帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

フライドポテトで娘に完敗・・・とほほ(T_T)

2013年09月30日 | Weblog

体調が今ひとつ・・・・ 80%状態で一日も終わり、帰宅するとまずは車のテールランプを交換。

学校が休みの娘を呼んでブレーキを踏んでもらい、切れている方をタッタと交換して作業完了。

外車なのでランプが特殊で高くてね、普通なら150円くらいのが760円とな・・・・なはは

 

そのまま二人揃って駐車場から家へ戻ると手を洗い、 娘はキッチンカンターで僕相手に暇つぶし

のお喋りを開始。  

僕は?といえば、その相手をしながらサラダ油を取りだしてフライヤーにドバドバドバ。

何をするかって? 揚げるんですよ~! ポテトを。      「なんのこっちゃ!!」 ぎゃははははは!

 

な~んの脈絡もない、単に思いつきで始める調理ですが、 「どうしてそんな事をするのか?」というなら、少し前に家内を手伝って(手伝わされた)造った

フライドポテトがどうも上手く行かなかった。

油の切れが今ひとつというか、ポテトのホクホク感が足らないというか、 簡単に言うと自分の思うとおりの出来じゃなかったんです。     

揚げ物がど~にも今ひとつ苦手なんです、僕は。   

で、それが悔しくてならない僕故、何としても上手に揚げてみせねば気が済まない

 

ポテトの皮を剥き、 切る大きさをそれぞれ変えたり、揚げる分量を調整してみたりとしながら色々やってみるのですが、「どれも納得いかない」   

うむむむむむ・・・・

「くそ~!」と半分ムキになりかけていたところで、見ていた娘が「やらしてみ!?」とやおら参入。

「お前には負けんわ!」と思いつつ交替するけど、娘はそくさくとポテトの皮を剥いて切りはじめる。

 

「俺と全く同じやないか~!」と思っていたら、それをペーパータオルで包み、いきなり電子レンジに放り込んだ。

「はえ???」  と思ったが、そんな方法で果たして上手くいくのかいな?と・・・・

どういう設定をしたのかは全く見ていなかったのですが、 暫くして加熱したポテトを取り出すと、

適度な量に分けながら連続してフライヤーへ投入。

「オイオイ・・・」と思うけども結構な量を入れて、「油温が下がりすぎはせんか?」と思いながらも黙って観察する僕。 

そんな方法で上手くいくもんか!?なんて思いこんでいる僕は、開始と同時に飲み始めたアルコールがすでに回り始めてしまい、

ついでにテレビも見たくなってきたのでリビングテーブルへ移動。

時々チラ見していると、娘は少しだけきつね色に揚がったポテトを一気に取りだし、油吸い取り用に何枚もペーパータオルを重ねた大皿にそれ載せる、 

上手に振りながら塩をまぶしている。

この段階で、単なる酔っぱらいと化した僕は、すでに出来上がり状態 

 

ややもして、「出来たよ!」と、娘が持ってきたフライドポテトをみてみると、「あんれま?」全然僕のとは違う。 

食べてみると、外側はカリカリ、中はホクホク。  レストランやファーストフードのポテトとは

明らかに違うおいしさで、「なんで?なんで?????」と内心パニック。

丁度上から降りてきた孫はそれ見た途端にパクパク食べ始めるし、 明らかに僕の造る物とは違うぞな。   

どう違うかというと、 例えば四角く切られている面の一つ一つが内側に凹む感じに上がっている。

これは内部の水分が適度に飛んでいる証拠で、 表面がカリカリでありながら、内部に油分が全く染み込んでいない。

材料は同じ袋に入ったポテトであるから、 違うのは電子レンジの加熱方法と ポテトを切る大きさ、揚げ方意外には無い。

 

材料を切る大きさは分から無いではないが、問題は電子レンジの加熱時間と温度等だけど、どこで覚えてきたのだろうか・・・・

料理の基礎を教えたのは僕、後は娘が自分自身で腕を磨いてきたわけだが、なんか、もう超えられてしまったのかと思ってしまい、

悔しい様で嬉しい僕。 

そういえば息子も僕より遥かに料理の腕はよくて、 レストランで出るようなメニューは普通に造れるわけだが、 僕と同じで普段はまったくやらない。

そうあるべきだと教えてきたし、男ですからね。

必要なとき以外は、包丁等持たんのです。

 

 


は~ぁ! 体調不良

2013年09月29日 | Weblog

朝から体調不良。 体温が35度有るか無いかのギリギリで、クシャミと鼻水が止まらない、だるい、眠い・・・・

風邪に似ているんですけど、風邪じゃ~無い、自律神経の不調が引き起こすめちゃくちゃな体温で、時々有るんです 

特に夏から冬にかけての秋に、後は春に多くて、 花粉症とも似ていながら明らかに違う。

なんというか、夏と冬で体質でも変わるんですかね? 年がら年中薄着?でいるせいか知りませんが、

体で燃される熱量が切り替わる前のアンバランスというか、たいていこれすぎると普通に戻る。

真冬に、ライディングジャケット下にTシャツ一枚でバイクに乗って平然としていられるのも、このおかげかも知りませんが、

 

風邪引いたみたいでつらいし、何も出来ないしと、良いはずもない。

 

こうした時は、寝ていれば治る場合もあるし、とにかく食べて神経のバランスが戻るまで待つしかないこともある。

これで丸一日パーです・・・・・・    とほほほほ


昨日のブログ記事にからめて、親として

2013年09月27日 | 研究-教育・育児

メールが幾つか、あとコメントも頂きまして、誠にありがとうございます。

娘のモデルとしての仕事ですが、完全な無報酬、奉仕以外の何物でもありません。

もっとも、交通費が実費として出る場合、その分位は良いでしょう。

 

何故無報酬か?というと、それには僕の確固たる考え方が有り、娘もそれを良く理解しています。

まずはまだ学生であるという事で、本業をおろそかにする人間に一体何が出来ようか!?

