Cogito

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ユージン・スミス

2018-12-29 22:33:47 | 日記
9時から「ユージン・スミスの戦争 沖縄を撮った男」がBSであった。気が付いたのが遅かったので、沖縄戦も終わりに近かった。
占領した沖縄をブルドーザーが米軍基地に変えていく沖縄戦でで家を焼かれ、入れられた故郷の収容所も、追い出されていく島民。悲しさと寂しさしかない、と語った老人たち。

ユージン・スミスは特派員として沖縄の最前線で写真を撮っていた。そこでさく裂した砲弾で負傷し、アメリカに戻り2年以上、写真を撮ることもできなかった。
ある日、子供と散歩に出たとき、脊髄に痛みは走ったがそれでも持って行ったカメラで撮ったのが、二人の子供の写真。「天国への歩み」
とってもいい写真だ。

その後ユージン。スミスは「水俣」を撮り、世界に水俣病を知らしめた。私とユージン・スミスとの出会いもここからである。
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お餅

2018-12-28 13:48:04 | 日記
餅を食べるのは正月だけ。お雑煮にするのだ。いつもダイナシティに出張販売に来ていた魚沼産の餅を買っていた。長い付き合いなのに、メーカー名は知らない。i
ここは白い餅だけでなく、草餅も豆餅も・・売っていた。私が買うのは白と草餅。美味しいお餅だった。というよりこの餅の味が普通の味だと思っていた。
ロビンソンの食品館が西武になっても同じく出張販売は来ていた。
この春、西武が引き上げ、内部はがらりと変わった。チーズを買うワイン屋さんは残ったが、いままでひいきにしてきたお店はほとんどなくなってしまった。

もう来る必要はないな、と思っていたのだが、念のため電話で、今年もお餅は来るのかどうか聞いてみた。
その計画はないという。あらまぁ、じゃ~今年から地元を探すとしようと決めた。
ついでだから蒲鉾も大磯まで買いに行っていたのだが、鴨宮まで行かないならこれも潮時、ここで、大磯も卒業しようと考えた。
私が我慢すればすべていいのだから。

新聞折り込みで湯河原の和菓子屋さんの広告が入ってきた。このお店でお菓子を買ったことはない。でもお菓子屋さんなら、と昨日行ってみた。
さっそく味見に磯辺焼きを作って食べてみた。あれ?粘りがない。美味しくない。これはダメ。

今日、むしろスパーの切り餅の方が美味しいかも、と日頃行かないスーパーへ行った。愛知と静岡の2種類買ってきた。
故草野水津もち米100%と書いてある。ここには伊達巻も蒲鉾もお気に入りがあった。買ってきて、さっそく愛知の餅を磯辺焼きにした。こっちの方が美味しい。
今年はこれでいいにしよう。ちなみに静岡も磯部真紀にした。う~ん、こちらの方が高かったんだが、米の甘みがない。やれやれ。

天気予報は晴天だったが、外に出ると雨が降り始めた。しかも冷たい雨。山は雪だろう。とにかく寒い。
昨夜下のアニプロさんが見えて、手作りの門松を届けてくれた。水仙の香りがいい。ほんとは門松などは我が家には不要なのだが、せっかくの手作り。
いただいて玄関においた。我が家の水仙も雨で倒れているので切り花にして挿しておいたのだが、外のは今日の雨でまた折れ曲がってしまっている。晴れたら切ってきて仲間に入れてやろう。
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ショッキングなニュース

2018-12-27 14:53:25 | 日記
ネットで広川隆一さんがセクハラで訴えられた、というニュースを読んだ。これには驚いた。
そしてとてもとてもショックを受けた。
# Me Too運動は支持している。その最後が広川さんとは。

広川さんとは古い付き合いだ。一緒にベラルーシに行ったことがある。我が家にも来たことがある。当時は、およそセクハラとは遠い感じだった。
むしろパワハラなら納得できるし、その気は感じていたから。でも私の方が年長だし、こっちの方が威張っていたけど。


訴えたのは、DAYSの編集関係の女性たち7人。10年前のことだという。DAYSのスタッフはおそらく意識は高いだろうに。
その意識も、拒否できなかったことは何とも残念。ぶん殴ってやればよかったのに!
人権を掲げていたと思うんだが、何が人権だ、よ。

DAYSはいい雑誌だ。この3月で休刊になるのは、読者が減って、経営が成り立たなくなったからだという理由だった。
広川さんの運動を支持している人たちが高齢化し、亡くなったりして、購読者が減ってしまったのはわかる。
「引き続いて講読お願いします」という電話に「大丈夫よ、おばさん、生きている間は付き合いますよ」と答えていた。
とはいえ、そういいながらも私とて、とってはいてもじっくり読むことはない。目が悪くて読めなくなってしまったからだ。でもとってはいる。

