午前、午後と《げんたろう新聞》を持って、支部長さんやご協力いただいている方々のお宅を回る。
相談していた事案の説明に、土木事務所長さんにも
お越しいただいた。
市民の皆様からは土木関係の相談が最も多いので、土木事務所の皆さんへのお願いが一番多いが、いつも丁寧に調べて教えていただいている。
今日は上林の支部長さんも訪ねて、いろいろなお話を伺った。
中上林では引地橋という木造の橋が、なんとかもう少し大型の農機具が通行できるようにならないか?というご相談で、現地を見に行かせていただいた。
後援会中上林支部の渡辺弘造支部長さんに同行していただき、地元の自治会長さんや自治会役員の方々にも立ち会っていただいた。
市の建設部長さんにもお尋ねしたが、農道橋という扱いになるため、受益者負担6割という農道整備の補助しかないそうだ。
この橋の向こうには約10町の優良農地がある。この橋を渡る以外に向こうへ行く手段はない。
数年前には橋から転落して亡くなった方もあったそうだ。
今の制度だけでは何のお力にもなれないので本当に申し訳ないのだが、地元の方々には「見に来てもらっただけでも良かった。気持ちが少し楽になった」とおっしゃっていただいた。
渡辺支部長にも「まだ若いんやで、こういう現状を見ておいて、なんとか改善していくようにこれから頑張れ!」と励ましていただいた。
【受益者負担】といっても、今の中山間地農業で利益を生み出すのは大変だ。地域の環境を守るために、赤字覚悟で農地を維持していただいているのが現状であり、今後もそういう傾向は進むと思う。
これまでの考え方や制度だけで農村は維持できるのか、国や府にも新しい考え方で新しい制度をつくっていただけるようお願いしていかなければならないと感じている。
頑張ろう!