寒い、寒い、寒い!冬だものね、当然だけど。雪報道に、山は真っ白かなと期待してカーテンを引くと、ぜんぜん。
土曜日だったかな、和美さんと体感ネイチャー 「ブータンの森」を見た。インド平原からレッサーヒマラヤが立ち上がり、盆地があり、その向こうにグレイトヒマラヤが聳えている。インド亜大陸がユーラシア大陸に潜り込み、テチレ海を持ち上げ、ヒマラヤを作った。片麻岩がそれを説明してくれる。今回は地質学者も同行したので、地質の成り立ちなどの説明もあり楽しかった。ブータンには様々な気候が混在する。これ尾わかりやすくおもしろかった。
ブータンの最高峰はチョモラリ。チョモラは女神、リは山、だそうだ。じゃ~チョモランマもチョモラは女神を表す言葉かな、と思ったら、やはりそうだった。
「幸福の国ブータン」人びとは幸福だと答える。衣食足りて、家族も仲間たちも仲良く暮らせて良ければ幸福である、たしかに。私が行った時より建造物は増えていた。作り方はほかのアジアの国々のように、堅固な鉄筋が入っていず、支えも竹で支えている。竹も丈夫でないとは言わないが、見ていても怖い。
トルコ、エジプト、タイ、バングラデシュ、カンボジア等々で、お節介おばさん、もっと鉄筋を使わないと地震に耐えられない、と言い続けてきた。ほんとにブロック塀に入れるぐらいの細い鉄筋が数本入っただけの高層建築。地震国日本にいて。建設現場を見ているから、泊まるのが怖いくらい。タイムスリップしたような時間の流れ。ブータンにいてちょっと気になったことは障碍者に一人も合わなかったことだ。で、ガイドに聞くと施設に入っている、ということだった。施設に行ってみたかったが、政府の許可のないところを勝手に行くわけにもいかないので、あきらめた。今はどうなのか調べてみた。障碍者施設はないようだ。身体障碍も、心身障害も、家庭で見ているようだ。家族が読み書きも教えているらしい。障害の程度にもよるが家族が面倒見てくれればそれに越したことはない。大家族だから可能なのかも。でも家族で手に余る障碍者もいるはずだ。そういう人たちはどうしているんだろう。かつての日本のように座敷牢に入れられているんだろうか。
ネパールついでに、今朝の「グレイトネイチャー」は「カリガンダキ川」を10分位要約したもの。30分番組を10分にしたのだから、おもしろくなかった。カリガンダキ川の源流はムスタンの?山。カリガンダキとはカリ(黒い)ガンダキ(川)という意味。でも和美さんに録画しておくね、と言っていたのだが、予約を一日間違えて録画しそこなってしまった。おもしろくないからまぁいいとしてもらいましょう。オンデマンドで有料でいいから、この案組を録画したいと思ったのだが、1本いくらではなく、1月単位で契約するみたいなので、ばかばかしいのでやめた。