いつものようにトンネルを抜けて早川口にさしかかると、マンション予定地にクレーンが見えた。あれ、裁判の決着がついてしまったのか、と見ると、フェンスの内側はもうかなり積み上げができていて、入口だと思われる部分のアーチも出来ているのが見えた。
隣には「死者も一人でている 云々」横断幕が何本もかかげられていた。いきさつがわからないが、この騒動の心労でなくなられたのかもしれない。裁判沙汰はストレスがたまる。よくわかる。気の毒に。
前の記事をひっくり返して見ると、早川マンション予定地で裁判中のビラを見たのが、去年の12月12日だった。裁判は1年近くかかっていたことになる。たぶん、法を盾に決着されたのだろう。おそらく小田原市は仲介に入っていないだろう。認可をしてしまったからとの責任逃れで。しかし一旦出来てしまえば半永久的に近隣には迷惑をかけることになるのだ。コミュニティのためには市が中に入って当然なのだが。まぁ、通り過ぎるだけの野次馬には、そのあたりのことはわからない。
我が家の日照も私が生きているうちに回復はしない。隣に高層建築が建つということはそういうことなのだ。しかも建築基準法で許されているからと法を盾に強行されては、住民はたまったものじゃない。
旧道から下に出たあたりで、例の赤浜マンション予定地にクレーンの姿が見えた。クレーンがどこにいるのかは、チラッと見ただけではわからなかったが、蕎麦屋だと申請されている建物だけが、奇妙にぽつんと見えた。やはりソバ屋というのは怪しい。推測だが、何か企んでいるように思える。