帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

リアゲートロックの調整

2017年05月08日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

内側から開けるのは簡単なだけど、 外のノブを押して開けにくくなっていたダッジ君。

殆ど乗らずじまいになってしまっているこの車ですが、

時々メンテ。

たいしたことは無いのですけど、 リアドアのタイヤの重みがある程度影響していることは間違いなくて、

ただ、思わぬ故障をしている?という可能性もあるので、ロック機構その物を丸ごと外して調整。 フンフンフフン

簡単なようで、案外複雑な構造で、 誰が設計したんだろうね・・・・・

それなりの頭脳の持ち主であることは見ただけで判る。

コントロール関連で四方から来るロッドは

内側ドアーノブ、 ロックノブ、 オートロック、 外側のロックキー とノブ。

5本がこれ一つに集まっていて、効率よく操作できるし、 どうやったら故障するだろうか?いうほど良く出来ている。

 

外から開けにくかった原因は、 グリスと油脂分が無くなり摺動部分がうまく動かなくなっていただけ。

あと、一部調整部分があり、それをアジャストした。

 

取り付けが少し面倒でしたけど、仕事開始前の20分で取り外して、

取り付けはお昼休みにチャチャ!っとやって終了。

 

まだ少し固い感じするけど、 ドアのつがいを直さないと根本的な解決にならないのは判りきっているので、今はこれでOKです。

*断熱材がぎっしりのリアドア、その内張を剥がしての作業です。

 

 


Theford Aqua Magic Ⅳ シャッターシール

2016年03月29日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

この様なメッセージを頂きました。

********と申します。
もしお教え頂いたら助かるのですが。
今、2002年のロードトレックを所持しています。

****~お教えいただきたいのは、トレックのマリントイレのシャッター、未使用時水をためて消臭していたのですが、昨年の夏、放置していて、水がたまらなくなりました。ebayでシールを購入しましたが、取り付け部のパッキンで・・・シャッターの部品はどれかお教えいただければと。
もしご存じならお教えいただけますでしょうか。取りあえずシリコングリスなどと。
ダンプが大変なのであまり使用しないのですが。
ご迷惑でなければよろしくお願いします。

 

ということですので、調べてみました。

僕もロードトレックに乗っていて、 シャッターとシールが張り付いたり、水が抜けていたりしますので。

Thetfordのホームページに行くと、分解図が有ります。

 http://www.thetford.com/part/aqua-magic-iv-foot-pedal-flush/

 

シャッターが8番ですから、 シールは9番。

部品番号は 33207 ブレードシールとなります。

Parts List

Key No.Part No.Description
1 33315 Water Valve Link
2 24571 Wire Replacement Pkg (Post 10/19/92)
3 33199 Mechanism Cover - Parchment
  33200 Mechanism Cover - White
4 13168 Water Valve Replacement Package
5 24633 Actuator Assembly (High)
  24632 Actuator Assembly (Low)
6 12524 Closet Bolt Package
7 33317 Blade Spring
8 33308 Blade
9 33027 Blade Seal
10 33318 Blade Track
11 N/A Overflow Tube
12 33312 Flush Tube
13 24637 Nozzle Assembly
14 24630 Reservoir Tank Assembly
15 36787 Seat and Cover Assembly - Parchment
  36788 Seat and Cover Assembly - White
  36789 Seat and Cover Assembly - Ivory
16 20821 Pedal Package - Parchment
  33198 Pedal Package - White

価格は7~8ドル。

そんなに高くは有りませんけど、それより分解してシールを交換するほうが厄介かもしれません。

参考までに

Thetford Aqua Magic Galaxy repair

 

頑張ってくださいね!   えへへ

 


新品のベバスト(同等品)FFヒーター  取り付け編2 DIY部品集め?

2016年02月25日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

と、まあ、同等品がWebastoと全く同一品か? という解析はとりあえず一区切りです。 OEMと書いていないところが憎たらしい(笑)

次はさらに具体的に同一であることを証明出来ないか?について考え中で、それ完遂したら日記にアップします。

ところで、なんで 同一品が正規品と同じか?比較していたか?というなら、 回転機構を持ちさらに燃焼を伴う機器の場合は、交換すべき部品がやがて出てくる。

発売元が部品供給してくれるかどうか?というのうぃ特段確認していませんが、

ネットで普通に通販して買えるベバストの部品は有るわけだし、自分でやるならベバストと同等品であることは、とても重要なわけですから。

一番高価なのはコントロールモジュールですけど、これなんか下手に日本の代理店で部品を頼むと、同等品が新しく買えてしまうほど高い 6~7万。 あ~~~~

*ちなみに、モジュールの故障そのものはさほど聞かないですが。

その場合は、モジュールなんぞ交換するより、本体ごとそっくり新品に交換してしまえばいいわけで、20万円出して純正のベバスト本体買い換えるのは不可能であっても、モジュール交換費用で、本体全部を新しくできるなら、桁違いにコストパフォーマンスが良い。

それ以外のグローだ、センサーだ 燃料ポンプ等の部品は割りと手に入りやすいですから。

 

話変わって、「取り付けをどうするか?」をずっと考えている僕ですけど。

まず燃料は灯油を使いたい。

煤が多く発生し、重油成分の多い軽油は、絶対的にカーボンが燃焼室に蓄積する。

それがトラブルの原因になるのは、同じヒータでもガソリン式のものより、軽油式の方が燃焼トラブルが多いことでもうなずける。

ただ、どこにタンクを置くか?という問題が有って、 狭い車内をいろいろ見て検討するも、どうにも思うようにならない。

外部に設置場所はないし、 収納できるトランクもない。

室内空間を目一杯使っているクラスBでは当然のことなれど、なんとかしたい。

 

可能なら、給油が簡単な場所で、 タンクが目立たず、しかも5Lは容量確保したいし・・・・・

 

車内を見ていたら、 あれ? ここが使える?と思いついた。

ここは特段使っている部分ではなくて、 ティッシュ代わりのトイレットロールが入れてある程度。

スライドドアの真横なのでアクセスもしやすい。

内部のサイズを測ってみると 奥行き142mm、扉あるので実質132mm

幅 190mm、これも扉有るので 実質 160~170mm

高さは?というと、300mm。

 

問題は個々にピタリと入る 灯油タンクが有るかどうか?

鉄製の耐圧性能持つ、、蓋がしっかりと閉まるものがベスト。

 

思いついたのは石油ストーブのタンク、ネットで見ていたら、調度良いサイズ?の物がありました。

幅 162mm

奥行き 130mm

高さは 295mm キヤップの口は300mm超えていても構わない。

容量は5Lと、なんと又理想的でね~の!!  なははは!

でもって、落札。

 

あとはタンクが届いたら、 FFヒーターの為の燃料取り出し口を設けねばならず、

そのために開ける穴の直径25mm。

取り付けるのはこれですが、これそものをそのまま取り付けるのは難しく、加工を加えるなり、多少の工夫が必要となる。

 

さて、タンクのほうがなんとかなったので、それは良いとして、あと一つ欲がある。

 

可能ならタイマーでヒーターを運転したいんです。

真冬の朝に 窓ガラスの霜掻きなんぞせずに済ませられたらいいなと・・・・

 

で、Webastoのタイマー関係部品をみていたら、皆目玉が飛ぶような価格で、 3~6万円払ってタイマーつける気にはならない。

そこで、海外のサイトを覗いていたら、 WebastoのHPに、こんなタイマーが・・・

http://techwebasto.com/heater_timers/white-timer.html

 

これって、どこかで見たことがある???

多分!?とヤフオク見たら、やっぱり、 KAYABA製で、価格は1200円位。

性能的にはほぼ同じで、僕の買ったベバスト同等品には 室内温度センサーと燃焼モード切替付きの温度コントローラーがあり、 その電源ラインにこれを入れてあげれば良いだけで、なんにも難しくない。

6万なんてお金は出せませんから・・・・・

 

さてと、 燃料タンクが決まり、設置場所も決まり、 欲しかったタイマーも手に入りましたので、あとはヒータの設置工事。

外部に出るのは吸気管と排気管だけとなり、燃料タンクからフィルター、ポンプ、そしてポンプへの配線は内部で処理する予定なので、燃料周りの汚れが皆無になるはず。

軽油使わないので、 冬に燃料凍結してヒーターが動作しないトラブルも防げる。

 

いつ取り付けようか・・・・・

 

 


法人向け AVIC-MRP006 の仕様解除(一般向け仕様への変更)

2016年02月09日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

ハイエースに取り付けたナビの、法人向け仕様に関する問い合わせ回答が、パイオニアより来ました。

修理窓口にて5000円で可能だそうです。

 

ただ、2015年10月までの無償アップデートは一般向けにしても無償にはならずとのこと(去年の10月までなら無償)。

これは、”初めから一般向けの製品”と同様とのことでして(念のために電話で確認しました)

 

AVIC-MRP006 007 008 009は 2012年から3年分の地図が無償だったのですが、最終である昨年0月末までにバージョンアップを済ましていないと、それ以降は”それまで無償”で出来ていた、2015年の10月分までのバージョンアップも有償”になるとのことでした。

 

となると、 法人向けから一般向けへの仕様変更(多分内部ソフト入れ替え)で5000円 + 送料

2015年の地図(現段階で) で約1万6千円 

 

合計2万2~3千円 必要となる。

 

1万円で中古購入して、 +それだけの費用をかけるのもな~・・・・・ 特に不便無いので、やはり僕は

このまま使いますです。 ハイ  

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

*****一様

 

このたびは弊社商品へお問い合わせをいただきまして誠にありがとうございます。

お問い合わせいただきました内容でございますが、お送りいただきましたシリアルナン

バーを確認させていただきました。

**様がおっしゃる通り業務用モデルであることを確認いたしました。

業務用ナビゲーションの市販化への変更につきましては、弊社サービスセンターにて市販化への変更を有償にて承っております。

(基本料金は税抜き5000円となります)

お申し込みは、下記修理担当窓口にて受付しております。

http://pioneer.jp/support/purpose/repair/

 

またMRP006のバージョンアップに関しましては、2015年10月にて無料期間が終了致しております。

これからのバージョンアップにつきましては、有償となりますので改めましてご了解のほどお願い申し上げます。

 

今後とも弊社商品のご活用をよろしくお願い申し上げます。

******************

〒212-0031

神奈川県川崎市幸区新小倉1-1

パイオニア販売株式会社

開発営業部 開発業務課

担当:**

TEL:044-580-1443 FAX:044-580-1448

(お電話対応時間:09:30~18:15)

メインページ

http://pioneer.jp/psmc/

業務用製品ホームページ

http://pioneer.jp/carrozzeria/biz/

******************

 


ハイエースの車検終了!(^^)

2014年12月11日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

愛車ハイエースの車検終了!