 

まがいなりにも報酬、例えその額がどれだけ僅かであっても、もらえば一応はプロの範疇に入ることになるわけです。

人様からお金を頂くと言うことは、それに見合った提供が出来ねばならず、その為には

相手の要求にどれだけ応えられるか?という事をその道として求められることを意味し、

当然にその額が大きくなればなる程、自分の私的部分(時間や生活)を削らねばなりません。

 

すると本業である学生生活に少なからず影響を及ぼしていく事になる。  

得にモデルの場合は撮影の関係で平日の昼間(授業時間)だったり、 夜から終電超える真夜中だったりと、こちらの都合は一切関係無く、全て向こうのいいなり。

 

お金払っているという意識が相手側に有る以上、代替えがいくらでも有る世界ゆえに、モデル=単なる商品なわけですから。

しかしながら金銭という物を一切排除してしまえば、力関係は常にこちらに有利にあるわけで、これがまず一つの理由。

 

もう一つは ”なんの努力も無く得られる報酬”に身を浸すような真似は、”身の破滅その物である”という点です。

本来、金銭を稼ぐという事は、 要求される条件を満たせる肉体的、頭脳的能力の需要と供給のバランスで成り立っている。

そしてそれは、高度化するほど価値が高くなる様に出来ていて、 簡単に実例をあげるなら、誰でもできるアルバイトの単価は極めて低く時間800~1300円程度。

通訳等の仕事は1時間2~4万円で、使う英語の専門性が高いほど報酬も大きい。

アルバイトでも、 高度な技術を要求されるものは2000~5000円(僕の実経験)となり、

やはり単価は高い。

しかしながらモデル等の場合、 単に先天的容姿が相手の要求する条件に合っていれば報酬が自動的に発生するように出来ており、 

そこには地道な積み重ねや努力というものは一切存在せず、最悪なのは適年齢の終了と同時に、ゴミ箱に投げ込まれるような代物でしかないんです。

故に、お金をもらう仕事としては非常に破廉恥である、ということです。

 

家の娘は、学校教員もしくは公務員を将来の目標にしていますが、その為には本業に専念し、その道のプロとしての基本的知識を積み重ねすべき時であり、

その大切な時に楽して簡単にお金をもらえるような事を経験しようものなら、人は基本的に楽な方へ流されやすい生き物故、ねばならない事が面倒となってやらない事にもになりかねない。

これでは今の段階でも、遠い将来を鑑みても、何らメリットなど存在することは無く、さらには

チヤホヤされる事で醜いうぬぼれが発生し、一番大切な人間性さえも壊れてしまう。

これは、親としては絶対に看過できない事なのですね。

もし、報酬をもらうなら、それに見合った仕事をして、積み重ねと経験がその人間性を育てていくような物でなくてはならない。

女性にとって、人から美しいね!綺麗だね!という評価をもらう事は嬉しいことであろうが、しかしながらそれは単に外見という一次的な評価でしか無く、内面や能力、経験と技術的積み重ねまでを多元的に含んだものではない。

 

上記の全てをきちんと提供できて、それに対しての評価としてお金をもらうには構わないが、 造形物としての対価など、一切受け取る必要はないんです。

女性の心を満たす自尊心は、綺麗であるために必要不可欠な物ではあれど、それに金銭からめればその瞬間に薄汚く汚れるわけであり、そうであるなら欲の存在しないピュアな姿を撮影してもらえば良い。

そうした心があってこそ、初めて綺麗だと言ってもらえる存在になれるのではないか!?   そう僕は思うんです。

 

家の娘は体が小さく、これが小中学の頃に大きなコンプレックスだったの訳ですが、 今になってその特徴への需要というのが想像以上に多い・・・・

背の高さとスタイルを最大限行かせるのがアパレルモデルなら、 家の子みたいなのはモータースショーで車を大きく魅せる為のコンパニオンを初めとして、

へアスタイルモデル、化粧品や食品関係等々、普通なら成長に伴って消えてしまう(18歳までに失われます)、子供と大人の混ざった容姿が消えない、

これがこれほど、+方向に働く物なのかと・・・僕も予想はしえなかったわけです。

 

まあ、そうはいうものの、大学卒業すれば僕がしのご口を出す事は出来ませんが・・・

基本的には全て自分の判断でやっていくしかない訳ですが、オタクのキモ系に絡む仕事だけは勘弁願いたいと思うわけでもあります。    汗(大爆笑)

 

 


可愛いと本当に得だよね・・・・ へアスタイルモデル

2013年09月25日 | 研究-教育・育児

しかし・・・・可愛い娘????(なのかな~?)というのは何かと得なんですよね、

この世の中。

 

今日の娘の仕事は、 渋谷にある超有名な何とかというヘアサロン。

そうした美容とかに全く無縁の僕故、名前を聞いてもチンプンカンプンなわけですが、

大学が休みだった事から、ヘアスタイルモデルの仕事を請け負ったらしいのです。

 

このブログを読まれている方には、生意気な娘だと思われるかもしれませんが、

学生生活に全く支障のない範囲の仕事だけやり、それ以外の物は全て断っています。

*学業優先という親のポリシーを娘へ不当ゴリ押ししていますので

 

ところが、だんだんと行く先が有名なところになってきてしまって なはは

そういえば、以前に何とか48系列のプロダクションから直接オファーを受けたことがあり、

そんな事等、つゆしらずだった僕ですが、ふとした事からその話を知った。

「何で断ったの?」というか、「無視したん?」と聞くと、

「あんなので一生食べていけるわけ無いジャン!」とあっさり一言。

((((≪チュド~~~ン!!≫))))) (:D)┼─|  と真横にぶっ飛ぶ僕ですが、大笑いしつつも、「それで正解!」と娘の頭をナデナデ。

アイドルになりたがっている女の子達からすれば、殺されるような話の展開ですよね、これは。

あわわ・・・     でも爆笑! 

単なる一時ブーム、栄枯盛衰。  多人数を抜いて人気が出るとは限らないし、一度でもチャラチャラし世界に足を踏み入れよう物なら、普通の生活に戻れるはずもない。

人気没落に引きずられる事に争う方法は、”アイドルだった”というつまらないプライドを満たせる相手と結婚するか(ほぼ間違いなく後で離婚)、グラビアで裸体をさらし、下手すりゃそれ以下のAVに落ち、あげくの果てには薬物だなんだと警察のお世話になる。

どれだけ、そうした女の子達がいただろうか、これまで・・・・

親としては、そんな惨めな人生だけは送らせたくないわけだ。

 

ざっと話を聞いてみると、6時間以上に渡って撮影が行われたらしく、 代表自らへアカットを行い、 そして専門家のメイク 髪型を少しずつ変化させての撮影やアングルカット。

たった一人に膨大な時間をかけ、丁寧に創り出す髪型と、特殊な染色を階層構造的に施す。

それは光の当たり方で不思議な立体感を出すというもので、帰宅した娘の髪を見て、素人の僕でもぶっ飛んだくらい綺麗で。   パリコレのへアをやったりしているだけのことはあるんです。

「へぇ~」と感心の言葉しか出てこなかった。 さすがに日本を代表するプロなのだと改めて思ったわけです。 

 

まあ、何でも良いけど、生意気に「報酬を貰うようなまねだけはするな、報酬だけは!」  と相変わらず頑固親父の僕です。

以前の画像から・・・自宅シャメです。

 

 

 

