帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

世界への挑戦

2011年03月28日 | 研究-教育・育児

こんなときに不謹慎と思われると嫌なのですが、週末から昨日までは関西で行われた某イベント(氏名が分ってしまうので何かは伏せさせてください)に参加してきました。 

といっても僕は唯の送り迎えタクシーみたいなものですが(笑)

 

3歳くらいからずっとその道で練習してきた子達を相手に、別方面から殴りこみ参戦をしているわが娘。

世界大会へは参加資格(16歳上限)の関係で今年が最後のチャンスとなります。

そんなわけですが、一応今回はファイナル参加資格を得ることは出来ましたが、娘にとって内容的にはたいそう不満足だったようです。

もっとも、条件がひどくなるほど強くなる、”悪条件命!”みたいなところが娘に有るのも逆災いしているのですが(笑)

 

さてその大会ですが、一番最後はアメリカ、フランス、イギリス、フィンランド他全ヨーロッパを中心として(日本とは180度異なって、とんでもなく盛んなスポーツ)選抜された子達が一同に集って世界一を決めるという世界的イベント。

今年はスイスにて何日間にもわたる戦いとなります。

 

ここへ参加すべく日本でも予選が行われているわけですが、実のところトップの一団というのは殆ど決まっておりまして、

時折順位は入れ替わるものの、トップ集団は毎度同じ面々。

 

そんなこともあるのか、運営選考側も、当初は一人だけ世界大会へ参加ということになっていたのですが、実力的に僅差なこともあるのでしょうが、

トップの子達をまとめて日本選手団を構成したら? という方向にだんだんと傾きつつありまして、そうであるなら娘が女子唯一の代表として世界で戦えるチャンスが大いに有る。

 

現在、男子しかいないといってもよい選手の中で唯一人女の子として挑んでいる我が娘、でも父親の目から見ると、やはり男の子の底力というのは凄く、伸びと成長にどうしても違いが出てくる。

黙ってみていますが、残すは後3戦。      

どうなるのでしょうかね。     ニコニコ

 

 

 


徳(人格)をもってしか人は動かない 石原知事の涙

2011年03月22日 | 世の中

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110321/dst11032121370087-n1.htm

「言葉にできない。ありがとう」石原都知事、感極まり言葉詰まらせる 放水活動の消防隊員に謝辞

2011.3.21 21:35

18日に福島第一原発に出動した緊急消防隊東京都隊の第一陣と会話を交わし、目頭をおさえる石原東京都知事=21日午後、東京・西原(緑川真実撮影)

 福島第1原発事故で放水活動を行って帰京した東京消防庁ハイパーレスキュー隊員らの活動報告会が21日、東京都渋谷区の消防学校で行われた。石原慎太郎知事は参加した115人を前に感極まり、何度も言葉を詰まらせながら感謝を述べた。

 「みなさんの家族や奥さんにすまないと思う。ああ…、もう言葉にできません。本当にありがとうございました」。隊員からの活動報告を受けた石原知事は、涙を隠さず、深々と礼をした。

 石原知事は、被曝(ひばく)覚悟の活動を「まさに命がけの国運を左右する戦い。生命を賭して頑張っていただいたおかげで、大惨事になる可能性が軽減された」と称賛。さらに、「このすさんだ日本で、人間の連帯はありがたい、日本人はまだまだすてたもんじゃないということを示してくれた。これをふまえて、これにすがって、この国を立て直さなければいかん」と声を震わせた。

 活動報告会に参加した隊員の一人は「あの強気の知事が涙を流して礼を言ってくれた。上から物を言うだけの官邸と違って、われわれのことを理解してくれている。だから現場に行けるんだ」と話した。

 

「放水」の東京消防庁隊員、都知事と面会


放射性物質入りの雨 

2011年03月21日 | Weblog

現在時刻は朝の6時を少しまわったところ、もうすぐ仕事時間だけれど、通勤で雨にぬれたヘルメットやバイク用ジャケットなんかは平然と室内に置いてある。

ほうれん草がどうのとか言っているけれど、僕自身は平然としているし、帰りはさらに強い雨の中をこれまた当然の様に濡れて帰宅する。

被爆がどうのとか、考え始めればきり無いけれど、マスコミが如何にして危機感あおって騒ぎを盛り立てようとしても、これまで何度も繰り返されてきた視聴率、聴取率、発行部数アップの為の報道に乗せられるつもりなど全く無い。

