今年初の乗り出し! という事で、ワクワクしながらゲレンデにやってきました。
すでに来ていた地元サーファー達に話を聞くと 昨日は5点台だったとのことで、「今日もまず来ますよ!」 と、嬉しい言葉。
しばらく雑談して、 一度コンビに行くと、 今日乗る予定のゲレンデへと再移動。
さすがにまだ早くて、なので行きつけのショップに顔を出すと、 今日は7点台、 たぶん1時頃にピークとのこと。
しかし・・・・天気よくてね、風はひたすら爽やかで、
ただ、夏ほど気温が高くはないのでそのまま吹かれていると、日陰では段々寒くなってくる。
空真っ青だし・・・・、 で椅子出したり、しながら上半身裸で今年の焼きはじめ??開始 (爆笑)
なんか寒いぜよ! がははは
10時半頃になると、 多少走れる位になってきて、 娘が先に出陣。
久しぶりに、一緒にウインドやりに来ていますけど、 元ウインドレーサーでもあり、ヨットレーサーでもあるうちの娘も、学生時代の忙しさで、ほとんど乗らずにいましたから、 ”大丈夫かな~”と、親としてはさすがに心配になります。
それでも、すぐにプレーニングして沖をぶっ飛んでいる。
それ見た僕は慌ててセットして出ましたけど、 チューニングがダま~ったくダメダメ。
おまけにブローが続かないし、風が軽いので、ずっと グズグズ ジクジク。
さすがに自分で自分に呆れてしまい、11時半には車に戻りました。 暗~い僕。
お昼後に、急に風が吹き上がる可能性もあるのですけど、 そのまま8.5を再調整すると、
カップヌードルなんぞでお昼
そうそう、「トンビに気を付けろよ~!」 と娘に言っていて、「大丈夫!」なんて言い返していたのに、 食べ始めて5分もしないで持っていかれたぞい。
「あああ~!」なんて声を出しているけど、 娘のパンは空の彼方へ うるうるうる
「ぎゃははははは!」 と 大爆笑する僕ですが、 すでにパンを一つ食べていた僕は、できたカップヌードルの半分(以上)を進呈しました。
お昼食べ終わると、 やはり風がダメで、 それでも娘が出撃。
そして少しおいて僕も出撃。
しばらくして「やはりだめか~・・・・」なんて思っていたら、急にブローが入り始めた。
と、それは良いのですけど、一度その風落ちた後に来たのは6点台の爆風。
「うそでしょ!」と思う暇無く、 あっという間にオーバーとなり、 海面が荒れているのと、さらには昨年秋から今日まで乗っていないので、
まずは体ができていない。
付いていかないんです、全身が・・・・
いくらオフシーズンに筋トレしても、 足腰の能力維持を兼ねてMTBで走っても、
ウインドサーフィンの消耗度はそんなものの比じゃない程、激しい。 そうなんです・・・・
簡単に言うと、格闘技に近いというか、 そうだな~、例えるとですけど、数時間という時間を喧嘩で組み合ったまま延々とやりあっているのと同じ感じなんです。
相手は自然ですから、下手するとずっと叩きのめされる事も珍しくなく、 ショップのウインドサーフィンスクールを受けている男の子でも、100人中数人しか残らない理由はここにあるのです。
まじ、プレーニングできるまでボコボコのただひたすら負けっぱなしという現実しか、そこには有りませんから・・・・
そんななので、毎年初乗りの時は体がボロボロになるわけですが、 いきなり8.5でフルオーバー、しかもそのまま無理して乗っていたら、1時間程度で体が上がってしまいました。
こうなるともうほとんど無理、 セイル張り替えて再度出ようか?とも考えましたけど、
時刻が3時近くて、すでに体が冷え切っていたのと、 「ん????娘どこ行った???」 状態だし。」
無理は禁物なので、とりあえず道具を片付け始めたら、 いなかった娘がひょっこりと現れた。
話聞いたら、 隣の海岸まで流されたそうだ。 え~~~~!
距離にして1Kḿは離れているところ。
貸しボート屋さんで、 やはりウインドサーファーの”じっちゃん”が、流されて浜にたどり着いたのを見つけてショップに連絡をとってくれて、無事帰着とのこと。
小柄で体重の軽い娘にとって 5.8~6.2くらいのセイルは僕の8~9に値する。
流されてもおかしくはないわけです。
話を聞くと悔しさと、情けなさでずっと海上で泣いていたそうだ。
流される=フルに負けたのと同じですから、
まあ、ウインドサーファーが突然の強風で流される事そのものは、特段珍しいことではないですけど、
レーサーでもあった娘には 長いブランクの間にすっかり落ちた筋力と身体能力を思いらされたわけで、さすがにショックは隠せないようです。
さて、全部かたずけ、 ショップにお礼のあいさつ、 じっちゃんにお礼の挨拶をしに行き、4時半には帰路に。
今日はいろいろな面で当てが外れ、走りも今一つだったり、シーズン初めとしてはどちらかという最悪な一日でした。
まあ、これからが始まりですけど。 えへ