雨が降っているよ～

雨、雨。雨季だから仕方がないと言え、大雨に襲われた九州や日本海側は気の毒。

またpapasanが早起きしている。私も５時半には起きだした。もうストーブがついている。「ストーブはいらないよ」と言うと「寒かったから」と言う返事。「今日は１０時出発でしょ」「そうだよ。もう支度しちゃったの、まだ早すぎるよ」と言って、いつものように仕事をしていた。８時半過ぎ、「出がけ前に食事をしておきない」と言うと起きてきて、ビスケットにブルーベリージャムを乗せて食べている。おかしいな、とは思った。

１０時近く、迎えに行くと「今日は行かない」と寝ている。「じゃ～、荷物が来るから受け取っておいてね」と言って出かけた。用事がいろいろある。それも済ませて、買い物もしてきた。１１時過ぎ。「papasan、お刺身買ってきたから早めのお昼を食べたら」と言うと「いらない」という。「うん？」寝室に入ると、 アルコール臭い。「わ～、臭い。お酒飲んだね」「飲まない」と言って、もう起き上がれない。台所も出がけ前とは違っている。棚を見ると、ラムのビンが開いているみたいだ。こっち向きにおいてあるから、手に取ってみると、もう半分近くなくなっている。まだ開けていなかったものだ。健康な人だって、４０度もあるラムを一気に飲んだら酔っぱらう。ましてや代謝が衰えた老人だ、酔っ払って当然。こんな時はもう人間じゃないから、寝かせておくにかぎる。

夕方風呂場に行ったままなので、覗きに行くと、廊下も洗面所もぼたぼたと水たまりが出来ている。「この水、なに？」と言いながら、着ているものを見ると、全部ビショビショ。「おしっこもらしたんじゃないの？」とまずは拭き出すと、ご本人は、何にも言わず、ベッドに戻って横になってしまった。ベッドに行くとシーツも濡れている。シーツを外し、毛布も外し、下着を触るとやはり濡れているので脱がして紙パンツをはかせた。True　sleeperも外した。椅子に座らせておいて、汚れ物を全部洗濯してきた。お天気悪いのに、参ったなぁ。情けないやら、悲しいやら。こんな時は論理的に言って通じないから、「馬鹿者！」とおしりを３発くらいひっぱたいた。

夜、夕食に呼ぶと、起きてきた。「おはよう！」と言うと「おはよう。１０時に買い物でしょ。私、留守番していますから行ってきてください」と。頭を軽くたたいて「もう夜だよ。今日なにしたかなんにも覚えていないの？」　と聞くと覚えていないという。なにおかいわんやだ。

True　Sleeperの公式ページを見ると、この製品は洗濯不可、天日干しも不可、となっている。あらまぁ。お風呂に入れて洗おうと思っていたのだが、それほど染みたわけでもなさそうだから風に当てて乾燥させよう。ただしこれははかなり重く、持っていくのが大変。部屋の隅に立てかけておいた。

ベッドのマットに暖房シート、その上に毛布、そしてシーツをかけ、ベッドを作った。やれやれだ。

台風一過

目を覚ましてカーテンを引くと、光が飛び込んできた。台風、通り過ぎたんだ、と喜んで起きた。こっちの部屋に来てテレビをつけると、まだ御前崎だ。あらま、これから来るんだ、雨降るのかな、と思っていたが、降ることもお天気が崩れることもなく、台風一過の、暑い一日になった。

まずはパンを焼いた。３時間半はかかる。その間に、ケーキ用にゼラチンをふやかしたり、洗濯をしたり、と忙しく働いた。寝不足でちょっと調子が悪い。午後からラフランス入りのヨーグルトケーキを作った。

タシロランは今年も出ているかなと椎の木の根元に見に行くと、上にはなかったががけ下には草の間から出ているのが見えた。カメラはもって行ったがあそこまでは届かない。

大きな木があるので湿気ているので、アジサイがすぐ繁茂する。私はアジサイは好きじゃない。だからせっせと切っても、その反動かすぐ繁茂する。目下花盛り。ここのアジサイは自生のガクアジサイだ。昨日のテレビで、どこだかわからないが２万本のアジサイがあるというところを紹介していた。ご自慢はヤマアジサイという。ヤマアジサイの特徴はガクが４弁だと言っていた。そこでうちのガクアジサイを見ると４弁もあるし５弁もある。

一つの枝に房咲もある。房咲と言っても隙間だらけの手毬だけど。進化の経過が分かろうというもの。

シロマダラ

真夜中、寝る前にトイレに行ったら、入り口に何やら枯れ葉をまとめたようなゴミみたいな塊が見える。なんだろう？よくよく見ると、蛇のようだ。小さな細い蛇だ。鎌首をもたげているから生きている。猫が捕ってきて置いていったようだ。黒い斑点が見える。黒い斑点？ヤマカガシの幼体かな？机に戻って眼鏡をかけ、箱にヘビを入れてきた。掌に載りそうな小ささだ。元気がいいから何センチが図るわけにもいかない。写真だけ撮って逃がしてやった。

