先週に引き続いて、マリス ヤンソンス指揮、バイエルン放送響のベートーベン全曲連続演奏を聞いた。サントリーホールでの、昨年の演奏会から、である。
先週が交響曲1~5番まで、そして今週が6番~9番。最近はベートーベンの交響曲を聞く機会は少ないので、あ~、第九は毎年聞いてはいるけど、全曲聴くぞと張り切ったが、放映が真夜中なので、終わるのは午前4時過ぎ。先週は4番、3番、1番、2番、5番だったが、まともに全曲聴いたのはない。どこか居眠りして、ハッと気がついたときは、次の曲に移っていた。
今回は、ちゃんと聞くぞ、と心したが、やはり最初の田園が第二楽章で居眠りをし、気がついたら第4楽章だった。でも、そのあとは全部ちゃんと聞いた。
マリス ヤンソンスの指揮は歯切れがよくて、しかもドラマチックでとてもよかった。
寝坊の予定が、いつもの時間には起きだした。今日は眼科へ行く。目薬がなくなってしまったので、土曜日に行ったら休診。だから混むのは承知の上で。
朝、ガーナがいないことに気が付いた。どうも朝方早く外に出たようだ。朝の五時頃までは、ベッドにいたのはh確認している。あちこち、行きそうなところを探しまわったが見つからなかった。
で、11時近く眼科へ行った。毎度のことながら1時間ぐらい待っただろうか。Ipadを持って行ったので、調べ物をしていた。薬のせいか、眼圧は下がっているそうだ。まずはよかった。
2時近く、帰ってきた。ガーナの姿はない。未だ遠出はしていないから、ちょっと不在が長い。事故にあったかも。そこでネコの事故はなかったか、papasanが役場に電話をして聞いてみた。ここネコの事故はないという。心配してpapasan、近隣を探しまわっている。夕方、ネコのお友達の子どもたちが来て、一緒に探してくれた。役場や診療所、小学校まで行ったそうだ。おかげでネコ情報がいろいろ集まった。診療所の脇には夕方になるとネコが集まるそうだ。ネコの集会については、読んで知っている。でも、新参者が仲間に入れてもらうには、それなりの挨拶も必要だ、初めての遠出のガーナが入れてもらえるとは思わない。小学校に行くと先生が、「黒いネコ?」と聞いた。「茶色のネコ」と言って、校庭を見ると、黒いネコがいたそう。
子どもたちが最近のガーナの写真がほしいというので、昨日撮ったばかりの写真をプリントして持っていくと、子どもたち、持っている端末で写真をコピーして、「このネコを探しています」などなど書きこんでいる。それがきれいに仕上がっている。端末は3Dとかいうものだそうだ。へ~。時代遅れのオバサンは感心している。
7時半ごろ、台所にいたpapasanの「ガーナ、どこへ行っていたの?心配したよ」いう声を聞いた。「ええっ、ガーナ、帰ってきたの?」さっそくpapasanにご挨拶してだかさって来た。かび臭かった。どこかにもぐりこんで出れなくなっていたのかも。よかった、よかった。さっそく子どもたちに見つかった旨の連絡をしてもらった。ガーナのおかげで気疲れしちゃったよ。
朝起きて、ストーブをつけ、湯を沸かしながら、まずやることは、シフォンを刻んで餌台にのせること。そして傍らの水入れに砂糖水を満たすこと。輪切りにしたミカンはpapasanが枝に挿しに行く。すぐにメジロが集団でやってくる。
餌台にシフォンが載るとすぐ、鳥たちがやってくる。今日は初めにイソヒヨドリがやって来た。続いてシロハラ。そして毎日のことながら、シロハラとヒヨドリの追いかけっこが始まる。と言っても追いかけられるのはヒヨドリだけだ。
スズメも群れで来る。
もうひと組、追いかけっこはある。ミカンやシフォンを食べたいのはソウシチョウも同じ。このソウシチョウを追っ払うのはメジロである。ソウシチョウに比べれば、メジロはふたまわりぐらい小さいのだが、気は強いらしく、全身を小刻みに震わし、ソウシチョウに体当たりしていく。派手な姿のソウシチョウは逃げまどっている。
以下、ガラス越しの写真。
相思鳥 ♂
イソヒヨドリ♂ 私も常連
ヒヨドリ いじめっ子(シロハラ)がいない間に
カポで~す。レンズを意識するので、隅の方から。
大きいので 望遠ぎりぎりの距離。
ベアテ・シロタ・ゴードンさんが暮に亡くなった。89歳だった。
日本国憲法の起草に参加し、とくに男女平等を強く推進してくれ、私たち日本女性にとっては恩人である。冥福を祈る。
最後の言葉として、憲法の平和条項と人権は大事にしてほしいというものだったそうだ。この言葉、強くかみしめたい。ただ権利を手に入れた日本女性たちが、何に対して権利を発揮すべきか、権利の上に胡坐をかかないで、もう一度考える謙虚さがほしい。