帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

エブリィに FFヒーター取り付け その4

2024年11月05日 | エブリィ号 

その4ですが、その前に、日記にアップしていない作業をやっています。

どこか?というと、ヒーターの燃焼エアの排気管で、取り付け作業その物はやった物の、色々と急がしかったので日記にしなかった、いや、出来なかったという感じです。

まあ、単にヒーターの排気管をリアのホイールハウジングに通しただけの事で、固定は普通のクランプ。

この排気管取り付けの注意点としては、 排気ポートから排気口は常に下方向になだらかに下がっていく行く様にしなければならないという事で、

そうしないと、排気管内部に結露による水が溜って点火できないというトラブルがおきます。

 

マフラーを間に入れようか?とか思ったのですが、車内での就寝可能性は無く、あくまでも

厳冬期の早朝に車内を暖めて置くのと、糞面倒な霜取りをしたくないので、取り付けているという事から、

現段階では不要と判断して付けて居ません。

 

ちなみに、僕は他にハイエースとキャンピングカーをもっていますが、両方ともすでにFFヒーター取り付け済み。

有ると本当に快適な装備です。

 

話を戻して、今日は燃料タンクの取り付けと、その給油ライン配管。

タンクはガソリンも使用可能の8Lで、 ただ、車内設置で灯油を燃料としてつかいます。

なので匂いの心配はほぼ皆無。

 

厄介なのはその取り付け場所なんですよね~ 

できる限り荷室の邪魔にならずに、燃料の補給も簡単という場所で無くてはなら無い訳ですが、

どう考えても此処しか無くて・・・・

イメージ(笑)

早速パネルを外して、加工開始。

下のポケットパネルを外し、 タンクを固定する穴開け。

タンク基底部はボルト2本通し。  とりあえずナット固定は無しで行きます。

重量的には この二本程度で駄丈夫なので、 次は手前にタンクが倒れてこないようにします。

穴を開け・・・・

荷締ベルトを通て固定。 

これで実際に使用してみて、問題がある場合はさらにタンクの固定方法を探ります。

燃料配管のチューブをパネル裏に通し(水色)、パネルを戻します。

ラインは途中から収納に入り(オレンジ)、写真の物入れの隣にある、リアヒーターの方に持っていきます。

再度パネルの下部分のボディと、収納の間には隔壁がるのでそれを穴あけ。

写真の緑丸の更に奥です。

バリ取りがほぼ出来ない場所なので、保護材を穴に通して傷から守ります。

車体右の収納から、車体左のヒーター室に配管を通し、 ヒーター配線のグロメットを貫通。

出てきたパイプにポンプを接合しますが、 当初予定していたところが都合悪く、

ホルダーを移設して、ポンプ配線とポンプその物を移動。

今日はここまでです。

注文しているリチウムイオンバッテリーがまだ届かないので、次の作業は到着後。

このバッテリーは充電電圧範囲が12V~ 14.6Vの範囲で可能で、

車のオルターターで普通に充電できる(はずですが・・・・)物となっています。

 

そろそろ朝も寒くなりつつ有りますので、霜降りる前には全て完了させたい翔です。


バッテリー上がりの緊急対処、電動工具のバッテリーでエンジン始動

2024年10月26日 | エブリィ号 

依頼リフォームの時ですが、

材料カットと、それの取り付けで夢中になって、車のハザードランプを消すのを忘れてました。 バカなので

点滅しているのは気がついてたのですが、いつでも消せるのでまあいいか!  とそれより作業の方が・・・・

 

というのがまずかった。

 

一通りトイレ室の棚枠を施工し終わったところで、次の作業のために車の中の材料を出そうそして・・・・・ん?? あれれ???

ハザードが点滅してないじゃん!!

 

慌てて、イグニッションキーを廻すと、お見事! バッテリー上がりです!!

あちゃ~~~~~ と思いますが、 近くにホームセンターとか無いし、 どうしようか?

保険のロードサービスを呼ぶか!?とか思ったのですが、 程なくして ん? バッテリー有るじゃん!! やはりバカ

 

そうなんですね、 電動工具のリチウム式バッテリーが、ゴロゴロある。

それようの充電器もあるのですが、これはバッテリを接続して、内部の制御ラインと接続されないと出力はしない。

 

となると、バッテリーから直接応急処置的に電力を取り出せれば良いという事になるわけですが、

手持ちのリチウムバッテリーは 36V 18V 14Vの3種類。

 

36Vは電圧高すぎで車のコンピューターとか壊してしまうので、後は18Vか14V

18Vの場合、 これも車体の電装系に影響を与える可能性が満々ですが、ただ、バッテリーから配線を外し、

バッテリーだけに直接接続して応急的に充電器代わりにすることは原理的に可能。

 

ただし、電圧が高すぎるので車のバッテリーには良いことがありません。

まあ、今回上がったバッテリーは2021年の2月に交換した物で、 もう2年半過ぎですので、

大分弱っていたのは間違無く、今回みたいにこれをもって交換する場合は駄目になろうが関係なし。

とにかくエンジンが掛ければ良いわけです。

 

最後は14V 正確には14.4Vの工具バッテリー だったかな・・・・・

この電圧は、車のオルターネーターの発電電圧でも出力される電圧でもあり、 ここから直接バッテリーに接続しても問題なし。

というわけで、バッテリーに応急配線をして、それを車に接続。

これでエンジンをスタートして掛かれば、OK!

