帆∞翼(セイル バイ ウイング) -太陽そして風と供に- 

海・南風・そして何より”真夏の太陽”が大好きな翔です。

「よろしく!」  

ファーブル?昆虫記危うし

2006年09月25日 | Weblog

帰宅した私を襲った悲劇! な、な、なんと巣がなくなっているでは有りませんか!
昨日の代休で家にいたのは家内、さてはと思い「コラー!蜘蛛の巣壊しただろ?」と聞くと、「なにそれ?」との返事。 全く知らないとの事でした。
おかしいなーさては娘か? 帰宅した娘に「コラー!蜘蛛の巣壊しただろ?」というと、「知らないよ」との返事。 
両方とも嘘を付いているようには思えない、「うーん・・・・・・」。
あとはアイツしかいない訳で、しばらくして帰宅した息子に、「コラー!蜘蛛の巣壊しただろ?」というと、「何だよそれ?」との返事。
おかしいなー・・・・と外を見て振り返ると、3人の冷たい視線が・・・・・  
 げ!完全に変態だと思われてる。   >(@@;)< バタバタ

毎日観察するのが楽しみだった私はショックです。
蜘蛛の話を聞かされなくなった読者?は良かったと思ってるでしょう。 (^^:)はは


蜘蛛は巣ごとそっくり無くなっているような状態でした。

やっぱりバブル(あっという間に消える)昆虫記となりました・・・・・ (--;)


う~・・・・・・

2006年09月24日 | ウインドサーフィン 

うめき声を上げたくなったのは、午前10時頃、行きつけのウインドサーフィンショップのHPを見たときです。 昨日は台風の風がはいり、どん吹き(暴風)状態で、とてもじゃ有りませんが私のような初中級レベルの人間には乗れる状態でなかった三浦。
今日も荒れて駄目だろう、台風もまだ沖合いにいるし、と思って、初めからあきらめ気分の余裕でいたところ、なんと面るつ(波がなく平面)で8mくらいの順風とのこと。  「ガー!!!!!」 >(@@)<
「なぜに今日はウインドに行かなかったか?」という質問が聞こえてきそうですが、
「家内が仕事だったんでーす!」  「(^^)
というか、他の家族メンバーでいけなくはなかったのですが、台風の場合にはタンパー(波の巻き込み)がひどく、危険な場合が多い為もあります。 死んでしまっては話になりませんから・・・・
あえて厳しい条件下で乗る事はありませんというか、私も怪我をしては話になりませんから、やはり全員が楽しく乗りたいわけです。
さて、季節も9月の終わりになってきました。 実質的には10月終わり頃で、家族としてのウインドは一区切りをします。 乗れてもあと2度くらいかな・・・・

そんなわけで、今日は主夫をしていました。
布団を干して、洗い物をして、娘がもらった洋服やたんすの中にあふれかえっている
小さくなった服などを整理。  (^-^*)うふふ・・・・・・・・(気持ち悪い!)

そのあと、ビールを飲んで、さわやかな秋の風に誘われて昼寝(ふて寝?)をしてしまいました。


お台場

2006年09月23日 | Weblog

台風が真横にいるというのに、脳天気なメキシコフェスタでお台場に行ってきました。
というのは、家の娘は超マイナーなメキシコの踊りを習ってまして。
5歳くらいから初めて一度中断、今年になって再度やりたいと言い出し、再度習っているのです。
マイナーであるがゆえ、競争相手もいません、どちらかというと、こうした団体はみんな中が良くて
牧歌的な雰囲気があります。
目線で火花を散らすようなウインドのレースとは方向が全く異なるのが面白いところです。
午後2時半と4時半の、二回にわけてのお披露目ですが、かの有名なフジテレビ建物真横にあるイベント広場でした。
以前はやらされていたので???という踊り方でしたが、今回は自分からやり始めた事もあって、「おー!」と正直思ってしまいました。 ”自分から”というのがいかに子供を成長させるかを見せられました。
大勢の目線にさらされても全く動じないところは、家内に似ています。
私は恥ずかしがりやですから・・・・・(^^;)多分?
今日は珍しく息子が一緒に(初めて?)きていましたが、これは午前中に息子の知り合いの道具(ウインド)を引き上げるためでもありました。
友人がしばらく乗っていなかったので、艇庫代が無駄、そんじゃ!というわけえで、再び乗るまでの間は私の家に(道具を置くスペースがあります)保管する事にしたのです。

