気がついたのは数日前。
「ひぇ~~~~~ 部品が二つ足らないじゃん!!」 しかもそれが単なる僕の勘違いからの発注ミスでして、どうしょう・・・・・
なんせ工作機械を借りていますから、返却期限というものが当然に有って、それを土曜日の夜までに返却送付しないと間に合わない。
延期も出来るが、そもそもが工事費安いですから何とかせにゃ~ならない。
大慌てで、部品を在庫していそうなところに片っ端から電話するけど、 物が物なので普通は在庫しておらず、 「ゴールデンウィーク前は間に合いません」と、どこでも言われてしまった。
「こまったな~」 、 で、もしかして・・・とお得意のヤフオクで検索したら有った
爆笑!
運良く職場から車で1時間くらいのところで、 直接の引き取りもOKとのことで、 終業後にバイクでひとっ飛び。
しかしね~慌てる?のは余り良いことじゃなくて、 出る際に財布を忘れてしまっていて、ガソリンスタンドで給油しようとして気がついた。
部品の方はすでに代金を払ってあるので問題ないのだけど、 バイクの燃料タンクが空じゃん!!
それに気がついたのが目的地に着く寸前、 メータの針がレッドラインに届いている。
給油ランプはギリギリ点灯していないけど、後3キロ。
そして、帰りは25kmの距離がある。
赤ラインからどのくらい走れるか? なんてのはやってないので、30km近い距離持つんだろうか?とヒヤヒヤ。
大抵は、レッドでも数リッターの余裕が有るので大丈夫なのですけど・・・・
で、引取先に到着。
電話すると「持って行きます」と電話応対してくれたのが女性。
声が若かったので ご主人がその関係の仕事かなんかをしていて、その絡みか? なんておもっていて、
で、現れたのは初老の女性。
多分70歳くらいだと思うんですけど、 ガタイのいいおっさんがニコニコしながら現れる物と思っていた僕は肩すかし(笑)
「これですけど大丈夫ですか?」と聞かれ、型番から間違いないのは判るんですけど、箱が古い。
別に腐る物では無いので問題は無いのですけど、「ありがとうございました!」と受け取って、バイクにまたがると色々なことが頭の中によぎる。
なんとなく思うのが、ほぼ間違いなく、ご主人の仕事関係の物であるだろう!ということだけど、箱が10年くらい前のもので、 でも出てきてくれた女性の感じからおそらく独身。
ご主人がすでに亡くなられて、 在庫の物を少しずつオークションに出しているのだろうか・・・・
そういえば、質問欄で色々とやりとりしている時の文章が、男性という感じじゃ~無かったな・・と、改めて思い返す。
変な興味で詮索するのはけして良くないことなので、それ以上は考えないことにしたけど、住んでいたところの建物から 生活に困っているわけもでないらしく、
その辺は大丈夫なんだろうな~多分。
で、次の問題は 燃料が持つんかいな?帰るまで
もちろん財布を忘れた職場まで戻るのですけど、何キロか手前で止まって、何時間も歩くのだけはやだな~・・・・・
おまけに、出たときはすでに強風だった風が、 爆風へと変っていて、 大排気量エンジンの重い車体は普通のバイクより安定をくれるけど、それでも時々あおられる。
案外信号がきつくてね、風まともに受けると片側におされるものだから踏ん張っていると、スコンと風が抜けた瞬間に、反対側に傾いて「おっとと」。
おまけにヘルメットしていても、シールドの隙間やらあごの部分から内部に埃が入り込んで来て目に入るし、折れた木の枝がドサリと落ちてきたり、散った葉が渦巻いたりと、
最悪は泥嵐の壁が前にできて、前方が見えないので恐ろしいなんてもんじゃ無い。 あはは!
時間にして50分程度、 燃料切れの恐怖と風に翻弄された時間でした。
職場つくと 燃料を入れて そのまま帰宅。
インナーを付けたライディングジャケット着ていて丁度良いっていうこの寒さ、まじでゴールデンウィーク中なんかいな?と思うわけで、
普通なら夏日連続の南風だろ!? なんて思いつつ窓の外の景色を見る僕でした。 ちかれた(笑)