頂いた松本昭さんの遺稿は「お水取り」を巡る歴史」というタイトル。まずは「巻頭に寄せて」と「あとがき」を読んだ。遺稿の整理と出版までの経緯がよくわかった。電話で遺稿を整理していることをきいて、お手伝いしますよ、なんて簡単なことを言ってしまったが、内容を知るととてもとても部外者には手伝いなんてできなかった。まず1ページ目には芭蕉の句があり、そこから話が始まっている。
第一話 水取りや氷の僧の沓の音
二月堂に籠りて、という表題が付いた芭蕉の句である。この句にはちょっとした裏話がある。
頂いた松本昭さんの遺稿は「お水取り」を巡る歴史」というタイトル。まずは「巻頭に寄せて」と「あとがき」を読んだ。遺稿の整理と出版までの経緯がよくわかった。電話で遺稿を整理していることをきいて、お手伝いしますよ、なんて簡単なことを言ってしまったが、内容を知るととてもとても部外者には手伝いなんてできなかった。まず1ページ目には芭蕉の句があり、そこから話が始まっている。
第一話 水取りや氷の僧の沓の音
二月堂に籠りて、という表題が付いた芭蕉の句である。この句にはちょっとした裏話がある。
昨日に引き続き晴天。さっそく洗濯をしているとカポが傍まで来て「カァ」。わかっているよ、洗濯を済ませたら買ってきてやるよ。カポたちのエサも猫の缶詰もなくなってしまったのは承知している。昨日、買い物に連れて行ってくれると言われたのが11時過ぎ。娘が来るのが12時。だからパスしたのだが、日曜日まで行かれないというので、今日、出かけなければならなくなった。
9時過ぎ、買ったばかりのジャケットを着てガラガラを引いて出かけた。このジャケット、セゾンのカタログで「プリマロフト」使用なので、軽くて温かいという宣伝に引かれて買ってみたのである。上着はダボダボが好きなので、いつもメンズのMを買っている。ちびのくせに、婦人用もL。で、通販のサイズがわからずに戸惑っていると、受付のお姉さんが取り換えOkですから、というので婦人用のLを買ってみた。サイズはいいが、ポシェットを下につけるのでやはりジャケットの前が閉まらない。確かに軽い。着た時、温かいという感じは受けなかったけど。
スーパーの近くで、隣の人に会った。「一足違いでしたね」なんて会話をして、そのまま店内へ。中は混雑している。土曜日だからかな。猫缶とカポの鶏肉とpapasanの牛乳と。それしか買わないのだが、量もあるので、かなり重い。欲張らない、最低限にしないと、後がつらい、とぶつぶつ言いながら外に出る。通りで声をかけられるが、瞬間見えないので誰だかよくわからない。皆さんが「気を付けて」と声をかけてくれる。「ありがとう」と礼を言いながら、坂道を、途中休み休みしながら、上る。道の悪さを怒りながら。前から来た車が止まった。なんで、と思ったら下からパトカーが上がってきた。パトカーを優先したようである。早く気が付けばパトカーに、ここは通学路だから消えている白線を直してと言ったのに。正面から日光が目にあたる。ちょっと痛い。でも青空はやはり気持ちがいい。papasanが出迎えてくれたので荷物を渡すと、「こんなに重いの?」「いつもはもっと重いよ」「すみません」だってさ。
「お茶にしようか。ケーキ切るよ。朝だから、少しにするね。かぼちゃのタルト、まだ食べていないでしょ」と言ってこれを切る。紅茶も入った。紅茶は昨日娘が届けてくれた。「美味しいね」とpapasan。「グルメが自分のために作るんだから、美味しいのは当然だけど、それにね、mamaさんのケーキは売っていないからね。このかぼちゃはダークホース、来年まではもう買わないから食べ治めだよ」と説明している。
昨日、娘がはるばるpapasanに顔を見せに来た。やはり娘に会えて嬉しそうだった。ケーキ類もそのために作ったようなもの。
