Cogito

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天の園

2017-05-30 10:17:03 | 日記
「天の園」1~6巻 打木村治著 偕成社文庫

それこそ久しぶりに本を読んだ。そのせいか今日は目がすこぶる痛い。で、続きを読めずにいる。何を読んだかと言えば、表題の「天の園」。ハイスピードで1巻「雲の学校」を読み終えた。次いで2巻目「雲のよび声」に入ったところで目が痛んで中止している。

これは打木村治の長編小説、ジャンルでいえば児童文学、この作品で「芸術選奨文部大臣賞」「サンケイ児童出版文化賞」「埼玉県文化賞」などを受賞している。
打木村治は1904年の生まれ、
早稲田大学政治経済学部卒、大蔵官僚となるが退職し文筆の道に入る。大正デモクラシーを経験した世代なのだろう。

物語は、埼玉県唐子村、今は東松山市になっている唐子地区、そこに病気の夫と子供たちを連れて戻ってきた母親かつらと河北家の生活ぶり、夫亡き後の母親と子供たち、特に主人公の保少年の1年生から6年生までの成長を、唐子の自然を通して描いている作品である。昔はどこにでもあった情景、人々との温かい、時には冷たい、交わり。読んでいてほっとするものが残る。

埼玉はよく知らないので、東松山市のHPで唐子公園や唐子小学校や周りの山々を見た。まだほっとするような情景が残っているようである。東松山のどこかに、この人の記念碑が建っているようである。う~ん、こういう作品、地元の子どもたちが読んでくれるといいのだが、おそらく今の子も、親も読んではいないだろうな。

この本との出会いはこんな経緯がある。
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なんだかなぁ

2017-05-29 20:06:12 | 日記
眼科へ行った。待たされてもいいように読みかけの本を持って行った。そのせいか視力検査はかすんで見えなかった。先回は0.6だったけど、今回は0.5だという。まぁ大して変わらないからいいや。1.0以下のことが長い人生最近までなかったから、0.5と0.6の差がわからない。それより先生に、「目の奥が痛む」と訴えると「乾燥しているから。目薬、もう1種類出しましょう」と。視野の検査では右下から黒くなっていった。最近は全部黒くなっているけど、だから下が見えなくなるんだと思っていたら、右斜め半分に靄がかかっている。図形が逆転しているのかと聞くと、その斜めカスミは乾燥のせいだという。「えっこのカスミ、緑内障のせいではないんですか?じゃ~乾燥が治れば、とれるってことですね。あ~、それはうれしい。もう治らないものだとあきらめていたから、うっとおしいのが取れるとわかれば希望が湧く」先生がなんかボソボソ言っていたが、このオバサンには何にも聞き取れなかった。勝手なぬか喜びかもしれない。

息子が急遽、時間が空いたので、午後から小田原に連れて行ってくれるという。じゃ~終わったら電話する。終わったのは11時ちょっとすぎ。薬を買って、電話を掛けようとしたら、なんと携帯は電池切れ、薬屋さんが電話を貸してくれ自宅にかけたが、Papasanはでない。携帯の番号は全部携帯に入っているので電池切れではかけられない。仕方がない。城堀11:30の小田原行きのバスがあるはず。ちょっと早いけど、ゆっくり歩いていこう。真鶴駅に着くと次のケープ行きは12:10、20分もある。仕方がない、歩こう。日差しは強い。我が家は涼しいので裏付きのブラウスを着てきたので歩くと汗が出る。あ~あ、自分のミスだから文句は言えないけど、疲れた。

薄いブラウスに着替え小田原へ行った。館内は冷房がきいているので、今度は寒くなった。
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甘い汁

2017-05-26 12:12:02 | 日記
風邪気味なのでおとなしく家にいる。温かいはいいが暑くくなったり冷え込んだりするとしんどい。ストーブをつけると暑いし、つけないと寒いまではいかないが足が冷える。

夜、タヌを呼ぶと玄関の方に2匹現れた。2匹いれば違いはわかるが1匹ずつだとどっちに薬を与えたか定かではない。フラッシュに驚いて逃げてしまったので1枚しか撮れなかったが、背中を見る限りは少しはよくなってきているみたいだ。

