今日も屋根に上って梅干をひとつひとつひっくり返している。短パンをはき、帽子をかぶり、サングラスをかけ、この作業をしている。海水浴に行かなくても十分な日光浴だ。梅をひとつずつ裏返すのは、梅にまんべんなく日を当てたいから。日にあたった表面は赤っぽい梅干色に変わっていくが、日が当たらない面はいつまでも青ざめている。
梅干を干しだすと、遠出はできない。お天気が気になる。昔から梅干は3日3晩と言われているが、私は南高梅でもあるので、それよりは長く干す。天気が悪くて10日も干したことがある。
20kgは自家用だが、今では人にあげることもないので、これで2年分はある。去年、もうそろそろ市販のものでいいにしようと梅を漬けなかったら、今年は買うことになった。梅の産地にいるのだし、農家が天塩で作っているのを知っていたから、そういう品を探したのだが、農協へ行けばあったかもしれないが、お店で市販品の表示をみると、なにかと気になった。高級品ですら、何の塩を使っているか表示してあるものはない。てなことで、やはり自分で漬けようということになってしまった。そこで梅は今までの農家に注文したのだった。もちろん無農薬。漬けるならどうせ手間だから、20kgにした。
梅干を干しだすと、遠出はできない。お天気が気になる。昔から梅干は3日3晩と言われているが、私は南高梅でもあるので、それよりは長く干す。天気が悪くて10日も干したことがある。
20kgは自家用だが、今では人にあげることもないので、これで2年分はある。去年、もうそろそろ市販のものでいいにしようと梅を漬けなかったら、今年は買うことになった。梅の産地にいるのだし、農家が天塩で作っているのを知っていたから、そういう品を探したのだが、農協へ行けばあったかもしれないが、お店で市販品の表示をみると、なにかと気になった。高級品ですら、何の塩を使っているか表示してあるものはない。てなことで、やはり自分で漬けようということになってしまった。そこで梅は今までの農家に注文したのだった。もちろん無農薬。漬けるならどうせ手間だから、20kgにした。
今年は完熟するまで置いてもらえなかったので、漬ける前に一晩水に漬けておいた。だから塩は18%にした。そのせいか、カビが出ることもなく、きれいにあがった。梅酢もきれいだ。ひとつの瓶に梅酢を入れ、もうひとつを干した。できた梅干はこれで保存する。この瓶はもともとは味噌用だったが、最近は味噌をつくらなくなったので、もっぱら梅用になっている。手前味噌は美味しいのだが、塩と麹と煮てつぶした大豆を混ぜ合わせる作業が腕が痛くてできなくなってしまったのだ。
こんなに手間をかけて作っても、私自身は梅干は料理に使うくらいでほとんど食べない。もっぱらPapasanが毎食のようにつまんでいる。
こんなに手間をかけて作っても、私自身は梅干は料理に使うくらいでほとんど食べない。もっぱらPapasanが毎食のようにつまんでいる。
<script type="text/javascript"></script>