なんだか

大雨予報が出ている。7時半、カンごみを出しに行ってきた。洗濯機を回し、9時、薬を取りにセイジョーまで行こうと家を出るとぽつり、ぽつり。降り始めたか。急いで家に戻ってレインコートを羽織り、レインハットをかぶって歩いていく。雨はぽつりぽつり以上にはならない。薬を受け取り、小田百に行くとびっくりするくらいの買い物客。で、買い物はやめて帰る。売り出しなのかな？はっと気が付いた。５％還元が今日までだったんだ。

坂を上り始めると、なんと日が漏れてきて暑い。ぶすぶす言いながら家に戻る。

papasanに薬、とってきたから起きてご飯を食べて薬を飲みなさい、と言ったけど起きない。またか。気持ちが悪いとか具合が悪いとか理由をつけている。甘ったれんじゃないよ、mamasanだって具合が悪いんだよ。それなのにあんたの薬を取ってきてやったんだ。起きろ！と怒鳴っても起きない。頭にきて、2，3発おしりをたたいたが、痛い、というだけで起きない。11時まででは起こそうとしたが、いいや、と放っておいたら夜の7時になってしまった。それでも起きない。

午後からは予報通り雨脚が強くなった。でも、強雨というほどではない。

夜、息子とこのことで言い争った。デイサービスに行かせた方がいい、月々3万円以上の支出は大変、あんたが贅沢をやめればそのくらいの支出はできるはず。冗談じゃないよ、老い先短いのに、好きなものを好きに食べるのは楽しみなんだから、それを切り詰めて費用をだせるか。

こんな時は正常じゃないからpapasanに言っても無駄。なら強制する以外にない。たたき起こしてご飯を食べさせ、薬を飲ませた。またまた牛乳を1ℓ飲んでしまった。私の左肋骨部分が痛い。肋間神経痛のようだ。これもストレスが原因だろう。直ることはないな。

 

どしゃぶり

午前中は土砂降りだった。九州地方では洪水の被害が出ているようだ。降れば土砂降り、地球の歴史から見れば、今は解凍期、北極や南極の深度の海水温が高い。よって表面ではなく氷山の中から氷が溶けだしているのだそうだ。もちろん人間の営みもそれを加速させてはいるが。

昨日の午後、息子がプランターで育てているバジルを摘んできてくれた。明日の朝でいいというと、明日は雨だからと。で洗って水を切って、夜、さっそくバジルに松の実、にんにく、チーズ、オリーブオイルを加えてカッターで粘りが出るまで攪拌して、ペーストを作った。明日はパスタにしよう。

朝、びしょぬれになって洗濯をした。寒いので、アップサイドダウンケーキを焼いた。そこへHさんからのプレゼントのワインが届いた。開けるとジュブレイ　シャンベルタン。よろこんでいる。2017年、たしか当たり年だったな、このワインは5年以上寝かせた方が美味しくなるんだが、いつまで生きれるかわからないから、仲間を呼んで飲んでしまおう、と笑っている。

山形からサクランボも届いた。

スズメたちが雨でエサがもらえなくて困っている。シフォンやケーキの端っこをちぎってやっているが雨がひどいので少しずつしか投げられない。シフォンは雨ですぐ溶けてしまうからだ。

午後から雨が上がった。洗濯、もう少し待っていてもよかったのに。ジーンズの裾が濡れて、そのままにほうって置いたら寒気がし始めた。風邪だろう。

タシロラン

今年もあっちこっちからいっぱい出た。葉緑素を持たない腐生植物。絶滅危惧種とか準絶滅危惧種とか言われているけど、家には毎年発生する。最初は椎の木の根元だけだったのが、崖の下まで増えて、かなり離れた桜の枝を処分した下あたりからもにょきにょき出ている。菌糸が飛んだのかも。

朝は雨だと思っていたが降っていなかったので、ごみ出しに行った。ご近所のタイサンボクが咲いている。伊豆山のあの家のタイサンボクもきっと咲いているだろう。タイサンボク(泰山木)なんていうから、てっきり中国原産だと思っていた。木蓮や白木蓮は中国原産,マグノリア。それに葉も厚く固くて木蓮とは違うから、木蓮の仲間だとも思っていなかった。

タイサンボクがマグノリアだと知ったのはずっと後になって。たまたま見ていたドキュメントで、公園の大きな木を伐採する計画を住民たちが守って、代わりに樹木の手入れを住民たちがすることになった、そのために住民たちは園芸師の資格も取った、という話。その守った大きな木、マグノリア、一目見てタイサンボクだとわかってびっくりした。タイサンボクってマグノリアだったのだ。それから調べるとタイサンボクはマグノリア　グランデ、北アメリカ原産だった。