お台場でウインドが出来る事を知ってはいましたが、実際にゲレンデを見るのは初めて。
「狭いなー・・・・」というのが第一印象、正直プールのような・・・・というのが私の持った印象でした。
3時間直線で走り続けても対岸に着かないのでは?と思えるような三浦とは雲泥の差です。
おまけに建物が乱立して、とてもでは有りませんが、風が安定するとは思えません。
「これじゃなー・・・・」 (--;)

息子とその友人は久しぶりに会ったせいもあり、昔話から始まり、とても楽しそうでした。
その後昼前にその友人は帰りましたが、じっとしていないのが息子。
妹の数十分のお披露目の為に来ているわけではなく、じっとしているわけも有りませんから、
午後には別の友達?としっかり待ち合わせでした。

 

 


2006年09月22日 | Weblog

連続で蜘蛛の話をしていますが、今日は新たな発見!
メスの巣に居候してるとばかりに思っていたオス。
よーく見ると、メスの巣に別の方向から乱雑に網を張っていたのを発見しました。 (@@)オー!
メスの巣は完全な蜘蛛の巣形状をしています。
そして室内側から見ると常に腹が見えている状態でつかまっています。
その巣に対して、オスがロート状(かなり滅茶苦茶ですが)に糸を張り巡らして、メスの近くで微妙な距離を保ちながらいるのです。
背中が見えるようにつかまっていて、一応は単独の巣?であるようですが、なんか作りが雑・・・・・・(--;)
巣の形状だけ見ている限りでは目が粗く、いい加減に造られているために、獲物を捕まえる事を想定しているようには思えません。
実際にメスの巣には、蚊やらハエやら蜂らしきものがぐるぐる巻きにしていくつもあるのですが。
オスの巣にはそうしたものはありません。
「だらしないやつだなー・・・・」  (--”)と勝手に思う私でした。
台風来るし、どんな事になるやら?と多少変化を期待するのでした  (’ー’)V


あ~! 男?がいるぞ

2006年09月21日 | Weblog

数日前に書いたばかりのでっかいジョロウ蜘蛛、 帰宅して巣を見ると、「なんとー!!!」 (@@;)
男(オス)がいるではありませんか。
よかった、よかった、と涙流して喜ぶような事はありませんが、「うーん・・・・・・・、どこから来たんだこいつ?」 (--)

近くに巣があって来たのならともかく、突然に現れたわけですから、明らかに遠方からメスを確認してきたわけで、そうであるなら、どうやってメスの姿を知ったのか?  (’’)?
基本的にその場所に巣をつくれば動かないのが蜘蛛ですから、こうやって突然現れるという事自体がわかりません。
ジョロウ蜘蛛のオスは放浪の旅を続けて、最後に愛する人と知り合うのか?
いやいやそんなにロマンティックなわけが無い・・・・   (--;)
オスだけの巣というものがこのメスの巣に有るわけでもなく、とにかく突然に、しかも当たり前のように現れてちょこんと掴まっている訳で、なんとも不思議な光景。
さらによく観察してみると、巣をはさんで、オスとメスは反対にいます。  (**)
反対にいるために、互いが動いたときに巣でぶつかる事も無いわけですから、問題はないのですが、
そうなると餌の捕食という点がやたらと気になり始めます。  (--)????
同じ巣にかかった獲物をオスとめすが協力して捕るとは思えず、という事は、メスの捕食した餌を
裏からチューと食べるわけで、こいつは「ヒモかー!」。  (@@) 
いままで何にも考えた事は有りませんでしたが、こうして観察していると分らない事だらけ。
糞ころがしという昆虫がいますが、一日中それを観察していた、ファーブルさんは偉い!
というわけで、この蜘蛛だけにかぎってのシャボンの泡のように短い観察をしてみようとする私は
バーブル昆虫記を書いたりして、 え?面白くないって! ガハハ、いいんです、いいんです (^^)V


