昼過ぎ、人事課長との予算要望に関するヒヤリング。
午後は、決算特別委員会。文化環境部の書面審査。
2点、質問した。
1点目は合併処理浄化槽について。
現在の補助金の内容と状況を質問した。家庭用浄化槽設置への補助金は5人家族用のものでは80万円程度、自己負担はその6割なので48万円だということだった。
先日、波多野文義市議と話していたら、上林では高齢者世帯が多く、息子さん達もUターンする見込みがないお宅では、環境保護のために浄化槽設置してほしいが、多額の自己負担してまではされないというところが多いと聞いた。
以前、浄化槽の組合の勉強会で、もともと浄化槽自体の値段は50万円程度だったが、今は8万円になっているので、本当は補助金だけで自己負担なくても設置ができるという話を聞いた。
過疎地の低所得高齢者世帯に限っては自己負担をなくすという制度ができないものか?聞いたが、水環境対策課長の答弁は、「浄化槽自体の金額を把握していない」というものだったので、まずはその把握をお願いした。
その組合の勉強会には多くの府議も出席しておられたし、府の担当者もたしかおられたのではないかと思うのだが…。
2点目。文化振興について。
綾部は長岡誠初代市長が文化に熱心で、文化協会の初代会長でもある。
また、大本にも「芸術は宗教の母」という教えがあり、そういう土壌があって、文化意識の高い町だと思っている。
そして、中丹文化会館も事業収益を黒字にして、頑張っていただいている。
中丹文化会館は府民の重要な文化活動の拠点だが、老朽化もしている。現場の中丹文化事業団の職員の意見をよく聴いて、新しくすべきところはしっかり整備していってほしい。
また、プロの文化を支えているのは、地方のアマチュアであり、行政は地方文化の振興にこそ、しっかり力を入れることが大切だと要望した。
夜は、二ノ湯真士府議と飲みに行き、その後、防衛協会平安塾という集まりに誘われて一緒に行った。
京都府防衛協会はオムロンの立石さんが会長を務めておられるようで、平安塾というのはその青年部の懇親会部門だということだった。
会場のお店に入った途端、初対面のその会の主宰者の方に「四方源太郎くんやんか!」と声をかけられて驚いた。
よくよく聞いてみたら、福知山で市議をしておられた荒木しんいちさんの息子さんだった。父と荒木さんは大変仲が良かったので、息子さんにもよく知っていただいていた。
京都も狭いものだなあと思った。