば、この議員女史に以下のマンガを推薦しておく

岡倉天心のことにも触れておこう。

私の以前のエントリー(こちら)でも引用させていただいたが、日清・日露の両戦役を経て、その軍事力を足がかりとして列強国への道を邁進していた当時の日本において、こうした主張していた人物がいたことを、日本の国民は知っておくべきだ。

一般の西洋人は、茶の湯を見て、東洋の珍奇、稚気をなしている千百の奇癖のまたの例に過ぎないと思って、袖の下で笑っていることであろう。西洋人は、日本が平和な文芸にふけっていた間は、野蛮国と見なしていたものである。しかるに満州の戦場に大々的殺戮を行ない始めてから文明国と呼んでいる。近ごろ武士道―わが兵士に喜び勇んで身を捨てさせる死の術―について盛んに論評されてきた。しかし茶道にはほとんど注意がひかれていない。この道はわが生の術を多く説いているものであるが。もしわれわれが文明国たるためには、血なまぐさい戦争の名誉によらなければならないとするならば、むしろいつまでも野蛮国に甘んじよう。われわれはわが芸術および理想に対して、しかるべき尊敬が払われる時期が来るのを喜んで待とう。(岡倉天心「茶の本」)

もちろん、この主張は新渡戸稲造の「武士道」を意識している。これは私個人の印象かもしれないが、日本人は新渡戸には注目しても、天心に疎い。

立志、不惑を過ぎて天心に触れられた前述の議員氏が、MITやハーヴァード留学以前に天心に巡りあっていたら、どれだけ意義のある国際交流が可能となり、その後の人生を豊かなものにしただろう。

繰り返すが私はここで特定の個人の無知を攻撃したいのではない。お二方のような優秀かつ有為の人材をして、日本人としての教養を身につけさせ得なかった教育のあり方がおかしいと思うのだ。

私がイギリスで不良大学生だったころ、知己を得た通産省官僚は国家公務員試験制度を擁護して、こう言い放った。

「日本の官僚システムは日本において最も知性に優れた人材を有さなくてはならない。」

知性と引きかえに、日本人としての「ハート」を忘れてしまったエリートでは国がもつまい。

交流会のような場で、

「英語を話すとバカだと思われるから、ゼッタイ話さない!」

とノタマッタ官庁派遣の留学生氏が、同胞日本人とみるとにわかににじり寄り、自らの学歴自慢を始める様子を、まるで酢豆腐の講釈をする若旦那を見る思いで眺めていたものだ。

先行き不安が高まるなかで、公務員はかつてに増して大卒生に人気のキャリアだそうだが、最近ではいったいでのような人材が官途を目指しているのだろう。

帰国するたびに訪れる書店の店頭にうずたかく積まれた「○○力」などといった安易なHow To本の山を見るたびに、

「若いうちは手っ取り早く小利口に器用になることよりも、自分の器を大きくすることを考えればいいのに」と、己の説教ジジイぶりに辟易としながらも、内心ため息をつく。

重要なのは「How To Do」ではなく「How To Be」なのだ。

そして世界はあなたがどのような日本人なのか、今の日本とはどういう国なのかを知りたがっている。



追記:今日、2月9日はガダルカナル作戦終結の日である。ソロモン諸島ガダルカナル島を制圧する目的で送り込まれた3万余の日本兵のうち、1943年のこの日までに「転進」という大本営エリートのゴマカシの下に撤退することを得た1万余を除き、2万人が死者・行方不明者となった。2万の犠牲者のうち、戦死者は約5千名のみ。残りの1万5千人は兵站線確保を軽視した司令部の犠牲となり、そのほとんどが餓死であった。

日本国民が、永く胸に刻みつけなければならない、この史実。ネットを見渡すかぎり、今日これに言及している政治家は見当たらない。

買ってはいけない アイヴィ・レコーダー DVR-R1000 ゴミ? 欠陥? 問題製品?

2011年02月08日 | ゴミ製品

何時の時代でも買ってはいけないゴミ製品、クズ製品という物があるが、今回は見事にそれと当たってしまった。

高性能?小型、手軽で安価?&便利が売り物の日立マクセル製、 ハイビジョン録画用 アイビィレコーダー(iV レコーダー)がそれだ。

http://dvd.maxell.co.jp/iv/recorder/

現在パソコンをハイビジョン録画機に使用している家だが、これはもっぱら僕の専用機と言える物でして、家族はハイビジョンテレビに”アナログ”録画機能を持つPCをいまだに接続している。

僕のPCからも録画したものを見られる様にはしているものの、切り替えやリンクを確立させたりして多少面倒なことから余り使っていない。

そんでもって、ハイビジョン録画専用のレコーダーを一つ買おうかと考えたのですが、家の場合は録画、再生、消去の繰り返しですから、ブルーレイだDVDだ等の録画機能は不要で、出来る限りシンプルな方がよい。

どれが良い製品はないかな?と思っていたら、たまたまPC雑誌の広告にあったのがこのゴミ製品。

いちおう製品ホームページを見たり、ネットのインプレッションを見ると高評価ばかりで、問題らしき物は見あたらない、ということは普通のハイビジョン録画機からブルーレイやDVD機能を取り去り、ダブル録画機能も減らし、更に言うなら録画画質を変えることで録画時間を長くしたりという便利な機能すらもけずった、単純明快で簡単な装置と言うことか?