出来ないようだったら、 配線外した車のバッテリーを18Vのリチュームバッテリーで充電します。

 

さて、配線も終わって、 イグニッションキーを廻してみたところ、 スターターの廻る音がして無事にエンジン始動。

 

お~~~~~パチパチパチ!! 

 

工具用とはいえど、 接続しているときは空のバッテリーに充電電流がながれ、なおかつエンジンを始動するのですから、

電流的にはかなりか流れます。

古いタイプのバッテリーですが、それが出来てしまうところがリチュームバッテリーのすごさなんですね。これが。

まあ、そんなわけで、その後工具バッテリーを外して1時間ほどアイドリングにて充電。

 

帰りは問題なくエンジンが掛かりましたけど、 2年半の使って、 今回のバッテリー上がりじゃ~又何時上がるかわからないし、

寿命は3年から長くて3年半が鉛バッテリーの寿命ですので、 帰りにホームセンターで新品バッテリ買ってこうかんしますです、ハイ 


FFヒーター取り付け その3

2024年10月24日 | エブリィ号 

相変わらずダラダラと作業しています。 

朝のほぼ一時間くらいの間だけですから、中々進まないわけでして~、まあ、燃料タンクとバッテリーが

まだ届かないこともその理由の一つです。

 

とりあえず今日は配線の一部。

リモコンとワイヤレスリモコン送受信機ユニットを取り付けますが、 その取り付け場所が問題でして、

運転席のフロントダッシュパネルに取り付ける事も考えたのですが、 それだと後ろから操作できない。

かといって、後ろに取り付けると今度は運転席から操作できない。

一々車を降りてドアを開けて操作とかしたくないわけで、そんならどこが良いんだべ!?

 

ということで、 結局運転席横のピラーのところに取り付ける事にしました。 

前と後ろのどちらからでも操作できますので。

まずは取り外したピラーに穴開け

そしてリモコン取り付け。

ん?なんかすこしまがっている??? でも、気にしませんです。 ほぼ自分しか乗らない車なので(笑)

自分のことになると適当男

下の方に、ワイヤレスリモコンのレシーバーを取り付け。

ピラーを戻し。 アンテナは上の方に出します。

配線はモールを通して後ろの収納庫へ

とりあえず、今日は完了。

ヒーターですが、改めて下回りを見たら、下駄が無くても大丈夫みたいなんだけど、ヒーターとの接続コネクター配線の際に

一度本体を外しますので、その際に取ってしまおうか?なんて思っています。

本日は、以上。


FFヒーター取り付け その2

2024年10月23日 | エブリィ号 

前回に引き続いて、FFヒーターの取り付けです。

朝の5時半頃に開始。

 

まず、ヒーターの向きを、当初と逆にして取り付ける事に変更しました。

初めは吹き出しを、後部座席下の収納のスペースを利用する形のエア循環にしようかと思っていたのですが、

アホというか、 当然収納庫の中が高温度になります。爆汗! ←馬鹿その物(笑)

 

そんな高温なところにバッテリーとか配線とかを入れられないし、第一他の物も入らなくなるのが当たり前。

でもってヒーターの向きを180度変更。

 

取り付けたプレートの燃焼取り入れニップル口が真逆になるので、そこに穴。

当然ですが、最初は吹き出し側の本体の一部分が収納に入るようになっていたんですが、

真逆だと隙間が凄くなります。

なので、それを塞ぐカバーを作成。

ピタリと嵌まり、隙間がないようにサイズ調整カットを何度か行って、ほぼジャストサイズにまで調整。

実際にヒーターを仮に置き、隙間の状態とかプレートの収まりとかを観察していると、オレンジ矢印の部分に隙間がわずかに出来ることが判明。

床の波板リブの盛り上がりが、ヒーターに当ってしまうんです。

*後ろ側も同じです。

このまま本体を固定すると、 ヒーター内部のファンが歪んだケースに当るのが目に見えているので、

シムを造ります。

これは余りのベースパッキンを使いますが、周辺の不要な部分をカット。

これを下駄にします。

とりあえず固定に必要な要件が整ったので、実際に下からナットを締めてみたのですが、多分これでいけると思います。

マウントプレートを取り付ける為にカットした車体部分が広く、配管類の取り付けにも問題の無いことが判ったので、

ついでに燃料ポンプをとりつけ。

というわけで、朝の6時半、仕事開始なので、今日はここまでです。

 