ずっと昔、 ブス! チビ!と虐められていた娘の頭をいつもなでていた事を思い出します。


又走行充電が駄目になって・・・

2013年09月24日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

先週車を使った息子が 「バッテリーをあげてしまった・・・」 と、僕に言ってきて、

「機器類のスイッチを消し忘れた」との事ですが、 「なんか変だな~」と思う僕

 

というのは、バッテリーを空にしたとて、運転走行すれば何にせよ充電はされる様になっている。

処がまったくそれがされてないわけで、 「おかし~な~」と・・・・で、テスターで電圧を測ると10Vしかない。    あらら・・・・

しかもエンジンを駆けている、いわば充電状態。

普通なら13.5V程度は、電圧が来て当然なわけですが、仮に充電されずともそれに近い電圧は来ていなければならないわけでして・・・ 

「うにゃ??」と思って、集中スイッチパネルを外し、例の走行充電用リレーのコネクタに直接測定器つなげたところ、出力が無いでねーの

「あちゃ~ 又リレーの故障だよこれ・・・」と、 それその物は前回の修理時に新品で買った物ですが、珍しく不良品だったみたいです。 

一応金ノコでカットして中を見たら、見事にコイルが焼けていた。

まあ、簡単に交換できるようにしてあるので、帰り道に島忠ホームセンターで新しいリレーを購入、その場で交換することで、修理は簡単に完了しました。 

しかし・・・・ 二度もあげてしまうとバッテリーの容量は半分くらいまで落ちてしまう。

冷蔵庫を初めとして電力を多用するキャンピングカーは出来るだけ大きなバッテリーが良く、

半分の能力しかない状態で使用することは好ましい物ではない。

例えると冷蔵庫が途中で停止したり、これから冬になって暖房で電力を食うのに肝心なときにパワーダウンとか、なのでこのバッテリーは使えない。

収納庫にはバッテリー1つしか入らないので、どうしても交換となるわけですが、勿体ないのですがね。

最近は5~6千円で新品が買えるので本当に助かります、 同じ性能の115D32R を

ホームセンターで買うと2万円、 ヤフオクだと6000円、当然ネットにて購入しますよ。 

数日後に家に届くけど、懐に響くな~    ふ~!

 

 

 


10インチモニター & DVD & スピーカー、 その後

2013年09月23日 | ハイエースキャンピングカー メンテナンス

購入した10インチのモニターの、その後をレポートします。

取り付けは助手席のヘッドレストのところにしました、理由はモニターの開閉が楽なのと、息子の嫁さんと孫が後の席に乗って見やすいという理由で、他に何ら意味はありません。

取り付けその物はドライバーが1本有ればよく、えらく簡単でした。

 

配線はヘッドレストロッドの根本からシートカバー裏を通しています。

写真は映像を表示している状態でして、一応カーテンをシート向こうに回して写真撮りました、

逆光になるためです。

カーテン空けても見やすさに変わりはありません。

 

モニターサイズですが、取り付けた見たところ、大きすぎず小さすぎずで僕的には十分に満足。

 

次は、例の激安DVDプレイヤーですが、初めはシート後のポケットに入れておいて、使うときだけ出してと思っていたのですが、裏面がツルツルのために下手に置くと走行中に落下する可能性が100%。

かといって斜めにも縦置きも出来ないし・・・・ で、水平の空いたスペースがあったので、そこに両面テープにて固定しました。 

ここは前から有るスペースなのですが、今までデッドスペースになっていましたから、丁度よいです。

 

最後はスピーカー。

一応モニター内蔵のスピーカで音を出してみたところ、さほど悪くはない音でして、「このままこれで行こうか!」とは思ったものの、やはり映画を再生したら低温時に音割れ。

仕方ないのですがね・・・

映画などを楽しむにはやはり外部スピーカは必要だろうと再度判断。

そこでその辺に転がっていたパソコン用の物を改造し、必要なときだけ接続して使う事にしました。

普段は後のシート下収納に入れておいて、使用時に出して置く。

場所は助手席と運転席の後が丁度よいのですが、パーキング時には立て使い、走行時には横にして使います。

初めは完全に固定しようと思ったのですが、それだと、どうやっても車内の出っ張りとなって

かならず人の体にぶつかる。

スピーカーが壊れるか? 人が怪我するか? じゃ~仕方無いので、色々と検討した結果、

一番シンプルな方法で行く事にしました。

下の写真の黄色丸が置かれたスピーカです。

 

 

全体としての感想を書くと、 モニターは必要にして十分な性能、操作も簡単で全体的に不安がまったくない頑丈さを持っています。

映像も極めて綺麗で、輝度と発色もよく、問題はなんらありません。

安物DVDプレイヤーですが、バカにしていたところ、機能が必要にして十分すぎるくらい充実していて、少し反省。

当然ですが再生で何ら問題無く、リモコンのレスポンスや操作性も優れています。

なにより値段が安いわけで、思っていた以上によい品物でした。

 

ちなみに、走行中の振動に耐えるかという実験はしておりませんので、それに関しては何とも言いようがありませんが・・・

 

電源は集中スイッチパネルの裏側、テレビスイッチ電源ラインから3連シガーソケットへ電源を導きだし、DVD モニター スピーカを一発でOFF出来る様にしました。

 

後、写真には移っていませんが、例のミニPC MK809を繋いでもみましたが、基本的にタブレットと同じなので、ネットを見るにしても何ら問題なく、 これでこの車も必要なAV & PC装備がやっと完成したな・・・・と言う感じです。 

 

以上 その後レポートでした(笑) 

 

 

 

 


あ~ぁ・・・・・ お彼岸だし 

2013年09月22日 | Weblog

そうだよね~お彼岸だった・・・・・ しばらくして気がつく間抜けな僕。 馬鹿みたいに道路が混むんだよね・・・・

 

気圧配置も駄目だし、南の風と北の風がぶつかって、吹くわけ無いと思いつつも、やっぱり海に来てしまった。

先に来ていた知り合いのサーファーに話を聞くと 朝方に北東の風が少し入ったらしく、でも僕の付いた時間には

終わっていた。 自宅からの距離が恨めしい(笑)

 

そうなんですね、秋は吹かないんです、どうしても・・・

 

車は駐まっているけど数も少なく、道具も出していないし。

 

仕方なしに早めに撤退したけど、やはり帰りの渋滞に巻きこまれた、で自分で自分に笑ってしまうのですが← 「バ~カ!」

帰宅途中の4時頃、風が少し入ってきて、遅すぎるんだよね。

 

な~んか、しょうもない一日だった。   ヨットにすれば良かったな~なんて反省 

 

ふと思うんですが、いつまでも変わらず綺麗な女性っていいですよね・・・ 秋空を見ておもいます。


情けは人のためならず、 親切であれ、ルールを守り、笑顔であること

2013年09月22日 | 僕という人間 その他

 

僕が子供を育ててきた時間の中で、繰り返し説いてきた言葉です。

情けは人のためならず は、

「情けは人のためではなく、いずれは巡って自分に返ってくるのものである、誰に対してもその人の身になって優しく接し、そして親身になるべきである」というのが本当の意味。

*最近意味間違いしている人が余りにも多いので・・・・

 

感動のビデオを皆さんに・・・・   同じ仏教国 タイのCMより


男がブラジャー?? うえっ! 悪寒が走る

2013年09月20日 | Weblog

は~・・・・・ 世も末だよね。  どうしてこんな風にこの国はなってしまったのか?

