予約販売していた、 FutureFoxのアイロンストーブが届いた。
家で箱を開けると、何やかんやと”外野?”からクレーム?が付きそうなので、自分のオフィスに持って来て開封(笑)
例のごとく完全なる過剰梱包なわけですが、この辺が”どうでも良いことに口うるさい”日本人向け?という事でしょうかね?
その為、箱の大きさに対してストーブは小柄に見えます。
なんで”アイロンストーブなのか???”ということですが、これまでキャンプではガス式ランタンを使っていたのですが、
偶々、ホームセンターで見かけたオイルランプが気になって購入。
夏に初めて使ったわけですが、ゆっくりと燃える炎が本当に心地よかった。
ただ、明るさがやはり足らないわけです。
自分の場合、メインのタンタンはユニフレームとSOTOの強烈な明るさの物ですが、補助的に使っているのは
中華製BULINの小型ガスランタン。
当たり前ですが、明るさとしては、オイルランタンがBULINに遙かに及ぶわけが無く、しかしながら
上に書いた様に、オイルランタンのほのかな明るさがマジで良いんです。
そんなこともあり、この夏はメインのガスランタンと オイルランタン一つで過ごした訳ですが、
どうしても欲が出てくるのが人間。
もう少し明るく、そして出来れば炎の熱を利用できる物は無いだろうか?と探したところでアイロンストーブに行き着いた、というわけです。
一日ウインドサーフィンで明け暮れ、夕方は喉の渇きを潤すビール三昧、そして夕飯をウィスキーのお湯割とで夜を過ごすのが僕のキャンプスタイル。
で、これまではお湯をツーバーナーで沸かして、それを保温性の高いサーモスに入れていたんですが、
出来ればヤカンから立ち上る湯気を観ながら、お湯割りを楽しみたいという気持ちがあって、
それもあって、加熱が出来るアイロンストーブという事になったののもあります。
まあ、実際に使ってみない事には”実用”になるのかどうかは判りませんが、とりあえず入手したので、簡単に紹介。
外観はこんな感じで、造り自体はしっかりした感じで、好感持てます。
一部分を除けば・・・・
よく判らないオイル注入ロートも付属していましたが、つかうかな~?
本体のオイルタンクは頑丈なリベットで脚に留められていて、プレートはゴールドのリベットで綺麗に留められています。
タンクの上部分に六角ナットがあり、多分これ弛めると分解可能なんだと思うのですが、芯とか中に入った時用かな?
グラスと一体になったバーナーチューブは、この小さな止め金具を左にずらす事で解放されるのですが、
チューブに指が当ってしまい、正直なところ操作しにくい。
というか、多分熱をもちますから、必然的に使用中は弛めるなという事になるのかな?
バーナーチューブを開けて、芯ガード?、エアファンネル?を外した写真。
エアが通るパンチホールが、芯トラベラーボックスの廻りを取り囲み、下からのエアを上まで送る構造。
芯ガードを取り付けるとこんな感じで、パンチホールからのエアが芯に向かって流れて燃焼効率が良くなるように出来ている。
ガードは単に載せているだけですが、チューブの下の方で固定する感じなので、使用中のガタつきはありません。
芯を取りだしてみた。
芯出し調整をするトラベラーの歯車が中に見えます。
しっかりと蝋付け? 溶接かな? されているのは好感が持てます、
燃料となるオイルの注入口は真鍮のネジキャップで、 出来ればもう少し外側に設けて欲しかったなと・・・
燃焼チューブはトップがグリル構造で、両サイドにあるネジで脱着が可能。
流いステンレス(多分)ネジでボトムまで伸ばされて固定されていて、グリルとバーナーチューブを一体化している。
バーナーチューブはシンプルな構造で本体とジョイントされていて、こんなんで大丈夫なのかな?と思ってしまうのですが、きちんと取り付けられているので、キャリーハンドル掴んで揺すってもガタは無い。
まだオイルも入れて無いわけですが、ネット動画とかで燃えている炎をみましたが、あんなに炎をい大きくしたら
煤が出まくりだし、グラスも汚れるし、 実際はもっと小さな炎だろ! と突っ込みを入れたくなりますが、
幅約100mmだったかな?の芯は 普通のオイルランタンの5本分で。
芯の出幅を少なくして静かに燃えているだけで、かなり明るいはずなのですが、実際はどうでしょうか?
持ち運び可能なようにハンドルが付いていまして、ただ、こんな小さな六角ナットネジで大丈夫なんだろうか?
特殊な物を使うと、いざという時に取れたりした場合に面倒になる。
この辺は多少の懸念があります。
と一応製品紹介しましたけど、 箱の中に宣伝チラシが入ってました。
まあ、他の物は興味が無いので、 ゴミ箱行ですけど(笑)
実際に点火しようか!?とういことで、車からパラフィンオイルを降ろしてきた。
ロートを付けてみたらピッタリ。
で注入しようとしたらこぼれました(笑)
本体持って斜めにしないと、ロートの先からオイルが出てしまう・・・・・汗
バーナーチューブを開けてオイルが廻るのを待ちます。
芯が出過ぎなので少し搾って点火。
火が回ると炎が大きくなりますので、小さくなるように調整します。
チューブを戻して上から見たところ。
左右で出幅が違うので、上に出ている部分の多い右は燃えてますが、左は今ひとつ。
段々とこれが同じ出幅になって綺麗な均一の炎になるはず。
とりあえず、オイルランタンの理想的な炎の大きさ程度に絞ると、
サイトグラスからチラチラと炎が見える程度で、芯の出幅が揃うと、もう少し炎がみえると思います。
本体を一度外に出してデカイ炎の状態に意図的にして、高さを揃える空燃やしをしてみたりしたのですが、
芯ガード(エアファンネル?)があると、炎がよく見えません。
そこで芯ガードを取り外し、再度燃焼をさせてみたところですが、
こちらの方が暖炉みたいに、炎の揺れとかを楽しめます。
ガード外すとどういった影響があるのか判りませんが、 無い方が良いな~と思う翔でした
追記:実は続きがありまして、
例の持ち運びハンドルですが、やはりというか、これってマジで欠陥で、
ハンドルを意図的に前後に動かしていると、懸念していた事が発生。
チャチな六角ネジとナットですが、簡単に緩んでくる。 バカじゃ無いの!!
こんな部品ですから。
そのままやっていたら、ネジが外れてレバーが取れる始末。
まあ、落っことしてガラスでも割れてくれれば部品購入で販売元は大儲けなわけですが、
ユーザーに取ってみればふざけた話。
なので、当然これは両サイドとも交換します。
4mm、長さ10mmのステンレスネジと緩み止めナット、そしてワッシャー
一度締めると、簡単に緩まない緩み止めナットですが、ナイロン樹脂タイプでは無く、ステンレスロックタイプです。
熱の影響をうけますから。
グリルとハンドルをワッシャーで挟むようにして取り付け。
これで安心して使えます。
以上、欠陥部分の補修でした。