昨年の新型インフルエンザひとつとっても、大騒ぎしていたのは日本だけで、そのために用意された膨大な数のワクチンはほとんど消費されること無く終わり、それを購入するのに支払われたこれまた膨大な血税が廃棄されたと考えてよい。

 

いくら放射性物質を含む粉塵や水蒸気が出ようが、大気は常に動き、最終的には拡散して、ラドン温泉やマンションの構造体であるコンクリートから放射される値や、飛行機にのって飛んでいる間に体へ受ける値よりはるかに小さな数値となって行く。

原子炉から立ち上る煙や蒸気は濃度が濃くなれば当然高い数値をセンサーに与える、しかしながらその数秒後にはいきなり問題ないレベルにまで落ちたりもする。

雨がふれば粉塵は地に落ちるし、地に落ちた放射性物質は地面にしみこみ川となり、海へとそそがれ、最終的には採掘元である地球の構成物質として帰っていく。

高い放射の影響を継続して受けるのは、原子炉周辺、しかも容器そのものを中心としたエリアであるが、それ以外のところは粉々に散った物質が風に運ばれながら、空気中の水分に溶け込んで浮遊する。

 

体内に蓄積といわれても、放射性物質そのものは極普通に自然界に存在するものでもあって、特に日本人の食卓には平然と上がって食べられてるし、家などはほぼ毎日味噌汁の具の含有構成物質として存在している。

雨で落ちた汚染物質が野菜にどうのと騒いでも、それをみて不安な気持ちにさせられているマンション住民や鉄筋のビルで仕事している人々はすぐ横にある壁そのものが放射線を出しているとは知らないし、それを意識して暮らしているわけでもない。

 

マスコミというのは、マスゴミ と言われるように、とにかく少しでも誇張拡大、おもしろおかしく騒げるネタを探し回っている。

一度売れると判断すればいくらでも大騒ぎし、やがては変造、捏造、歪曲、記事としての商品価値がなくなるまでやり続け、

やがて次のネタが見つかればそれまでの事等何も無かったかのようにうっちゃる。

 

騒ぎというのは厄介なもので、それに関する知識が無ければ、マスゴミがはやし立てる言葉をそのまま鵜呑みにし、自分の頭の中で

それを増幅して考えるものだから、いくらでも怖くなるし、恐ろしくもなる。

 

常に冷静そして平常心でいられるには、すこしでもそれに関する知識を自分の力で吸収することだ。

事前に出来ずとも、事が起きてからでもほとんど間に合うし、ありったけの知識をわずかでも取り入れる為の努力をすれば、何が正しくて、何が嘘なのかは段々と分かってくる。

とうぜんゴミ達のまき散らす害もよく分かってくる。

 

原発事故をさも核ミサイルでも打ち込まれたかのようにはしゃいでいるが、これなどは原子炉に使用されている燃料であるペレットがどう造られ、それを元に原子炉の構造、そして震災で確実に作動した停止装置とその後のなぜ炉が加熱したのか?、さらに副次的に起きた水素爆発はどう関係しているのか? を知るとその流れが特別な物では無い事は分かるし、互いの関係と』危険性というのも分かる

そして多くの人が誤解している核爆発(臨界状態)が起きている? もしくは起きるのではないか? という誤解は、上記のことを元にするとどういった結果が出るかは容易に分かる。

多くの人が一色単に考えているメルトダウンと臨界、さらには核爆発では全く違うこともだ。

 

ガソリンも無く、行楽に行くような浮かれた気分でもない休日であるなら、図書館にいってこうした関係の本を5,6さつ読み込むことで不安もだいぶ取り除けるだろうし、その分気持ちも楽になる。

 

場合によってはそのまま居眠りしたりするかもしれないが・・・

 

 

 

 


地球は生きているのだと分かる(今回の地震発生をJapan Quake Mapで)

2011年03月21日 | Weblog

プレートの歪みが生み出す地震というのがよく分かります。

地震発生時刻以降が恐ろしいですが、地震発生点はほぼ全部と言ってよいくらい上のプレートで起きていて、

潜り込んでいくしたのプレートとの大きな摩擦により引き起こされているのがわかります。

 

http://www.japanquakemap.com/


ぞっとする

2011年03月11日 | 研究-教育・育児

間一髪だったんだけれど・・・・ こんなことしている。

 

東北で大地震。

しかもM9.0というとんでもないもの。

間一髪でした・・・・・

 

春休みに入っていた我が子、本当なら練習のために、ヨットに乗るはずでした。

たまたま熱出して休ませたから良かったのですが、もし行っていたらと考えると、今更ながら背筋が凍る思いがします。

 

ヨットは基本的に沖へ沖へと出て行きます。

ウインドサーフィンだと比較的浜の近くを走るのでよいのですが、船である以上はどうしてもそうなる。

ショップの方から後で電話をもらいましたが、やはり津波は到来し、店の有る大きな湾は陸の形の関係から浜全面を洗い流したもの、堤防のおかげで街中への侵入は何とかブロックされたとの事でしたが、

沖では全く関係有りませんから・・・・ との話。

 

人の生き死には常に自分の身近に有るとは分ってますが、運というものはどうにもならない物だと、再度思わされた瞬間でした。

 

 


石原氏 都知事選出馬! 応援します!