ヒーター本体の取り付けを逆にしたので、写真の様なエアの流れになるわけですが、

一番初めになんで逆の方向に取り付けようとしたのか?が自分でも理解できません。

たんなる惚けですかね(爆笑)


FFヒーター取り付け

2024年10月21日 | エブリィ号 

愛車のエブリィ号ですが、 FFヒーターを取り付けることにしました。

下でガラスが全面凍結(平気で-7度とかになります)する真冬の朝に乗るのが嫌で、 なので旧式のFFヒーターですが、 

遠隔リモコン(100m)で操作が可能なタイプですので、それを取り付け。

 

場所を色々考えましたけど、床下に色々と補記類やガソリンタンクとかがあって、結局この位置にしました。

明るく見えますが、朝の5時半頃からの作業です。

下の穴が空いたら、横の穴。

ヒーター本体の 吹き出し部分が入ります。

この状態でマウントプレートの位置決め。

ヒーターの搭載ですが、 この方向が良いのか? それとも吹き出し口を前にした方が良いのか?

この置き方だと、吹き出しは後方になります。

ん~~~~~~~どっちがいいんだろ?

温風の吹き出し口を穴開け。

右と左です。

シリコンをタップリ盛って。

固定。

時刻は6時半、仕事始まるので、今日はここまでし出来ません。

続きは後日。

 


車検やら何やら

2024年07月23日 | エブリィ号 

もう2年なんですよね~ 前回の車検から・・・・

本当に月日のたつのは早い!

って、暢気に言ってなんぞ居られないので、 当然起訴整備はやります。

 

まずは新品のタイヤをヤフオクで落札 送料込みで12000円

それをタイヤショップで交換してもらい(8500円)、

予約していた22日に車を持ち込みますが、 その前に、整備。

週末を除いて平日の朝の5時には職場に来て、 やるべき処を全部やって検査に備えます。

少し前にオイル漏れていたフロントデフのシール交換しているので、重整備はありませんので、

ブレーキ関係をメインに 

 

午後の3時半に予約してた処に車を持っていきますが、ほぼ完全整備をしてあるので、

あっという間にラインを通って終了。

経費込みで、総額44000円

 

タイヤの方と合せると約6万5千円。

これでまた二年間乗れます。

 

で、今日の朝も整備。

愛車のマンボウ号のエンジンオイルが既に交換して3千㎞。

記録見ると昨年の8月22日に交換となっていて、ウインド以外には殆ど乗っていないので、

一度交換すると平気で一年くらいは持つ。

下の写真は、油圧プレスやエアツール、コンプレッサーとか、重整備用の工具とかが満載の旧エブリィ号。

これは既に車検切れでして、職場敷地の角に整備用の保管庫としてたたずんでいる車です。

整備の時などは、写真の用に移動してきています。

もちろん車検取れば走れるように定期整備していますが、 今載っているエブリィが駄目になれば違う車を

購入する予定なので、 こちらはずっとこのままかな~ 

雨漏りしている愛車ですが、 後数年頑張ってもらって、その後は排気量が大きく、

車体も大きなキャンピグカーに買い換える予定です。

娘夫婦の子(僕の孫)が大きくなるにつれて、2人が車使うだろうし、 僕も皆を乗せて旅行とか

キャンプをしたいこともあり、

そうしようと思っています。

 

ただね~ 以前に比べて、 キャンピングカーの価格が中古でもバカ高くて、

排気量で3Lクラス、 リアがダブるタイヤ、 キャビンが広くて、バンクベッドにmトイレとシャワー室。

リアには二段ベッドを備えたのが欲しいところですが、

程度が良い車とかあるかな~と、ふと思う翔です。 

 


エブリィ トランスミッションオイル交換

2024年05月06日 | エブリィ号 

荷物ガンガン乗せられて、その状態で走らされて、文句一つ言わずに頑張ってくれている

愛車のエブリィ号。

作業と荷物運搬、通勤専用ですから、かなりの酷使状態.

 

対してマンボウ号(キャンピングカー)はサマーシーズンのウインドサーフィン専用、親爺の送迎や大人数での旅行等はハイエースで、

この二つはかなり甘やかされていますです (笑)

 

んなわけで、酷使されているエブリィ号を少し労ろうかと、先週にフロントとリアのデフオイルを交換したので、今日はトランスミッションオイルを交換しました。

 

ATじゃない、今更のマニュアルミッション車なんですけど、 オイル量は多分3L位。

 

交換その物は簡単なので、朝早い段階でタタット交換。

 

ジャッキで揚げて馬を噛まし、プラグを外してオイルだし。

ドレンプラグの方はマグネットが付いていて、 鉄粉等の金属粉があるとすぐ判る。

見た感じではごく普通の状態で、指で金属粉を押しつぶしてみましたけど、 欠片などは無く、

良好な状態でした。

スムーズに入れるために今回は湯煎。

オイルを入れて二つのプラグを取り付けます。

でもって終了。

目標は30万キロです。

 