加計学園の獣医学部の新設が問題になっている。首相が関わったかどうかはともかく、私はむしろ加計学園のやり方に、またか、という思いの方が強い。
何年前になるだろう、加計学園が銚子に進出したのは。当時も銚子市が誘致という形で広大な市有地を提供、建設費100億円以上の経費を負担する内容だったように思う。当時の市長は元官僚で、元岡山副知事、岡山の大学で教鞭をとり、加計学園とは親しい間柄だということだった。誘致すれば、経済効果が増大する。住民も増えるから地方交付税も増える、などなど甘いうたい文句が並んでいた。大学誘致ねぇ、それにしても加計学園なんて関東では知られていないねぇ、といぶかしく思った。しかし、市長の音頭取りで誘致は成立し、当時としてはナウイ危機管理科が設立された。さらに市有地に大きな建築物ができる予定だった。ところが市民から反対の火の手が大きくなった。確か市長選のあった年だ。野次馬の私は現地を見に行った。市街地には誘致賛成の緑の旗が並んでいた。いつの世にも、経済効果に人は飛びつくねぇ。

市街地から少し外れた地区に、校舎は建っていた。レンガ造りの低層な(3階だったと思うが)かわいい建物だった。景観を害することはないように見えた。反対は、高層の建築物の方だったようだ。少し離れた商店で「濡れせんべい」を買い、買い物に集まっている人たちにいろんなことを聞いた。学生が来るので、貸し間や下宿の設備をした人たちもいたが、結局は学生は来ず、借金だけが残った、学生たちはむしろ市街地や、大きな市に下宿してしまった。学生から言わせれば、バイトをするには市街地でないとダメ・・ということだった。地元の人たちは、自分の娘や息子はここの大学には入れないとも。「どうして?危機管理なんて、需要が多いんじゃないの?」「どれほど需要があるかわからないから」とも。当時の市長は、今の学生は車族だから、車の購入も増えるという計算をしていたが、そんな甘いもんじゃなかったみたいだ。誘致に意欲のあった市長は選挙で負け、次に市長になった人が、行政能力がなかったらしく、辞任し、再度選挙になり、この誘致の市長が再選された。その後のことは知らないが、加計学園の問題が浮上したので、また同じようなことをしているんだ、その後の銚子はどうなっているんだろうと、財政をのぞいてみた。厳しい財政運営を強いられているという決算報告があった。借財は300億円にもなり、その借財が尾を引いているようだった。地元に見返りは少なかったようだ。ちょうどテレビで銚子を取材しているのをおしまいのほうだけ見た。学生たちは就職口がないと言っていた。そして〆に大学誘致もいいことばかりではないようだとも。作る方は権力を利用して常に新しい施設を作り、人を集め、運営に回す、自転車操業、使い捨ての何か、いっぱいある、に似ている。
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数の横暴

2017-05-24 17:57:18 | 日記
おや、まぁ、共謀法が衆院を通過してしまった。ろくな審議もせず、国民の基本的な権利に関するものを。数の横暴も極まりない。その数も、国民が選んだものなのだ。「つける薬がない」と同僚を嘆かせている議員ですら、何度も選ばれているのだ。ジバン、カンバン、カバンは健在なのである。
いつもぼやくことだが、私は先が短いからいい。しかし次の世代を背負う若者にもなっていない子供たちは、これでいいのだろうか。彼らの未来を、ご都合主義な勝手な大人たちで決めてしまっていいものか。

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毎度ドジおばさん

2017-05-21 11:45:15 | 日記
持っていくものをちゃんと書いておいたにもかかわらず、最初に書いておいた楽譜を忘れてしまった。本棚にピアノ楽譜と名札をつけ、ごみ袋に入れておいてあったのだが。重いから出がけに出そうと思ったのか、すっかり忘れてしまっていた。仕方がないので、昨日買い物に連れて行ってくれるというので、段ボールに詰め込んで、ガムテープを張り、送ってきた。楽譜ってちょうどいい寸法の段ボールがない。無理して二冊ずつならべ、強引に全部押し込んだ。ちょっとの辛抱だから我慢して、と言いながら。段ボールに詰めたはいいが、一人では持てない、Papasanと二人がかリで玄関まで運んだ。後でがらがらに乗せ階段の下まで運んでおこうと思って、ほかの仕事をしていたら、お迎えが来て、息子がいとも簡単に抱えて行ってくれた。どっかの人がボケてるから、とは言われたけど。う~ん、筋力が衰えちゃったんだろうな、重いものが持てなくなったのは。癪だ!後残っているのはPapasanの合唱用の楽譜とヴァイオリンの楽譜。私の使っていたギター関係の楽譜や教則本はすべて処理した。娘には楽譜を無理して押し込んだから、着いたら早々に開けて伸ばしてやって、とメールしておいた。
ドジのせいで、とんだ余計な仕事!

写真は御殿場、東山旧岸邸 門。
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