Cogito

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カラスの自然史

2010-08-31 19:00:01 | 動物記

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「カラスの自然史」{系統から遊び行動まで}

樋口広芳・黒沢令子著  北海道大学出版会

                                                           

注文しておいた本が届いた。まだほんの数ページ。最近は読むのが遅くなった。当分かかりそうだ。

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夏の終わりは?

2010-08-28 11:04:37 | 日記・エッセイ・コラム

8月も終わる。まだまだ暑い。とはいえ木の間を通ってくる風は涼しくなった。虫の声も大きくなってきたし、この暑さももう少しの辛抱だ。暑いさなか、寒くなり、日照もさらに短くなる11月の旅行の計画を立てている。

今日はPapasanはコーラスで二ノ宮まで出かけている。出かけるときついていった犬たちは忠犬よろしく帰って来ない。いくら今日はしのぎやすくなったとはいえ、犬ってバカだねぇ。ご苦労さまなこった。

                                                          

昨日は暑くて行き損なっていた眼科へ行ってきた。5月から来ていないという。へ~、そんなにご無沙汰しちゃったのか。3ケ月に一度は診察に来てくださいと言われてしまった。ついでに靴を履くと足の指先がいたいので、皮膚科に行った。爪を切ったとき菌でも入ってしまったのだろうが少し腫れている。爪を切った後はいつもイソジンで消毒しているのだが。なんと深爪が原因だそうだ。爪が伸びれば自然に治る、と。やれやれお笑いだ。子どものころから爪は短く切っている。そういえば子どものころ、学校で爪の検査をされ、伸びてる、なんて先生にいわれている人がかなりいた。私の短く切る癖も、ここら辺に原因がありそうだ。

                                                           

この間から、息子が「ハクビシンらしきものがいる」と言っていた。「タヌキだよ。ハクビシンだというほとんどがタヌキだって、箱根の先生さまが言っていたよ」

夜、「ハクビシンみたいだ」と言って息子が来た。そこで懐中電灯の灯りを頼りに、ついていった。フェンスの向こうにいるみたいだ。どれ?どれ??と騒ぎながら、それでも小さな光の中になにやら猫ぐらいの動物がいるのは見て取れた。はっきりとは見えないが、タヌキではなさそうだ。鼻は白い。だけどハクビシンにしては全体が白っぽい。顔もとんがっている。「アナグマみたいだ」とは言ったものの、こんなところにアナグマがいるかどうか。先生さまにきいてみよう。それ以前にもうすこしちゃんと姿を見たいものだ。前から姿を見かけているようだから、また会えるかも。

                                                          

二階の踊り場の窓の庇にアシナガバチのかなり大きな巣がある。そのせいか、窓を開けておくと、蜂が入ってくる。壁にくっついている蜂の数が多くなった。以前、二階の部屋の壁に、何十匹もの蜂がくっついていた。殺虫剤をかけてしまおうかと思ったが、害にはならないので、窓を開けたままでいたら、かなり寒くなっていたが、自然にいなくなっていた。アシナガバチは女王以外は死んでしまうから、今回もいいか。でも階段じゃ~、ちょっと影響はあるな。

二階まで上っていって外を見た。日差しが強くて、まともには巣が見えない。角度を変えてどうやら見ると、アシナガバチの巣にいるのはヒメスズメバチ。バリバリと巣の膜を破っている。はは~ん、幼虫を引っ張り出して餌にしていたのだな。ヒメスズメバチはアシナガバチの巣を襲い、アシナガバチの幼虫の体液で子育てするんだそうだ。ヒメと言ってもヒメスズメバチはオオスズメバチの次に大型なスズメバチ。もちろんアシナガバチには天敵だ。気の毒に。カメラを持って二階へ行こうとしたら客が来たので、おしゃべりをし、少しして二階へいくと、ヒメスズメバチの姿はなかった。証拠写真を撮りそこなった。

ヒメスズメバチのついて 映像も↓

http://www2u.biglobe.ne.jp/~vespa/vespa_d2.htm

Asinaga_2

逃げ出して壁についているアシナガバチ。キアシナガバチだと思うけど。

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クモ日記1008

2010-08-16 15:04:26 | クモ日記

玄関の庇にいるイエオニグモ。夕方、網を張り、朝には撤去し、天井にしがみついている。

網を張ったころを見計らって、毎日ではないが、時折、餌をつけてやっている。羽蟻は網に向かって投げると、うまくひっかかったが、軽い蛾はそうはいかない。そこで椅子を持ち出して、ピンセットにはさんでクモの近くに差し出すと、網につけなくても上手に取る。しかし、この夏は夜、小さな蛾があまりやってこない。

夕べ、壁に止まっているやや大きい蛾をハエ叩きで気絶させ、網に持っていった。オニグモはちょうど網を張り始めたところ。椅子に乗って、差し出すや、受け取ったはいいが、いかにせん蛾が大きい。どうやって持っていくか、興味を持ってみている。蛾も必死で羽ばたく。止めを刺すまで、かなり時間がかかった。静かになった蛾とはいえ、クモの何倍もある。重いのだろう。網に持っていく代わりに、糸が下がってきた。数本の糸につる下げられて、クモも蛾もくるくる回っている。目の高さにいる。そこでカメラを持って写真を撮った。被写体は風に揺られて絶えず動く、暗いので、焦点が決まらない。そのうち蛾の羽が落ちた。さらに見ていると、蛾の本体も落ちてしった。クモがさかんに探している。可哀想だし、蛾の死を無駄にしては申し訳ないので、胴を拾ってクモに持たしてやる。ちゃんと受け取った。それを持って上の方に上っていった。ただし、後は知らない。

