Cogito

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かぽ物語

2006-05-31 20:31:34 | 動物記

かぽのヒナが巣立ちをしたらしい。この間から、あ~あ~という声が聞こえていたから、ヒナたち、大きくなっているのだろうとは思っていた。なんせ木の中なので、下から巣は見上げられても、ヒナがいるかどうかは見つけられない。親もシフォンを貰っても直に巣に持っていくようなことはしない。回り道をして、人間の目をごまかしているつもりらしい。下から見上げているとき、偶然巣にいるカポと目があう。「かぽ」と呼ぶと、「しまった、見られちゃった」、と具合悪そうにそっぽを向く。

よくしたもので、ヒナが小さいときは木の上から餌をねだる声は聞こえない。先日、体は親よりひとまわり小さいくらいのカラスが羽をばたつかせて、あ~あ~と鳴いているのを見た。このしぐさはスズメもヒヨもヒナが餌をねだるときのしぐさだ。もう巣立ったんだ。それにしても早い巣立ちだ。

ヒナの成長期だからか、何回も餌をねだりに来る。ということはこのかぽのヒナたちはまだ巣立ち前なのかな。もちろん毎回手から貰っていく。

ここのところお出かけが多かったので、シフォンを作ってやれなかった。そこでゴーダチーズを切ってやった。子育てにはいいだろう、と。そうしたら、かぽ、シフォンをよろこばなくなった。一回は貰うが、二回目からは嘴の先でちょんとつまんで、ぽとんと落としてしまうのだ。なんとも生意気!もうやらないぞ!と怒ってシフォンはウサギにやる。ウサギだって、大好物なのだから。でもまた、すぐやってきてはかぽかぽ、かーかーとねだる。仕方がないので、またまた出て行くことになる。シフォンは相変わらず、水でしとらせて持っていく。

シフォンを水にしとらせることを覚えたかぽはチーズも水の中に入れた。チーズは重いから、と見ていると案の定、チーズは底に沈んでしまった。なんとか取ろうとしているが水浴び場はかぽが嘴を入れるには深さがある。そのうちあきらめて行ってしまった。仕方がないので手をいれ、チーズを水から出して枝においてやった。しばらくするとチーズはなくなっていた。

またまたカポが来た。チーズをやる。また水に入れようとしている。学習しなかったのかな。水に浸した。当然チーズは沈む。かぽはあわてて沈む前にチーズを引き上げた。そして足元において足で掴み、チーズをちぎり、水を飲み、を繰り返した。やっぱりカラスは賢い。学習しているようだ。

「かぽがシフォンをよろこばなくなった」と家人にいうと、息子が「チーズなんかやるからだ。自業自得だ」と言う。チーズなんかよりシフォンの方が手がかかっているんだぞ。栄養価だってあるんだぞ!

チーズをくわえて、樹上に飛んでいくと、待っていたとばかりにヒナたちの声が大きくなる。ということはこのカポたちのヒナはまだ巣の中にいるのかも。じっと見ているのだが、カラスの顔は真っ黒だし、目はまん丸だから、識別が出来ない。だけど手から餌を貰うカラスがそうたくさんいるとは思えない。慣れてきたから、からすの尻尾にペンキでもつけちゃうかとも思っているが、なかなか。

カラスは頭がいい。その記憶力のよさはものをしまう習性からきているのだと読んだことがある。食べものを木のウロなどにしまいこむのである。実際かぽがシフォンを白連の木の穴に詰め込むのを見たことがある。しまいこんだ食物を覚えておくために、知能が発達したのだ、と。

確認した。やはりヒナたちは巣立っていた。4羽数えられた。

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青いけし

2006-05-29 17:26:28 | 日記・エッセイ・コラム

湿生花園のHPを見ると、ブルーポピーが見ごろだと載っていた。昨日自由が丘まで出かけたので、ちょっと疲れていたが、花には時期があるので、と午前中箱根へ出かけた。十国峠は霧の中。湿生花園では高曇り、ときおり光がもれる。ブルーポピー、うん、青いのもあるけれど、青さが足りないな。紫がかっている。ブルーポピーという呼び方は英語のhimarayan blue poppyに因んでいるようだ。

ヒマラヤの青いけしと呼ばれているのは、学名はメコノプシス。ギリシャ語で「ケシに似る」という意味。メコノプシス属は北半球の4000m級の高山に多く、40種以上自生している。色も青だけではない。主な自生地はヒマラヤ、チベット、中国。ブータンの国花でもある。

Bluepoppy

Blue2

これはデジカメで写したもの

                                            

                                             湿生花園にそれでもこ一時間はいた。お昼にラリック美術館のレストランへ行った。外のテーブルで食事。ウグイスがすぐ傍で鳴いている。高原らしいつくりでいい。食事もいい。ホット・ティを注文してゆっくりと飲んだ。お茶はちゃんとポットに入って出てきた。

まずは腹ごしらえをしてから美術館に入った。素敵な空間。

Dscf0112 裕子さんから送ってもらったブルーポピー。

「写真は一昨年四川省四姑娘山を見に行く途中のガンバラ峠で見かけたブルーポピーです。現地でもやはり目にするのは、なかなか難しい様子でした。構図やピントはともかく、色だけはすこし濃いかなあ。やはり標高の関係でしょうか3900~4000㍍ぐらいかと思われます。」

                                              

Aoikesi2

Photo_16  湿生花園

コダックE100VS使用

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ばらの写真

2006-05-22 23:02:27 | 日記・エッセイ・コラム

Madamebutterfly

マダム バタフライ

フジベルビア ISO50

                                       

Augustseebauer

オーギュスト シーバウアー

コダックE100VS

                                      