エブリィ、フロントドライブシャフトのシール交換

2024年05月03日 | エブリィ号 

だいぶ前から起きていたフロントデフのシャフトシー部分からのオイル漏れ。

車を駐めていると、下に滴れたオイルの痕跡が時々有る。

 

今年の夏に車検があるので、このままだと通りませんから、 涼しい今のうちに整備をしておきます。

2時間だけ時間給をもらって作業を開始。

ジャッキで車をあげたら、リジッドラックにて固定。

これが無いと、あっさり死にます。

リジッドラック使わない場合は、車が突然落ちても下敷きにならない様な作業のみ。

出来るだけ車の下に入らないのが僕ですけど、 今回の整備はある程度下に入らないと出来ませんのできちっと掛けています。

 

まずは右側からですが、 エアインパクト使っての作業なのであっという間に全体がバラケテ行きます。

本当にインパクトは便利ですね。 

 

シャフトを引き抜きますが、特に問題無く、アッサリ抜けました。

シャフトの刺さっているシール部分ですが、 写真の様にオイルでギトギト。

ドライバーでシールを抉り出して新品と比較。

新品のシールには初めからグリスが塗布されています。

好感持てますね~こういったのは。

企業としての態度がこういったところにもろに現われてきます、

ダイハツとはえらい違い・・・・・

オイルシールですが、手で初めは取り付けて、その後はラバーハンマーで全体を軽く叩いて入れていきます。

シールの面とケースの面が合えばOK!.

僕の場合、 シールより幅のある板を使って最後は打ち込みます。 簡単に面が合うからですね。

シールが入ればシャフトを差し込み、バラした逆の手順で組んで終わり。

次に、左側。

こちらも普通に分解。

こちらのシャフトは右と違って短いのですけど、Cクリップが入っているので簡単に引き抜けず、初めはドライバー、そして、ある程度抜けてきたらレンチをテコにしてシャフトを抜きました。

引き抜きに、バール使う人が多いです。

抜けたシャフト。

こちらも右ほどではありませんが、漏れたオイルにホコリが堆積して全体を覆っています。

 

シール部分はこんな感じ。 漏れが殆ど無く比較的綺麗です。

シールを交換して、シャフトを戻しますが、こちらは何故かシャフトが中々入らず、しかも異常に堅い。

何度かシャフトを抜いて、先端のスプライン部分に問題が無いか?を確認して、Cクリップも状態確認。

特に問題があるはずもなく、でも何故かひたすら堅い。

クリップ外して差し込んで見たらすんなり入りますので、 クリップが有る事で入りにくいようです。

しかし・・・・・ある程度堅いのは仕方ない(シャフト脱落防止の為に)のですが、それにしてもやたらと堅いんだけど、なんで?

 

仕方ないので、ブレーキディスクを外し、 シャフトを針金で吊るようにして、できる限りストレートになる状態を造り出して、デカイソケットを噛ましてハンマーで叩き込み。

途中まではやたらと意味不明に堅くて、 その後はすんなりと入りました。

 

左側を全部組み上げると、 デフオイルの交換開始。

約15万㎞走っていて、一度も交換した事がありませんので。

真下のドレンを開けて、全部オイルを抜くと、プラグを戻して、 サイドにある給油口を開けてオイルを充填。

適量以上入ると、給油口から漏れてくるので、後はプラグで塞いだら終わり。

フロントのシール交換とデフオイルの交換が終わったので、ついでに、リアのデフオイルも交換。

フロントと同じ様に プラグを開けて 交換。

オイルを入れれば終わり。

ちなみに、 デフオイルを太陽光にあててみると、 含まれた鉄粉が反射してこんな風に見えます。

以上です!

本当に気持ちのよい五月晴れだな~今日は  ウン!


エブリィ号の サーモスタット交換&PVCバルブクリーニング

2023年11月21日 | エブリィ号 

次から次へと、やることが沸いてくる訳ですが、 

今回は愛車のエブリィ号の、サーモスタット交換とPVCバルブクリーニング。

 

サーモスタットは少し前に異常を見つけていたので、早々に部品をオーダー。

でもって、届きましたので交換開始です。

 

作業的には簡単ですから、記事としてアップします。

 

