Cogito

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秋の恵み

2014-09-16 19:32:11 | 
台所の窓から外を見ると、もう紅く色づいたハゼの葉の間から、たくさん実が見える。今年は生り年なのだろう。野鳥たちが喜ぶ。
ハゼの実を目当てに来る野鳥たちを眺めて私も喜ぶ。
                                                                               
                                                                   
我が家のクリも今年は収穫だった。しかも早い。9月1日、栗が落ちていたといって、papasanが両ポケットに栗を詰め込んできた。いっぱい落ちているから、Yちゃんに電話してあげて、と。例年だと栗拾いは中旬なのだが、今年は夏は暑かったし、ここのところ涼しいしと、気候の変化にクリも対応したのかもしれない。
翌日雨だったにもかかわらず、yちゃんは完全武装でクリ拾いをして、デジ袋に詰め込んでいった。その翌日、papasanが味見ようだと言って2件分、20個位拾ってきてくれた。茹でてみた。本来美味しい栗だが甘い。モンブランを作ってよ、というので、これっぽっちじゃ~、手間の方が大変だ、というと、もっと拾ってきてくれた。ただしいがつき。仕方がなく、久しぶりに靴でイガから栗を出した。くたびれたが2~3kgはとれた。さすがにいっぺんにこれだけ処理するのはしんどい。それで半分にして、2日かけて処理をした。

たっぷりの湯で30分ほど茹で、「papasan、手伝ってみる?」と声をかけると「いいよ」という返事が返ってきた。
茹栗は熱い方が鬼皮も渋皮も剥きやすい。しかし熱いとやけどをするので、ちょっと冷まし、お風呂に入れておくと作業がやりやすいんだよ、と言って、栗の先に包丁を入れた。鬼皮は先端から下に向かって剥くと剥きやすい、渋皮は下から一気に剥くと取れる、などと説明する。先端に包丁を入れるのが怖いというので、予め私が包丁を入れた。papasanは初めての作業である。爪で剥いた方がラクだという。どっちでもいいよ。そのうち、渋皮は剥きにくい、小さな包丁はないの、というのでアジ切りを出してやった。
大変な作業だねぇ、手が痛くなった、とpapasanはgive up。手作りっていうのは、手間、暇、労力がかかるものだよ、プロはこういう作業はしないだろうけど、とにかく売っているケーキは人件費を食べているようなものだよ。できない人は高くても仕方がないんだ。

皮をむいた栗をさらに柔らかく茹で、ミキサーでペースト状にして、さらにこしきで漉し、火にかけて砂糖を加えて練った。ケーキには生クリームなど加えるので固めのペーストに練り上げた。明日もう一回分作業がある。

2回目は生栗のうちに先端に包丁を入れた。この方が茹でている間に鬼皮がはがれて扱いやすい。2回目はなれも手伝って、作業は早く終わった。スポンジも焼いてあることだし、ブランディをたっぷり使ってモンブランを作ってもいいのだが、先週つくったばかり。で、ペーストは容器に詰めて冷凍した。
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かまどさん

2014-09-13 20:39:12 | 
NHKのBSで伊賀焼のお釜を取材していた。
おそらく長谷園のかまどさんが取材されるだろうと見ていると、はたしてお釜はかまどさんだった。
お釜を開発するのに5年を費やしたそうだ。そして製品にして14年間で55万個売れたという。
粘土の特性を生かした削り、構造的なメカニズム、説明を聞いていてとても参考になった。

実は、長谷園の「かまどさん」はもう12年以上、毎日愛用している。三合炊のかまどさんである。
やれふたを割った、中蓋を落とした、本体にひびが入った、と言っては、長谷園に電話をして、ピースを送ってもらっている。
もっともお釜自体も、何度も買い替えたし、人さまにもプレゼントしたので、何個買ったか、覚えていない。

かまどさんとの出会いは陶芸の会の人たちをつれて、信楽、伊賀の窯元めぐりに行くことになり、下見に行ったときである。
伊賀上野の宿で、卓上コンロに乗せたかまどさんでご飯を炊いて出してくれた。言われた通りむらしたご飯は美味しかった。
で、帰りに釜を買って帰ったのが初めである。阿山町の長谷園には2度行った。その時はそこからあちこちに送った覚えがある。
伊賀焼資料館には、かつて琵琶湖は伊賀あたりにあり、伊賀の土は琵琶湖の堆積土だと言う説明があった。琵琶湖は北上しているそうである。
だからお釜にしたとき、熱の吸収面積が大きくなり、さらに保温性があり、美味しいご飯が炊けるのだという説明もあった。

