ブルーベリーを届けてもらった。8kg。家の分は3.5kg、500gは生食用にして、3kgはジャムにした。1kgずつ3回に分けて煮た。仕上げにブランディ7を入れる。ジャムだからVSOでいいのだが、なかったのでVSOPをたっぷりいれた。
忙しい一日だった。今日はいくつ仕事をこなしただろう、さすがに疲れた。
ブルーベリーを届けてもらった。8kg。家の分は3.5kg、500gは生食用にして、3kgはジャムにした。1kgずつ3回に分けて煮た。仕上げにブランディ7を入れる。ジャムだからVSOでいいのだが、なかったのでVSOPをたっぷりいれた。
忙しい一日だった。今日はいくつ仕事をこなしただろう、さすがに疲れた。
じめじめの梅雨が、梅雨明け宣言と共に、むしむしの夏に変わった。暑い。セミもにぎやかだ。癪だが、こういう気候の変化にすぐに適応できない。気力はあるのだが、体が付いていかない。
海の日のパーティで忙しく立ち働いたその疲れが取れるのに、1週間かかった。
昨日、カマンベールチーズケーキを作った。上高地帝国ホテルの十八番のケーキである。昭和62年、中央公論社発行の「帝国ホテル 加藤信のデザート菓子」という本を持っている。その中にカマンベールチーズケーキが載っていたのは記憶していた。そこで、本を引っ張り出して、つくってみた。5月、帝国ホテルで食べたので、レシピに忠実にやってみたのである。
上高地で食べた時は気がつかなかったが、中身のチーズクリームには砂糖が一切入っていなかった。酒類も使ってない。
型の底とまわりにスポンジをはり、クリームチーズ、カマンベールと牛乳を入れて溶かし、ゼラチンと白ワインを入れてスポンジに流し固め、スポンジでふたをする。冷えたら、クレーム オー ブール(イタリアン メレンゲを加えたバタークリーム)を表面、側面に塗り、余ったスポンジを細かいクラムにして貼り付ける。粉砂糖を振りかけて出来上がり。
できたては、クレームオーブールのバターの味が強くて、失敗だったかとがっかりしたが、一晩おいてみると、バターの脂肪っぽい味は姿を消し、上品なケーキが出来上がっていた。これは美味しい、いける、と喜んでいる。だれかこないかな、ごちそうするのに。
加藤信さんのHPに載っていた。作り方は本と同じ
http://grand-patissier.info/MakotoKato/recette/0024/index.html
加藤信さんて、大谷直吉さんの弟子だったんだ。へ~。
今朝、猫がヘビを捕まえてきた。タカチホぐらいの大きさだが、白っぽい。手にしてみると、この模様、アオダイショウの幼蛇だ。幼蛇がいるってことはここで孵っていることになる。姿を見かけなくなったから、いなくなってしまったかと案じていた。よかった、と安心する。
写真をとりそこなった。
栗の木でにぎやかにさえずっている鳥がいると言いながら、息子が入ってきた。この時期、にぎやかなのはガビチョウだよ、と言って窓からのぞくと、はたしてガビチョウが番でいるのが目に入った。コンデジを差し出して、特徴の眉をねらって撮って、と言って撮ってっもらったのが上。下はこっちを向いているようなので、見えないが、私がシャッターを切った。栗の木の中にもう一羽いる。さえずっているのは栗の木の方だ。あっちがオスだろう。
今日のお客様だね。お天気が悪いのにようこそ。
ガビチョウ 画眉鳥と書く。もともと中国南部の鳥だが、鳴き声がきれいなので、飼育され、それが籠脱し、野生化したものだが、いまや昔からいた鳥のように分布を広げている。 スズメより一回り大きい。
我が家でもここ数年、声を聞いている。
毎年この時期、パレスチナ オリーブからオリーブオイルをとる。といっても使用量が少ないので、ほんとにささやかな協力である。ここのオリーブオイルは、パレスチナ北部、ガリラヤのシンディアナの製品である。一粒一粒手摘みしたオリーブを圧縮し、ろ過せずに沈殿物の沈むのを待って、上澄みを瓶詰した純粋な オイルだ。さっぱりした、美味しいオイルだ。私は今、オリーブオイルはこのオイルしか使っていない。オイルに、皮を剥いたニンニクと赤トウガラシを丸のまま入れて、使いきるまで入れたままにしている。もちろん油漬けしたニンニクやトウガラシはカレーやミートソースを煮込むのに使っている。
ずいぶん昔のことだが、ギリシャのクレタ島で、遊び半分にオリーブの収穫を手伝ったことがある。その時はたたき落としたオリーブを拾い集めたのだが、どこまでも続くオリーブの林、気の遠くなるような作業だった。手摘みがどんなに大変な作業か、想像できる。