まずは冷却水を抜きます。

次に、ドアを開けると見える両方のシートを倒し、フードを開けてエンジンが見えるようにします。

シフトノブの頭を回転させて取り除くと、サイドブレーキの前の部分カバーも取り外し。

カバーを固定しているネジやクリップを取り外して、 レバーを動かしながら上に抜きとるようにすると外れます。

シフト・リンケージアッセンブリーが有りますので、 4方を留めている10mmのボルト4つ、

そしてシフトレバーベースのボルト4本を外す。

フリーになったリンケージを手で押せば、ユニットがズレてサーモスタットが見えてきます。

緑矢印のホースが邪魔なので、 黄色丸のボルト外せば作業がしやすくなります。

サーモケースを留めている2本のボルトを弛める。

サーモが見えたら、取り外し。 少し堅いです。

これまで付いていたサーモ。

一見問題があるようには見えないのですけど・・・・

新しいサーモスタット

新旧比較.ちなみにメーカが違います。

サーモハウジングの中は綺麗。

後は新しいサーモスタットを入れ、ケースを留めると、 ラジエーターのキャップの処から新しい冷却水を入れていきます。

ちなみに、この車はエンジン内部のエアが抜けにくいのですが、ここ(ドライバの先端)を弛めて外すと簡単に抜けます。

冷却水は少しずつ入れますが、 ラジエーターのドレンバルブを閉めるのを忘れていると出てしまうので、必ず閉めたこと確認して下さい。

 

1.5L程入ると、プラグを外したエア抜きからクーラントが出てきます。

そしたら、 プラグを戻し、更にラジエーターに冷却水を入れて満水になればOK

 

エンジンを掛けて、そのまましばらく放置して、完全にエアが抜けるのを待ちます。

冷却水の量は大体2L前後ですね、この車の場合は。

 

ある程度してエンジンが暖まったらシフト・リンケージを戻して固定、カバーを戻し、最後に冷却水とかが漏れた処を水で洗い流せば終了。

出来れば、もう一度エンジンを掛けて少し走る方がベターです。

 

で、とりあえずサーモスタットの交換は終わり。

 

さて、一晩明けた今朝、通勤の為にエンジン始動。

そのまま走り出して様子を見ますが、 エンジンが暖まり切るまで走る距離が交換前の約半分。

直に寿命が来て壊れた・・・・ という事ですかね。

 

サーモスタットがキチンと働いているので、エンジンもすぐに暖まり、快適な通勤。

 

ところが・・・・・

信号で止ると、 アイドリングが2000回転と高い状態を維持。

ほぼ完全に暖まっているのに高いな・・・・。

あ~またPVCバルブね! と昨年も同じ症状で対策やっているので、原因はすぐに解ります。

 

職場に着くと フードを開けますが、 黄色丸の部品がそう。

バルブを取り外し、洗浄スプレーにて内部を洗います。

綺麗になりました。

このPVCバルブはエンジン内部のブローバイガスを走行中に燃焼させるための物で、

構造的には簡単なのですが、 汚れてきたり古くなってくると、 閉まりきれない状態が発生して、

キャブに2次空気を流してしまいます。

すると、スロットルバルブで絞られたエアの量より沢山エアが吸い込まれるので、 アイドリングが高くなる。

 

ブローバイガスには油分を含んでいますから、 それが内部のバルブの動きを鈍くさせてしまうのですが、

エンジンが暖まりきるとこの油分が柔らかくなって、普通に動く。

エンジンが冷え切っているほどこの油分が堅くなるので動きが悪くなるわけです。

 

洗浄スプレーを吹きつけ、油分を洗い流した後に、 バルブを振ってみてカタカタカタと軽く動けばOK。

バルブを元に戻せば作業は終わりです。

 

洗浄スプレーが中途半端に残っていたので、 ヘッドパンの表面をあらいました。

のこった油分と汚れが年輪みたいだな~ 

 

サーモ交換して、PVCバルブが快調になれば、 再び絶好調になる、 エブリィ号でした。 てへへ


サーモスタットが逝かれかかっているな~

2023年11月14日 | エブリィ号 

今朝の事です、いつも通りに家をでて、しばらくしたらエンジンが暖まるので暖房をつけるのですが、

なぜか水温がいつもより上がるのが遅い。

とりあえず、室内暖房を入れて走行をしていたら、水温計の針がどんどんと下がっていく。

あらららら! もしかしてサーモスタットがお釈迦??? 

オーバークールはエンジンにとって大敵なので、 暖房をOFF。

 

まだそんなに寒い季節では無いので、大丈夫場なのですが、そのまま細い道から、国道に出ると、 

速度も早くなります。

下から1/3位の処にあった水温計の針が真ん中あたりまで上がったので、再び暖房をON

すると、又水温が下がっていく。 「あ~だめだこゃ!」

 

明らかに、サーモスタットが開いたままになっている時に起きる症状で、そういえば、

この車のサーモは度も交換した事がないな~   

 

閉まりっぱなしになっているとエンジンがオーバーヒートします、開いている分には

オーバークール状態になるだけで、走れなくは無い。

ただ、そのままにしていると、エンジンに重大な影響をあたえるので、 早々に部品交換だなこりゃ

 

ウン。

 


車検近いので、 ブレーキのO/H

2022年05月22日 | エブリィ号 

8月に車検になる 愛車?奴隷?のエブリィ号。

 