今回は約15万円なりで、 20年落ちの 約15万5千キロにしては、程度が良い。  

正直言って・・・・ リフト作業の無い、メンテナンスや故障修理は全部自分でやってしまうので、

車検は殆ど点検とライン通しになるんですね。

かといって・・・・友人の整備工場なので、 多少なりとも儲けてはもらわないと困るし、代車をただで出してくれているので、そのへんも考えないといけない 

 

今回は殆ど基本作業だけで終わりでしたが、 あえてやってもらったのは燃料フィルターの交換。 

ディーゼルは後でエア抜くのが面倒なので、走行距離考えればやってもらう方が楽なんです。

自分でやれば 部品代だけで済むけど(笑)

あれ? オイル8L    ぎゃははは まちがってら~! 家の車5Lだでよ。

まあいいや、代車代金ということで、ニコニコ

さて、部品だけ取り寄せてもらって、 今後自分でやる予定なのが 上下のラジエーターホース交換と4本有る駆動系ベルト交換。

キャブオーバー車なので、運転席のシートを取り外し、糞狭いところに腕を突っ込んでの作業。

まあ、10万キロ時にエンジンをバラしてタイミングベルトやらウォータポンプを交換した時に比べればチョロけど、面倒くさいというのがいつも先に立つ(笑)

後数ヶ月もすると春になり、暖かくなったらやる予定です。

 

ピンク矢印がラジエーターホース。 青矢印の辺りに4本の駆動系ベルトがあります。

 


ダッジラムVAN & パジェロミニ エアコンガス補充

2014年04月29日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

先週の土曜日にパジェロのドライブブーツ交換をしましたけど、その前後にやった作業の、今頃掘り起こし&アップとなります。

真空ポンプ込みで約1万円と、格安で手に入れられた、エアコンゲージ。

何となくエアコンの効きが悪かった1994年型の DodgeRAM Van B350 (5200 CC マグナムエンジン)と一応パジェロミニも作業しました。

フロン R134は、すでに家へ届いていたので 早速ダッジのガス圧を測定をしてみたら、やっぱり低い・・・・・

R12に比べて R134はガス圧が高くいうえに分子構造が細かいのでフロンが逃げやすいんです。 

しかし、年式考えるとよくこれまで持っていたな・・・・とも、思える。

20年近く一度も補充無し&トラブル無しで来ている事自体も凄いと言えるかな  てへへ

さっそくゲージを接続してエンジンをかけると、エアコンを目一杯効かせて圧を測ります。

高圧側のポートが規格違いなのかコネクト出来ませんでしたので下だけ。 低圧側だけで十分なんです。

う~ん・・・・ 

下が1bar・・・・・・   どうりで冷えが今ひとつの訳だ・・・・ 

 

ちなみに 1bar(バール)=10Mpa(メガパスカル)=約1Kg/Cm2=750mmHg

1Mpa=10Kgf/Cm2

 

エアコンシステムの大体の圧力ですが。

家庭用エアコンに多い R410は 低圧で0.5~1.0Mpa(5~10bar 5~10Kg)

 高圧 2.3~3.0Mpa(23~30bar 23~30kg)

旧式の家庭用エアコン R22は 低圧で0.35~0.6Mpa 高圧 1.5~2.0Mpa

車用 R134は 低圧で1.5~2.5Mpa   高圧で14.5~17.5Mpa

*高圧側の圧は、記事では逆ですが、先にやったパジェロ測定時の中途半端な残りですので無視してください。

そこで、フロンを補充して 下が2bar(0.2Mpa 約2Kg/cm2)になるまで補充。

もう少し入れようかと思ったんですが、 エアコン吹き出し口に温度計を置いて見ていると、

MAXで8度まで下がっている。

不用に補充すると燃費とエアコンシステムに無理をかけるので、その程度で終わらせます。

補充はいつでも出来ますから 

 

ゲージの扱い方や補充方法等を詳しく書きたいのですが、実のところ 高圧ポートを下手に開けるとフロン缶に逆圧かかって爆発する事が有るんです。

フロン缶を手で握っていたりしたら、下手すりゃ指が吹っ飛ぶこともあるわけで、笑い話じゃ~すまない。

なので申し訳ないのですが、割と整備などを詳細に取り上げるこのブログであっても、さすがに書けません、ゴメン・・・・ 

あと、今回室内側の空調パネルにある、クールからホットまでの吹き出し温度を調整するレバーを操作していたら、途中でブチッ!  という感覚が有った。

あれれ?と思い、バラしたら、空調ダンパーのワイヤーが切れていた・・・・・・ 

あちゃ~・・・・・と思うんですが、とりあえず今日は修理出来ないので、それは又後日。

なので、ダンパーワイヤを外し、手で冷房側に切り換えました。

 

しかし・・・・・バカみたいに冷える。   昨年は真夏に信号で止まっているとぬるい風邪しか出てこなくて、走っていないと冷えなかったので大変でした。

もっと早くやればよかったな~  

 

ちなみにパジェロミニの方も少しだけ補充しました。 黄色矢印が低圧ポート 赤矢印が高圧ポートです。

測定すると高圧側圧力が少し低い。 17万キロも走っていますので、コンプレッサー内部がやれてきているのかも知れません。

症状を見るためにしばらく高圧ゲージの様子を見ていましたけど、 安定しているし変なぶれも無いし、きちんと冷えていますから、壊れるまではこのまま使い続けます。

以上エアコンのガス編でした。

二つの作業併せて、ディーラーなら1~2万円の工賃 、自分でやりましたからタダです、もちろん。 

ブーツ交換と併せて、1日で4万円の節約でした。 

 

もしチャレンジしたい方がいらっしゃいましたら・・・・ 参考です。


コロナ CW-1613 ウインドエアコンの 基盤 その1/4

2014年03月09日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

超簡単改造でウインドエアコンをEU9iのエコモードで動かす記事の、一応続きです。

 

で今回は、基盤を簡単解析する!の、その1で、写真がメインです。

まずは基盤の全景

次にリレー部 コンプレッサーのメインリレーと 始動用リレーです。 この二つは常に連携しながら動作しています。 

ちなみにキャパシタ と コンデンサは同じ物で、 日本ではコンデンサ、 欧米ではキャパシタと呼ばれています。 

その少し上が 室内及び室外ファン、 ドレンモータの配線コネクタ、そして 制御回路(室内ファン含む)の保護ヒューズ。

ヒューズはAC回路の半分含めて、全体の約半分を保護する感じです。

コントロール基盤(リモコン受光や電源のオンオフ)に行くフラットケーブルと 本体のコンプレッサー横でかい(CMキャパシタ)のコンデンサーから来る電源配線(赤線)。

前回の改造1/2ではこれの配線位置を変えています。 2/2ではそのまま無改造で、普通に赤い配線のコネクタが差し込まれます。

制御部と ACリレー回路(コンプレッサー等を含む)を切り離しているトランスです。

このトランスの横には 二つのトランジスタと、 一つのIC

トランスの出力(約AC12V)側にある制御回路用整流回路で、 DCで約15V位を造りだしています。

そして ワンチップマイコン等を動かすための DC5Vを造り出す 安定化回路、

ぴっ! という音を出す ブザー と、 室温を感知するセンサーの入力端子。

最後に 基盤の中で重要な働きをする 3つのチップですが、

まずは室内ファンの電源を直接をコントロールする ソリッドステートリレー

そして ダーリントントランジスタアレイ と 東芝製の 8ビット マイクロコントロールチップです。

 

 

以上基盤の大まかな説明、

次は マイクロコントロールチップをとりまく各部の配線などです。

大まかですけどね  

 

 

 


ダッジラム キャンピングカーに、DVD付きテレビを取り付け  今更~?(^^;)汗

2013年07月25日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

DVD付き地上デジタルテレビを、家のロードトレックに移植?しました。 

元はハイエースキャンピングカーに取り付けていた物で、扱いやすいように可動式アームを使っていたところ、そのアーム付け根部分が壊れかけているのを最近発見!   

