Cogito

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アフリカ史

2009-02-27 21:34:38 | アート・文化

チャンネルをまわしていたら、サバンナが映った。あれ、アフリカだ。手を止めて見ていると、南アのアパルトヘイト、そして現代は黒人社会にもにも8%の富裕層ができて、ソヘトととの格差が広がりつつあり、デモが起こっている、シオラレオネ、ウガンダの内紛も後を引いている。そんな説明があった。アフリカは人類の始まりから、文明の歴史にはずっと関わってきたにもかかわらず、暗いイメージ以外、本当の歴史が伝えられていない、と講師がまとめていた。どうもシリーズでアフリカ史をまとめていたらしい。あ~、学期末だからかな。見たかったな。

                                          そうなんだ、中学生のときの英語の教科書にも「dark continent」と載っていたように覚えている。もちろんアフリカについては勉強もしたし、南アの詩人マジシ・クネーネの翻訳の手伝いもしている。アフリカにも何度も足を踏み入れている。といっても局部的だ。まぁ、少しは知ってはいる方だろうが、さりとて系統的にきちんとアフリカ史を読んではいない。要するに知っているようで知っていないということだ。講師の名前は宮本正興さんと出た。なら、本を探してみよう。amazonを探すと、これがあった。                   

                                          送られてきた本は、新書版なんだろうけど、実に分厚い。重い。うぇ~。とたんに食指が引っ込んだ。せめて半分ぐらいの厚さで上下にしてくれたら、読みやすいのに。でも、せっかくだ。これもご縁だ、読むとしよう。字は細かくはない。これなら読めそうだ。

                                         「新書アフリカ史」

宮本正興+松田素二=編  講談社現代新書

一口にアフリカと言うがアフリカは広い。しかも自然的条件も気候も違う。それぞれの文化もある。読み始めると実におもしろいし、まだはじめに過ぎないが、それでも目から鱗だ、この本はお勧め、ぜひ、読んでもらいたいたい本だ。

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さむ~い!!

2009-02-25 00:03:41 | 日記・エッセイ・コラム

昨日もびしょびしょ、今日もびしょびしょ、そのうえ寒い。でもこの雨でシイタケがすっかり大きくなった。

今日は注文日、Nちゃんの誕生祝にケーキをつくった。誕生日の人は希望する2種類までは作ってあげることにしている。今回は抹茶のムースケーキとイチゴのデコレーション。みんなでケーキを頬ばった。注文日にはさらにマッサージまで来てしてもらう。足のむくみはちょっと目にはほとんどなくなったが、よく見るとやはり残っている。来月で6ケ月。むくみが取れればまともに歩けるようになるのかなぁ?歩行練習用に電動のウォーキングマッシーンを買って来ようかと話したら、古い形ならあるからあげると言われて大喜び。マッサージは私は足だけだったが、みんなはそれぞれ。1時ごろには終わったのだが、眠くて眠くて、うたたねしてしまった。

この寒空に、桜桃の花が咲き始めている。冬が暖かくなってきているとはいえ、2月に咲くことなんてめずらしい。しかしこの寒さで震えているだろうね。虫はまだ出てこないから、こんな時期に咲いても風以外には、花粉が飛ばないかもよ。あんまり成らなくてもいいけれど。

部屋に入るとシロがついてきた。まだ卵を産んでいないようなので、抱いてテレビの後にのせ、BGM、モーツァルトのピアノコンチェルトをかけてやった。条件反射になったのか、音楽が鳴り始めるとおとなしく座った。おかしい。ブチもそろそろ生みそうだ。ピアノの後の方で大騒ぎしている。どこをショバにしたのだろう??勝手にそっちを探したけど見つからない。鶏の後をつけないとね。ブチも大分慣れてきた。シロのなれなれしさに対してブチはあんまりなれない。家に入って自分のかごに自主的に入るようにはなったけど。個体差かとも思ったが、個体差だけでなく、ブチが雛のとき、ちょうど骨折して、面倒を見てやれなかったせいもあるのかも。ピコはまだ外には出していないが、小屋の中で、人間を見つけては飛び上がって、頂戴と騒いでいる。ピコはシロなみになれそうだ。

