「天の園」1~6巻 打木村治著 偕成社文庫
それこそ久しぶりに本を読んだ。そのせいか今日は目がすこぶる痛い。で、続きを読めずにいる。何を読んだかと言えば、表題の「天の園」。ハイスピードで1巻「雲の学校」を読み終えた。次いで2巻目「雲のよび声」に入ったところで目が痛んで中止している。
これは打木村治の長編小説、ジャンルでいえば児童文学、この作品で「芸術選奨文部大臣賞」「サンケイ児童出版文化賞」「埼玉県文化賞」などを受賞している。
打木村治は1904年の生まれ、
早稲田大学政治経済学部卒、大蔵官僚となるが退職し文筆の道に入る。大正デモクラシーを経験した世代なのだろう。
物語は、埼玉県唐子村、今は東松山市になっている唐子地区、そこに病気の夫と子供たちを連れて戻ってきた母親かつらと河北家の生活ぶり、夫亡き後の母親と子供たち、特に主人公の保少年の1年生から6年生までの成長を、唐子の自然を通して描いている作品である。昔はどこにでもあった情景、人々との温かい、時には冷たい、交わり。読んでいてほっとするものが残る。
埼玉はよく知らないので、東松山市のHPで唐子公園や唐子小学校や周りの山々を見た。まだほっとするような情景が残っているようである。東松山のどこかに、この人の記念碑が建っているようである。う~ん、こういう作品、地元の子どもたちが読んでくれるといいのだが、おそらく今の子も、親も読んではいないだろうな。
この本との出会いはこんな経緯がある。
それこそ久しぶりに本を読んだ。そのせいか今日は目がすこぶる痛い。で、続きを読めずにいる。何を読んだかと言えば、表題の「天の園」。ハイスピードで1巻「雲の学校」を読み終えた。次いで2巻目「雲のよび声」に入ったところで目が痛んで中止している。
これは打木村治の長編小説、ジャンルでいえば児童文学、この作品で「芸術選奨文部大臣賞」「サンケイ児童出版文化賞」「埼玉県文化賞」などを受賞している。
打木村治は1904年の生まれ、
早稲田大学政治経済学部卒、大蔵官僚となるが退職し文筆の道に入る。大正デモクラシーを経験した世代なのだろう。
物語は、埼玉県唐子村、今は東松山市になっている唐子地区、そこに病気の夫と子供たちを連れて戻ってきた母親かつらと河北家の生活ぶり、夫亡き後の母親と子供たち、特に主人公の保少年の1年生から6年生までの成長を、唐子の自然を通して描いている作品である。昔はどこにでもあった情景、人々との温かい、時には冷たい、交わり。読んでいてほっとするものが残る。
埼玉はよく知らないので、東松山市のHPで唐子公園や唐子小学校や周りの山々を見た。まだほっとするような情景が残っているようである。東松山のどこかに、この人の記念碑が建っているようである。う~ん、こういう作品、地元の子どもたちが読んでくれるといいのだが、おそらく今の子も、親も読んではいないだろうな。
この本との出会いはこんな経緯がある。