午後、役場からアンケートが届いていると持ってきてくれた。そうだ、前にもアンケートが来て出していなかったんだ、前は企画課、今度はまちづくり課。今月いっぱいだったかな。アンケートは結構だが、やっているだけ。ちっとも実になっていない。papasanを横において書いた。Papasan宛だから、本人の承諾を得ないといけないからね。設問を読み上げて、こういう風に答えるけどいい?と言って書き込んだ。誘導尋問みたいだけど。今の町政でかけているところはトップもだめだけど、それ以上に公務員の質。公務員とは何か?もう一度考えろと書いておいた。これも教育のせいかね、教育はあっても教養も知恵もない。
ビショビショと降り続く雨。しかも実に冷たい。レインコートでpapasanを送り出したら寒すぎたので、9時過ぎダウンに着替え、レインハットをかぶっただけでガラガラをひいて下まで買い物に行った。ガラガラを押して来るので、傘は邪魔なんだ。とりあえず、明日の材料だけ買い込んだ。しかし牛乳は高梨の低温殺菌がなかった。明日じゃなければ入らないという。見ると並んでいる牛乳は低脂肪ばかり。なんて低脂肪がいいのかなぁ、で、普通の安い牛乳を買ってきた。ローファット牛乳、ノルウェイで飲んだことがある。飲み比べて、美味しとは思わなかった。保守的なので、ローファットも濃縮も飲むことはない。
さっそくラフランスのヨーグルトケーキを作った。ドジをしまくったが、最終的にはちゃんと仕上げた。セミプロだもんね。肉も届いたので、ローストポーク用の仕込みも、バターチキンカレー用のチキンのマリネも滞りなく終えた。
沖永良部の従姉からリンゴが届いたという電話をもらった。こっちは寒いですよ、というと、あちらはまだ室内で25℃、屋外は27℃あると言っていた。いいなぁ、もう一度沖永良部に行きたいけどなぁ、と懐かしがって話をした。
夕方papasanを迎えに行くと、ポストに分厚いものが。差出人は美代子さん。さっそく開けてみると、昭さんの遺稿集。まず前書きとあとがきだけ読んだ。
と、朝から声を張り上げている。雨はかなり降っている。
ふと下を見ると、ウグイス。帰ってきていたんだ。悪にゃんがいるから気を付けるんだよ。
水曜日は出かけるのだが、寒いし雨がひどいので、急遽、予定を変更してパンを焼いた。毎度のこと美味しくできた。こういうの食べていると買えないなぁ。
昨日のこと、チャンネルはどこだかわからなかったが、ふと画面に小学校が写っているのに気が付いた。見るとまなづる小学校。とっさにあの事故だな、とは気が付いた。まさにその事故の経過説明だった。今日、親たちに説明会が行われるということだった。
この事故が起こったすぐから、あらましは聞いてはいた。ゴム高跳びで使っていた園芸用の支柱が飛んで、男の子の左目に刺さり、結果失明したというもの。テレビで見ると、園芸用の支柱は先がとがっていた。この先端にゴムのサックでもつけておけばまだよかっただろう。
失明とは、可哀そうに。目がよかった私が今緑内障で右目の視力を失いかけているから、子どももいら立つこともあるだろうと、思いやることしきり。まだ右目が残っているから、平衡感覚は狂うが、それでも見ている限りは子どものこと、それほど苦にはならないとは思うが。パラリンピックの選手には片目の人も全盲の人も活躍している。これからの医療の進歩で再生できるかもしれない。
先週の水曜日、小学校からの坂道を下りてくる教育長に出会った。おそらくあの事故で行っていたんだろうとは推測できたが、余計なことは言わずに挨拶だけして通り過ぎた。子どもはもう通学しているということだ。
もちろん一番の原因は教育現場の不用意なやりかた。用具が足りなかったから、という安易な発想がこういう不始末になってしまったのだ。学校及び、町の責任は免れない。とはいえ、現場の全員がこれからの人生に十字架を背負ってしまったことは悲しい。ただし、教材の創意工夫は決して悪いことじゃない。市販の教材に頼るよりはよっぽどいい。今回の場合は、教材が足りなかったからという、苦肉の策が不用意だっただけだ。
生徒数が激変している今、教材が足りない方が問題だ。その程度の予算はつけてやりなさいよ。花火を上げるより、大事なことだと思うけどな。もちろん補助金の内容が違うことは先刻承知しているけどね。