 冷や汗がたら~り・・・・   もし落ちていたら弱い液晶画面が割れて、一巻の終わりになるところでした。

アームそのものはパソコンの19インチディスプレイを取り付けられる代物なんですが、その太いアームに対し、一番底の取り付けは小さなねじ4本という実にお粗末なもの。

走行による振動で2本が完全に折れ、残りの2本も締め付けがユルユルという状態。

初めは修理して使おうかと・・・、 でもハイエースキャンピングカーの狭い車内だと正直13インチは大きすぎで、さらにはDVDドライブがついている事から厚みがありすぎでこれが邪魔。 

最近はヘッドレストに取り付けられる薄型9インチのDVDモニターが安く売られている事から、ハイエースには改めてそれを取り付けることにし、 こちらはロードトレックへ載せ替える事にしました。

 

nexxion のWS-TV1310DVSKB  ドンキホーテで数年前に買ったのがこれ。

あまりテレビを見ない僕故、ロードトレックにはテレビ等をこれまで取り付けてませんでした。

ただし、DVDは見ていたんです?

どうやってみていたのか~?ですが、単にノートパソコンを車載し、それを使っていたんです。 

 

しかしながら逐一パソコンを起動するのが面倒なのと、ノート型とはいえ消費電力が大きいですからサブバッテリーの容量に気を付ける必要があります。

なので、今回外したテレビをつけちゃえ!と、かなり安直な考え。  

 

さてどこに取り付けようかと考えましたが、ロードトレックの場合は運転席真上に収納がありまして、場所的にも丁度良いことからそこへ取り付けることにしました。

 

まず壊れたアームから金具をはずし、長いネジを使ってスタッドボルトをたてます。

 

それをテレビに取り付け、しっかりとねじを締める。

車体側の加工は簡単で、単に4カ所穴あけするだけ。 えへへ

二つはボルトを通す穴、一つは金具固定ピンが刺さる穴、もう一つは電源配線を通す穴です。

*写真上部の小さい4つの穴は 前のオーナーが何か取り付けていた跡です。

穴が開いたら扉を開け、テレビを保持しつつボルトを通してナット締め。

固定が終われば残りは配線です。

収納の下にあけた穴から配線を通し、 運転席後ろに来ているサブバッテリーからの電源ラインに接続すれば完成。

難しくも何ともない取り付けでした。

 

このテレビは操作部が真上なので、操作するときは扉を開けるかしますが、リモコンが有るのでそれ使う方が簡単です。

今のところ地デジ用のアンテナを取り付ける気はなく、なぜなら昔のテレビと違って 地デジの受信電波がどうしても不安定なためです。

田舎?に行くことが多いキャンピングカーでは。電波が入らない事が多くてあまり意味がない。

出来ればキャンピングカー用の衛星自動追跡アンテナが欲しいところですが、あまりにも高すぎるので使用頻度考えたら却下。

DVD見られれば十分ですからね。 

 

 


キャンピングカー(ロードトレック) フォーセット(蛇口・カラン)の修理

2013年07月24日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

週末に出動予定のダッジキャンパーを点検していたら、なんとフォーセット(蛇口)基部からの水漏れ

「あちゃ~!」と思うけど、直さにゃ~使えんでよ(笑)

というわけで修理?  ん? というかオーバーホールします。

家の車に着いているフォーセットは アメ車によく使われている物なので詳しく紹介しますね。

買えば6~8千円はしますから。

 

漏れはフォーセットの横から出てきて、明らかに内部からの物と分ります。

 

水栓は(フォーセット)はアッセンブリーで取り外してオーバーホールしますが、 これが結構大変でして、とにかく取り外すのが厄介なんです。

狭いんですよね~これが  下の写真矢印奥の上の方。

右矢印のメッシュホースは 浄水器に接続されているラインです。   贅沢にもそんな物装備しているおかげで水がうまい。

そこでまず、周辺の引き出しやら何やらを外して少しでも作業しやすくしますが、 余り意味が無かった(笑)

 

短めのモンキーを突っ込んで格闘をすること15分、やっと配管が一つ外れます。

こんな狭いところなんですが、この車を造ったでかいカナダ人が作業できるんかいな? そもそも、と不思議な思い・・・・

ちなみにスマホ突っ込んで、残っているもう片方の配管の様子を撮影。

両方の配管が外れれば、 フォーセット固定のフランジナットをはずしますが、これは

耳が有るので手で弛められます。

弛まないと プライヤが必要。

フランジナットが外れたら素直に上に引き抜く。

裏はこんな感じです。

 カバーを外すと内部が見える

 

ここまでが取り外し、そして次は分解。 ノブの上にあるキャップを細いドライバーでこじり、取れたら手でノブを掴んでドライバーで弛める。

今回片方のキャップが割れてしまいました経年劣化ですかね・・・・ 

ノブが両方外れたら、白い廻り止めキャップを取りはずします、引き抜くだけです。

そしてフレキシブルのカラン基を弛めて取り外す。

 

次にモンキーで、バルブ部を外します。

弛めると取れますが、黒いオーリングが見えます、 今回の漏れは多分? ここからだろうと・・・・

バルブ部はノブと連携して水を止めたり出したりする部品ですが、右端のシャフトを指で回す事で二つに分解できます。

参考までにカランの付け根はこうなっています。

 

さてここからがオーバーホール。

使用するのはオーリングキットで、ブチルゴムで出来た各種サイズのリングがたくさん詰まっているもの。

汎用のサイズが基本となってまして、大抵のオーリングはこれ一箱で足ります。

オーリングセット 190個組 ゴムパッキン

そしてシリコングリス。

こんなでかいの、普通は使い切れませんので(すでに5年も家にある 笑)、小さいサイズの物も有ります。

これは特殊で昔はやたらと売ってませんでしたが、最近は大きなホームセンターに行くと手に入る

気をつけなければならないのは パソコンのヒートシンクに使うシリコンは猛毒、食品を生産する工場などの機器に使用する人に無害な安全品

でないと当然に駄目。

このグリスはウォーターポンプの修理、ブラックタンク・グレイタンクの排水バルブやトイレのシャッターバルブ部など、

油性の物を使うと環境に良くないところにも使います。

はずした重要部分は一応簡単に組み立て、どこから水が漏っているを調べますが、

あれ? なんだこれ?

透き間が開いている? 

この部分は単に差し込まれているだけで、水封はオーリングによりなされていますから、引っ張れば簡単に外れます。

ん????? なんだこりゃ?  ここは本来オーリング1つなのに2個入っている。  

前のオーナーが水漏れかなんかが有って入れたんですかね~!?

 

漏れたらリングは交換、それしか対処方法は無いはずなんですが・・・・

 

キットの中に、全く同じ大きさのオーリングが無かった為に、内径が同じで、少し太めのリングを入れてシリコングリス塗ります。

太い分には密着が良くなりますから、   太すぎても駄目ですが。

 

これを左右行い、次にバルブ部の二つのオーリングも同じように交換。

同じようにシリコンヌリヌリ

バルブのベースの方のオーリングはすこし大きめだったので、きちんとはまるか一応テスト。

OKです!

一応カラン差し込み部のリングにもシリコン塗りますが、

ここはゴムが潰れてなかったので、オーリングの交換はしませんでした。

参考までに、このカランはオリジナルの物ではなく、僕が改造を加えてあります。

基はただのパイプで上が逆Uの字に曲がった物でしたが、 これだとシンクで鍋など洗う時にガシガシと当たって使い心地が良くない、

そこでパイプをカットし、そこに日本製のフレキシブル管を差し込み、透き間をシリコンシールで埋めてあります。

青矢印が基のパイプ、黄色矢印が差し込んだフレキシブル配管です。

なんでフレキシブルにしたかというと、とにかく使いやすいから。  

そして先端にシャワーと直流の切り替えが出来るヘッドがつけられるからです。

 

話を元に戻します。

オーリングを全て交換したら組み立てます。

これが古いオーリング。

 

 

さて、オーバーホール終わったので、今度は組み付け。

フォーセットの基部が汚れていたので、外で洗います。 滅多に出来ませんから。

綺麗でしょ! (笑)

これにさっきオーリング交換したのを組み付ける。

裏面はこうなっているはずです。 全部フラットにならずに出っぱる様なら、取り付けがおかしいと言うことですので注意。

 

確認したらバルブ部を取り付け。

モンキーでねじ込みますが、最後まで一度ねじ込み、そのあと少し弛める方向に回して、切り欠き合うように調整します。

こんな風に、合わせる。

 

そしたらノブの廻り留めロックキャップを取り付け~!。   

* このキャップには黄色線でなぞったような凸部分があります。

実はこのフォーセットのノブは330度位しか回らず、普通の水道用ノブみたいに何回転もしないんです。

 

当然、ノブの方にも出っ張りがありますね。   赤矢印が可動範囲。

調整方法ですが、ここが肝心。  まず指でバルブ部を、黄色矢印の方向一杯まで回します。

そしてノブを取り付けますが、その際に凸部分が互いに当たるところから、すこし戻った位置に差し込む。

感じとしては 指でバルブを回して止まる位置(止水位置)より、 ノブで回すともう少しバルブが締まるような

感じにするわけです。

理由は 指で回せばバルブ底部のオーリングが当たって止水位置となりますが、ここにノブ位置を合わせてしまうと、

水圧の高いポンプではポタポタ漏れてきてしまう事が多い。

そこで、ノブをもう少し締め込める位置にすることで、完全止水出来るようにするわけです。

 

フォーセットは簡単な構造ですが、そうした調整が必要なんですね。 

最も、上手く行かなければ取り付けた後に、実際の水圧をかけながら、きちんと止まる位置には調整出来ますが・・・・

 

調整が終わったら、ノブを掴んで固定しながらネジを締めます。   掴まないで締めるとバルブが簡単に壊れます。

そしてベースプレートを取り付け。

後はフォーセットをシンクの取り付け穴に差し込み、

フランジナットを手締めする。

 

下の配管を元に戻したら、最後にカランを取り付ける。

 

これで完成、 修理? オーバーホール?の終了です。

 

早速ポンプスイッチをONにして、水圧をかけ、戻した配管の継ぎ目から漏れがないかどうかをチェック、

最低5分は圧をかけて様子を見る必要が有ります。

漏れたら配管の締めが緩いので、当然増し締め。  こうして初めから馬鹿みたいに締めるのではない方法を

とります。

でないと、次に外す際に壊したり外れなかったりしますから。

 

漏れが無ければ カランから水を出したり止めたり、 フォーセット部から水漏れが無いかを念入りに点検。

異常がなければOK! 