バーベキューグリル

2006年09月20日 | Weblog

よく映画のなかで、家族がバーベキューをしているときに出てくるのが、あの丸くてでかいグリルです。
それがごみ収集車とともに消えました。


「まったく!」と怒っても仕方ないのですが、意味不明のバーベキューの話をした事があるかと思いますが。 おりしも外は雨、丁度建物裏側のシャッターの上に大きなひさしが出ており。
そこで若衆がジュージューとやっていたわけです。
その少し横にごみをいれる、ドラム缶がありまして、まあ、ゴミの量もアメリカですから、あふれているのは当たり前。 収集車にしてみればすぐ横にあるグリルがゴミに見えても仕方なし。

食事が終わり、誰が片付けるのだろう?と思っていたら、案の定そのままになっています。
こちらが片付けると癖になるので、放っておいたのですが、2日たっても、3日経ってもそのまんま。

現在の上司はやかましいので、言うだろうと思っていたところ、向こうも、私が言うだろうと思っていたらしく。 気がついたら「ブオーン」という音とともに去っていきました・・・・    (@@;)あらら

最近あまり厳しく言わないためか、多少たるんでいるところがあり、そろそろ引き締めないと
駄目かこいつら!?(怒)    と可愛い若衆に思う私でした。

おいおい、どーやって焼くんだ次は?       


蜘蛛

2006年09月19日 | 僕という人間 その他

「ワー!気持ち悪い」、「とと、とるな!、壊すな!」、「変なの!」、
「変じゃない、友達だ!」、「きゃはははは・・・・」

とは、私と娘の会話。
えー・・・・・「(^^)カキカキ・・・
友達とは、ジョロウ蜘蛛のことです。 そうです、あの体が黄色と黒のシマシマ模様のでかいやつですね。
この蜘蛛が窓の外に現れたのは8月も終わり入った頃です。
丁度パソコンディスクの真横に窓があり、そのまん前にでかい巣が出来ています。
始めは、「蜘蛛がいる・・・・」くらいで特に何も思わなかったのですが。
あさ起きると、じー・・・・としています。
帰宅すると じー・・・・としています。
食事が終わると じー・・・としています。
寝る前にPCの電源を切る時も まだ、じー・・・としています。
「何時食べてんだ?」と疑問を持ったときが付き合いの始まり?でした。
捕食しているときと、網をはっているとき以外は動かないのが蜘蛛ですが、逆に言うとそれだけ食べなくても生きていられるわけで、不思議なのは、だんだんとでかくなる事。
「うーん・・・・・、だんだんとデカクなっている・・・・・」
動画編集の為にPC前に長時間いると、きになってチラチラ見てしまいますが、やはり動いているところを見た事がありません。
ジョロウ蜘蛛はメスがでかいので、これもメスである事は間違いないのですが。
生殖をするためには、オスが必要、さて、オスはいずこにと見渡すも、どこにも見当たらず。
「はてこいつ、メスとしての魅力がないのか?」等と考えてみるに、明らかに黄色と黒が鮮やか、「おいおい、化粧が厚くて敬遠か?」と、思うものの、別に答えてくれるわけでもなく、じー・・・・・、毎日無言のお付き合いをしているのは私自身。
「等身大だったらさぞかし気持ち悪いだろうな・・・」なんて考えていたところに丁度来たのが娘でした。
毎日観察しているという私がよほど面白かったのか、殺虫スプレー片手にからかって来たのがさっきの会話。
そういえば、台風の風の中、ビョンビョンと巣ごとゆれてましたが、
雨の当たらない場所でもあり特に非難していた様子もありません。