普通の男性? は~?? 「普通じゃね~だろその時点で!」 、知的職業? 「まあ、弁護士や医者という知能職に変質者が多いことは事実だけど・・・」

お母さんと一体? 「・・・・・・・・・・・気持ち悪くてひたすら鳥肌・・・・」フリル付?  「オエ~~~!」

際限なく胸くそ悪いな、この話は。

 

草食系男子がどうのとか、いわゆる”らしさ”=男としての姿 を小馬鹿にして、女性と同化する事が良い事だという風潮がいまの日本にはたしかに有る。  

ジャニ系のタレントはじめ、男向けのファッション雑誌はまさにゲイ(同性愛的)世界が展開されている。

 

現実にも、彼女とのデートで一円単位まで細かくワリカンしたり、別れ際に泣いてみたり、失恋していつまでもぐずぐずストーカーやってみたり。

まるで女性が女性と付き合っている様な話が、よく目や耳に入るが、まったく持って自分には理解不可能で、あり得ない話だ。

 

男の三大条件は   

1.粗食に耐え(グルメは駄目)、よく働き、 家族と子供に衣食住をもたらせること

2.伴侶と子供を充分に甘えさせることの出来る人間的器の大きさと、守ることが出来る

精神的強さ

3.愛する女性を性的に十分に満足させられること

 

この3つに他ならないわけだが、 しかしながら、これは男としての最低条件でしかなく、至極当然に出来て当たり前。 故に出来ねば恋愛等は初めからすべきでないと思っている。

仮に出来ずとも努力を惜しまぬ姿勢があればよく、それはとても大切だ。

 

亭主関白含めて、家族の前で偉そうな口を叩く様な小者は端から無視するとして、上記の事がすべて整ってはじめて一人前の男になったと言える訳だが、

あくまで最低の条件でしかない以上は、これを基礎としてさらに人間的魅力と奥深さを磨き上げていくから、本当の男になって行くのではないだろうか?

と、そう書こうものなら「その三つが出来ていればブラジャーしようが何しようが自由だろ!」と主張してくるであろうが、まずは自由というのは単なる選択肢の広がりの広狭を表すだけの

ことであり変態行為(一般大衆的認識にて不快をもたらす行い)は公害でしかない。

また、男が自らを磨き上げていくには適度な競争意識というのが必要となるわけだが、それは互いにあいつは強い(ライバルであり同時に信頼できる)という

共通した意識の中で自然に起こりうる本能的な進歩。

こうした目に見えない潜在的共有意識の中で嘲笑されるようなことをしていれば、けして同じ立ち位置に立たせて等くれない、言い換えれば男として進歩す出来ない事になるわけだ。

社会的面目は看板が何とかしてくれるであろうが、現実的には目くそ鼻くそのようにあしらわれる。

家族がいてもブラをしている?  子供や伴侶が呆れはてて相手にされていない家庭の様子が手に取るようにわかる。

その異様さを異常と理解出来ない脳みそと、その得体の知れない秘密感にワクワクしている思考と心等、およそ男としてのあり方に全く相反する物としか言いようがないからだ。

僕等は、ひたすら吐き気すら覚える。 

 

そういえば知り合いから聞いた話だけど、防衛省の若者が集まる合コンだったかな? 見合いだったかな? の話題になったのだが、非常に多数の女性が応募し、

会場は一人の男性に群がるように女性が取り囲む現実が展開されているとのこと。

 

らしさを失ったこの国に、それを今だ保ち続ける男達に女性が引きつけられるのは、何らおかしな事ではない、又当然のことだ。

 

しかし・・・・     普通というレベルの男すらまともにいなくなった昨今、 優れた相手を獲得するための競争というのは当然に激化するわけで、

女性の立場に立って考えてみるならさぞかし大変な事であると思う。

 

ゴミと結婚するくらいなら、しない方が増し!となるのは、至極当たり前の流れではないだろうか?

少子化対策ウンウンより前に、男を育てる教育を国としてした方が、遥かによい成果が上がるのではないかと?と僕は思う。

間違っているであろうか?

 

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20130914-00000823-playboyz-soci

商談には勝負ブラ着用! ブラジャー男子が急増中のワケ

週プレNEWS 9月14日(土)6時10分配信

ノーブラ女子が急増中という現象に相反して(?)、ブラジャーをつける男子が増えている。

※参考記事「ノーパン、ノーブラの『ノー・ノー女子』が急増中?」(http://wpb.shueisha.co.jp/2013/09/07/21657/)

ブラジャー研究家で、『ブラジャーをする男たちとしない女』(新水社)の著者・青山まりさんに聞いた。

「実は、昔からブラジャーをつけている男性はいらっしゃいましたが、数年前に一度脚光を浴びたため、それ以降どんどん増えているんです。特に、大企業のサラリーマンや弁護士など、社会的立場のある知的労働をされている方の着用が目立ちますね」

なぜそんな人たちが? 女装に興味を持っていたり、ゲイのような人なのだろうか。

「いえいえ、普通のノンケの方のお話ですよ。女性とご結婚されている方も多いです。ストレスや不安の解消が着用の主な理由ですね。ブラジャーをつけることで自分の中に母性のようなものが出現し、お母さんと一体になったかのような癒やし・安心感を得られるんです。商談など大切な予定がある日は、勝負ブラをつけられたりもしているようです」(青山さん)

勝負ブラ! もし、商談相手(男性)の白シャツからブラが透けていたら……。それはさておき、彼らはどこでブラを買っているのか?