ホーソンの短編に、マグノリアの花の咲き乱れる下の泉の水の話がある。その泉の水は若返りの水。イメージとして白木蓮の咲き乱れる下にこんこんとわく泉を想像していたのだが、イメージがガラッと変わった。

香りがいいから、膨らんだ蕾を切って学校に持って行った。教室中がいい香りに包まれた。花が咲くと、ベタっと花弁が垂れ下がり、棒のような花芯が残った、しかもすぐ垂れ下がった花弁は褐色に変色して。そんなはるかな日を思い出しながら、よそ様のタイサンボクを眺めていた。

我が家の庭には、花は小さいけど、くちなしもたくさん花をつけてくれた。おかげで庭中いい香り。

 

午前中、教室のピアノの調律に来てくれた。毎年お願いしているのだが、今年のコロナの影響で今日まで延び延びになっていたのだ。調律師さんも仕事が出来なくて大変だったろうなぁ。

 

歩け、歩け

先週視野検査をしたとき、眼圧が上がって、緑内障が進んでいると言われ、新しい目薬を処方された。1週間それを使用してみて、今日もう一度検査となったのだった。出かけ間際、時計が見つからず、探し回った。時間は十分あったのだが、そんなことで乗り遅れてはと。探すのを諦めてとことこ歩いて行った。駅に着くと、なんと下りが入ってきた。ほい、しまった。のんびりしすぎたか。エスカレーターをドタバタと駆け上がって、電車に駆け込んだ。セーフ。椅子にドタンと座り込んで、また時計を探し始めた。でも、ない。

湯河原駅でエレベーターに乗ろうと思ったが、昨日、テレビで大腿四頭筋を強くするには階段を力を入れて下りることだとやっていたのを思い出した。ジャ~、訓練のために歩いておりよう。うん、ミーハーだ。

バスの時刻表を見るとやはりない。しゃ~ないね、歩こう！時間の指定はないから。空いていたのですぐやってもらえた。まず眼圧。「ねぇ~、眼圧下がっている？」「下がっています」と看護士さん。「新しい薬きいているんだ」医師の診察。「新しい薬で具合の悪いことありませんでしたか」「え~、何にも気がつかなかった。鈍感なのかなぁ」目薬を余分に処方してもらって、薬局でバスの時刻表を見ていると、真鶴行きのコミュニティバスが20数分後にあるのに気が付いた。このバス停、どこにあるの？」と聞くと「公園の近く」「公園って、あの坂を下ったところの」「そう」「ジャ~。探してみる」と公園の傍まで行ったが、バス停らしきものはない。公園を横尾ぎって来る人がいたので、聞いてみたが、わからないという返事。公園を出て。周りを一周歩いたがバスストップはない。バスストップを探して、郵便局前まで行ってしまった。ここに「城堀」というバスストップがあるのは知っている。時刻表を見ると、51分の鍛冶屋行きの後に、バスは違うが真鶴駅行きがあった。やっとバスに乗れた。う~ん、疲れたよ。

このコミュニティバス、ゆめ公園経由とかで、あちこち回っていく。楽しい路線だ。晴れていれば景色は抜群だろ。前にも一度乗ったことはあったが、この時間、覚えておこう。駅からタクシーで帰ろうかと思ったが、訓練訓練と気を取り直して、でも足はくたくたと歩いて、途中あんみつを買って帰った。帰るや否や、くたびれたよ~。とわめいた。

 

沖縄の日

今年の沖縄の日は沖縄の人々にとってつらい日となったろう。

今年はもう一つ、奄美群島の人々に沖縄島民がした差別。初めて知った。

奄美群島が鹿児島から分離され、アメリカの占領下におかれ、その実情を知って驚いた。アメリカ軍がとった政策は、私有財産の没収、島同士の行き来の禁止などなど。島同士の行き来が出来なくなり、生活物資に事欠いた。生産物も売れない。島の人々は鹿児島から生活物資を仕入れていた。どの島も貧窮に陥った。やっと島間の航行が許され、沖縄本島の基地建設のために人出が必要になり、島々から沖縄に出稼ぎに行くようになった。差別はこのとき。でも島の人々は差別に苦しみながらも、家族のために、島のために、働いた。奄美諸島が本土復帰するのは沖縄より早い。奄美諸島が本土復帰すると、出稼ぎの島の人々は外国人扱いとなり、就労用パスポートが必要となった。パスポートの入手も大変だったようだ。

今年は琉球の歴史を古代から紐解いてみた。勘違いもずいぶんあった。

 

沖縄の日は、ガーナとベリーズの誕生日でもある。今年で8歳になった。