 

水の漏れはにじむ程度でも、 知らない間にキャンピングカー設備を腐食させたりカビを発生させたりします、

水系統だけは常にチェックし、完全にしておかないと最終的に高く付きますので、僕は常に意識しています。

 

 さてこれで終わり、簡単でしょ! へへ

 

 

 

 

 


猿でも出来る? ダッジラム バン のストラッドロッド ブッシュ交換 でい!

2013年07月13日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

しかし、蒸し暑いね~!

いつものごとく土曜日清掃は終了ですが、娘は学校、家内もお出かけ。

息子夫婦は海遊びからの早朝帰宅で寝ているし。 

 

一日ぷらぷらして、無駄するのもなんなので、 今日はダッジラムバンのサスペンション一部、ストラット・ロッド ブッシュ交換をアップしました。

 

下図の赤い丸で囲んでいるゴム製部品ですが、サスペンションの横方向に加わる衝撃や力を受けると同時に、サスペンションの適正アライメントを保持?するためのものです。

ちなみに、上下方向の動きはアームが専門に受け持ちますが、前後方向の動きには弱いのでこのストラット・ロッドが付いていると考えてください。

 

作業その物は猿でも出来るレベルで、ゆっくりやっても2時間有れば大丈夫かな。 

しかし、真夏にやる作業では無いわな・・・・    だはははは! 爆笑

 

 

注意: この作業はリフト作業となり、専用リフト機を使わない場合は真下に体や頭を潜らせないで行うのは常識。

腕が飛んでも命は残りますが、頭つぶされたらバカみたいですから。

 

指定の場所にジャッキをかけて車体を持ち上げると、フロントメンバの下にコンクリートもしくは

丈夫な重量ブロックを置き、その上に角材を置いて馬代わりにし、ジャッキを弛めてその上にメンバを落とします。

当たり前ですがジャッキは完全に外さず、馬と適当に重量を分散する感覚のままにしておくという感じですね。

感覚的には 二つで重量を分散するという感じです。

当然にサイドブレーキはフルに引いて車体を固定し、出来ればタイヤ留め施すのがベスト。

ホイルあげた状態で、車体を前後左右に力入れて押しまくってみて、十分に?安全なのを確認したらタイヤを取り外します。

先にナットをある程度弛めておくと楽ですね。

 

車体の安定を確認したら、作業開始。

 

まず ストラッドロッドのフロント側(アームに取り付けられている)のボルトとナットを緩めます。

ダンパーと友締めされていますので、すぐに場所は分かります 

 

*何でもそうですがネジやボルト類は、すぐに抜き取ってしまうのではなく、一度全体を緩めておいて、

その後にまとめて取りさるのが整備の基本です。

 

 

次にスタビライザーのエンドリンクを取り外します。   

上の右写真の青いブッシュ部品等ですが、このブログではこれの交換記事も前に

アップしてあります。 

ストラッドロッド、エンドの大きなナットを、ある程度緩めます。 

 

しかし・・・・ナットそのものは割と簡単にゆるむのですが、ナットが勝手に弛んで落ちてしまわないように入っているコッターピンが

割ピンではなくて、ハードキー(焼き入れの入った非常に堅いピン)が打ち込まれている?

*普通なら小さなドライバーとラジオペンチが有れば、猿でも簡単に抜けるものです。

 

あれれ??? なんか変だぞ?  とは、 この部分は定期的にブッシュ交換することを考慮し、こうしたハードキーを打ち込むことは無いはず。

考えられるとするなら、ど素人のやらかした作業か? おかしな整備工場で一度交換をしているか?となる。

この車を買った時に聞いた話では前のオーナーは整備と無縁のお金持ちだったので、そうなると整備工場がそうした作業をしたと考えて良い。   

「でたよ~!」 と 嫌な気持ちになるが、とりあえず大きなペンチで挟んで引き抜くことを試みたら案の定ポキリと折れた。

ふ~  「やっぱりね・・・・・」こうなると思いました。 

仕方ないので、センターポンチとハンマーで、キーを全部折りとってしまいます。

 

さて途中までエンドの大きなナットをゆるめたら、ダンパー側のボルトを抜いてダンパーをはずし、一本だけボルトとナットをもう一度取り付けて、指締めでいいので締めます。

エンドの大きなナットを最後まで抜くときに ストラッドロッドが回らないように固定するためです。

そしてエンドの大きなナットを取り去って、 ダンパーのところのボルトナットを取り外せば、

ストラッドロッドがほらこの通り。

で、真新しいブッシュを並べて比較します。    

大分潰れていますが、酷くはない、ということはやはり一度交換しています。

んあ!? なんか変だぞ?

ブッシュが逆に入っている?????  上の写真だとそっくり180度回転させるときちんとした入れ方になる。

下の図面の青矢印の出っ張りを見れば、逆に入っているのが一発で解るかと思います。 緑矢印はロッドですね。

参考までに、ブッシュゴムに前に取り付ける方はF 後ろに取り付けるものはRのマークが入っていて、これが解らないと逆に取り付ける可能性があります。

やはり素人整備・・・・・

 

おおおおおおおおおおおおおお・・・・・  爆怒り

 

で、気を取り直して作業再開。 

 

問題はロッドのコッターピンを刺す穴に残ったハードキーの取り除きなんですが。

本来取り外し考えないキーを打ち込んでありましたから、簡単に抜けるはずがない。

とりあえずポンチで叩いてみましたが無理・・・・・、しからばドリルですが、焼き入れしているのでまず無理でしょう。

案の定ドリルの歯がパキリと折れてこの案はボツ    

 

ブッシュだけに留まらずに「余計なことしてくれて~」とさすがにすこしだけ、泣き。  

本来は猿でも出来るはずの作業なんですが・・・・

こうなると、専門のピンドライバーでたたき出す方法となるのですが残念なことに僕は持っていない。

そこで、後日買ってこの部分は作業するとして、仕方ないのでこのまま作業続行。

 

ブッシュを組みつつ、ストラッドロッドを取り付けますが、ある程度ロッドエンドのナットを締めないと前のダンパー取り付け部のボルトの穴位置がずれてボルトが通りません。

しかも ナットを締めようとするとロッドが回ってしまうので、この場合はロッドのフロント側をサスペンションスプリングの間に挟むようにして(赤矢印)締めると上手く行きます。

黄色矢印は ロッドのエンド方向

ダンパー取り付けの穴とストラッドロッド、そしてアームの穴の全部にボルトが通る位まで締めたら、ダンパーを取り付けてボルトを仮締め。 まだ本締めしません。

 

ナットが回らなくなるまで完全に締めたら、ダンパーのボルトナットを締め、最後に取り外したスタビライザーのエンドリンクを取り付ければ全作業の完了です。

ブッシュが新品なので綺麗ですね

 

この交換作業はこのように、非常に簡単です。

しかし、なんでハードキーなんか打ち込んだんだろう・・・・・

とりあえずはこの後、ステンレス針金でバインドしましたが、後日ピンドライバーで打ち抜き きちんと割ピンを入れます。

普通は割ピン(コッターピン)の抜き差しで終わりの簡単作業なんですがね。

 

以上、 猿でも出来るストラッドロッド ブッシュの交換でした~! えへへ


 キャンピングカー用トイレ THETFORD社製 アクアマジック の修理 

2013年06月29日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

家のダッジラムキャンピングカー (ロードトレック190) には 、セットフォード社製の 

Aqua Magic Ⅳ (アクアマジック 4) という水洗式トイレが付いています。 

http://www.thetford.com/HOME/tabid/71/Default.aspx

 

家庭のトイレと同じ感覚で使える優れもので、型は古いけど今まで何の問題もなく使えていました。

ところが、今回の潮干狩りで、フラッシュペダル踏んでも水が出てこないトラブルが発生。

ペダル踏んでもチョロチョロという感じの水勢しかなく、これだとまともに使えない・・・

 

アリャリャ! 

と、こりゃ~内部の開閉バルブかなんかが逝っちまったか? 