「やはり種類が豊富なので、女性用の中から選ぶことが多いようですね。ただ、男性が女性の下着売り場には入りづらいので、ネット通販がメインとなっています。女性用だと手を出しづらいというのであれば、最近では“メンズブラ”がネットで買えますので、入門者の方はそちらをご覧になってみてはいかがですか?」(青山さん)

その“メンズブラ”について、ネットショッピングモール楽天市場で売り上げナンバーワンという通販サイト『WishRoom』の広報担当者に聞いてみた。

「4年前、一番最初に男性用として作ったものは、胸回りを締めつけることだけを目的とした装飾のないシンプルなブラジャーでした。そちらの商品は初心者でもチャレンジしやすいため、当初から変わらず、今でも多く売れています。その後、装飾を求める方のために柄やフリルなどを取り入れたブラを作りました。現在では“寄せて上げる”機能で実際に胸が盛り上がるようなメンズブラもあり、サイズ以外はもはや、女性用とまったく変わらない商品になっています」

新商品発売の際は、500着もの予約が2週間程度で完売するほどの人気がある。

「あと、ひとり当たりの購入数ですが、お試しという方は、まずは1着ご購入されますが、リピーターになる確率はかなり高く、ほぼ全員がまた購入してくださいます。毎日つけるなら洗濯もしなければならないので、3、4着は必要ですかね。気に入ったデザインを見つけると色違いで大人買いされる方も多いのが特徴です」(同サイト広報)

興味を持ったアナタ、一度試してみてはいかが?

(取材/黄孟志)


ウォアット! いてててて・・・(T T)涙

2013年09月19日 | Weblog

なんだか知りませんが、月曜日の夜辺りから左の肩胛骨中心にした、背中の筋肉に痛みが走る。

 いてててて・・・・

「肩こりか~!?」と思ったりするのですが、 そういえばこのところ机に座る時間がヤケに長くて、現在使っている職場の椅子も、家の椅子もサイズがアメリカ製ですから、その辺から背中に無理が来ているのだろうか?

と思ったりもして・・・ 

 

で、朝の筋トレの時にシクシク来る背中の痛みに対し、 「そんなもん負荷をかけりゃ~治るべ!」と懸垂をやってみた。   

*基本的に乱暴なんです僕、親から子供の頃よく叱られました。

 

普段から10回程度の軽いのはよくやっているんですが、 昨日はなぜか1回目でグキ~~!という感じで、その後も一回ごとに痛みが増していく状態。 で、たった5回でアウトー!

何ともはや、今思えばそれがまずかった   とほほ・・・

 

で、それ以降バカみたいに痛みが増し、反対の右腕を動かしてもグキッ!!と来る有様で、

何て情けない自分。

 

問題は帰りで、バイクなので、当然に前傾姿勢でハンドルを握らねばならないし、何より辛いのは僅かでも傾いたバイクを起こす瞬間。   「 おわ~~~~!」と、思わず口から出そうになる痛さ。

自宅までのほぼ40分間、信号で停まるたびに ヒヤヒヤ・・・・ 

 

酒を飲んだら痛みも引くだろうと、帰宅早々風呂に入って、そのあと飲んだら、さすがに痛みは

収まった。

で、当然だけど、酔いが覚めてくると又ズギズキし始め、さすがに昨晩は早々の就寝。

 

今朝起きて、なんとか状態は昨日の朝程度まで落ち着いて、でも恐ろしいので今日のトレーニングは無し。  うむむ・・・

 

代わりに懸垂用器具を使って単なるぶら下がりを数回やってみた、それがよかったのかは判りませんが、この文を打っている昼休みまでにはだいぶ回復。

さすがに昨日の痛さには参りましたが、 今日は午後から用事がありまして、就業後にバイクでかなりの距離を走らなければなららい。

明日、僕は生きているであろうか?  

 

ぎゃはははははは!

 


2013年09月17日 | 僕という人間 その他

「水」     翔(僕)著(湯船の一時 短編小説風)

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火照った体を木製の椅子に落とすと、温泉のすぐ下を流れる川を見下ろす。

茶色い濁流となったその眺めは、以前来たときのような澄んだ状態を失い、広がり増した水は 

雑木の根本をジャブジャブと洗っていた。

目を閉じて、じっとそのに聴き入ると、ザーとも、シャーとも似つかない、かといって遠くも近くもない音であり、 

そこに小雨になった事で鳴き始めた蝉の声が数匹混じっている。

さっきまでの台風との戦いで疲れたのであろうか? 「ジー・・・・・」という今ひとつ元気のない声は、川の音に混ざるようで、

包まれるようで、時折消え入っては現れる事をくりかえす。

 

再び湯につかり、廻りを取り囲む木々を見渡したとき、 一匹のクロアゲハの飛ぶ姿が眼に入った。

「あの台風の風をどうよけていたんだろうか?」と思いつつ、その艶やかな姿をみていたら、再び雨が降り出した。

台風の雲と雨は、こうも気まぐれだ。

時折雨を降らせては止み、降らせては止み、やがて曇り空へと代わり、最後に青空を覗かせる。

 

雨粒は次第に大きくなっていき、あの蝶は「どうするんだろう?」と思う。

 

黒くて大きい、立派な形をした羽に、赤や黄色の花をはべらしたその貴婦人は、雨粒に翻弄されながらすぐ近くの杉の葉の先端にとまった。

何気なくそれを目で追っていた僕だけど、本来なら合掌させたように畳むべき羽を真横に広げた姿勢のまま、

あたかも木の一部に溶け込むかの様にじっとしている。 

 

「ほ~!」、と僕は思いつつ、尚もその姿を見ていたが、広げられた羽は、上の羽を下の羽に重ねるかのようにしてあり、

そう、ハートマークを逆さにした形になってそこに留まっている。   

本当なら隠すべき物をさらすような、普通ならあまりあり得ない姿でもあって、それはまるで女性が愛すべき人の前だけに見せる、生まれたままの姿の様でもあり、

その何とも言えない美しさにしばし目を奪われていた。

 

「エロティシズムというのは、遥かにかけ離れた異種生命体との間にも成立するものなのだろうか?」 そう思わせるほどそれは魅惑的だった。

杉は小さい緑色の針を集合させた様な葉を持つ、幾重にも別れた枝に密集してそれが枝になり幹へとつながる。 

落ちた雨は緑の針で受け止められ、針先を転がされて行く過程で次第に大きくなり、やがて先端からポロリと落ちこぼれていく。

そしてポタリ、そしてすぐポタリと、雨の量が増えると次第にその間隔は短くなっていく。

 

比較的雨粒の落ちにくいところを選んで留まってた様にもみえるが、それでも滴が徐々にアゲハの上に注がれ始める。   

落ちた水滴は、広げた羽の表面をなぞることで、その黒色の衣装を少しだけ震動させながら、何事も無かったように地面へと落ちていく。

その度に、少しずつ身震いしながら衣(羽)をわずかに乱し(動かして)耐える貴婦人の姿は、素肌の上を這う指使いに身もだえする様でもあり、

それが不思議な興奮を僕に惹起させ、いっそうその美しい姿を、尚いっそ美しく演出してくれている。

 

滴の間隔が短くなると、 それを避けようとするのか、 やがて来る絶頂の時を恥ずかしげにかわそうとするかの様に、 少しずつ葉の上を動きだした。

その姿をじっと見ていた僕だけど、花(赤や黄色の紋様)がギリギリ見て取れる程度の距離にて、どのくらい移動したのか?という事は正確には解らない。

恐らくは1~2cm位だろうと思う。

 