Highnessハイネス雅

コダクロームISO64

                                                                                                                                      夕べ、隠岐を旅して松江から岡山周りで帰ってきた。ポジを10本出して、出来ていたバラの写真を受け取った。で、バラを取り込んでいる。ひとまず、整理のついたものから、YAHOOのフォトに入れた。こっちの方が入れやすい。順次増えていく予定。なんせ、8本も現像したのだから。使用したフィルムで分けてみた。コダックのE100VSとフジのベルビアである。コダクロームはまだ出来てこない。凝り症なので、ある程度まではせっせと取り込んでいる。さすがに疲れた!

http://photos.yahoo.co.jp/ph/buchijoyce/lst?.dir=&.view=t

ベルビアは初めて使った。フジのけばけばしい色が好きでなかったから、フジを使うことはなかった。人に勧められて、花になら、あうかもしれないと使ってみたのだが、ISO50のせいか色調は落ち着いている。これなら使える。国産愛用という意味からもね。シートが足りなくなってしまったので、注文ついでに、ベルビアの100と100Fも頼んでみた。また花を撮ってみよう。8 

ベルビアISO50

                                              

Confidence

E100VS

                                          

Mrlincoln コダクロームISO64

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クモ日記06-5

2006-05-14 20:36:05 | クモ日記

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                                                                                                 5月9日                                        

5月なのに、毎日ストーブをつけている。そんな状態なので、クモの姿はあまりお目にかからない。前の教室の玄関の上に、ちょっと変わったクモ発見。椅子をもって写真を撮りに行く。体長は7~8mm。網は不規則、だけどヒメグモの仲間にしては大きいかな。オオヒメグモらしい。

5月12日

クモを捕まえてきた。モデルになってほしいのだが、ポリケースの中でやたらと動く。すこしはじっとしておくれよ。蛍光灯の紐につけてお腹の方を撮ってみた。ついでにそばにあった卵のうも。

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                                                 5月15日

午前中は日が射した。庭に出てみると、クモが見つかった。いる、いる。 しかも獲物を捕まえて奮闘している。

151 155

獲物がかかった。

 

          

  

                                                                                                                                                                                    

152_1 食べてるのはクモみたい。

共食いだね。

                                               

153_1

154_1

  ♂だね  

          

                                                 

                                                                      

Akainoha 赤いのは何だろう?

                                                                                             

Ginn ギンメッキゴミグモ

                                                  

 

                                                  

Sirokane2 チュウガタシロカネグモ

                     

                     

        Moth             

Moth2_1 Moth3_1

23_1 仲間に入れてね。

                                             

                                             傍に来るから撮っているけど、よく見ると、蛾もきれいだなぁ。

                                                                   

                                              

赤いのは何だろうと問いかけると、クモ先生がタカラダニではないかと教えてくれた。そこでタカラダニを検索すると、こんなのをみつけた。今の時期しか見られないダニだそうだ。

http://www.pref.kyoto.jp/hokanken/mametisiki/kankyo/takaradani/takaradani.html   

  カニグモに寄生したタカラダニの写真がここにあった。 http://www.pressnet.co.jp/2005_05/0528_11.htm      

それにしても、まだまだ知らないことが多すぎる。   

5月16日

玄関の上から下りて来た。さっそくモデルに。

16 161            

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                                             金柑の枝分かれにいたチビグモ。                                                                 

165 166

                                                                                                            

                                                                                                 5月22日

                                                                                                           

221 222  

                                                                                                                                                            

洗濯をしていたら、先日のタカラダニを背負ったクモを見つけた。赤いダニが大きくなっている。クモは元気に動いているが。

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チュウガタシロカネグモさん

                                                            

はしごの枠に網を張っている。だから水平網ではなく、垂直に近い。それでも斜めだからご本クモは水平だと思っているのかな。

5月26日

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足元で食事 中のクモさん。あんただ~れ? 

                                                                                                   

お隣でも朝の食事中。

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276   壊れた木のケースの中に網を張っている。網にかかって干からびているのは、一見、ヤスデかと思ったけど、ヤスデにしては長いからムカデかもしれない。

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河津バガテルへ

2006-05-12 19:48:55 | 日記・エッセイ・コラム

昨日フィルムを買ってきたので、さっそく写真を撮りに河津バガテル園へ出かけた。初めて使うのはフジのベルビア(ISO50)。3本買ってみた。後はコダックのE100VSとコダックのISO64。同じ条件で撮ってみたが、どんな色になるか楽しみ。E100Sも持っていったのにポケットに入れておいて、使い忘れた。さっそく7本、現像に出した。

今日だけは河津にも陽が射すとという予報だったので。真鶴は曇っていたが、伊豆半島を進むにしたがって光が射し始めた。木々の緑はまぶしいくらいに美しい。楠が多いせいだろう、山の斜面はこんもりと光りながらつながっている。

バガテルのスタッフは開花は3割程度だと言ったが、十分満足できるくらいに咲いていた。イングリット・バークマンはもう盛りを過ぎている。この前も咲いてしまっていた。もう少し早く来ないと、一番いい姿に出会えないのかも。

歩くの大嫌いなおばさんが、カメラを持つとよく歩く。2時間半、休みなく写真を撮っていた。そのせいか足が痛い。

久しぶりに修善寺まわりで熱函を通って帰ってきた。河津からループ橋を通って、標識の伊豆市と伊豆の国市がまだ区別できない。まぎらわしいネーミングだよ、まったく。どことどこが合併したのかもう一度調べなくっちゃ。新聞では読んだけど、他所のことだから忘れちゃったものね。

忘れないうちに調べた。

伊豆市は修善寺、土肥、天城湯ヶ島、中伊豆の4町が合併。

伊豆の国市は伊豆長岡、韮山、大仁の3町が合併。

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