2011年03月11日 | Weblog

石原都知事が次の都知事選挙に出馬することは分かっていました。

それを言えないことが辛い・・・・・・

 

それならどんな思いを掛けてもう一度都知事になるのかと言うこと。

その答えがここにあります。

非常に良いことがたくさん書かれております。

 

ちなみに此処からの転載は不可能とさせて下さい。

読まれる方の良心的ご協力、よろしくの程お願いいたします。

 

 


娘のその後

2011年03月10日 | 研究-教育・育児

 

プロダクションからその道へすぐに踏み出していくのかと思っていた僕。

ところが、最終段階で、”活動は一年後から”と明確に相手方へ伝えた上で、許可をいただいて帰宅してきました。

 

「へ~・・・・・、ふ~ん・・・・」と思うわけですが、娘いわく「今年はやらねばならないことが多く、半端に放り出せないから」だそうで、でもそれが全部片付くのが来年、そこから新たに踏み出したいとのことでした。

 

余裕が有るというか、なんというべきか・・・・ 笑 

普通の娘なら喜び勇んで飛びつくか、しがみつくのが多いのに、何となく不思議な気持ちです。

 

プロダクションの担当者が娘に芸能界はじめモデル、タレントの話をいろいろ聞かせてくれ、その世界観を僕は又聞きしているわけですが、なかなか厳しい世界のようです。

まずは、プロダクションそのものに眼を付けてもらえる(まともなところはホンの一握り)事がまず難しく、こうした処に自分から売り込んでくる子は写真つきメールだけで一日何百通は普通らしく、何か有ればその数は4桁にも登るようで、

ただ、専門家としてはこうした子から拾い上げるのは余程ではない限り無いとのことです。

言い換えると自分から売り込んで来る子は基本的に相手にしない、故にその中で目に留まる事は宝くじに当たるくらいの確立でしかないそうです。

それではどうやって商品(新人)を探すのかというなら、スカウトマンやマネージャーが自分の足でテクテク歩き、素質を持つ子を探し出していくのだそうです。

「うちの娘はそんな玉じゃないだろ・・・」と僕は思っているわけですが、登録まで行くにはこれだけではなく、ほかにも難しい条件があるらしい・・・・。

*ちなみに、いい加減なところはどんどん登録させ、後は写真代やらレッスン料などを取りまくる、言うなれば女の子の気持ちを逆手にとるスカウト商売をしているところが非常に多いと言うことです。

容姿の良い子はいくらでもいるだろと思うわけですが、実は可愛い、美人、そうした言葉が当てはまる女の子というのは掃いて捨てるほどいるらしく、渋谷や原宿等、人の集まるところに行けば普通にいるし当たり前のように歩いている。

ところが、この可愛い、美人というのが素人の感覚とは異なってまったく駄目らしく、こうした子はその世界では何の役にも立たないのだそうです。

そんじゃ~どんな子なら良いのか?という事になるわけですが、容姿以外に全身からにじみ出る雰囲気や現実的な感覚、言い換えるとオーラみたいな物が絶対必要条件だそうで、それがない限りは商品(プロダクションとしての売り物)にはならないそうです。

我が娘みて「そんな物有るかよ?」と僕は思うわけですが、とくに家の娘を持ち上げることなく、謙遜もせずにそのままここに書くと現実はこういったものだそうです。

それじゃ、そうした条件にとりあえずマッチした家の娘はその世界でどういった方向に適しているのか?という話になるわけですが、モデルはほぼ×、 CMはじめタレント(特にアイドル系)が主になるだろうとのこと。

モデルは性格が歪みますからお勧めしませんとのことで、これも素人の考えることとは大きくかけ離れていて、その理由はモデルという存在そのものが、その子のスタイル意外には魅力等は何ら不要であり、あくまでも商品(衣類など)が引き立たつのに適した存在としての役割でしかない。 言い換えると影が薄くないとダメということで、、さらには特に綺麗で有る必要等無く、単に商品が引き立つ存在であれば誰でも出来るものだそうです。