 

そのままにしておくことは出来ないので、当然に修理します。

このタイプのトイレは脱着そのものは簡単で、ボトムにある本体固定ナット二つと、背後の給水ライン接続を外せばOK。

と~こ~ろ~が~!  これが狭くて思うようにならないんです。  

特に真後ろの配管が弛まない。

スマホを隙間から差し込んでトイレ背後を撮影してみました。  黄色矢印のナットを緩めるのですが・・・・

本当はその上のを外せば良いんですが、何しろ狭くてレンチが入りません。

珍しく? 長時間格闘してしまいましたが、 レンチを”ぶった切って”短くすればあっという間なんですが(笑)

やっとこさ配管を弛めると、本体ボトム部のナットをゆるめてトイレ本体を取り外します。

取り付けの部分はこんな風になっています。  

フランジがあり、この下は訳60Lの汚水タンクです。

フランジには、トイレ本体を固定するボルトが有ります。

このフランジのところにある灰色のがパッキン。 

本来必ず交換する物ですが、手持ちがない?ので今回は最利用。

 

そしてこれがトイレのボトム部で、 キャンピングカーの維持は、 こうした生活設備維持との戦いそのものです。

これが出来ないでショップに任せたりするとと、とんでも無い工賃が発生しますので、僕は必ず自分でやります。

さて、取り外したアクアマジックですが、まず上蓋と便座を取り外して作業をやりやすくします。

そしてひっくり返し 赤矢印4本のネジを弛めると機構部カバーがとれます。

 

これが水の制御やシャッターシステムを制御する機構部。

*茶色いのはグリスで、汚れではありません。

黄色矢印のワイヤーがさらにその下の写真の、 同じ色の矢印ペダルへ接続されています。

黄色矢印のペダルを踏むと バルブが開いてノズルからトイレへ水が流れ込み、ボウルに溜まるようになっています。

用が済んで赤矢印ペダルを踏むと シャッターが開くと同時にフラッシュし、汚物は車体下の汚物タンクへと流れます。

 

もう少し動きを詳しく見てみます。

黄色い丸で囲んでいるのが機構部で、ピンク矢印の可動レバーが給水開閉バルブに鉄製のロッドで接続されています。  

給水ペダルを踏むとレバーがワイヤーに引かれて青矢印方向へ移動。

すると金属ロッドが矢印方向に引かれてバルブが開き、真横のタンクへ流れます。

こんな感じですね

ペダルを離すと、スプリングの力で機構部は元に戻ります。

このタンクを通った水は、トイレ本体の内部へ配管で導かれ、最後にボウル横の噴出ノズルから出てきます。

 

さて、もう一つの赤矢印ペダルですが、これを踏むと、赤丸で囲んだ可動レバーが両方とも移動し、水の開閉バルブを開けると同時に、シャッター(黄色丸で囲んだ部分)を開いて フラッシュ&ボウル洗浄をします。 

キャンピングカー用のトイレはこうした構造になっているんです。

簡単で壊れにくいんです。

 

さてさて、水が流れないトラブルの原因ですが、機構部分はしっかりと動作しています。

となると、問題はバルブ部という事になる。 

 

そこで、給水コントロールバルブを取り外しますが、まずは取り付けネジを緩め、

更に、機構部のスプリングを少し移動させてリンクロッドをフリーにしたら、バルブ本体を下に引き抜きます。

 

 

これが給水コントロールバルブ

青矢印の方向にレバーが動くと 内部にある開閉バルブが開き、水が上のピストンを押し上げることで真横のタンクへ流れるようになっています。 

 

真上の稼働ピストンを抜いて、バブル部を覗いてみたところ・・・・・ あれれ?なんか詰まっている。 

これじゃ~水が流れるはずが有りません。

そこで針金でつついてみると、ゴムかすみたいなのがポロリ。

車を新車作成時に、配管内に残っていたカスが今頃流れてきて引っかかり、それがたまたま詰まらせたのだと思います。

 

当たり前ですが、今度は通りました。  真ん中左側に見える半月状の白いのがバルブの一部。

 

一応バルブ全体を清水で綺麗に洗浄し、動きになんら問題のないことを何度も確認し、今度は組み立てに入ります。

といっても、リンクロッドを戻しながら単に差し込むだけの簡単作業    挿入時にOリングに給水コントロールバルブがきちんと入っているか?

を確認する必要があります。 

ちなみに、これがバルブ型番ですかね。

そういえば、バルブ丈夫のピストンは水に押し上げられて、上下に動きますが、この緑矢印の様にピストン上部は空気が通る穴になっています。

さてネジを元に戻して順次締めていきます。

このネジだけは他より太いので注意。

 

全部のネジを締め、カバーも全て元に戻したら全体を清掃。 この部分はフランジのところにあるガスケットとの密着部分なので特に綺麗にします。

 

ちなみにトイレの型番シール

 

今回は、最後に全体をプラスチッククリーナー使ってピカピカに磨き上げ、新品みたいにしました。 

 

車への取り付けは、冒頭のパッキンを綺麗に洗浄して完全に乾かします。

そしてフランジに当たる部分にシリコンシールをヌリヌリ。

*普通は新品のガスケットに交換するのでシリコン不用ですからあしからず、

ちなみに今回シリコンを塗布したので、次回取り外した際にパッキンが必ず壊れます。

その際にはあらかじめ新品のパッキンを準備しておいての交換なので問題なし。

シリコンを塗利り終わったらフランジに取り付け。

*当たり前ですが、フランジ部分は予め綺麗に掃除しておきます、そうしないと意味ありませんから。

次にトイレ本体のパッキン差し込み部分にもシリコン。

そして、スタッドボルトに気を付けながら、本体を戻します(フランジに差し込みます)。

差し込み部分の状態はペダル下の隙間から確認可能ですが、

このときにガスケットが少しでも歪んでいたら、トイレ本体を再度引き上げ、パッキンとの密着が完全になるように何度でもやり直す。

こんな感じになればOk!

黄色矢印 トイレ本体  、 赤矢印 ガスケット  、 青矢印 フランジ

 

後は、トイレ背後の給水配管接続を戻して締め、本体サイドの 固定ナットを締めれば作業は終わりです。 

 

動作確認のためのテストで~す!

写真はまだ水がない状態

右のペダルを踏むと。 ボウル部分に適度な流水量で水が溜まります。

この状態で普通は用をたします。

終われば左のペダル踏んで フラッシュ。 左端のノズルから気持ちよく水が流れ出て

ボウルが洗浄されながら汚物はタンクへ流れます。

 

で、見事に、「機能復活~!」   色も黄ばんだ様な色から、新品に近い色に戻り、とても綺麗です。 

しかし、目に見えて綺麗になる整備というのは楽しいものですよね~♪。

以上、アクアマジック Ⅳの セミオーバーホールでした。

 


猿では少し難しい(笑) ダッジラムバンの冷却系オーバーホール

2013年06月28日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

1994年製、走行距離12万キロに近い 家のダッジラムバン キャンピングカー

アメ車のやられやすい部分の一つにウオーターポンプがあります。

今回はこれ含めてアイドラーやテンショナー サーモスタット 等を交換しました。

さすがに猿でも出来るとはいきませんが、やろうと思う人は可能だと思います。

 

水抜き

まずは冷却水の水抜き。

車の下に潜り込み、 コックを開けて冷却水を抜きます。 タンクからパイプみたいな物がでているその上のやつがそれです。

 

水を抜いている途中で ラジエーターキャップ開けてコア点検。

アメ車は詰まりやすいので、時々見る必要が有ります。

5年前に中古で買った後、コアが詰まっていたことを知って交換。

知り合いのラジエータ屋で3重の重負荷(トレーラ引き用)の高効率コアにモディファイしてもらったのですが、これが当たりだった。

現在はやたら冷え、てオーバーヒートとは完全無関係です。

綺麗ですね。

次が、ATフルードを冷却するヒートエクスチェンジャーのラインホースを抜きます。

このタイプは ラジエータ無いにそれがあるのですが、黄色線で囲んであるのがそれ。

パイプを抜くのは簡単。

クリップを指で広げてペンチ等をつかえば簡単に外れます。

そして赤矢印方向に引けばするりと抜ける・・・・ ただし、ATフルードがすこし垂れてくるので

なにかで受けなければなりません。

 

ラジエータのおっ外し。

ラジエータのアンダーホースの引き抜きます。

方法はホースクランプをプライヤーなどで掴んで移動させ、接続部分のホースその物をねじるようにして抜きます。

大抵は手で回せば簡単に抜けますが、抜けない場合はホースをウエス等でくるみ、その上から大きめのプライヤーを咬まして回転させるような感じでぐりぐり動かすと外れるはず?

それでも駄目ならホースも駄目なのだと判断する方が良く、カッターで切って新品ホースに交換することになります。

抜けたホースの写真です。

中に、潰れ防止のステンレススプリングが入っていて、この辺がアメリカ製。

さて、完全に水が抜けるのを待つ間にグリル外し。

黄色矢印部分にあるネジを抜くと簡単に取れます。

そして余計な物を出来るだけ取り外していきます。

ほぼ完全に水が抜けたら、 車の下に潜って、ファンガードを取り外しますが。

上下2分割のそれは、 上からは抜くのが難しく、両方とも下から抜くと考えて正解です。

ガードは左右にある幾本かのボルトを弛めるだけですが、すんなりと下に出てこないので、

結構パズル的に抜き出します。

この際にガードが、ラジエータに当たらないように注意する必要が有るのでお忘れ無く。

上下ともカバーが外れるとこんな感じですね、一気に広々・・・(笑)

上からみたところ

下から見たところ

更に余計な物を取り外していきます。

クーラントのリザーブタンクの取り外しはホースを手で抜いて取り外すだけ。

  

次がラジエータのアッパーホース。

アンダーホースと同じ要領ですね。

 

 

ここで一度エンジンフロント部分をみる。

この先外すエンジン補記類が見えますね~ (笑)

 

ファン&ファンベルト外し

この時点で、ファンとベルトを外していきます。 理由は後の作業がやりやすいからですね。

まず、ベルトがまだ張られている間にファンのナットを外していきます。 ファンを手で押さえれば

弛みます。 駄目ならレンチの二本がけ。

実はこのときに ファンユニットとポンプ側ハブとの結合がよく分からず、ハブの方のナットも弛めてしまっています。

実は特殊工具が必要だったんです。

二本がけで弛めている・・・・

で、当然にファンは外れない・・・・

普通の日本車と同じように考えていたのですが、実はピンクのハブをボルト使ってでも何でも良いのですが固定し、赤の六角ナットシャフトを弛めなければならなかったんです。 

この時点で、ウォータポンプを外すのにラジエータとエアコンのコンデンサを除かねば後の作業が出来ないことが分かった。

 

ラジエーターとコンデンサー外し

 

まずはフードロック取り外し。

そしてエアコンのコンデンサ上にある鉄製カバー(黄色矢印)を取り外す。

注意:写真はすでに取り外されてしまっています。

ピンクのがエアコンのコンデンサで、  赤矢印がラジエータ。

 

ラジエータの取り外しですが。 ラジエータを針金みたいなもので一次的に釣って。

留めネジを全て外し、ネジが外れたら釣りを外して上へと引き抜きます。

結構重いですのでぶつけないように注意、後で水漏れの原因とならないようにしなければなりませんから。

 

外したラジエータですが、もしコアが埃や汚れで詰まっていたら、このときに掃除してあげてください。

注意:清掃時にATのヒートエクスチェンジャーニップルから汚れや埃などが入らないようにビニール等被せること。

エアコンのコンデンサは同じように留めネジを外し、ズラスとこんな感じになる。

エンジン丸見え状態!

