午前中は来客。夜はNEXT例会。例会後は、いつものように懇親会をした。
中央政界では、野田総理が年内解散の確約を拒否し、与野党会談は決裂した。
もうここまできたら、自民党は解散を焦らない方が良い。
民主党の誤りは正し、やらなければならないことは協力するという姿勢で臨むのが良いのではないかと思う。解散権を野田総理が持っている以上、そうするしか仕方がない。
「近いうちに解散」の「近いうち」というのを最初に聞いたとき、【キンメシ】という政治用語を思い出した。
戦前、町田忠治という代議士がいた。
ウィキペディアによると、町田は人に会うたび、「近日中に飯でも食おう」と声をかけるのを常としたが、実際に食事に行くことは余りなかった。
これが知られて「ノントウのキンメシ」などと言われるようになった。「ノントウ」は彼の愛称「ノンキナトウサン」の、【キンメシ】は「近日中に飯でも…」の略。
田中角栄が、第二次臨時行政調査会を勤めた土光敏夫に対して慰労会を開催した際に、土光が「角さんはキンメシじゃなかったですね」と感想を述べたことでも知られている。
今回は“どぜうのキンメシ”で、「近いうちに解散…」というのは、政界では「解散しない」と訳するのだと思う。