10時から、自民党府議団の来年度予算要望に向けてのヒヤリングを行った。
京田辺市の尾形賢府議と二人で、政策企画部、総務部、知事直轄それぞれについて、府の担当者と意見交換を行った。
午後は決算特別委員会に出席。建設交通部の書面審査。
今日の質問は2点。
JR山陰本線複線化について、決算書に全く「JR山陰本線」という文言が見当たらないが、京都府はほぼ何も取り組んでいないのか?と聞いたら、「ダイヤ改正については会議をしています」ということだった。
園部ー綾部間の複線化の事業予算の目途は?と聞くと、「数百億円」という回答だった。840億円という試算資料があったので、それについて国からの補助や起債はできるのか?と聞いたら、「国からの支援は一切なく、JRと府と沿線市町持ち」だとのことだった。
舞鶴港振興やKTRの利用促進のためには、JR山陰本線複線化が不可欠。もっと具体的にしっかり取り組んでほしいと要望した。
2点目は、府民公募型公共事業の執行について。
綾部市内の案件で23年度に「実施する」と決定されたものが、いまだ実施されておらず、先日、土木事務所に問い合わせたら、さらに25年度に繰り越しになるものもあるとの回答だったが、どうなっているのか?と質問した。
「その状況は把握していない。24年度中に執行されないとむしろ困るので、土木事務所に聞いて調べてみる」との回答だった。
府民は「実施する」という通知を受けて、いつ改修されるのか心待ちにしておられる。すぐにできないにしても、それなら理由をしっかり説明するなど、フォローをもっと丁寧にやってほしいと要望した。