 

ファンベルト外し

15mm(5/8インチ)のソケットにロングドライバーの組あわせでテンショナーのナットにかけて回します。

方向は赤矢印の方向で、これでベルトが弛むので取り外します。

こんな感じ

取り外したベルトですが、ボロボロでした・・・・

 

むき出しになったエンジン前部。 作業がやりやすいですね。   

ドンドン作業を続けます。

 

補機類取り外し

今回はバイパスホース、クーラントセンサー(エンジン制御コンピュータよう水温センサ-)の

交換その他サーモスタット等も交換するので、 補機外さないと作業できない。

ダッジのV8はこの辺が大変で、やるなら一気にやってしまわねばならないんです。

中途半馬にすると、逐一何か交換の度にこの作業の繰り返しになりますから。

 

まずはエアコンのコンプレッサ。

上の長いボルト4本を取り除けば簡単に外れる。

その際にコンプレッサの配線コネクタを抜くのを忘れずに。

 

キコキコ・・・・

で、外れたコンプレッサは邪魔にならないところへ、移動させておきます。

赤矢印がコンプレッサの載っていたブラケットのボルト穴。

水色で囲んだのはこれから外す オルターネータの弛めるべきボルトです。

オルターネータ外し。

先ほどのオルターネータを留めていたボルトを外します。

上は普通のボルト、下はロングボルトでナットが反対に付いています。

コンプレッサも、オルターネータもそうですが、 室内側のフードを取り外して作業します。

オルターネータには裏側に部品が付いていて、それを取り外さないと配線が切れたり破損したりします。 黄色で囲まれた部分に付いている部品です。

*当たり前ですが、 すべての作業前にバッテリー線を外しておくこと。 

この部品が付いています。

注意:オルターネータを外す前に吸気温度センサーを壊す恐れがあり、あらかじめ抜いて置くと破損を防げます。

戻すときに忘れないように、と一応ブログには書いておきます。

取り外したオルターネータは日本製でした。

そういえば、なんでもそうですが、整備は大量のボルトを引き抜きます。

するとどこにどのボルトだったのか忘れてしまうことがあり、できるだけ外した後にそのボルトを

仮挿ししておくことが感じんです、急がば回れ。

確実な整備のヒントです。

アイドラープーリー(赤矢印) の取り外し。

補機を支えるブラケット取り外しですが、その前にアイドラープーリー(赤矢印)とりはずし、同時に上にある補助ロッドのボルト(黄色かこみ)も取り外す。

新品と古いのを並べて撮影。

 

アルミの固まり?である補機ブラケットの固定ボルトを外すと、やっと今回交換する部分が見えてくる。

赤矢印のアルミの固まりがブラケットです

水色でかこった部分が今回交換する部分の部品集合体?

まず初めにウオーターポンプを固定しているボルト7本を引き抜いてポンプを外します。

ボルト弛めて ロングボルト4本だけ残し、短いのを3本抜いた状態でハンマーでブッ叩けば

ハズレます。 どうせ交換するので乱暴で良いんです。

一応外したポンプを見てみましたが特に漏れ後もなく、ひょっとすると前のオーナーが一度交換しているかもしれません。 13万キロ近いのに漏れが無かったとは思えません。

ホース類が割と綺麗でしたから。

   

 

古いガスケットが残っているのでカッターナイフ等で綺麗に剥がす。

結構かったるい作業で~す。

バイパスホースは当然交換します。

新旧ホース比較。   ちなみにこのホースは固着していたため、カッターで切って取り外しました。 ウォーターポンプ交換時には必ず交換すべき部品です。

サーモスタット&ウォーターネック交換。

 

ウォーターネックとサーモスタット、クーラントテンプチャーセンサーの交換。

ウェーターネックは消耗部品です、なので必ず交換しますが、ボルト二本弛めれば簡単に取れます。

ボルトは大分寂びているのでワイヤーブラシにて清掃。

クーラントテンプチャーセンサーは重要部品、これも必ず交換します。

赤丸の処が交換するサーモスタットが置かれ ピンクの矢印が二つのセンサーで、右が今回交換するコンピュータへ信号送るセンサー

左のは 運転席インパネにある水温計へと行くやつで、本当は交換がベストなのですが、金穴のために今回はやりません。 余り壊れない部品という事もあります。

交換するセンサーの方にスパナかけて外します。

注意:メガネレンチをつかわないと結構簡単に舐めます。

新しいセンサーにシールテープ(ホームセンターの水道用品売り場にある)を巻いて、

ねじ込んで配線を戻せば完了。

新しいサーモスタットを入れたら、新しいサーモスタットを置いてガスケット挟みながら新品のウォーターネックを取り付けます。 

このネックは特殊で、錆のトラブルが出にくいアルミ製なのですが、 気を付けないと取り付けの際に締めすぎてフランジ部分が割れますので注意が必要。

普通の鉄製なら特に問題ないので普通に締めますが。

正直アルミでなくて純正の鉄製でよかったと、後で思いました。

ついでにインパネにいく水温計のセンサーを点検、これは根本を指で押してチエック。

ぐらついていたら(コネクタではなくて本体付けね)必ず交換です。

 

 

ウォータポンプ取り付け。

新品のポンプ

 

裏にシーラントを塗り、その上にガスケットを載せてピタリと張り付けておく。

僕の場合 エンジン側の方にはシール材を塗りません。

理由はなく僕のポリシーみたいな物というか・・・・ ガスケットがコルク製なのもあります。

 

シールが少し乾くまでの間に、 古いウォーターポンプからまだ外れないファンアッセンブリーを

何とかします。

今回は、ウォーターポンプの 羽部分をバイスに挟み、六角ナット部分にパイプレンチかまして

ハンマーで衝撃をかけて抜きました。

本当はエンジンに取り付けられている状態にて、プーリーハブの部分に特殊工具なりを引っかけて

弛めるべきだったと思います。 いずれにしてもポンプ交換なのでどうやってもいいのですが。

一応外したファンのボルトを戻しておきます、正しまだ締めません。

ついでにファンベルトテンショナーをブラケットごと取り外し、 同じくバイス(万力)にかまして交換。

これはバイスにかまさずとも上手くやればイグニッションコイル外してやればナットは外せます。

今回は外していますが・・・

裏から見ると

 

新旧部品比較。

交換終わればブラケットをもどします。 下の写真の赤い丸のボルトを締めれば取り付け終わり。

 

いよいよウォーターポンプ取り付け。 重いので慎重に定位置にポンプを持っていき。

まず黄色丸のロングボルトを4本入れて仮固定、次に青矢印のボルトを入れて仮固定。

最後に全体を締めますが、必ず対角線になるように内側から外に向かう感じで順序よく締める事が必要で。

まずは水色の3本から、そして黄色丸のロングボルトを対角にという順。

終わったら、確認でもう一度同じ順で締めつければ取り付けは終わりですね。

別に難しくも何ともありませんが、先にシール材でガスケットを張り付けておかないと。

ガスケットが落ちて破れたりというトラブルが起きます、特にコルクの場合は壊れやすいですからね、取り付けの際はそこが経験というか・・・

出来ればバイパスホースも取り付けの際に入れてしまった方が楽ですが、僕は後でやりました。

ウォーターポンプが付いたら、補機ブラケットを戻しエアコンコンプレッサを載せてボルトを締めます。

コンプレッサーは重いので要注意

ちなみにピンク矢印のボルトはまだ取り付けない。

 

ヒーターパイプをウォータポンプに差し込みます。

ここはただの穴で、差し込むパイプの先端にはオーリングが取り付けられています。

写真は外したパイプにオーリング入れた状態(写真取り忘れましたので)

 

で、差し込んだら、先ほどのボルトで締める。  差し込みが固かったらシリコングリスか唾つけます。

ヒータのホースを戻し、先ほどのピンク部分のボルトで固定。

丁度反対側の、 エンジンオイルのレベル点検 レベラー導引パイプのボルトも一応もどして置きます。

さて問題は、 ヒータにいっているホースを今回交換しようかどうか?という問題。

ここは破れると冷却水ダダ漏れで、 しかしながら見た感じでは大丈夫そう。

 