そうとう冷たい様に感じられますが、現実の世界というのは、一般で思われている認識とはこういった一面をみても乖離しているのですね。

当然、撮影時にはカメラマンから支持されただけのポーズをとるだけで、笑顔に至っては「なんでまともに笑えないかな?」とか、結構平然と冷たく言い放たれるのが当たり前だそうで、ゆえにモデルをしているのだという本人

のプライドが極力必要で、そうした冷徹な指示に応じるだけの忍耐力も要求される。

ゆえにみんな性格がきつくなり、だんだんと表情が冷たくなっていくのだそうです(ただしアイドルモデル除く)。

「なるほどー」と思うわけですが、そんならタレントはどう違うのか? というと、これはこれで又難しいらしく、どこでも可愛いと言われ、愛されることから、自然に顔も容姿も良いほうへ変化していく。

ただし、よほど人間的にしっかりしていないと、いつのまにか謙虚さを忘れてひたすら嫌な人間へ変化していく。

ゆえにその時点でタレントとしての寿命は終了となり、その期間は活動始めてから、たいてい2年から3年というのが相場だそうです。

 

まあ、親である僕としては「謙虚であることこそが女性としてもっとも大切である」と幼いころより言い聞かせて来ているわけですが、これが娘にとってこの先、何がしかの役に立ってくれるだろうか? と思ってしまう。

 

一応、来年から活動と娘は考えている様ですが、一番問題なのは平日学校を休んで動き回ることは親として許すつもりは無く、しかしながらこれに関しては特に珍しくも無い前例があるようでして、というかそこはそれに対応

してくれているようですが、学業重視の子は基本的には土日だけ仕事をいれ、平日にやらねばならないときは学校終わってから、そして帰宅は遅くならないように配慮するそうです(当然売れる可能性も低くなる)、

このあたりはマネージャーとの調整でやっていくとの事でした。

とはいえ、今年2年生になり、来年は高校3年生、国大を狙っていこうとする中で、勉学とタレント活動の両立等、はたして可能なのだろうか?

 

世の中そんな甘いとは思ってない僕、実際にやり始めてひとつも仕事もらえずに、苦い思いだけして世の中の厳しさ知る経験をしてくれれば娘には大きなプラス要素になると、正直なところ思ってます。

なにより性格ブスな女になったら嫌だしな~

かといって、万が一売れたりなんかしたら、それはそれで、なんといって良いか分からない気持ちになると思うのですが。

 

は~   

 

 

 

 


死ぬかと思った

2011年03月06日 | ヨットや 釣り等

GARNET CROW - 風とRAINBOW

 

なんとなく朝からおかしな空模様、全面うす曇になったかと思えば突然晴れ渡ってみたり。

いや~な予感がするも、天気図では日本上空は高気圧。

でも富士山は傘かぶっていて、「ありゃ~いつ此処へ来るんだ?」と嫌な予感。 

まあ弱いながらも安定した風が吹いてくれるだろうと思っていたのだけれど、海岸通へ出ると白波立っている。

「あれれ」 なんて思いながら、ほかのヨット乗りの話だと、今しがた吹きはじめたらしい。

風の方向は南西、沖へ流される風ではないが、なんか予想をはずされて「今日も駄目か?」という感じ。

ただ、一応船を出し、艤装の為に準備していると落ち着いてきた。

「丁度いいくらいかな?」と思いつつ沖へ出して走らせるけれど、本当にいい感じ。

春の暖かさと輝く光が嫌と言うほど目に入ってくる。

ウインドサーファーが同じ海面に沢山出ているけれど、7.5で問題なくプレーニングする風で、

波はあるものの、走りの邪魔になるほどじゃない。

結構楽しくて大体2時間くらい楽しんでいたけれど、徐々に風も落ちて、「これで終わりかな?」と浜へ戻る。

と、いきなりブローが入り始めた。  およよ

半端じゃ無い勢いで、すぐにヨットが横倒になり、マスト立てるとセイルがばたついてやばい、仕方ないのでそのまま横倒しにして船底より風を受ける方法でやり過ごすが

風が強すぎて浜をずるずる押されていく。 なんちゅ~力だ・・・・・ 

一方、「すわ風だ!」 とばかりにやたら元気になるのがウインドサーファー、みんな喜び勇んで出て行くのはいいけれど、

どう見ても風速17mはあるので、セイルもろともねじ伏せられるか、結構上手な人もどんどん下らされちゃっている。

 