今日はウインドの予定でしたが、午前中に用事が出来てOUT

北の風ですから、 午前中の10時くらいまでで終わってしまうのが確実で、 お昼間際になって2時間に以上かけてゲレンデに行く気すら起きません。

まあ、そんな訳で、 車検の費用を減らす目的もあってブレーキ系統の点検とO/Hをやりました。

詳しく紹介したいのですが、 ブレーキ系統は法的な問題で、有資格者がやらねばならないという事も有って、 

紹介記事であっても手順や手法を下手に書くと問題が発生することがあります。

以前、他の記事で、勝手に真似して意味不明の文句(イチャモン)を付けられた経験から、 こうしたもろに人身に関わるブレーキ系統はアップしませんです。

申し訳ないです。

ですので、さらっと流して終わりにします。

 

エブリィのブレーキはフロントはディスク、 リアはドラム式。

作業はディスクの方が簡単で、ドラム式はコツが要ります。

 

まずは車体を上げてリジッドラックで両輪を持ち上げます。

まずブレーキホースにクラックや傷みが無いかを点検しましたが、OK.

次に、ドラムを外すと、高圧洗浄機でさっと洗い流し、 コンプレッサーのエアガンで水切り。

形式はリーディングトレーディング式で、 自動クリアランス調整機構が付いています。

シリンダーのブーツをめくって漏れがないか?を確認。

カップが駄目になっているとブレーキ液がこぼれます。

見たところ全く問題ありませんが、 前回の車検で交換してないので、 シリンダーはO/Hをします。

シューはまだ残りがありましたが、 これも新品に交換。

ドラムの内側を点検しましたが、綺麗なので研磨の必要も無し。

シューを外したので、 シャフトからのオイル漏れもチェック これもOK!

真新しいカップキットとシューを組み付けて、 リアは終了。

エア抜きをすると、クリアランス調整をして、 少し走って、又はバックしたりして、様子を見ると。

もう一度ジャッキアップして、ドラムを外して再クリアランス調整。

理想的な処にまで調整します。

 

次はフロント。

 

キャリパーを外し、このときにブレーキホースの点検も行います。

ホースはOK。

取り外したキャリパーから、ピストンを引き抜こうとしましたけど、シールリングが堅くなっているのか、簡単に抜けません。

仕方ないので、エアコンプレッサーで圧をかけてピストンを押し出し。

 

キャリパー内部は ウッヒャ~~~!!と思うほど汚れていて、 やはりO/Hが必要でした。

キットを買っておいてよかったです。

固着はしておりませんでしたが、シリンダー内部とピストンに少しだけ擦れ後。

指で巣が出来ていないか? 段が出来ていないか? を探りましたが、全く問題なし。

キャリパー内部で発生した汚れは内部のボトム部分に溜まるので、それで多少の腐食や擦れ後ができますが。

目で見て問題が無く、指の腹で撫でてツルツルなら大丈夫です。

キャリパーとピストンを水と洗剤で洗い、 エアコンプレッサーのエアで水切りします。

しばらく乾かした後で、ブレーキクリナーを使って水分と油分を除去。

 

新しいシールリングと蛇腹型ダストブーツを組み付けますが、こちらは、使ったのが純正のシールキットですので、

付属していたラバーグリスを塗布。

そして組み上げ

車体に取り付けると、エア抜き。

最後に、 車を走らせて、 完全にエアが抜けているかを再確認。

 

というわけで、作業は完了。

整備記録簿を付けて、 車検証と一緒に保管。

 

前に行ったブレーキパッドの交換、今回の作業で、4輪合計の部品代は1万円も行きません。

車体形式 GF-DA52W 初年度 平成12年式 4WD ターボ

 

社外品ブレーキパッドは900円

社外品シューセットで5700円    純正部品番号 53200-79A01

社外品カップキット 1250円   純正部品番号 52400-50810

純正ピストンシールキット 1100円  純正部品番号 55100-82824

ブレーキーグリス(ラバーグリス兼用タイプ)600円

 

 

 


エブリィ 自作ウインド・トランポセットの 小モディファイ

2022年05月17日 | エブリィ号 

数週間前にやった作業の、今更アップです。

愛車のエブリィにラックを設けて、 ウインドサーフィンの道具を載せられるようにしたのはだいぶ前のことですが、

まったくウインドに行けないこのところ、暇なのも有って、そのラックを久しぶりに載せてみました。

 

通常、ウインドはマンボウ君で行く事から、エブリィに積載することは余り無く、 今年の春に息子がキャンピングカーを買ったことから

なおさらエブリィで行く事はないのですけど、なんせ、雨ばかりだし・・・

 

ドアを開け、載せた状態をしばらく眺めていたんですけどね、 ラック自体が走行中の振動やら何やらで動いてしまうことや、

使いずらかった点を思い出して、 なんとなく? 改善作業の開始。

 

一番の問題なんですが、 ラックその物は車体に固定するような事をしてませんので、道具とかを載せて走っているうちに、どうしてもズレてくる。

特に、ブレーキを掛けるとモーメントが大きく掛るので、前の方へ全体的に動いてしまう。

また、ハンドルを切ると、特に左折時にとラックの後ろが右の方へ移動したりもするし、車自体は振動する代物なので、これはこれで又動く。

 