イスラエル国内のパレスチナ人は2級市民として、政治活動、教育などすべての面でさまざまな差別がある。農業面でも水の配分に不公平がある。以前読んだところによると、水の配分が少ないから、あまり水を必要としないオリーブの栽培を続けている、とあった。オリーブを育て、オイルを生産することで、パレスチナ人の自立をたかめ、すべての人々が共存できる社会をつくっていきたい、というのが願いであり、目的である。
パレスチナ オリーブ:http://paleoli.org
私がパレスチナに関心を持ったのは30年位前のことだ。広川隆一さんの「パレスチナ」という新書を読んだのがきっかけだった。学生の頃、雑誌で、イスラエルのキブツの紹介があり、その試みを買っていただけに、イスラエルがパレスチナにやっていることはまさに驚きだった。無知であったことを恥じた。無知は罪悪でもある。それはまさに理不尽そのものだった。広川さんから写真を借りて、パレスチナの写真展を開いたり、古居みずえさんを講師のよんだりもした。
パレスチナオリーブの活動をしったのは「パレスチナ子どものキャペーン」に紹介されていたからだった。そこでオリーブオイルは国府津の「ちえのわハウス」においてもらった。その方が多くの人の目にとまるだろうと考えて。そこから私も買っていた。しかし、高齢になって、国府津まで買いに行くのが億劫になったので、自宅に送ってくれるように頼んだ。その「ちえのわ」も長い活動を終えた。
パレスチナ子どものキャンペーン:http://ccp-ngo.jp/
納品書に自筆のコメントが付いていた。
「パレスチナは、この1週間でどんどん状況が悪くなっていて、ガザ地区では、この3日間で80人が空爆で亡くなり、ヨルダン川西岸地区やガリラヤ地方でも、イスラエル軍、警察のに侵攻が続いています。みんな普通に暮らしたいだけなのですが!」
ガザ地区への空爆のニュースは見ている。100人余りが死傷したという報道も読んで心を痛めている。私が生きている間に、パレスチナ問題は解決しないだろう、と悲観しているが、人間のすること、突然、光が洩れることがあるかもしれない。いまはただ、それを願うのみ。
「普通に暮らしたいだけ」
いつも聞く言葉だが、この言葉は重い。誰もがそれを願っているはずだ。紛争地域はもとより、紛争のない、私たちだって、そう願っている。なのに、それを奪っているのは。
紛争地域だけのことだとうそぶかないで、他人事ではないことを知っておいてほしい。
年だとは言いたくないがやはり年
体調のせいもあるだろうが、先回、パンをこねた時、息切れがしてちょっときつかった。そこでず~っと渋っていたパンこね機を思い切って購入した。大正電気のL-Neader1000という機種である。パンこねとうどんと餅はできるらしいが、要するにこねるだけの機械である。
使ったこともなければ、使っているのをみたこともない。周りに使っている人もいない。だから予備知識は全くない。自分で使って、使いこなしていく以外ない。
まずは置き場所をつくった。長いこと習慣づいている置き場所を変えるのはかなり後に影響する。電子レンジを動かして、そこにパンこね機を置いた。初めは毎日使うものではないから、キャスター式のワゴンに乗せて移動させようと考えていたのだが、電子レンジを動かすだけでなんとかおさまった。で、ついでに「とれる」をかけて掃除をした。こんなことの方が労力がいる。
昨日、初めて使ってみた。一応マニュアルを読んで、作業は頭に叩き込んだが、使ってみるのが一番。楽天的なので、家庭用だから、そんなに難しいことはないだろうと、始めたのである。ロールパンを作ろう。参考レシピも載ってはいるが、それこそ長年作りなれた自分のレシピのままで、やってみた。
マニュアル通りにポットを入れ、しめ、羽をつけた。強力粉を計って入れ、鍋に生イースト、砂糖、卵、牛乳を入れ温め、回転させながら少しずつ注いだ。塩を溶かした牛乳も入れた。バターも入れた。内ふたをして、回転を15分にした。勝手に回ってくれている。15分経つと、チーンと鳴って、回転は止まった。これから40分、発酵に入るようだ。ここで止め、生地の状態をみた。自分でこね、たたきつけている方がきめが細かいような気がする。あと5分回転させた。発酵は、いつもオーブン、45℃で50分。しかし勝手に40分発酵するというので、やらせてみた。40分経つと、ポットいっぱいに膨らんでいる。ポットから生地を出すのに回転させ、ポットから生地をはなして取り出すようだが、そこは忘れて、ゴムべらでかき出した。生地はすこぶる柔らかい、べたべたと手について扱いにくい。ここが一番苦労した。手粉をつけるのはいやだし、どうしたらいいんだろう。後の作業はいつもとかわりなし。味もかわりなし。こねて100回たたきつける作業がはぶけたことになる。腰に負担がかからない分だけ、ラクって言えば、ラクかな。