ラジエーター アッパーホース 取り付け。

ダッジラムバンの場合、 今まで見てきたようにウオーターポンプ交換時に一新してしまった方が良い消耗品はたくさん有ります。

ついでに・・・という感じでやらないと、後日それだけやるのが非常に面倒。

その一つがラジエーターのアッパーホース。

これも交換します。

新旧

取り寄せたホースですが、形状がわずかに異なっており、 このままウオーターネックに差し込む

と長すぎるので切ります。

これがこれまでのホース

これが新品のホース

 

ただし切りすぎると、今度は エアコンコンプレーサーの高圧ホースを留めているボルトにホースが接触して、将来必ず水漏れを起こします。

 

切り方ですが、一度大まかに切って。

その後ネックとブラケットの間に差し込んで、調整します。

ボルトに当たらない長さをとって、黄色線部分でカット。

すると丁度良い長さになる。

こうして調整します。

 

ヒーターホースの一部交換。

年月が経っているので、破れやすいのがヒータホース、特にネックの部分は振動などを受けて

破れやすい。

なので交換しますが、純正のヒータホース 特にネックからバルブまでのホースが普通のショップに

無いのです。

そのため汎用品のホースをとりよせて使う事にしましたが、ホースその物が曲げて取り付けるでざいんなのでそれを普通のホースでやると潰れてしまう。

そこで、ホースを切り、その劣化の程度によって、全て交換するか、一部交換で済ませるかを考える事にしました。

 

まずネックの部分にカッターを入れてホースを抜きます。

カッターは必ずサイド部分を削るような感じで着るのが整備の常識。

ホースを抜くと。

ネックが現れる。

かなり錆びていますね・・・・

ということは、ホースは?

ゲッ!!

しかしホースその物の弾性は十分に有り、固くもなってないので、汚れがないところまで切ったところまだ使用に耐えると判断。

長さにして10cm位の処で切ってみるとホース内側は綺麗だったんです。

なのでここまでを新品ホースに交換します。 上の部分は下さえ新しくすれば、後で簡単に交換できますから。

新品の汎用ホースと 古いホースのジョイントは ウォーターポンプのヒータパイプを流用。

パイプに殆ど腐食無かったので、これを切って再利用します、 もちろん面取りは忘れませんね。

黄色矢印の方を使います。

でこうなる。 くびれないためにクランプはダブルでかけます。

ラジエータのアッパーホースも同時に取り付け。

これでOKと言いたいところですが、黄色矢印の部分に問題発生。

ヒータホースと ラジエータホースの隙間に余り余裕が無く、オルターネータの配線が当たって仕舞うんです。

 このままですと、接触している部分がこすれて被服が破れショートします、100%

なのでこれを保護しなければなりません。 

コルゲートチューブでも良いんですが、 偶々 廃材電線のところから、 耐熱のグラスウール配線保護チューブを見つけたので、それを使います。

 

これを配線に巻いて、タイラップで固定。

こうして保護します。

それ終わればオルターネータの取り付け。

重いので気を付けないと・・・・

下のボルトからまず入れて、裏のナットをとりつけ、そして上のボルトを入れて締めます。

 

次にオルターネータのターミナルのネジを戻します。

黄色矢印の部分がそれ。

ちなみにピンク矢印のクランプは再々度取り付けの向きを換えています。 どこにも当たらないようにするためですね。

クランプの位置見てお分かりかと思いますが。 古いホースが駄目になると、簡単に交換できるのがお分かりかと思います。

後に付け足し程度の整備で交換出来るわけです。

そして前に外した吸気温度センサーのコネクタを元通りに戻す。

クランプの位置を変更したので、 ヒーターホースとオルターネータの間にきちんと隙間が出来ているのが確認できますね。

そしてオイルレベルゲージの導入チューブボルトを一応固定。

そしてアイドラープーリーのセンターボルト締め付け。

さて、フアンとハブを接続するのに特殊工具が必要です。

とうぜんそんな物無いので、自分で造ります。

端材に、ハブ側の引っかける穴の間隔分けがき、ドリルで穴開けて。

写真のボルトはなんの関係も有りません。 あしからず

 

ナットつければできあがり。

 

こんなふうにしてハブ側の穴にボルトを差し込み、後はフアンのセンター六角ナットをレンチで

締め付ければ良いわけです。

バカみたいに力任せに締める必要は無いので、これで十分。

ラジエーターファン取り付け。

そんなわけで、出来たツール使ってファンの締め付けを行います。

ツールでハブを固定して、パイプレンチもしくはモンキーなどで回して固定。

次にまだ締めていないフアンのナットを締めます。

フアンを手で抑えて スパナで回しますが、バカみたいに締めないのがコツ。

フルパワーで締めると次回弛まなくて大騒ぎすることになりますから。

フアンベルト取り付け。

ファンベルトの取り付けはフアンガードの下に流れが書かれていますので、その通りやれば

問題有りません。

新品のベルト

外すときと同様に 15mm(5/8インチの)ソケットとロングドライバーで矢印方向に回すと

テンショナーが移動して取り付けられます。

しかし、新しいフアンベルトはVカットが面白い。

割れが起きにくくなっているんですね

 

ラジエーター取り付け。

ラジエータにはこの部分が有ります、

なので、フレームにまずボルトを立て。

その上に載せる感じで取り付けます。

無事に乗ったら4カ所締め、

次にコンデンサを定位置に戻します。

実はコンデンサ取り付けようのスタッドボルトが駄目になってしまいまして。

替わりのボルトとナットで1カ所締めました。

 

スタンドフレームを取り付け。

コンデンサカバーを載せる

ラジエータリザーバタンクと ウインドウオッシャタンクを取り付けて、ラジエータのホースを戻す。

ラジエーターアッパーホースを取り付け。

処がここで問題発生。

ホースがコンプレッサーのボルトに微妙に当たってしまうんです。

さほど影響があるとは思えませんが、可能性はつぶしておきたい。

そこで古いホースをぶったぎり有る部分に被せるようにしてホースを保護。

黄色矢印が被せた古いホース、アタラシイホースの換わりにボルトに当たってくれています。

最後にタイラップでホースを縛ればOK

 

ファンガード戻し

いよいよガードを戻しますが、これにはコツがあって、サイドの方向からファンを中心に回すようにしてピンク矢印の様に差し込んでいくんです。

フアンを最後に取り付けるならもっと楽に出来ます。

アンダーカバーは普通に入ります。  で、ボルトで固定。

ラジエーターロワーホース取り付け。

これは簡単。

こんな感じになります。

そしてATフルードの冷却ラインを戻す。

戻し方で気を付けるのが、差し込みパイプに膨らんだ部分が有って、

それがロックピンの奥に入らねばならないと言うこと。

これいい加減にするとホースが抜けてATがお釈迦になります。

丁度緑矢印のふくらみ部分がロックピンの奥になるようにするんですね。

図の通りです。

できあがり。

元に戻し。

取り外していた、バーなどを全部戻します。

 

冷却水注入

まず水を入れてエンジンをかけ、ホースで少しずつ注ぎながら暖める。

やがてサーモスタットが開いて、冷却水が流れ始めますから、 キャップ開けたままで水注ぎつつエンジンを運転。

同時に下の排水バルブを開けて流しながら運転。

冷却水が循環しながらラジエータキャップと排水バルブの両方から汚れが出ていく、簡単な清掃です。

キャップから見て聡明な水になったら終わり。  一度バルブを閉めて。

エンジン止め、5分ほどしたらまた排水バルブを開けて水を全て出します。

 

冷却水注入

最後の作業、不凍液を適正比率(もしくは調整済み冷却液)にしてラジエータキャップから流し込み、

再びエンジン始動で完全に暖まるまで待ちます。

おそらく8L位入ります。

エアが完全に抜けるまで暫く運転し(15分以上)キャップを取り付け。

 

後はもう一度閉め忘れ等が無いかを確認し、ホース類が互いに干渉しないようにタイラップなどを

つかって整理すれば全て終わりです。

 

お疲れ様でした~~~~~~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


猿でも出来る ダッジラムバン スタビライザーブッシュ交換

2013年06月08日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

今回はスタビライザー(アンティスェイバー)のブッシュ交換。 

例のごとく、猿でも出来る難易度で、とても簡単です。

 

気を付けなければならないのが ボルトのサビで、 出来る限りワイヤーブラシなどでサビを取り、

CRC556をたっぷり吹き付け、時間をおいてから作業する方がいいです。

折れると面倒くさいですから

 

この作業はリフト作業となり、専用リフト機を使わない場合は真下に体や頭を潜らせないで行うのは常識。

腕が飛んでも命は残りますが、頭つぶされたらバカみたいですから。

 

指定の場所にジャッキをかけて車体を持ち上げると、フロントメンバの下にコンクリートもしくは

丈夫な重量ブロックを置き、その上に角材を置いて馬代わりにし、ジャッキを弛めてその上にメンバを落とします。

当たり前ですがジャッキは完全に外さず、馬と適当に重量を分散する感覚のままにしておくという感じですね。

感覚的には 二つで重量を分散するという感じです。

当然にサイドブレーキはフルに引いて車体を固定し、出来ればタイヤ留め施すのがベスト。

ホイルあげた状態で、車体を前後左右に力入れて押しまくってみて、十分に?安全なのを確認したらタイヤを取り外します。

先にナットをある程度弛めておくと楽ですね。

 