車体荷室の左側にウインドの道具を積載して、 左は車内泊用のベッドキットを置いたりするのでけど、 リアドアを開けてすぐに目に入るズレというのは余り気持ちの良い物ではありません。

 

で、そんなに使用しないのに、お金かけてモディファイするような物でも無いので、 手持ちの部材等を使って適当?に改造しました。

 

まずは車体のフロントからリアまで、一体物だったのをカットして2分割式に変更。

一体だと、ラックをおろす際に面倒なのと、 後ろ半分のラックだけを降ろしたい時もあってです。

 

フレームをカットしてキャップを取り付け、脚の一本をカットして位置を移動して取り付け直しました。

以前、その脚が有ったことからマストが一本入らなかった事も有ったので、そうしました。

で、2分割になったラックのフロント側2本にズレが生じないような加工をします。

 

まあ、単にアジャスターを取り去って、代わりの8mmの長いボルトをぶっ込と、 ”床に穴”を開けてそこに差し込むという荒技。 

車に平気で穴とかを開けるのが僕ですので、ごく普通にやります (笑)

フロント側のラックがOkになったので、 リアのラックも同じように加工。

ナット等を咬まして高さ調整をしたら、フロアにドリルで穴を開けて差し込む。

一番尻の末端も同じようにします。 

 

リアのラックですが脚が6本有って、セイルなどの重量をもろに受けますが、

ズレの加重はそんなに大きくはないので、2カ所だけそうした加工をしました。

多分、これで大丈夫でしょう。

作業中に気がついた事が有ったのですが、 リアのラックの真ん中にある横渡しのジョイントと、最後尾の横渡が接着されていなかったこと。

このラックを作成した際に、 後で改造可能なように、 単に差し込んだだけだったのを今更思い出しました。

何回か使って、ズレ以外は余り問題点も無かったので、これは今回接着しました。

で、モディファイはこれで終了です。

 

最後に、積んだセイルが崩れるのを防止するためのフェンス?を取り付けて、最終確認。

 

”まあいいんじゃないですか!?”と自分で出来に?納得 (笑)

 

宿泊用のベッドも同じように固定しようかな~・・・・ 


エブリィ 室内の右半分に関して一寸考えてみる。

2022年04月19日 | エブリィ号 

2020年9月20日の日記にあるように、必要に応じて”ウインドトランポ&キャンピングカー”になる愛車のエブリィ号。

URL:  https://blog.goo.ne.jp/freedomeagle/e/4a15a414e89472dc4787163f3bb0d8af

余り不満は無いのですけど、もう少し何とかならんかな~なんて思ったりします。

左半分はウインドのセイルやマストを載せるので、そちらは別に良いのですが、

就寝スペースになる右側を、以前の物よりもっと使いやすくて便利な物にしたい・・・

 

昨年のリフォームで酷使され、他、使いやすくするために多少?の手が加えられて現在の車内はこうなってますが、

以前みたいに内装シートを敷いた上にベッド台ではなくて、

鉄板の上にベニアとかを置いて固定し、出来るならクッションフロアとかを貼り付けたいな~ 

 

というのは、荷室の強度を出すためにも入っている波上の、なんていうんだ?  リブパターンというのかな?盛り上がりがとにかく邪魔。

やはり完全なフラットが良くて、他にも荷室に内装シート敷くとウインドのラックや、ベッドセットが滑ってあちこちに移動。

まあ、何か困るほど動くわけじゃ~ないんですけど、気持ち的によくありません。

 

完全に荷室になってる部分だけ、例えると、青で囲んだ部分だけでもベニア貼ってもいいかな・・・・いやどうせなら

左右とも全面板張りの方がいいかな? 

でもってベッド等が動かないように板にソケットを設けて脚を差し込めば動かないし。

ちなみにエブリィの荷室車内長ですが、

大体1950mm程度有り、横幅は1350mm程度有ります。

大きいんですけど、 通常は後部座席が完全フラットにならないので、その面積全部を有効に使えません。

なので、車検時以外は座席を取り外しています。

荷室のリブの上に定義を載せ、水平を見ると、 前の方が僅かですが上がっています。

まあ、ほぼ水平なので、寝るには運転席を頭にしても車体後ろを頭にしても寝心地に差はありません。

そんなわけで、色々と考えてはみますが、 やればやったでそれなりにお金は出るし、結果として余り意味なかった・・・・なんて野も嫌だし。

まあ、梅雨になったら週末は暇になりますので、この辺を何とかしてみようと思っています。

 


ブレーキパッド交換

2022年03月24日 | エブリィ号 

フロントのハブベアリングの左右を交換した、愛車エブリィ号。

その交換の際に、 ブレーキパッドがかなり減っていることに気がついてました。

で、注文していたパッドが届いたのと、 今日は比較的外気温が暖かくなるというので、昼休みに交換しました。

 