ジョロウ蜘蛛のように、人間も女のほうが4倍も5倍も大きかったら、さぞかし面白い、いや怖い世界になってただろうな・・・・なんて思ったりするも、さらに、ゴキブリを追い掛け回したりしているときの殺気を考えるに、やはり女性は小柄で男とバランスが取れるようになっているのだろうか?
強いからこそ、男より小柄? 「だれか理由が分ります?」なんて・・・・・・(^^)V


手のひら

2006年09月17日 | 研究-教育・育児

上の子の時と異なり、とにかく話す時間が多いのが下の娘の特徴。
小学6年生ともなれば、話の内容も高度、特に友達に絡んでのことは難しくなります。
人と話すということは、学ぶ事と同じです。 連続してなされる思考は待ったを許さず、
ゆえに相手が狡猾であれば心の底までずるずると引き出されてしまう事にもなります。
瞬時に判断しつつなされる会話は、やはり訓練によりある程度の駆け引き能力を高める事で
可能ですが、それはその根底に人間性という土台が有ればこそ。
ある人間はやたらうまく話し、しかし中身もなく。 ある人間は言葉少なく、しかし、一言一言に魅力がある。
私が生きてきた年月を通してみるに、どれだけ人として辛い思いや苦しみを
乗り越えてきたかが人間としての厚みを増すのだとしたら、自分はまだまだ鼻ったれ小僧なわけで、
そんな自分が純粋無垢な娘に何を伝えられるだろうか? どれだけの事を伝えられるであろうか?
言葉は言葉でしかなく、それ以上にはなりえず、言葉の力は、それを受け取った人間が自分に
もたらされる経験を通して、自分の言葉として熟成させる事であって、そうして初めて他人の言葉は
意味を持つ。 
親の言葉は、けして大きな力になりえず、それこそ霧の向こうにおぼろげに見える光でしかなくても、
灯台の光であれば良く、けしてある線を越えて近づくべきものではなく、かといって無くてよいものでもない。
それくらいが良いのかもしれない・・・・
私の手を取って、「暖かーい!」と嬉しそうな瞳の中に明日の幸せを願わずにはいられません。

台風の雨にそんな事を思うのです・・・・


運動会

2006年09月16日 | Weblog

この季節になると必ずあるイベントがこれ。
そんなわけで、家内とバイクでちょろっ!と見に行きます。
娘は4っつの競技に出ますが、ハイライトはリレーのアンカー。
頭一つ程身長差のある大きな子たちを相手に奮戦しますが、残念ながら一人に抜かれてしまいました。
よく頑張りました!と褒めてあげよう。


修理

2006年09月15日 | 雑記 修理等

壊れてしまったというか、マウスが動かなくなった息子のPCをリフレッシュしました。
はじめはソフトのトラブルかとおもっていたのですが、BIOSがおかしい・・・・・・
まあ、私のお古、もしくは中古部品の寄せ集めですから、こういったトラブルがおきることはめずらしくありません。 トラブルの原因を突き止めての修理が面倒なので、それなら最新のものにしてしまえばいいじゃん!とそんなわけで、中身を一新!・・・・・・・・と新品部品を絶対に買わない私。
職場近くのジャンクやへ走り、良さそうなものを見繕います、一度家に帰りスペックを確認。
まあまあであることを確認してサイド購入へ、1300円なり、ちーん!というわけで、基本のマザーボードを購入、次はCPUですが、ペンティム4のノースウッド2Ghzを見つけだし3800円、ちーん!、とてもあつくなるCPUを冷やさなければというわけで、CPUファンを店の店主に持っていき、
「もちろんただだよな!」と「可愛くすごむと」、「あ、どうぞ!」との優しい声。
そんでもって計5100円でした。
通常マザーボードとCPUを入れ替えた場合、OSは再インストールが基本ですが、今回たまたまボードのチップセットが前の基盤?らしく(なんか腑に落ちませんが・・・)、再インストールなしで立ち上がってしまいました。 ウオー!早い! 私の使用しているアスロンXP2100とは桁違い、
動かなかったマウスも快調!(当たり前ですが)。
そんなわけで、修理完了でした。 メモリーが256mbしかないので、512Mbまでアップしてあげ、息子に戻そうと考えています。