Oni6 Oni1

8月18日

イエオニグモ無残。

夕方、玄関の電気をつけた。もうそろそろイエオニグモが網を張るだろうと思って、見上げるが網はなし。よくよくみると、庇に黒い影。あそこにいるのかな、とそのまま引き下がる。夜、懐中電灯を手に庇を見ると、クモの足の影が見える。足が長い。あれはオニグモの足ではない。よくよくみると、アシダカグモ。でもなにか頭の方が黒く見える。そこで棒でそっとつついてみた。アシダカグモが動いた。そして、あ~、アシダカグモがくわえているのはオニグモだった。網を張っていれば、糸の振るえで逃げられたのだろうが、庇にしがみついていてはアシダカにはかなわない。律儀に網を撤収していたのが仇となってしまったね。

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敗戦記念日

2010-08-15 22:01:07 | インポート

65回目、もうそんなに経ったんだなぁ。しかし、まだ戦後は終わってはいない。

8月15日が近づくと、マスコミはいっせいに戦争体験を振り返る。もちろん、しないよりしたほうがいい。それができなくなることを恐れるから。

昨夜、「帰国」と言うドラマをちょこっと見た。英霊が65年ぶりに母国へ帰ってきた、という設定である。出征前のドラマは見なかったが、終盤の英霊が見た現代を見たくて、そこだけつけていたのだった。

痛烈な皮肉。

                                                         

朝、町民センターに半旗が掲揚されているのを見た。な~んか、いつもより下の方に垂れ下がっている。半旗が弔意であることは日本に限らずそうだということも知っているが、掲揚にどういう規定があるものか、気になった。調べると、旗の長さの二分の一、ポールの二分の一、その範囲で、という決まりだった。

戦争に関するものは一切見ない。式典も見ない。

いろいろ思い出しながら、黙祷はサイレンが鳴る前にした。

                                                           

敗戦時、私は国民学校2年生。

7月22日、海岸で妹と遊んでいるとき不意に「飛んできた2機の戦闘機から機銃掃射をうけた。

銃弾が岩に当たり、キーンという音をたて、水中に射こまれた銃弾はプシュプシュと水面を切った。この音は今も覚えている。この飛行機は私たちを脅した後、初島沖で漁をしていた網代の漁船を襲い、漁民22人を死傷させた。この船を曳航して連れ帰ったのは真鶴の石船。血だらけの船を真鶴港で子どもたちも見ていた。Papasanもその1人だった。一連の事実が私の経験とつながるのは、何十年も経ってからである。情報がない時代、この飛行機がどこから来てどこへ行ったのか、いまだもって分からない。調査は頼んでおいたのだが。

真鶴に住んでいても、海岸に人間魚雷のために穴が掘られていたことなど、知らなかった。浜松の社会科の先生に、調査を頼まれたので、郷土史に詳しい人に聞いて、そうだと分かったのだった。

機銃掃射は映画「禁じられた遊び」の冒頭、機銃掃射の弾丸が道を這うようにして伏せている人々の上をわたっていく、(当然、銃弾に通られた人は射殺されて死ぬ)、そのシーンと重なって思い出す。そんな怖い経験があるくせに、遊びに行ってしまっていたらしく、玉音放送は聴いていない。

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カラス

2010-08-07 21:57:18 | 動物記

3日前、子カラスが1羽親についてきた。親たちはいつものように肉をもらって、枝にいる子カラスのところに行ったが、すぐ餌をやらない。むしろそばに来ると威嚇していた。そろそろかな、と思いつつ眺めていると、一羽の親が枝に二切れ、肉を並べ、飛び去ってしまった。しばらくして子カラスがその肉をつまんで食べていた。

                                                                                                                                    

昨日は、ちっとも餌をくれない親の口に飛び掛らんばかりに子カラスが迫ったが、親鳥は怒りの声を発し、飛んで行ってしまった。子カラスといっても大きさは親と変わらない。子どもたちも私たちをじっと見ている。親たちがこの人間たちを信頼していることは分かっているだろう。子どもたちは投げてやっても受け取れないだろうと、枝に肉を乗せておいた。すると一羽がやってきて、おそるおそるくわえてすばやく飛んでいった。まだ怖いんだな。警戒心はあった方がいい。

                                                                                                                                    

今日、親たちは肉をもらいに来た。子カラスが3羽もついてきた。薄切りを一枚ずつやったが、親たちはのんびり枝で食べている。子カラスがあ~あ~と鳴いても知らん顔だ。いつもならあごの袋に食料をためておくのだが、今日はそのまま食べている。しかもゆっくりゆっくり細かくちぎって、まるで見せびらかしているように食べている。子カラスの声なんか聞こうともしないみたいだ。いよいよ自立させるときが来たんだね。親鳥は食べ終わると飛んで行ってしまった。残された子カラスはまだ枝にいる。シフォンを切って、スズメの餌台においてやった。すると一羽がシフォンをくわえていった。なるほどね。

                                                           

10日ほど前から子どもを連れてくるようになったと書いたのが7月25日。て、ことは7月15日くらいから連れてきたことになる。やはり育児期間はかれこれ1ケ月ぐらいになるのだろうか。完全に子離れ、親離れするのはどのくらいになるんだろうか。家族単位だったカポたちは、この後ねぐら集団に加わることになるのだろう。その後どうなるのか、カラスに印がつけられたらいいのだが。

Kabuto

夕べ飛んできたカブトムシの♀。スイカを食べさせたら、いつまでも吸い付いているので寝てしまったら、朝はもう姿が見えなかった。同じものかどうかは分からないが、今夜もカブトムシの♀がやってきた。砂糖水を作ってやったが、スイカの方がいいみたいだ。モデルになってもらった。

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