Cogito

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0系新幹線

2008-11-30 21:55:50 | 日記・エッセイ・コラム

0系新幹線が今日で44年間のおつとめを終えた。高度成長期を支え、庶民の夢を乗せて走った0系新幹線。ごくろうさま。

新幹線が走ったその年、東京オリンピックもあった。ミロのヴィーナスも日本にやってきた。その年の秋、0系新幹線に乗って京都へ新婚旅行に出かけた。私も真鶴に来て44年経ったということになる。

そして明日からは12月に入る。今、何よりも心を痛めているのが12月いっぱいで11、000人の人が失業するというニュースだ。すでに失業した人も含め3万にもなるという。その人たちには家族もいるだろう。年の瀬をひかえ、正月どころではないだろう。ほんとに気が重い。

未来に夢のない話が続く。私は早晩死んでしまうのだから後のことはしらない、と言って逃げるわけにはいかない。そんな未来を残していきたくはない。未来へ向かって人々が一生懸命生きている社会を残したい。働きたくとも働けない社会なんて、政治の失策だ。政治とは、国民の生活をまず守ることが一番だろう。だからこそ、税金を払っているのだ。

党首論争などとニュースは取り上げているが、どちらにせよ、国民が安心して働ける場を確保し、生活できるようにするのが先決ではないか。失業が増えれば、悪循環になる。イギリスでは17.5%の付加価値税(消費税)を15%に引き下げた。それぞれの国が対策をとっているのに日本は無策だ。それに翻弄される国民。これでいいのか。

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2008-11-19 22:43:21

2008-11-19 22:43:21 | 日記・エッセイ・コラム

検診の日だ。予約は10時30分。10時少し前に家を出る。外に出ると、ジョロウグモの網に目が行く。光を受けてきらきらと光る大きな網。きれいだ。そばによって見ると、お腹の大きなジョロウグモが真ん中に陣取って入るが、網には落ち葉やごみがいっぱいついている。お掃除できないんだろうね。もうじきお別れだ。

これで骨折から2ケ月あまりが経過したことになる。初めてのときは、這ってあがった石段も、片方に松葉杖に厄介にはなっているが、手すりにつかまりながら、のぼれるようになった。確かに時間はかかったが、どうやら家の中では松葉杖も使わずに歩ける。陽気のせいか、足はとても痛い。病院内をレントゲンを撮りに行ったりと歩いたせいかもしれない。

先生に、骨はついているはずなのに、なぜ足が痛むのか聞いてみた。骨の周りに神経や血管があり、日ごろ使っていない筋肉や神経が使われるので、痛むのだということだった。レントゲンを見てもらうだけなので、診察時間は短いが待ち時間を入れて1時間以上はかかっている。3週間後の予約をして戻った。

帰り町民センター、工芸室に寄ってきた。

車の中が暖かかったので、いや日光のおかげで暑いくらいだったのが、家に帰ると寒い。とても寒い。室温は20℃をきっている。いそいでストーブをたき、コタツにもぐりこんだ。まだ冬支度はしてない。

台所においてあった、お世話になった車椅子をたたんで、移した。そこにストーブをおき、初めて台所にもストーブをつけた。するとカマキリが動き始めた。夕べ、壁についていて、糸に絡まっているのかと思ったら、ふいに動いて、次の瞬間ぽたっと下に落ちた。目ざとくネコが見つけたが、私に追い払われて出て行った。見上げると、天井に卵のうがついている。卵のうをつくって、疲れ果てて落ちてしまったのかも。でもカマキリはジョロウグモのように、産卵して死んでしまうものでもない。今朝、落ちた場所を探してみたがカマキリの姿はなかった。落ちてしまったが、やはり生きていたのだ。

天井から下りてきたクモがいる。度数の高いめがねをかけてみても、小さいのではっきりとは見えない。勘でサトヒメグモではないかと見当をつけているのだが。写真を撮って拡大しないと、だれだかわからないのだ、残念ながら。後でカメラを取りに行こうと思っているうちに、どこかへ行ってしまった。でもクモたちが出てきてくれてうれしいよ。

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ニュースから

2008-11-18 15:44:58 | 日記・エッセイ・コラム

こんな記事(下にコピー)見つけた。平成の大合併を総務省が打ち切りを検討したというものだ。結構なことだ。内容を読めば、納得。言わないこっちゃない。自治とは本来住民が協力し合って作り上げていく規模から発したものだ。でかくすれば、自治は遠のく。政治への関心も薄れる。そこを狙ってのこともあったのだろうが。合併した市町村では問題が多々噴出している。

記事の中の、「人口5万人程度の「中心市」と周辺町村が連携する「定住自立圏」を、合併せず自立できる選択肢として提供する。この構想を適用すれば、合併しない市町村の体力を高められることも、今回の方針転換を後押しした。」は歓迎だ。

                ・・・・・・・・・・・・・・・・・・                                  <平成の大合併>総務省、打ち切り検討 周辺地域衰退も招き

11月18日2時30分配信 毎日新聞

 総務省は市町村合併を推進する方針を見直し、「平成の大合併」を打ち切る方向で検討に入った。合併が想定以上に進んだことや、周辺地域の衰退など合併の弊害が各地で見られるようになったため。現在の新合併特例法が失効する10年3月を大合併の期限とする。「明治の大合併」「昭和の大合併」に続く市町村合併ブームを全国に引き起こした「平成の大合併」は、区切りを迎えることになる。