パーツの山

2006年09月13日 | Weblog

私の仕事の一つには、部品の管理も含まれています。
若い衆に教えていないときは、部品の管理をしています。
今日届いたのは膨大な数の部品、年に数回こうした大量の部品が納入されてきます。
しかしこのデータを入力するのが面倒・・・
かといって若い者に任せると、一日中追い掛け回してこれ何?どこにしまうの?などと
聞かれる事になりますから、自分でやるしかありません。
彼らはずっとここにいるわけではなく、早いやつで半年、長くて3年くらいでここを離れて世界中
赴任していきます。
整備などのように技能として身に付くものとはちがい、こうした管理はその場所によってやり方が
ことなります。
極めて日本式(というか私式)管理は、あいまいを大切にしているので、彼らにはあいません。
例をあげるなら、壊れた装置を私が捨てることはありません、なぜなら中に使える部品が
あるからです。
しかし、壊れたら処分の考え方では、こうしたものを保管しておく事はありません。
現実リサイクル的に使用しているために、完全な保守が可能とも言え、
ほぼ100%の稼働率を誇る私の職場は太平洋の****として幾度も表彰を受けています。

極めて日本的、「もったいない」という考えが、一つの形になっているわけです。


乗馬にラフティングかい?

2006年09月12日 | Weblog

とは今日から息子の修学旅行。
一日中バスに缶詰で、ウミネコに餌やったりしてた私のときとはえらい違いです。
 
高校には行かないと中学の終わり頃に言ってた息子は、いま自分の青春を謳歌しています。
秋を知らせる雨の向こうに、晴れ渡った北海道の空があります。
良い思い出を・・・・


天国と地獄

2006年09月11日 | Weblog

さて昨日のウインドですっかり幸せになった私ですが、その反動?で今日は体ががたがたです。
あちらこちらが痛い・・・・・
風の強い条件下でのウインドはある意味格闘技と同じですから、そのあざも全身に青くなってでています。

夕飯前の風呂でシャツを脱ぐと直径5cmほどの丸いあざがおなかに出来ています。
これが教育だったら、新聞誌は鉄パイプで突き飛ばしたと書くだろうな・・・・と一人で苦笑しながら。
実はこれ、セイルにマストを通す際に、セイルを手で引っ張って、おなかでマストを押した時に出来たものなのですね。
マスコミだと、セッティングも体罰になりかねない、伝える側がどうにでも加工できるのも事実。
報道が伝えているものを鵜呑みにしない事、それしかないのですが。
果たしてどれだけの人たちがそう考えながらメディアと向かい合っているのでしょうか。


暑いだけの利根川

2006年09月04日 | ウインドサーフィン 

今日は仕事が休みのため(アメリカの祭日)、サーマルを期待して利根川に行きました。
途中でいきつけのショップにより。
昨日のレースの話に花が咲いてしまいました。
元レーサーで現在もアマチュアのシニアクラスで日本の1、2位をあらそうオーナーはにこやかな笑顔で、
いうなればグランプリバイクレースにモトクロスレースバイクで出たようなものだねと二人で大笑いしてしまいました。
この方は、娘が一番初めにウインドを始めるにあたって、とてもよくしてくれた方です。
ウインド会に詳しい方でもありますから、さまざまな話を聞かせていただきました。
1時をまわり、ゲレンデに出てみましたが、まったくの無風。
とちゅうで友人が来たために一日日向ぼっこで話をして終わりました。
今年は風が吹かないです・・・・・・


