10日、いやもう少し前になるだろうか、カポたちといっしょに子カラスがついてくるようになった。朝からやってきて、大きな椎の木の樹上で あ-、あーとやたらと鳴く。かなりうるさい。あ~、あ~は親たちに餌を、頂戴、頂戴とねだっているのである。 口いっぱい頬張って、親が枝に上っていくと、子ガラスが羽根を小刻みに震わせながら、ついていく。あ~、あ~はひときわ大きくなる。餌を口移しにもらったときは、あ~が途切れて、詰まるからそれと分かる。カラスの離乳(なんていったらいいのかな)期間はどのくらいなんだろう。スズメは1週間ぐらいだそうだから、ハシブトガラスは1月ぐらいかかるのかな??となると、あ~あ~の合唱は当分続きそうだ。
子カラスは枝の上の方にいて、まだ近くに来ることはないが、枝の上を見ると、親鳥ぐらいに成長した子カラスが3羽見える。体の大きさは同じぐらいでも、スリムなので、嘴が大きく見える。ちょっとアンバランスだ。
カラスたちも暑いらしく、口をあけている。
巣立ったから、もう巣に戻ることはないが、あの家族はどこがねぐらなんだろう。
セミも本格的に鳴き始めた。まだうるさくて汗が出るほどではないが。
先日来、玄関の庇の下にいるクモに気がついていた。イエオニグモかもしれないと思っていたが、下からではいかにせん見分けられない。とはいえ、昼間は網ではなく、庇にしがみついているから、オニグモらしい。網の姿は、電灯のせいもあり、はっきりとは見分けられないが、不規則ではなさそう。この前、オニグモかなと思って写真を撮ったら、オオヒメグモだった。で、椅子を置き、さらに踏み台を重ね、おそるおそる乗って、写真を撮ってみた。やはりイエオニグモだった。けっこう大きい。ただし手が届かないので、体長を測ることは出来ない。
夜見ると、網は垂直円形だった。蜂みたいな小さなのをつけてやったが、無視している。
私の机の上の天井には体長1cm(目測)ぐらいのアシダカグモがいる。部屋の四隅にもオオヒメグモの網が見えるようになった。せいぜい蚊を取っておくれ。蚊取線香は玄関、部屋の入り口、台所と焚いているのだが、その煙のバリアを突破して蚊がやってくる。蚊取線香の農薬に耐性ができたのかな?
今夜もフーナのフーコが虫狩に来ている。でも、以前よりガラスに来る虫は数が減っている。
8月6日
洗濯物を取り込むと、タオルについてきたクモがいる。ギンメッキのようだ。そこでモデルに。
体長約7mm。
教室の入り口に立てかけてあるハシゴの間に巣をかけている。コガタゴガネの子ども。♂かな?
玄関内にいるオオヒメグモ。
私の頭の上に網を張っているオオヒメグモ。こっちは茶色い。黒い方が格好いいね。この写真を撮るために台所から木の椅子を持ってきた。でも高さが足りないので、机の上に上がった。クモの背中を狙おうと、左足を壁につけて体を固定しようとしたら、なんのことはない、左モモがつってしまった、痛~い!大声をあげ、顔をしかめながら、それでも笑ってしまった。やだね、ばあさんは。