前々から行きたいとは思っていたが、機会がなかった。
駿河湾は遠浅のようでさにあらず、いきなり深くなるので。海辺から200m足らずで大陸棚まで深度が達する地形だそうだ。よって深海魚がよく捕れる。テレビでも深海魚ハンターなる番組があり、捕獲された深海魚の様子や名前を紹介していた。深海から上がった魚たちは気圧の違いで一様に目が飛び出し、グロテスクな姿をしていた。生きたままのものはこの深海博物館に運ばれるようだった。ラブカとかビッグマウスとか、実際は見たこともないが、映像ではおなじみになっていた。
シーラカンスの部屋があった。そこには冷凍のシーラカンスが2体、へ~、大きい、大きい。もちろんシーラカンスの知識は十分ある。捕獲され、発見と騒がれた歴史的経緯も、生息している場所も、現在ではワシントン条約で保護され、捕獲できないことも、知っている。シーラカンスが生息している状況もテレビの動画で見ている。でも実物を見るのは初めて。子どものようによろこんだ。