たかが一匹の蝶の、そうした姿に”人の女性のような美しさ”を感じるという経験をしたことが今まで無かった僕だが、

大きな枝や、葉の裏側にへばりついて雨を避ける生き物なのだとばかり思っていた自分には、今持っている常識で測り知ることの不可能な感覚というものが、

至極間近にあり、それはふとした瞬間を通して得られる物なのだと、初めて知ることになった。

 

ふと我に返ると、脳細胞は一気に現実的思考へと戻り、「蝶に耳という器官があるのだろうか?」という疑問を湧き上がらせる。  

甘い空想の世界から、一気に引き戻された僕は少しだけ不機嫌になるが、脳はそんな思いとはまったく別に働き始め、

どうやらそれを、僕自身は制止することが出来ないみたいだ。

「どこにあるのだろうか?」 もし有るとするなら、どの程度の音が聞こえるだろう? 人間のような精密な聞き取り能力は有るのだろうか? 

そして、羽に転がる雨粒の音はどんな風に聞こえるのだろうか・・・と。

 

 

少し離れたところで、サウナから出てきた男がいた。

水風呂の横にある泉から、桶で水を汲んで、体にそれをかけ始めた。

無神経な”バシャ!”という音が数回、そのあと冷たい水に身を沈め、同時に男の体重分の水が湯船から流れだす。

体に蓄積された熱を中和する水の温度差。 そしてそれが生み出す快に、溺れる呻き越えをわずかにあげている。

その音をかき消すかの様に、溢れた水は排水溝を流れ、やがて格子の付いた暗い排水パイプの中をすべり落ちていった。

 

一時、現実に返った僕だけど、あの甘美な感覚が欲しくなり、再び貴婦人の方へ目を向けてみると、

幸運な事に、その美しい姿はそのままに有った。

 

なぜか?安心する僕だが、その満たされた感覚は早々に破られることになる。

ややもして、滴の激しい愛撫に耐えきれなくなったのだろうか? あたかも快楽と自分の思いを放散するかのように、貴婦人はヒラリと羽ばたき空へ躍り出た。

 

その姿は、僕を満足させるに充分な輝きでもあって、なおいっそう僕を惹き付ける。

 

大きな雨粒がその美し羽を打つせいだろう、少しだけふらつくように飛びつつ、羽ばたき一つごとにあの何ともいえないエロティシズムが

大気中に放散され、しかしながらそれと引き替えに純粋な蝶の姿へどんどんと戻っていく。

 

やがてクロアゲハは、ある程度の大きさの円を水平に描きつつ、上へ下へ、右左と軸線をずらしながら、たくさんの青い毬(イガ)で

覆われたクリ木の向こう側へと消えてしまった。

 

その姿を最後まで見送ると、恋人を失った悲しみ人の様に、空に目線を移し、そして真正面の山にかかる霧を見る。 

 

雨が強くなると霧は濃く見え、弱くなると薄く見えるのだけど、台風が残したまだ暖かい大気と、山を越えてくる気流の温度差により造りだされる霧は、

終始濃さと形を変えてまるでそこに湧き上がっている。

本当は移動しているのだろうけど、次々に造りだされる霧は、それがその場に張り付いているように見える。

 

川の濁流音は相変わらずで、蝉の声も相変わらず、霧を見るのに飽きて来た僕の眼は、次の対象物を探し始める。

 

ふと、下を向くと、そこには透明な鏡が有り、湯面に反射する木々の姿が映し出され、、しかしながら雨粒がそれをかき乱している。

一つ一つの雨粒は、落ちると必ず文様を造りだして、それを広げていく。 

落下した中心からポンと湯面に躍り出て、丸い玉となってしばし表面を駆ける不思議な水晶。 

コンマ数秒だけキラリと輝くと、パチンとはじけるように壊れ、再びお湯に溶け込む。   

同じ物質でありながら違う物質、温度差が創り出す何とも不思議な光景だ。

 

雨の日の、あの透明な水たまりが誘う誘惑は何物にも代え難い感覚となって今も心に強く残っているけど、 そうした感性に抗うことをしない素直な幼年期は、

長靴のままそこに飛び込むことで完遂される。

 

それでも飽き足らないときは、靴下をぬらし、やがて長靴も脱がれ、素足の泥と水の生暖かい感触となって脳に突き刺さる。

最後にはズボンもシャツもビショビショになり、 濡れていないのは無造作に傘で覆われたランドセルの中身くらいのものだ。

 

幾百幾千の雨粒が、その落下速度と質量の違いで創り出す様々な紋様と、飛び出して湯面を転がる水玉を僕に見せながら、僕を遠い過去の一時へ誘ってくれた。

ほんの些細なことだけど、こうした瞬間に自然への感謝が起こるし、満たされた気持ちにもなる。

 

さっきから降り出した雨は徐々に勢いを増し、湯面の透明性が完全に失われるくらいになり、やがて僕は耳の位置が雨音の言葉を知るによい高さにある事を知る。

いっそう増してくる雨の、湯面に落ちる音を逃さず聴きとろうと目を閉じてみるなら、それまでの視覚情報は一気に遮断され、僕を再び違う世界へ連れて行ってくれる。

 

それはなんというか、小さなビーズの玉をテーブルに散らすと聞こえる、あのプチっという音にきわめて近く、

柔らかい雨粒が、これまた柔らかいお湯に落ちているはずなのに、何故かそこで創り出されてる音は非常に乾いた音だ。

雨の強弱に応じて、まるでたくさんのビーズが落ちて跳ね回っているように音も変化する、「こういった音というのも有るのか・・・・」と。

 

台風の雲は気まぐれである、ほんの僅かのあいだ、その不思議な音を僕に届けてくれた後、一気に雨粒達を連れ去って行ってしまった。 

再び湯面には空と木々達の姿が映し出されはじめた。

 

好物を取り上げられた幼子のように、何ともつまらない気持ちとなって僕は雲を見上げたが、少しのぼせてきた事が自分でも分かり、

そろそろ体を冷ますそうかと立ち上がりかけると、又の雨が降り始めた。

 

少しだけ僕は喜んで、さっきの小さなビーズ音の誘惑に身を任せるように、もう少し湯につかることにしたけど、その期待は良い意味で裏切られた。

「違うのだ、音が。」

今度の音は、ビーズではなく、ポチャに極めて近い音で、プツッ!とも聞こえる、

 