 平成の大合併は、政府の「地方分権推進委員会」が97年の第2次勧告で、地方分権の受け皿となる市町村の体力を高めるため、市町村合併の推進を政府に求めたのがきっかけ。99年に旧合併特例法が改正され、合併した市町村が有利な条件で発行できる合併特例債が設けられたことで、一気に合併が加速した。

 合併により、職員数削減による効率化などメリットもみられたが、弊害も少なくない。財政状況が悪い自治体同士による合併や合併特例債の「ばらまき」で財政がさらに悪化したり、都道府県並みの面積の自治体が増え、周辺地域の衰退や公共サービスの低下を招いたケースもある。

 実際に、大分県が旧町村の住民を対象に05年から始めた聞き取り調査では「住民検診の実施個所が統合されて不便になった」「職員減や役場の注文がなくなり、店の売り上げが減った」「道路の整備が遅れるようになった」などの弊害が寄せられた。大分県は58あった市町村数が18まで減り、減少率は全国5位。県は住民の声を受けた改善策を立てているが、同じような弊害は全国で起きている。

 一方、合併による市町村数の減少率をみると、明治(77.8%)、昭和(64.8%)に比べて、平成の大合併は45.1%と決して少なくはない。政府は00年の行政改革大綱で「自治体数1000」を目標にしてはいるが、「当初は2000でさえ難しいのでは、と思っていた。1773は十分な数字」(総務省幹部)というのが大勢の見方だ。

 合併新法が切れる10年3月以降は、旧市町村の議員の任期を一定期間延長する在任特例など、合併を支障なく済ませる最低限の制度のみ整える。また、人口5万人程度の「中心市」と周辺町村が連携する「定住自立圏」を、合併せず自立できる選択肢として提供する。この構想を適用すれば、合併しない市町村の体力を高められることも、今回の方針転換を後押しした。

 合併を巡っては、政府の地方制度調査会も検討を進めているが、「(合併新法が切れる)10年3月31日をもって平成の市町村合併には終止符を打つべきだ」(西尾勝東京市政調査会理事長)という委員も多い。総務省は調査会の審議を待って、今後のあり方を最終的に決めたい考えだ。【石川貴教】

 【ことば】▽合併特例法▽ 「平成の大合併」を推し進めた合併特例法には旧法と新法がある。旧合併特例法は65年施行。99年7月の改正で、国が7割を補てんする合併特例債の発行など合併する市町村への財政優遇措置が盛り込まれた。05年3月の期限が迫ると駆け込み的に合併が加速し、1991市町村が参加。99年3月で3232あった市町村数は旧法下で1822まで減少した。合併旧法を引き継ぐ形となった新合併特例法(05年4月施行)は、合併推進債の発行なども認めたが、国の補てん割合は4~5割まで減少。既に合併が相当数進んだこともあり、期限が切れる10年3月の市町村数は1773と見込まれ、勢いが鈍っている。

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読字障害

2008-11-13 22:07:30 | 日記・エッセイ・コラム

麻生首相が漢字を何度も読み間違えたと報道していた。私もよく読み違えをするから、人事とは思えないが、それでも一般人とは違い、首相たるもの、原稿を読むのだから、あらかじめ仮名ぐらいふっておけばいいのに。分かっていても口が回らないこともあるのだから。

「首相も読字障害なのかもよ」と覚えたての言葉をつかった。

真夜中、読字障害を扱ったテレビ番組を見た。会話は流暢にできるのだが、読むのはたどたどしく、しかも助辞を抜かしたりと、はっきり言って読めない。しかし数学やコンピューター、芸術には優れた才能を発揮している。ピカソやエジソン、・・といった天才的有名人の名があげられている。

読んだり書いたりする能力はそのために脳が進化したのではなく、今まであった脳の機能を使って読んだり書いたりしているだけのこと。こういう働きは左脳によるところがおおい、しかし右脳を発達させると、芸術や科学理論に優れる。

この障害が見つかったのは19世紀末の英国、数字の「7」は分かっても「seven」が読めない人が見つかり、そこから研究が始まったようだ。日本にも読字障害の人は5%もいる。人類が文字を使い始めて5千年、この時間の短さが、脳が十分に文字を処理するように適合しているわけではない。人によって文字処理をスムーズにできない人々がいるのである。

まぁ、天才はまだしも、一般人でこの読字障害のある人は、LD(学習障害)のひとつに入れられるが、周りの理解がないから、苦労しているようだ。読字障害はDyslexia(ディスレクシア)という。

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11月11日

2008-11-11 22:32:06 | 日記・エッセイ・コラム

娘からのメールで今日が44回目の結婚記念日であったと知った次第。二人ともすっかり忘れてしまっていた。

寒い、日曜日から、ここ数日実に寒い。陽が射さないし、さらに風が吹くのでなおさら寒く感じる。でも今日は工芸室に粘土が届くので、それを受け取るのと、支払いなど毎月の仕事をしに、出かけていく。松葉杖で上まで行き、センター内をこつこつと歩い手、用事を足した。いつも長い距離を歩かないから、帰ってからやはり足が痛んだ。

猫たちも寒いらしく、机の下に作ったコタツにもぐりこんでくる。ホットカーペットをしいてやろう。冬支度をしなくちゃね。

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