夏の終わり

2006年09月03日 | ウインドサーフィン 

さて、今日はジュニア選手権です。 ほんらいは全日本ジュニア選手権という名でしたが、このブログにて全日本という言葉をはずしました。 
これには明確な理由があります、今回のイベントにはさまざまな問題があったのですが、それを全て書く訳には行かないために、書くことが可能と思われるものについてだけにしたく思います。
唯一ついえることは、来年この”レースに出ることは100%無い”ということだけは明確にしておきたいと思います。
さて結果ですが、残念なことに今回はメダルには手が届きませんでした。
ただ、良かった事は、最近「自分が他の人より才能がある」という様な、おかしなプライドが出来はじめていた、娘のそうった慢心を打ち砕く事ができました。
大人達囲まれての練習から始まり、さまざまなところで、色々な人から「上手ね!」と娘は声をかけられます。
さらに、ここ数年のレースでそれなりの成績を残している事から、無くても良いものを、心の中に成長させつつありました。
このまま行くとおかしなことになる可能性があったわけです。
ウインド自体は面白いらしく、自分からさっさと艤装して海に出る娘ですが、慢心が芽生えていたせいもあり練習という面においての時間が圧倒的に減っているのは私も感じてました。
普段出ているショップのLUクラスは約2時間行われます、以前家族だけの時は10時くらいから練習をはじめ、昼をはさんでLUクラスに出て、そのあとさらに夕方4時くらいまで計5時間はやってました。
それが明らかに減っていたのですね。
親として、私はある程度の意志を尊重し、どうして行くかを見ていたわけです。
自主性を重んじるという事は親の強制をある解除しながら間隔を置いていかなくてはならないものですが、基本的に人間はサボる生き物です。 同時にサボるための理由を心の中で探す生き物でもあります。
そこに慢心が入り込むとさらに自体は悪くなります、大抵はそれに満足し、それ以上自分を高めるという事をしなくなりから。
褒めて育てるという事がその反対の叱るという事を軽く見る事で絶対の失敗に終わるのは。
こうしたことにあります。
家庭の中で、自分の我が儘に対して敗北(叱られる事により)を経験しない子は、他者(友達、学校、社会も含む)に対して慢心で満たされた姿勢で接していく事になるからです。
そして現実の厳しさに触れると、「自分がうまく行かないのは人のせい」という理論になるわけで、
こうした面からも褒めて育てるのは、常に叱る事をセットと考えねばならないのです。

今回は運良く、娘は3つのことで私からかなり痛烈に叱られました。
一つ目は、レース中に他人に道を譲ってしまった事。
これは、ダガーボードが装備されていない娘が、マークを最小に回るためにとったライン取りに絡んでのことですが、娘を含めて早い二人の男の子と団子になってしまったのです。
そのときに、娘がかぶせるようになった際に、例の悪い癖、すなわち、道を譲ることをしてしまったのですね、しなくてもよい風上へ無理に上がってしまったわけです。 さらにレース中に”後ろを振り返って”ぶつかりそうになった子に侘びを入れるという、その場でやらなくても良いおバカなオマケまでつけてくれました。
当たり前ですが、そんなことすれば、がら空きになったインを二人が前に出るのは当然のことです。
勝てるものを、自分で勝てなくしたわけです。
普段の生活において、こうした優しさは悪い事ではありません。 しかし、やらなばならない状況下で無意味なことをすること事態に何の意味もありません。
娘とぶつかった子は別に娘をよけようとしてくれたわけでも、なんでもありません。
自分のラインを取るためだけに集中し、初めからそういった気持ちなど毛頭ないわけで、みんなそうした状況下でやっているわけです。

二つ目はやはりマークでおきました。
やはりライン取りの関係で、マークを回る途中で他の子に衝突され、ボードから落ちてしまったわけです。
小さなダガー無しのボードに対して、他の子が使用している(ほぼ全員、某ショップの子達だけはこの板で出ていました)ダガー付きの200Lの板は信じられない位に安定性があります。
70Cmちかい長さのダガーはボードの海面のうねりを消し去りし、バランスを供給してくれます、しかも強烈な上り角度を生み出します。
さらにその容量は娘の小さいボードをひっくり返すには十分過ぎるほどの威力があります。

やはりライン取りの関係で、かなり上側からマークを最小の半径で回ろうとした娘に、マークを大回りぎみに突っ込んできた子が衝突したわけです。
ジャイブの姿勢でランニングの位置くらいまでに回った時でした。

3つ目は、午後に風向きが変わることで、さらに上がり気味になってしまったコースにおいて、セイルを開いてしまっていた事です。
マストを体に引き寄せ、セイルを閉じ気味にしないとうまく上がる事はできません。
ところがなぜか、変な開き方をしてしまっていたのですね。