湯面を見ると、さっきとは文様の形が違う、一つ一つの丸い文様どうしの距離が遠く、さらに文様の中に一回り小さい文様が形成され、それが広がっていく。

すでに上気した頭の上に、先ほどとは明らかに違うそれが注がれ始めると同時に、川の流れにそのサウンドが重なり、雨の強弱に合わせて不思議なメロディーを奏で始める。

 

雨粒が大きな事から、お湯に飛び込んだ雨水が再び躍り出てくるあの水玉は、先ほどとは違って大小有り、バラエティに富んでいる。

不思議なのは雨の降る角度がこの水玉の流れる方向を定めているらしく、出来た水晶は必ず同じ方向へと転がっていく。

 

はじけて消え入るまでの、一瞬の美しさと造形。

それは高速度カメラだけが成せるものだと思っていたけど、裸眼で、しかも今、僕の前に多数展開されているのだ。

 

「こんなに綺麗だったのか・・・」と思い、ひたすら見取れるていた僕だけど、さすがに体を包むお湯の熱は芯まで体を貫き、それに耐えることができなくなった僕は湯船を出て、

川の流れがよく見える手すりの処まで静かにいどうした。

 

雨はますます強くなり、肩に叩きつける雨は、その度砕け散っては飛んでいく。

肌から湯気がわずかにあがり、その湯気を貫きながら雨粒は尚も肌に衝突を繰り返す。

 

パチ!、パシッ!という連続音を聞きつつ、さっきまで貴婦人が留まっていた杉の枝葉を眺めてみる。

あの艶やかな姿はどこへ飛んでいったのであろうか、そして僕の知らないところで、あの魅惑的姿を惜しげもなく晒しているのであろうか・・・

 

少しだけ射してきた日の光は雲を割り、 目の前の景色にちりばめられた幾万の滴とやがてシンクロし始め、光のハーモニーを奏でつつ僕に囁く。    

 

「もうすぐ美しい深秋が来るよと。」

 

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音の世界に幸せを見つけるという事はなかなか難しい、 

景色を見ながら体を温める感覚に幸せを感じるのが温泉の過ごし方というのが一般的な認識であろうとは思うが、

体を湯に浸し、目を閉じることで得る世界、音に包まれる事の幸せ、というのも又素晴らしい物である。

たまたま台風が過ぎた、人がいない静けさのなかで得ることの出来た一連の感覚。

自然というのは誠に不思議で、人に優しく、厳しく、故にけして侮らず、奢ることなく、静かに身を

削ぎすませば、何時もと違う世界と感動を無限にもたらしてくれるものなのだと。

 

By  翔

 

 http://www.dailymotion.com/video/x4x6qz_%E3%81%9F%E3%81%97%E3%81%8B%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8_music

 

 

 

 


台風18号

2013年09月16日 | Weblog

朝から風と供に吹き付ける激しい雨。

自分の設計と施工を信じてはいても、 隣が林の我が家には、折れて飛ばされてくる小枝や葉っぱ、木、畑を越えて飛んでくる得体の知れない物がコン!バシ!なんちゅ~音がしばしば響き渡る・・・・

静かな部屋の中でその音を聞いていると、滅多なことは無い思いつつも、やはり不安になるものだ。

一応増築建物の階段上に設けた照明器具のメンテナンスハッチを開けてみると、 屋根裏通気工法による空間を流れてくる風が押し出され、外の激しい状態がダイレクトに解る。

設計通りに、叩きつける水の進入を防いでくれているだろうか?と点検して見たけど全く問題は無い。 

天井からの水の進入がないことは一応確認できたけど、後は外壁が気になる。

この建物は日本では扱く珍しい樹脂サイディング(その素晴らしい性能に対して見かけが安っぽくやすく見えるために敬遠される)を施しているわけですが、撥水性の高い材質によりまずは水の進入をブロック、もし入ったとしても外壁の波の形状が進入水を下部排水穴から流しだす様になっている。

万が一それを超えた場合でも防水紙が防御し、更にそれを貫通したとしても、使用したOSB合板は表面が防水コーティングされているもので、それを超えて室内へと侵入する事はまず有り得ない。

この外装のよいところは、翌日に太陽が出れば熱を簡単に通す樹脂外壁と大きな通気は内部の湿気を即座に蒸発させ、あっという間に乾かしてしまう。

そんなわけで、外壁からの浸水は大丈夫だと思う。

明け方から 午前中まで荒れ狂った今回の台風18号だけど、至る所で屋根を壊したり吹き飛ばしたりしながら北海道沖へと消え、建築して二年になるセルフビルドの家は何の問題もなかった。

よかった~  (爆笑)

 

話変わって、昨晩 TTCON1が発令されて職場が全面クローズで自宅待機となった僕。

「でもね~・・・・・」 これって解除されてしまうと慌てて職場に向かわねばならない。

しかし、待機だと時間が本当に潰れないんですよね。  おまけに同じく暇を持て余した家内と娘がリビングをうろうろし始め。

「こうなると絶対に始まるんだよな~・・・・」 と思っていたら、やはりというか「温泉に連れて行け!」と   あはは・・・

「俺、自宅待機なんだけど!」と苦笑いしながら答えるが、そういえば代休の元になるオーバータイムが破片状態でたくさん残っていたよな~と、これまとめると何とかなるジャン!と判断。

いずれにしても、どこかで消費しなければならないので、丁度いいや!と休みをもらうことにしました。

 

ただね~ この風と雨、 温泉といっても危険性は有るので、下手なところには駄目。

どこかよいところは?と記憶を掘り起こしてみると、 1箇所だけ、露天の大丈夫そうな温泉が有った。 

家からもさほど遠くもないし・・・・

このまま自宅にこもって コン!バシ!の音を聞き続けて、 どこかがぶっ壊れるのを気にしている位なら、いっそ出かけた方がましか!?と で早速車に乗って家を出ると、向かうは某温泉。

家内が念のために電話をしてみたら、「途中が通行止めになっています! でも警備の人に言うと、近いので通してくれます」とのこと。

時折、橋を通ることで交叉する川は、幅一杯の濁流が恐ろしい状態となっていて、今回の台風がどれだけ雨を運んできてくれたかが分かります。

やがて通行止めのバリアに到着、この頃には台風の目が通り過ぎ、日本アルプスなどが風をブロックする、いわゆる裏側に入ったらしくて爆風はすっかりおさまり静かになっていました。

雨は雲の固まりとなって移動しているので、油断していると時折ドット来るわけですが、

駐車場についてみるなら、温泉はガラガラ状態で、数人しかない。 

当たり前だよな~ こんな日に温泉にくる物好きは早々居ないから(笑)

 

続きは、明日のブログを見てください。 

 