早速安いところを捜すも、500GBの交換メディア込みで3万5千円から4万5千円くらいするのだけれど、楽天でギリギリ3万切る値段で出ていたことから早速購入。

数日して自宅に届いたそれ、ワクワクしながら配線を行い、早速設定へ移るが、本当に簡単で特に難しいことは無い。

ほんとうに簡単だな~と感心するが、これがウキウキ気分を木っ端みじんにぶちこわしてくれる悲劇の始まりだとは思わなかった。

とんでもない欠陥 = 朝の連ドラ予約が簡単できない恐ろしき欠点。

さて、設置できれば普通に始めるのが録画予約。

 

一番使用するのが家内であることから、録画予約でもやっておいてあげるかと番組表(EPG)を呼び出して設定へ移行。

決定を押すと

再び決定を押すと

 

れれ? 毎週予約しかないぞ・・・・・・・

そうです、このクズ製品、毎日予約という、もっとも基礎的な機能がEPGとリンクされていないのです。

あわててマニュアルを見ると、毎日予約の場合は日時指定予約をするか、もしくはいちいちEPGをスクロールさせて1週間分の予約をかけなければならないのです。

連ドラは考えておりません!ってか、バカだろ この製品

なぜならハイビジョンの売りは、EPGとリンクしていることにもあり、これは番組開始や終了時間の変更に対して、録画機が自動的に対応する機能を持っている。

ところが、毎日予約するための日時指定予約モードでは、全くそれに対応しない事がマニュアルに書かれている

 

至極 当たり前の事だが、NHKの連ドラなどは余り放送時間がずれることは無いが民放は結構有るし、深夜番組だとずれるのが当たり前と言える。

簡単に説明するなら20年前のビデオレコーダよろしくチクチクやってくれということ。

EPGによる毎日予約、それに全く対応していないのだよ君、 ふっふっふ

そんじゃ~他に方法はないものか?とマニュアル見ればジャンル録画という機能がある。

それを使ってみようかと、早速やってみた。

番組検索をだして

ドラマ、ドラマと・・・

めんどうくさいな~

まだある

後もう少し

でもって検索

そりゃ!

お~出てきた、指定された期間内のドラマが一覧でどっと出てきた。

早速予約だがって、どこかで見たことある画面。

もう一踏ん張りで!

出来た (笑)

 

ところが、毎日予約せねばならないのだから、この後に先ほどの検索結果画面に当然戻れると思っていたら。

元に戻った・・・・・・・・・・ バカだろ・・・・・・これ

 

いちいち検索を繰り替えせってか~!

用途違いなのだと自分を抑え、次に普通のEPGで1週間分予約する事にしてみた。

普通にEPGを呼びだす。

 

当然、毎日録画はできないので、毎週予約を選択。

問題は次だ、

この製品では、翌日のEPGを呼び出すのにこうしている。

リモコンのベンリボタンを押すと。

ページスクロールを選択。

希望日のEPGが出てくる。

そんでもってチクチク選択をずらし(あ~面倒くさい)ていき。

決定で

再び見たくもない画面。

はいはい分りましたよと、予約。

OK!   そして

戻った・・・・・・       ははははははは

だんだん腹が立ってくるが、更にこらえて

又この画面

当然今日のEPGなので

日付をスクロールして

さらにリモコンでちくちく選択をずらして、

決定押すと

又このうんざり画面

もう、言葉もなく

予約。    そして

戻った

まあ、こんな調子で、非常に面倒な操作をしながら録画予約をかける以外には、全く方法がありません。

ちなみに、普通に操作しながら、朝の連ドラを1週間分予約するに消費した時間は約30分でした。

 

 

このゴミですが、 他にも問題有り、1予約あたりの録画時間が10時間を超えられません。

そんでもって、家内がよく見ているフジテレビの韓国ドラマを録画しようとしたのですが。

検索やEPGから毎日予約出来ないので、仕方なしに?日時指定から行います。

ドラマの放映時間が約2時間ですから、多少前後数分入れてあげて1週間、5日分で計10時間弱ですが、いざ予約の段階で「10時間をこえているので予約できません」と出てきた。

 この製品の欠陥? はこんだけじゃ~ない、しかし全部書くととんでもない量るが、これが日立マクセルというメーカの製品。

ちなみに、なんとかならないか? と相談センターに電話を試みたところ、幾ら呼んでも出ない。

やっと出たかと思ったら、「ただいま電話が混み合っています・・・・」

一日10回近くアクセス試みたが一度もつながらなかった。

 

日本のほこるゴミ製品、欠陥製品とはまさにこれのことでは?

こんな製品を貴方は買いますか?