レース後に私から怒鳴られた娘は、しばらく泣いていました。

私自身は非常に不理屈であるのを分っていながら娘をしかりつけました、それは初めにも書いたように、
最近出来始めていた、おかしな慢心を打ち砕くチャンスでもあったからです。
努力の継続の後に結果があるわけで、心の中に生まれた慢心は現実的なものとして認識した状態で叱らない限り、ただ親がそれだけを指摘して叱るとおかしな方向へ子供の心は流れます。
特に完全に反抗期に入っている娘には、自分の怠慢と結果をはっきりと認識できる条件下でしか、親の叱るという行為は素直にはいっては行きません。
こうした面では良い経験になったと私は思います。

さて別の面の話をしたいと思います。
実は、上記の三つ、どれも仕方の無い事でもあり、本来娘がどうこうできるものではないのです。

今回のレースは、私も知らなかった(というか、主催している某ショップの親たちや関係者以外は全員しらなかった)のですが、ダガー付きのボードを使用することを前提にしたレースであったという事なのです。
一番初めのレースの始まる前に、設定されたマークの打ち方がどうもおかしい、すなわち、ダガーの無いボードでどんなに頑張っても上がる事などできるはずのない(大人でもそうとう難しい)角度の位置にマークがあったわけです。 不安を覚えた私が、実行スタッフの一人に「マークの位置がおかしいのでは?」と聞くと、このまま良いというので、「おかしくは無いか?」とすこしもめてしまい、その際のやり取りの中で「RS-X」という言葉がポロリと出たのを私は聞き逃しませんでした。

その言葉を聞いたとたん”はっ!”とした私は。同時にしまったという気持ちで心が満たされていくのを感じました。
RS-Xは次期オリンピックから正式採用される事になったボードで、大きなセンターダガーを装備し、微風で上る事が可能なように設計されたボードなのです。 今回はすべてそれを仮想的に想定しており、知っていたものは全てそれに応じた道具で来ていたというわけです。
ですから、普通のフイギャー8やダウンスラローム的な物と思っていた者にとっては、全くお門違いのレースだったわけです。

今回のレースにあたって、いくつかのショップの方から、チョコチョコ話を聞いていましたが、その中でも、なんでもよいから、なんとしても人を集めたがっているという話はよく聞いてはいました。

いうなれば、全日本というお題目をつけたために、人が集まらなくては話にならないわけです。
しかしながらその実は、こうした200L越えの大きなダガーボードを使用した、言い換えるなら、RS-Xの予備軍?のためのレースだったわけで、しかしそういったことを案内に記載してしまえば、某主催ショップを除いて、普通はそういった道具を持っていませんし、そうした練習等していませんから、子供が集まるわけがありません。

私がもらった案内のパンフレットには、そういった説明も、案内も一切ありませんでした。
もっともそれが分っていれば、初めから参加はしませんでしたが・・・・・。

主催の想定がそうですから、中学クラスは、完全なコースレース形式でした。
ゆえに小学高学年のクラスにもそういった要素が今回取り入れられていたわけです。
目的が分ってしまった以上、娘は全くお門違いの参加になるわけで(道具がまったく違う)、いうなればアップウインドレースに、ダウンウインドレースの道具で参加しているのと同じですから。
ボロリと飛び出した言葉の直後、私は第一レースが始まる前に棄権をすでに決めていましたが、意志がある娘の気持ちを尊重し、あえて戦わせる道を選択しました。

そのために、上にも書きましたように、道具の関係でマークを回る際に、できるだけ上に上がり、出来るだけ風下に行かないようにマークを回り込むしかなかった娘は、上がる事が有利なボードとでは明らかにラインがクロスしていたわけで、どんな事が起きるかは初めから私も分っていた訳です。
全くお門違いのレース、しかし娘の慢心を打ち砕く事が出来たレース。
良かった面もあり、良くなかった面もあり・・・・・・というべきでしょうか・・・・