朝、ラジオ体操当番へ行く。
9時半、熊野新宮神社の水無月大祭の祭典前に参拝だけさせていただいた。7月28日は、祖父・源太郎の命日でもある。
京都府林業研究グループ連絡協議会の視察研修に参加させていただいた。
同連絡協議会は京都府森林組合連合会が事務局をしていて、府内各地の林業家や生産森林組合、製材業者などが入会し、林業振興を目指して研究に取り組んでいる。
綾部市林業研究会(梅原重敏会長)の皆さんと一緒に、兵庫県宍粟市の林業経営先進地を見学した。
相根一雄市議が同会の副会長をしておられて、僕もお誘いいただき、入会させていただいている。今回の視察には、京都府の林業関係の職員さんもたくさん参加しておられた。
東河内株山共有林の概要について、地元の方から説明を聞いた後、現地見学をした。
ここでは高性能林業機械による《列状間伐》を地元の森林事業者に委託して行い、5年ほどで117株の組合員に総額1億円近い配当を実現しておられた。
山は「そこそこ金になる」という状況を創り出しておられて、頼もしい事例だと感じた。
兵庫県は県民緑税を創設して、作業林道などの整備に力を入れている。京都府とは森林に対する取り組み方が違う。
夜の交流懇親会の場でも、「京都府にもっと森林にお金を投入し、真剣に林業のことを考えてほしい」という声がたくさん上がっていた。