キャプテンハーロック メチャ!見応えの有る傑作映画でした

2013年09月15日 | Weblog

午後からのメキシコ民族舞踊、撮影までの時間が長い、何時も問題になるのがいかにしてこの時間を

潰すかということ。

今回も朝9時に二人を送り届けると 午後2時のステージまで時間が有りまくりなんです。

で、どうせなら映画でも見ようか・・・と思って、アクアシティ内の映画館へ。

というのは、数日前にネットで宣伝ビデオを見て、 どうしても見たくなってしまったのが全編CGによる映画 

「キャプテンハーロック」。

http://harlock-movie.com/

 

 

普通、部分ならともかくも全編CGで構成された映画だと、必ず起こるといってよいのが、ぎこちなくて不自然な動き

特に人間に関してはそうで、ほんの僅かな表情の動きすら不自然なグラフィックとなって現れ、全てを台無しにしてしまいます。

 

その難しさ故に、ハリウッドのフルCGアニメは、可愛いキャラクターを中心とした物、もしくはさほど表情や体の動きの要求されない物

ばかりで、言うなればごまかしがいくらでも可能なもので覆い尽くされているわけです。

故に人の完全なる実在化(人が人として見える)クオリティに挑むことは無く、実際に領域を抜け出る事はありませんでした。

ところがこのキャプテンハーロック、あえてそのタブーに挑戦した!?と思われる映画で、

見ていた僕も「日本の映像技術はすでにアメリカ以上じゃないか!」と唸らせられるほど素晴らしい出来。

 

息もつかせぬアクションの連続、ストーリー展開の面白さ、メカニカルな雰囲気満点の戦艦と戦闘シーンのすさまじさは、

スターウォーズがまるでお子様向けに見えるほどで、いや、余り書くとせっかくの映画の楽しさを壊すネタバレになるので、

これ以上は一切書きませんが、「とにかく 素晴らしい!」 の一言。

 

ちなみに、映画には松本零士の世界が展開され、 昔やっていたアニメのイメージを嫌みにならない程度に上手に取り込んで

残してあります。

 

ここ最近見たSF?映画の中では最高の出来と言い切れる映画ですので、ぜひ皆さん見に行ってください。

絶対に後悔しませんので! 

 


台風直撃じゃん!

2013年09月15日 | Weblog

トンボの予報はやはり的中で、台風18号はもろ関東へ進撃中。やべ~!

 

風台風だったのは、運悪くシベリアから流れてきた冷たい高気圧と衝突して雨台風に突然豹変。

でもって、「多分、崩れるだろうな!」、という予想まで見事に裏切りつつ思った以上に発達。

で、関東に向けてって直撃だろ・・・・これ

 

今日は毎年恒例となった フィエスタメヒカーナ2013 の日で、お台場がこの連休の3日間メキシコになる。

民族舞踊を踊る家の娘は今日が出演日なんですが、朝から爆雨    おおお・・・・・・

http://www.fiestamexicana-tokyo.com/

■主催:FIESTA MEXICANA 2012 実行委員会/日本ラテンアメリカ文化交流協会    
■共催:臨海副都心まちづくり協議会   
■後援:メキシコ合衆国大使館 EMBAJADA DE MEXICO/メキシコ外務省/メキシコ農水省SAGARPA
メキシコ観光局/メキシコ商務部 PRO MEXICO
東京都港湾局/(社)日本フォークダンス連盟
■協賛:アエロメヒコ航空/アクアシティお台場/御宿町・御宿町国際交流協会
■協力:メキシコ-日本アミーゴ会/エア・カナダ/パセラメキシコ観光/サルサ・カバナ/カフェ・イ・アルテ/

グローバル・パシフィコ・コンサルタンツ/ゆりかもめ/りんかい線/日墨交流会/在日メキシコ人会/

オーラ!アミーゴス/神田外語大学ボランティアグループ/早稲田大学ボランティア有志

 

まあ、季節的に秋となれば、いつかは台風とぶつかるのが目に見えていたけど、今年がそれでした。

で、当然のことながらメインとなる屋外ステージは全部中止となり、 アクアシティ内部の特設ステージイベントへ

切り替えとなりました。

首都圏に住む南米の国の人たちにとって一番でかいお祭りで、とんでもない盛り上がりになるイベントですから、

この台風は本当に残念であったろうと思います。

 

プログラムは雨用に切り替わり、家の娘は予定の3ステージが2ステージに減って、それも仕方ないのですがね、それでも

イベント広場にてめいっぱい踊りを披露して、お客さんを楽しませていました。    ヨシヨシ

*僕のブログはプライベート保護のため、ほとんどの写真にマスクをかけさせていただいております。

ご理解の程をおねがいします。

 


蜻蛉(トンボ)の群れ

2013年09月13日 | Weblog

朝の通勤時、信号で止まった際の事です。 左の空き地に蜻蛉が群れをなして飛んでいて

秋だな~と思うと同時に、 これだけ群れていると嵐が来るな・・・とも。

 

昔からトンボは嵐の来襲を教える生き物 とされていますが、確かに台風が一つこちらに向かって来つつある。

ただ、気圧が昨日の段階では1000Hp、さらには雨雲がほとんど無い、弱い風台風であることは天気図や気象レーダーから

分かる。

 

 

そういえば、朝目覚めて微睡みの中で、起きようか?どうしようか?なんて思っていたら外でツクツクボウシが鳴き始めた

はじめは一匹、そしてもう一匹、合計4~5匹はいるだろうか?

まだ夏なんだよな・・・と思うけど、そういえばヒグラシの声をまだ聴かないな~今年は

 

地球は太陽活動にシンクロしながら温暖化と寒冷化を繰り返していて、 19世紀から20世紀までの100年は

活動活発化による温度上昇の100年、そして2005~2008年頃の太陽活動激減による(黒点ゼロもあった)

温暖化から寒冷化への切り返し。    それが2010あたりから現在まで続いていて、車がハンドル切ると車体が不安定になるように

気温も激変するわけで、今年の年始から6月までの寒さと、7~8月の異常なほどの高温。

 

平均気温は2005年からどんどんと低下してきているので、この先100年位かけて17世紀の寒冷期(何度も起きた日本の飢饉時もそう)並の

寒さになる可能性が高い。

 

縄文時代、青森県あたりまで普通にとれた栗(主食だった)の北限と縄文人の集落。

それはその後の寒冷化で関東あたりまで獲れるところがくだり、縄文人の大きな集落は霧が散るように

なくなってしまった。

平安時代(約800年前)の蒙古襲来の頃、気候は今の日本より高く、11月の終わり頃まで台風が沖縄九州あたりで暴れた。

 

太陽がもたらしてくれる光と暖かさは人類にとって恵みであり、しかしながらその降り注ぐエネルギーの0.001%でも変化すれば

とたんに気温が激変する。

出来れば適度に暖かい気温のままでいてくれたらと思うんだけど、それってお日様さんに対する我が儘なのだろうか?