「そのセイルじゃ無理だろ~」 とマスト抑えつつ見ていたけれど、だんだん自分の状況忘れてだんだんウインドに乗りたくなってくる。

危ないのが大好きなこともあって、ワナワナし始めるが、ヨット抑えているので精一杯の自分。

もっともシーズン以外はウインドに乗らないと決めているので、道具なんか持っていないが・・・

 

少したてば収まるだろうと、たかをくくっていたらますます爆風へワープ、へたすりゃ20mオーバーか? という状態。

若干風が落ちた頃に、すぐそばでレーザー艇を押さえていた仲間が来てくれたのでまずはマストの処理。 

ほんのわずか風が弱くなったタイミングを見計らってオリャー!、次にこちらが相手の艇へ行って同じ処理をする。

 

マストを降ろしてしまえばセイルも丸められるので一安心だけど、このブロー到来と浜への帰着はほんの数分の差だった。

ウインドなら浜へ流され、壊れた道具でトボトボご帰宅~!となるが、ヨットの場合ははるか沖へと出て行く事からやっかいで、

しかも風の方向が南西から東へシフトしていたので、沖でこの風に遭遇していたなら走行不能(この時点でのセイルサイズと船の設計性能限界を考えれば)。

そのまま稲村が崎の岩場で木っ端微塵になるか、もしくはそのすぐ横に堆く積まれているテトラとご対面というのがすぐに分かる。

当然躰ズタズタ救急車で搬送され、出血多量は確実で、へたすりゃ死ぬところだった・・・・ 

 

でもこれがマリンスポーツという物なのですね。

 


日の丸 鮮烈なイメージ

2011年03月01日 | Weblog

 

 

自分はなぜに今の仕事をしているのだろうか? 今まで幾度もそう考えてきた。

そのたびに思い出すのは、子供のころから母親が時折話してくれた太平洋戦争時の話。

もちろんその内容は、あくまでも母親の体験という範囲を抜け出ることはないから、きわめて内容は限定的だ。

幼き頃のごっこから始まる兵器、戦車や戦艦、言うなれば強いものへの単純な憧れは、男なら誰しにもだろうが、そうした仮想現実世界と対面に有る現実を教えてくれたのも、この母の話であった。

今の自分はこの戦闘機大好き少年がそのまま大きくなったようなものだけど、違いがあるとするなら、この国が歩んだ不幸な歴史を常に正しく見つめ、命を失った多くの英霊たちの思いを未来(日本とアメリカの若者)へ伝える気持ちが大きいこと。

もちろん小さい自分に大した事等、出来はしまいが、ささやかながら技術という媒体をもってかつての敵国の子孫たちに日本の文化を伝え、日本人というものを学んでもらっている。

選挙が近いが、自分が強く支援している石原知事に関する動画をたまたま見つけ、その中に語られている話を聞いてみるなら。

それが母のものとはまた違う意味と側面を持っているわけだが、男女の感覚違いとでも言うべきものなのであろうが、慎太郎知事の感覚のほうが自分には近い。

もちろんこの程度の文面で二つの経験を比較したり、混流する部分での心の配置など語れるほど狭くもないし語りつくせるものはないが、

この話(実話)に出てきた、日本の戦闘機乗りたちは何を考えていたろうか?

子供たちを守ることだけだろうか、敵の戦闘機を撃墜することだけだろうか? 単純な使命感だけだろうか?

おそらくは何物にも代え難い悲壮感と、明るい未来への純粋な希望、その為に戦っていたのではないだろうかと思う。

 

圧倒的なパワーを誇るエンジンと先進空力デザイン、純度の高いガソリンと強力な武装。

対して知恵の推移を結集して可能な限り敵機を落とせる設計を施されたとはいえど、松脂混ぜた粗悪燃料はまともに攻撃する馬力も生み出せず、非力なエンジンは有利に戦うことも不可能、鍋釜寄せ集めの機体はがたがたで、フルにGをかけて旋回すれば気体がもたずに悲鳴を上げる。

けして勝てるはずのない事をわかっていながらけして逃げはしない、武装も貧弱、弾薬もろくに無く、ありとあらゆる制限中で限界と戦いながら敵機に挑む侍だ。

その濃緑の機体に描かれていた白ぶちのど真ん中にあるマークこそがこの国であった。

 

こうした経験を目の前でした慎太郎氏であるからこそ、ズタズタだった東京をよみがえらせることが出来たと僕は思っている。

 

次の選挙にぜひ出てもらいたいと思うのは僕だけであろうか?