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ソクラテスも苦笑

2009-02-22 21:53:38 | 日記・エッセイ・コラム

ここのところ、「まなづる」の方に地方交付税といった見出しで、三位一体改革について書いている。そこでネットから財政表などを引っ張り出してはプリントしている。忘れてしまった用語などをPapasanに聞いて解説してもらっている。とはいえ、けっこう私の記憶は正しい。

「よく勉強していますね。ボクは仕事だったから覚えたし、いつでも調べられるからとそんなに正しくは覚えなかったよ、えらいもんだ」とほめられた。「私は何にも知らなかったからね。そう、私は『知らないということを知っている』んだ」と言って笑った。

ほめられて、頭にのったから、ついでに財政指標の読み方でも書こうかな??このくらいのことは住民にも分かっておいてもらいたいから。私はソフィストの気が多いな、人に教えたがるから。でも、ソフィストみたいに、それで報酬を得ようとは思っていないけどね。

それにしても、日常会話でソクラテスが引用されるんだから、ソクラテスは未だに生きていることになる。先日、阿刀田高が「ギリシャ文明はたいしたものだ、いまだに哲学は大学でも教えられているし、文化そのものも教えられている、そんな文明は他にはない」と言っていたが、なるほど、そうだなぁ。

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箱根細工

2009-02-17 00:04:42 | 日記・エッセイ・コラム

暖かかったので急遽、東京へ出かけた。はじめは大森に寄ってから日本橋に行こうと思っていたのが、東名も、首都高も驚くほど空いていたので、そのまま日本橋に直行してしまった。こんなにすいすい行けたのもめずらしい。                                   

買い物をして銀座の松屋によった。展示会場で、箱根細工の若者たちが新しい感覚の箱根細工を展示していると、Papasanが新聞で読んだとかで、どんなものを作っているのか、応援もかねて見たいといったからだ。展示室には展示物だけおいてあるだけで、説明の人はいなかった。壁には作者たちの紹介はあったけれど。「雑木囃子」という名のグループで6人でやっているようだ。小田原、厚木、埼玉、新潟だったかな、どこか遠くの人もいた、平均年齢は26歳という若者たち。伝統的な技法で、新しい感覚の作品をつくっている。お~、いいね。デザインが斬新だよ。ぐい飲みもそうだが、大胆なデザインのものが気に入った。だれもいない展示室に(観客もいなかった)「頑張れよ~」と大きな声で声をかけてきた。

伝統的な箱根細工のものは、眼鏡立てとか菓子皿とか、結構いろいろ使ってはいるが、おぼんは木材をくりぬいただけの方が好きなんだ。それとて箱根細工を使っている。木の製品は好きだから、買ってもいいんだけど、どこで売っているんだろう。

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ソロモンの指輪

2009-02-12 22:49:20 | アート・文化

「ソロモンの指輪」                                コンラート・ローレンツ著  日高敏隆訳  早川書房

いわずもがなコンラート・ローレンツ博士の著書、動物行動学の入門書である。1963年に発行したものを2006年に新しくハードカバー本として出版したものだ。内容はほとんど知っているが、他の本を探していたら、出てきたので買ってしまった。

ソロモンの指輪とは旧約聖書のちょっとした読み違えから、ソロモンが魔法の指輪をはめて、鳥や獣、魚どもと語ったという有名な伝説が生まれたのだそうだ。日本の民話には「聞き耳頭巾」がある。もっともローレンツ博士はそんなものがなくても、動物たちと会話は出来るといっているが、凡人の私は、ソロモンの指輪でも聞き耳頭巾でもあれば、身に付けて動物たちの話を聞きたいものだと思っている。まぁ、普通の人よりは少しは動物の行動を理解しているほうだとは思っているけれど。

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