パッドは4枚、左右セット約1000円の安物、これで十分です。 

レースやるわけでは有りませんので。

*ちなみに、新品のパッドは厚さ10mmです。

 

以下、記事と写真はアップしますが、 これ見てやる事はお勧めしません。

前回のベアリング交換の時の日記と同じく、 走行に関わる、特に制動装置で有って重要部分ですので、 

整備士にやってもらって下さい。

 

交換は、まず車体をジャッキアップ、そしてタイヤ外します。

次にブレーキピストンを取り外し、クランプで押し込んでおきます。

その際に気をつけねばならないのが、リザーバータンクのブレーキ液量。

ピストン押し込んだ分だけ、タンクに戻りますので、 液量を見て溢れないように注意します。

ブレーキパッドですが、残り僅か・・・ 2mm限界です。

左右で減りが違うのと、 車体の左右のブレーキでも、減りが違います。

こちらはベアリングが駄目になって騒音の出ていた方ですが、 その駄目になっていたベアリングの影響を受けて減りが早いのか?までは

判りませんが、 こういった減り方で多いのが、ブレーキピストンの戻りが悪くなってきているパターン。

 

ブレーキを踏むとピストンがローターにパッドを押しつけて、左右で挟むように制動するのですけど、ブレーキペダルから足を離してすぐに

ピストンが戻らず、引きずり気味になったりすると、こういった摩耗の仕方をすることが多いです。

夏までにO/Hが必要なかな~・・・・

 

さて、作業に戻り、パッドホルダーを外します。

交換する新しいパッドに”ブレーキ専用グリス”を塗布。 

普通のグリス塗ると死にますです、ハイ!

 

これには、ブレー鳴きを抑える作用が有るのですけど、余り関係無いかな~。

むしろ設計や材質による影響の方が鳴きに関しては大きいと思います。

 

グリスの量は少しで良く、薄く塗り広げて丁度良い程度でして、バカみたいにベタベタに塗るのは、逆に危険。

写真の量は、少し多すぎでして、後で拭いています。

グリス塗った上からスペーサー取り付け。

基本的にパッドの耳の部分にもグリスを塗ります。

ホルダーにパッドを戻して、仮組みしておきます。

次はブレーキピストン。

ピストン側にグリスを塗布。

手前のスペーサーにも塗布してピストン側に戻します。

戻したホルダーのボルトにも多少の塗布。

元々有ったグリスが汚れておらずに柔らかかったので、拭き取らずにグリスを足す感じ。

後は、ピストンアッセンブリーを戻して固定。

エンジン掛けて、ブレーキペダルをペコペコペコと踏んで、 踏んだ感じが作業前にまで戻ればOK。

出来ればブレーキ液を交換すれば尚もよしですが、面倒なので今回はやりません。

 

以上で車体右側ですが、 左側も同じように作業して終わり。

 

暖かいですね、今日は。 


交換したベアリングをバラしてみた。

2022年03月16日 | エブリィ号 

先週の土曜日に交換したベアリング。

タイラップの端っこでグリスほじくってみたらメタル片があったように思えたので、 洗浄してバラしてみました。

でも、メタル片は全くありませんでした。 すいません。

太陽光の当り方で、輝いているように見えただけの勘違いでした。汗汗

傷んだベアリングはどうなのかですけど、

まずはハブ側、ベアリングになんとなく艶が無い感じがします。

そしてナックル側、 表面に取り切れなかった油分が残っている感じです。

レースとベアリングとの当たり面ですが、

ハブ側

そしてナックル側

両方比較しても殆ど差が無く、目で見た感じでは、まったく問題無いように思えます。

そこで、ベアリングを取り出して、 双方の玉を一つずつ取り出して磨き、比較しました。

 

右がハブ側 左がナックル側

明らかにハブ側の方に艶が無く、全面に小さな傷が入って摩耗してるであろう事が判ります。

 

両方の玉の大きさに差でもあるのだろうか?と思うんですけど、 目で見た感じでは全く同じに見えます。

マイクロメーター(1/100mm)かなにかで測れば差が出るかと思いますが、 手元にないので、すいません。

 

手持ちの、ノギス程度の測定器(1/25mm)では、誤差は判らないと思います。

このボールは、べーアリング内部にグリスと供に封入され、 長い年月の間に少しずつ摩耗していくのですけど、

為の表面に少しずつ傷が入って、こうなっただけで走行時に明らかな異音が出ていました。

 

参考までにですが、 この球を支えている 保持器(リテーナー)の材質ですが、 フッ素樹脂や、 ガラス繊維強化樹脂等々、

時代の最先端技術が使われています。

 

しかし・・・・このベアリングの精度は日本が世界一。

第二次大戦の時には、今みたいな高精度のベアリングは造れなかった。

それも日本の敗因の一つなんですね。