調べると「シロマダラ」の幼蛇。この蛇、日本中どこにでもいるらしいが夜行性でめったに人目に触れないので「幻の蛇」と言われている。ときおり、新聞で「幻の蛇発見！」なんて麗々しく取り上げられているのを見る。その都度、ウチにだっているよ、そんなに珍しい蛇じゃない、と言っているのだが。幼蛇がいるってことは、繁殖しているのかも。それならうれしいことだ。

この庭にシロマダラがいることはわかっている。以前、息子が夜中に「こんな蛇がいた」と言ってスマホで、写真を撮ってきて見せた。「シロマダラだ「」と急いでみたという場所に行ったのだが、もう姿はなかった。

それよりずっと以前、死んでいるシロマダラを見つけた。これは成蛇だった。箱根の先生さまに電話をして、「死体だけど要りますか？」と聞くとほしいというので、箱根のふれあい館まで届けたことがある。でも生きているシロマダラに実際にお目にかかるのは初めて。で、興奮して目が覚めてしまった。

 

屋根の上で

今晩から大雨だと報道している。低気圧は日本海側を通るという予報だったが進路が変わって東海側を通るみたいだ。やだねぇ。古屋のもりを懸念して、ついでだから台所に敷いてある茣蓙カーペットを洗ってしまおうと考えた。と言うのはこの茣蓙カーペットの一隅にプラがおしっこをして、吸収シートは敷いてあるけど、漏れたらしく、茣蓙の色が変わってしまっている。梅雨が明けたら、外して洗うと思っていたけど、ちょうどいいや、試しにやってみよう、と言うわけで、papasanを呼んで、テーブルを外し、カーペットを引っ張り出した。屋根は竹の枯れ葉がいっぱい。箒を持ってくるんだったな、でも屋根に上ってしまったら、もう取りに行くのはしんどい、papasanに取りに行かすわけにもいかない。仕方なく枯れ葉の上に、カーペットを広げ、屋根って、こんなに滑ったかな、と思うくらい滑る。靴を履いていればよかったのかも。広げたカーペットに重しを乗せ、プラコのおしっこの部分にせっけん液を流した。「気をつけて！」とpapasanが窓の向こうで言っている。「気を付けてはいるけど、滑るねぇ。どっか摑まるところがあるといいんだけどなぁ。一応かつての登山家だから、安全確保はちゃんとしながら行動しているけど、なんてったって運動神経が鈍っちゃっているからね」と笑った。こんなのも訓練だから、高いところに慣れておいてもいいことはいいんだけどねぇ、二階まで上るのもしんどくていやなんだから、しようもないけどね。たったこれっきりのことなのに汗をびっしょりかいた。

お茶にしようね。

今日はラフランスのヨーグルトケーキを作る予定だったが、やめよう。ラフランスは解凍してある。ウィリアム入りのシロップをしみこませたスポンジに、先日作ったスモモのジャムを薄く塗って、その上にラフランスとヨーグルトをミキサーにに入れ粉砕したババロアを流そうと考えたのだ。飾り用に赤ワインも買ってある。この赤ワインはきれいな赤がほしいので、アルパカを使っている。

 

生イーストが届いた。やっぱりね、東京は関係なかったんだ。でもうれしいな。明日はさっそくパンを作ろう。冷凍してある高千穂の発酵無塩バターを取り出した。明日までに解凍するために、である。

まったく

晴れた、とばかりに朝から洗濯や茣蓙を洗った。papasanに生ごみを出しに行ってもらった。この町は燃えるごみは月、水、金なのだが、ごみ減量で我が家は月と金しか出していない。しかし生ごみが臭くなるので、夏場は3回出すか、と言って、量は少なかったけど、今日出しに行ってももらった。洗濯ものを干して、周りを掃いて、でもごみ出しに行ったpapasanが帰って来ない。そこでごみの置き場まで探しに行ったが、姿はない。またコンビニに酒でも買いに行ったな、と思ったが心配して待っている、が戻ってこない。私がうろちょろしている姿が見えたのか、息子が出てきて探しに行ってくれた。ほどなく「お酒を買ってました」と言って戻ってきた。なら放っておこうと私も家に戻った。まったく！でも考えようだ。自分で買いに行ける元気があるってことだから。そのうちビールを１缶買って帰ってきた。冷蔵庫のビールが終わってしまっていたようだ。「アルコールも制限しないから好きなだけ飲んで、さっさと死にな」と捨て台詞を言うと「そうだね」と答えている。怒るだけこっちが損しちゃう。

お昼、息子が帰ってきて、買い物に連れて行ってくれた。牛乳も猫缶も買い物はいっぱいある。なんとpapasan、ビールを買ったらラムまで買った。この間買ったと思うけど、想いながら家に帰るとなかった。ラムはティラミスにしか使わない、だからまだ十分あるはずだと思っていたら飲まれてしまっていたんだ。空びんがないと探したら、コンビニに空びんを置いてきたらしい。この間は残り少なくなったと言えグランマルニを。どれも４０度はあるんだが。

大阪でG２０があるとかで冷蔵品はその間配送できないという通知。生イーストを注文したのだが、会社は東京なんだけど、引っかかるみたいだ。大阪なんて関係ないじゃ、とぶちぶち言っている。