さてどれを交換するかというと、この黄色い丸囲み部分のブッシュ。左右で4カ所有ります。

まずはリンクロッド側から。  スパナを上と下にかけて回していくだけ。

大抵は上か下のどちらかのナットだけが弛みます。

なので残りのナットはセンターシャフトにバイスグリップをかけて取り外し。

下の写真は今回交換する新品の部品です。

反対側も「ソリャソリャ!」

やはりバイスグリップ使っています。  写真真ん中にある工具がそれ。

もしナットが全く回らない場合は、例のナットブレーカーをつかってナットその物を破壊して

取ってしまえば簡単です。

リンクロッドが外れたら、スタビライザーその物をフレームに固定しているボルトを抜き取ります。

スタビライザーはさほど重くは有りませんが、頭に落としたりするとそれなりに痛いです(笑)

外したブッシュと新品の比較。  完全に潰れていますね~ しかもいびつになっいるし・・・

 

リンクロッドの方は?というと、もはや論外(爆笑)

 

さて、取り付け作業。

まずはブッシュですが、新品は厚みがあります、中のブッシュが飛び出たり、偏らないように気を付けて仮留め。   まだ本締めしません。

このまま新しいリンクロッドの取り付けに入りますが、こうした組み合わせなります。  

新しい物はナットとロングボルトの組み合わせになってました。

で、そのまま素直に組み付けていけばOK

左右のリンクロッドを取り付けたら、スタビライザー全体が右か左のどちらかに寄っていないことを

確認してリンクロッドナットを締め付けます。

素直に締めていって、締められないところまで行けばOK。

そしてブッシュ側の締め付け。 ブッシュがきちんと入っているか確認しながら締めます。

これで終わり。 

 

超~~~~~~~~~簡単ですね~!  だ~っはっはっはっは!

 

 

次回は ストラットロッドブッシュの交換です。

本当は一度でやるのがベストなのですが、ブログにアップする関係、及び時間の問題で、二回に分けての作業でした。

午前中にソーラー修理をやったりしましたので。 

 

 

 

 

 

 

 

 


猿でもできる IAC バルブ交換 ダッジラム バン

2013年05月30日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

毎度おなじみ、ダッジラムバンの猿でもできるメンテナンスシリーズ。

今回は IACバルブの交換。

IACバルブとは アイドル エアー コントロールの略で、まあ、エンジンのアイドリングをコントロールする部品です。

そもそも交換予定は無かったのですが、 近くのガソリンスタンドへ燃料補給に行った際、エアコンのコンプレッサーがON OFF度にエンジンが不安定になることが

有るのに気が付いた。

アイドリングその物が時々不安定になるのは以前から分かっていたのですが、「まだいいか!?」という思い(内心は面倒くさい)と思ってやらなかったんです。

しかし、どうせエンジンフードを開けているなら簡単なのでやってしまおうかと・・・  発想が単純。

 

小さな部品ですがとても重要でして、これ壊れるとアイドリングが無くなります(笑)

さっそく値段を調べると1万4千円から 1万8千円の価格帯、これは純正。

社外品でも問題はないので、他には?と捜すとヤフオクで6250円で売ってました。   やっす! 大丈夫かな????

 

この部品の製造元のスタンダード社調べると、さほど問題もなさそうなので、これで決まり。

 

で、届いたのがこれ、

 

キャップを取るとこんな部品で、構造的には簡単でして、内部がモータとなっていてPCM(エンジン制御コンピュータ)の指令でセンター軸が出たり引っ込んだりするだけの品物。

先端のテーパー部分でエアの流量をコントロールする仕組みですが、使用に伴いモータ機能が衰えたり、 シャフトが固着気味になってスムーズな動きが出来なくなったりすると交換。

完全な消耗部品です。

一応説明書を読みますが、 ポン付け部品でもあるために、基本的な事さえ守れば問題が出ることはありません。

 

さて交換作業。

室内エンジンフードをはずし、エアクリーナを取り外し、バッテリーターミナルも取り外します。

指で示しているのが IACバルブ。   さすがに純正は造りがよい。

で、配線のコネクターを抜きます。

留めネジを弛める。

後は指で引き抜くと古いIACバルブが簡単に取れますが、写真のようにテーパー部が大分汚れています。

肝心なのは取り外したらすぐに、ベースからテーパー部先端までの長さを測る。

大体21mm

 

次に新品のIACバルブを同じ長さになるまで指で押して調整。

新品のIACバルブは固着が無いので、この調整がスムーズに行えます。

この調整はとても大切で、 IACバルブの種類や構造によってはテーパー部が大きく出ている状態の物が有り。

うっかり取り付けると壊れる物も有ります。

 

調整が終わったら、バルブが取り付けられている穴の方も清掃。 指で押されたウエスがテーバー部の通る穴から見えていますね(笑)

ここはそんなにムキなって掃除しなくても大丈夫で、エンジン始動している間は常に隙間が空いている部分ですから、停止時以外に完全に閉まること等、無いですから。

IACバルブの動きの方が遥かに重要なファクターなんです。

清掃終われば新しいIACバルブ取り付け。   新しいIACバルブは安っぽい・・・・・

そして配線コネクターを戻します。

 

後はバッテリーターミナルを戻し、エンジンを始動し、十分に暖まるまで暖機運転。

アイドリングが落ち着いて安定していればOK。

エアコンを働かせ コンプレッサーのON OFFに追従して きちんとアイドリングがついてくれば問題有りません。

出来れば暫く走ると良いかと思います。

車のメーカにより先端のテーパー部に絶対触れてはならないとかいう処も有りますが、ダッジの場合はこのように簡単です。

 

最後に古いIACのテーパー部を指で押したり、 回したりしてみましたが、 全く動かない・・・・・

駄目になる少し前、という感じでしょうかね。

ちなみにテーパー部を折って軸をみてみましたが、

こんな感じです。 軸にネジが切られていますよね、 メーカによりこの軸が回転してテーパー部を

動かす物と、軸は固定で、モータ内部で回転して軸の出し入れする物があります。

大抵は軸固定で内部回転のタイプだと思います。

 

以上猿でも出来る メンテナンスシリーズ IACバルブの交換でした!

 

 

 

 

 


取水口の裏から水漏? アレアレ! でもって修理だべ(笑)

2013年05月29日 | ダッジキャンピングカー メンテナンス

次から次へと、よくもまあ色々な出来事がやってくる僕 (爆笑)

今度はダッジラムキャンピングカーの水漏れ修理。

この車は給水口がパッセンジャーシートの真下、丁度ドアを閉めると被われる足元下部分に付いています。

いたずら防止という配慮?で、外車ならではという感じかな?

ここから100L近い容量の清水タンクへ保水するわけですが、その途中で下の路面が

濡れている事が結構有りました。

初めはまあこの程度なら・・・という感じだったのですが、有る時に突然ダダ漏れになり、

仕方なしにシーズン前整備ということで取水口を外してみたところ、見事に切れいていた・・・・

ホースが、途中で切れているわけですから、漏れるわけですね、これじゃ。  

とりあえず中の様子をよく見ようと取水口アッセンブリーを引き出したら更にホースが破け、エア抜きのニップルまで折れてしまった。    涙

20年もするとこうなる。 という典型的な例ですね~

とりあえず、外した取水口のパイプ径を測ってみると、蛇腹ホースの32mmが行けそうなので購入 

50cm 180円、 ついでに折れたニップルの替わりのホースジョイントが90円のその固定クランプが50円。  合計320円。

径約34mm   赤矢印は エア抜きニップル

折れてしまったニップルですが、今回はその上に穴を開け、ホースジョイントを通し、 クランプで留めて代用することにしました。

単に給水の際にエアが抜ければいいだけの構造ですから。

* ニップルを通す作業途中の写真。

ニップルは写真のホースジョイント(黄色矢印)をカットして穴に通しただけです。

 

もう一つのジョイント(赤矢印)は何かの役に立つかも・・・と車に乗せておくつもりで買いました。

ちなみにこの取水口アッセンブリーは、新品で買うと4000円もします。

で、専門の接続ホースが2500円  ん? 2500円?   高っけ~! ホース一本にその金額は僕には出せません。

 

なので、家は安い蛇腹ホースで十分。  ただの給水に使うものですから。

「と~こ~ろ~が~だ!」 なんとタンクの側の ホース差し込み部分の径が違う。

ノギスで計れないのでクランプをピタリ位に締め、径を計ってみると 約38mm?

なんじゃ~そりゃ?

異径のものを無理矢理つけていたんかいな? このメーカは?  ぎゃははははは!

 

この辺がカナダの車で、おおらかで良いというか? いい加減というか?

で、こうなると32mmの蛇腹ホースが付かないので、当然に何とかしなければならない。

 

え?どうするかって?    

 

どうしょう・・・・・

 

ホース径の違いという問題に当たったので作業を中断、もう一度ホームセンターへ 

今度は38mm内径の蛇腹ホースを買ってきました。 230円

早朝、5時半に職場に着くと作業開始。  30分ほどしか作業時間がないのでさっさとやりますが、

タンク側のホース差し込み部分の作業スペースが無いので狭いのなんのって。

手前のキャニスターを外せば楽なのですが、弛めるボルトが見ての通りにサビまくりで、

折れると面倒なので、すきまに手を差し込んでなんとか作業し、取り付け完了。

 

後は取水口をホースに取り付け、 ニップルにもエア抜きホースを取り付ければ終わり。

34mmに38mmだとどうかな?と思ったのですが、 蛇腹ホースは柔軟性があるので、

特に問題有りませんでした。

 

 

最後にカナダ車独特のスクェアビットネジ4本を締めれば全修理作業の完了です。

 

お疲れ様でした~!  と自分で言ってみたりもする   (爆笑)