そんなことを思い出しながら、長谷さんの開発までの苦労を聞いていた。
今は伊賀市になっているが、当時は阿山町丸柱だった。甲賀市信楽も当時は信楽町だった。

長谷園↓
https://www.igamono.co.jp/
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ちょんろん

2014-09-02 13:36:18 | 

太陽が出た。日光なんて久しぶりのような気がする。お天気になるという予報を信じて、浴槽で洗っておいたこたつぶとんと私の足元に敷くカーペットを干した。でも今日一日では乾きそうにはない。

 

昨日、お米が2日分ぐらいしかないとpapasanが言った。ご飯を炊くのはpapasanの仕事である。水曜日にはお米が届くはず。じゃ~、お赤飯を炊こうか、もち米も小豆もあるから。てなことで、ゆで加減は難しいんだぞ、と言いながら小豆を茹でた。夜、もち米を洗って水につけ、煮汁と小豆も入れた。明日の朝、ふかそう。

 

大きな鍋にたっぷり水を入れ、火にかけた。チョンロン(中華蒸し器)を出した。枠は木だが、ほとんどが竹製である。洗って、鍋にのせ、蒸用の網布を敷いた。ふたを乗せ、うん?ふたがいびつだ。よくよく見ると、タガが外れている。上下ともかなり傷んでいる。編みこんである竹がはずれてくる。買い替えなくては駄目だな。

 

このちょんろん、40年ほど前、3万円余出して小田原で買ったものだ。当時の私には3万円余の買い物は大きな支出だった。買ったときは竹は青々として周りの枠も白くてきれいだった。しかし、今は竹も枠も色づき、あちこちに焦げ跡がつき、割れ始めて、見る影もない。とはいえ、40年余り、ほんとによく働いてくれた。蒸すのはもっぱらこのチョンロンを使ってきた。

今日1日、働いてね、と言いながら赤飯を蒸した。竹の割れ目から蒸気がイレギュラーに出るので、やけどをしてしまった。アロエをとりに走った。

傷んだチョンロンはそれでもきれいに洗って干した。

 

ネットでチョンロンを探した。私のは直径が33cmある。でないと鍋に合わない。できれば国産を買ってやりたい。木曽あたりにないかな?

 

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桃たろう

2014-09-01 07:49:23 | 

今日から9月とはいえ、ハゼの葉がかなり色づいている。ここのところの寒いくらいの涼しさで、秋が深まったと思ったのかもしれない。

 

28日、山形からモモが届いた。今年の出来はどうだろう。日照は足りたんだろうか29日、頼んでおいた地元のブルーベリーが届いた。さっそく、今年最後のジャム作りをした。このジャムはpapasan専用である。

 

31日、ケーキを作りながら思い出してモモを開けた。いい香りだ。これは熟れている。こんなには食べきれない。コンポートを作ってしまおう。モモの種取り器、「桃たろう」が買ってあったはず。モモの種は果実を互い違いにひねると取れるが、年寄りになって力がなくなってしまったので、最近は道具に頼っている。

 

「桃たろう」なんていうと、トマトを思い出すが、これは桃の種をくりぬく簡単な道具。三条の洋食器やさんがつくっているものだ。初めはうまく抜けなかったが、慣れてくるといとも簡単に種を抜くことができる、便利な道具である。種に沿って刃を入れる、その刃を回転させれば、種を掴んだまま引き抜くことができる。要はいかに種の近くに刃を入れられるかである。この要領を覚えればいいだけ。

 

皮を洗って、種を抜き、6等分してから、皮をむく。鍋に白ワインと砂糖を入れて煮溶かし、そこへ皮をむいたモモを放り込んでいく。あんまり煮すぎるとに崩れてしまうのでほどほどに。モモから水分が出るので、ワインだけで煮ても、ワインは感じない。それを汁ごと容器に入れ冷蔵庫で冷やす。

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ブルーベリー

2014-07-29 23:23:13 | 

ブルーベリーを届けてもらった。8kg。家の分は3.5kg、500gは生食用にして、3kgはジャムにした。1kgずつ3回に分けて煮た。仕上げにブランディ7を入れる。ジャムだからVSOでいいのだが、なかったのでVSOPをたっぷりいれた。

忙しい一日だった。今日はいくつ仕事をこなしただろう、さすがに疲れた。

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