それがこの広川さんのハレンチ!支持してきた読者への裏切り行為だ。とても許すわけにはいかない。
確かにこれは広川さん個人の不始末で、Daysの瑕疵ではないとしても、個人の問題としてだけでは到底終わらないだろう。
なんてたって、一線のジャーナリストなんだから。


広川さん、最低だよ。そんなことがわからないほど、傲慢になっていたのかねぇ。
もう会う機会もないだろうが、会ったら、「女を侮辱するな!」と私がぶん殴ってやるよ。
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クリスマス

2018-12-25 12:40:22 | 日記
This is Christmas, and Happy New Year!
ジョン・レノンの歌だねぇ。

60年近く前のクリスマスを思い出した。


大学3年の時、肺門リンパ腺結核になり、初期だったので、夏休み薬を飲んで、静かにしていると治ったが、電車通が無理という診断もあり、知人の紹介で1年弱、イタリア系のカトリック修道院に寄宿することになった。修道院には信者の女子学生たちと東京で仕事をしている信者さんたちが寄宿していた、

私の部屋はお御堂と呼ばれる礼拝堂の2階にあったので、修道女たちの讃美歌で目を覚ますような毎日だった。でも、朝の祈りには一度も参加したことがなかった。
隣の部屋は音大生、その前の部屋が上智大学でフランス語を教えている先生、その隣、私の部屋の前はこれまた音大生の部屋だった。
上智の先生が、私が聖書はマタイしか読んでいないというと、一緒に英訳の講読をしてくれた。その時読んだのはロマ書。今教会で結婚式を挙げると、このくだりが朗読されているようである。しかし当時は何も知らないから、「いい言葉ですねぇ」と感激して読んだ。先生は「これをラテン語とギリシャ語の対訳で読みましょう」と言ってくれ、大いに食指が動いたのだけど、これは実現しなかった。

この先生に、クリスマスのミサに誘われた。隣の部屋の音大生の堅信礼にも誘われていた。しかしキリスト教徒でない私にはミサの儀式を何も知らない。どうせわからないなら立ちっぱなしでいようと聖歌隊に入れてもらった。1月ぐらい前から練習をした。私以外は全員歌いなれているけど、私は初めて。でも歌詞はラテン語だから、何とか読めるし、意味も分かる。で、どうやらみんなについていけるようにはなった。

12月24日、いわゆるクリスマス・イブの夕方から、隣の音大生の堅信礼が行われ、先生に連れられて、この式に参列した。両手を組んで祈りの態勢を作り、目を閉じて祈った。
で、目を開け、隣を見ると先生はじっと同じ姿て祈っている。慌ててまた目を閉じた。目を開け、隣を見、また祈りの形をし・・2,3度繰り返していると、院長様がやってきて「あなたはそんなことをしなくてもいい」と言って、座らせてれた。その後も先生は陶酔したかのようにじっと祈り続けていた。祈りとはこんなに深いものなのか!驚きだった。

隣の音大生は堅信礼を受けるために公教要理に通っていたので、少しばかり教わっていた。代母には院内で翻訳の仕事をしている女性がなってくれたようだった。式は滞りなく終わった。


真夜中近く、礼拝堂にお客様が入ってきた。皆さんきれいな服装で白いレースのベールをかぶっていた。祭壇はきれいに飾られていた。
司祭もお供を連れて入ってきた。お供の顔を見たとき、アテネフランセで同じクラスの人だとわかったが、とても挨拶には行かれなかった。私は白いブラウスと黒いスカートで、聖歌隊に加わったいたから。

12時きっかりにミサが始まった。司祭が祈りのさなか、「何とか~」と呼びかけると、信者たちは「ドミネ~」と言って椅子を立つ。「ドミネ」は「主よ」という呼びかけだ。それが何度も。よかった聖歌隊に入れてもらって。

ミサ曲が始まった。」はじめは「キリエ、エレイソン」(主よ、憐みたまえ)だ。この曲好きだったので、いろいろキリエを探したのだが、いまだに、だれの、なんの曲なのかわからない。後のグローリアとかサンクトスはよく聞く曲なのだが。

ミサは厳粛な雰囲気で終わった。別室で大きなケーキと紅茶がふるまわれた。緊張していたことでもあり、この紅茶は美味しかった。司祭を送り、客もそれぞれ帰って行った。寮生たちとおしゃべりをし、自分の部屋に戻ると4時近かった。これからみんなは仮眠をとって、
朝の礼拝に参列するために教会へ行き、午後からはそれぞれが、知人たち友人たちと楽しむのだ、と。
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嫌な時代に

2018-12-23 22:45:20 | 日記
朝から力仕事。と言っても力がなくなってなんとも忸怩たるものがある。

海上護衛艦「いずも」を空母に改造する閣議決定。あくまでも安倍政権と自民党のごりおし。
憲法に違反するのだが、国民はわかっているのだろうか。

今日は、平成最後の天皇誕生日。来年からはこの日は通常の日になるのだろうか。
会見を聞いていると、天皇の方が内閣よりまともだねぇ。
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