甘夏の花が咲いて馥郁たる香りがあたり庭中に充満している。外に出て深呼吸するのが、たのしい。久しく通らないが、根府川の沿道もきっといい香りに包まれているだろう。昨日、タカチホにあった。カメラを持っていかなかったので写真は撮れなかったが、成蛇だった。
Papasanがはヤギさんたちに触れた。下まで行かれないので、上まで連れてきてもらったのだ。子どものころヤギを飼っていた、と思い出話をしていた。そのヤギ、どうしちゃったの？どうしたかなぁ？覚えていないみたいだ。
雨の中、ヤギたちがメドーに出ている。さっきまでカナがメドーの中にいたのだが、雨とともに家に戻ってきている。カナは身が軽いから飛んで柵を超えたのだろう。でもボースは重いらしく、周りでうろうろ、ときおり、コケッコッコー。草の丈が低くなって、カナは虫でも探しやすくなったのかも。ヤギさん、雨にぬれている。濡れても平気なのかな？雨はかなり激しく降っている。
ネイティヴ アメリカンの呼び名では、4月の満月はピンク ムーン。９時、思い出して外に出ると、高く昇ってしまってはいるが、ピンクの大きな満月が見えた。名の通り、ピンクだ。
アメリカは広い。ネイティブの呼び名とはいえ、ところによっては呼び名も異なる。また種族によっても変わる。一般的に使われている呼び名をここの列記しておこう。
1月： Wolf Moon/Old Moon（狼が空腹で遠吠えをする頃）
2月： Snow Moon/Hunger Moon（狩猟が困難になる頃）
3月： Worm Moon/Sap Moon（土から虫が顔を出す頃/メープル樹液が出る頃）
4月： Pink Moon（フロックス/Phlox というピンクの花が咲く頃）
5月： Flower Moon（花が咲く頃）
6月： Strawberry Moon（イチゴが熟す頃）
7月： Buck Moon（雄ジカの新しい枝角が出てくる頃）
8月： Sturgeon Moon（チョウザメが成熟し、漁を始める頃）
9月： Corn Moon（とうもろこしを採取する頃）
10月： Harvest Moon（収穫の頃）/Hunter’s Moon（狩猟を始める頃）
11月： Beaver Moon（毛皮にするビーバーを捕獲するための罠を仕掛ける頃）
12月： Cold Moon（冬の寒さが強まり、夜が長くなる頃）
４月２６日、和美さんの誕生日にカマンベールチーズケーキを作った。新しいクリームチーズを開けたので、今日はpapasanの好きなレアチーズを作った。後２５０弱残っている。チーズスフレを作るとしようか。
4月２６日はチェルノブイリ原発事故が起こった日。確かナチスのゲルニカ爆撃もこの日じゃなかったっけ。調べると1937年4月26日。papasanにゲルニカの話をしながら「1937年ってわかる？」と聞くと「わかけど」「1937年は昭和12年、私たちの生まれた年だよ。ゲルニカ空爆は、私はまだ生まれていない。この年の7月は盧溝橋事件。言いがかりをつけて日中戦争を始めた年だよ。12月は南京大虐殺は」「バカな戦争したもんだ」「戦争はバカ以外のものなんかないよ」20世紀は「戦争の世紀」と言われた。大戦が二つもあった。さりとて21世紀も、戦争、紛争は続いている。紛争の世紀だ、人間の愚かさはちっとも変わらない悪いことに、科学は進歩して、強力な、非道な武器はさらにさらに開発され、生産されている。。
こたつに入ると、とどこともなく嫌な臭いがする。あちこち調べてみるが原因がわからない。でも臭う。そこでこたつ布団をはいで、洗濯機に入れた。ついでこたつの下の細いカーペットも外した。フローリングに掃除機をかけていると、何やら黒いもの。よくよく見ると、ねずみの死骸。下面が腐りかけている。悪臭のもとはこれだ。火ばさみで死体をかたずけ、アスキ酸液を掛け、丁寧に拭いた。さらに消毒もした。籠ったにおいはなかなか取れない。何度も何度も床を拭いた。お陰でエネルギーを使い果たしてしまい。今日の予定のケーキを仕上げることができなかった。こんな時無理にやってもきれいにできない。気分を変えて。明日にしよう。ガーナのせいで疲れちゃたよ。でも本にゃんはすましてストーブ前で寝ている。
とりあえず仕込んであったカレーを仕上げた。
天気が崩れるという。干しっぱなしのこたつ掛布団をしまおう。
イソヒヨのオバさんがスズメをまねて窓の手すりからのぞいている。はじめスズメかと思ったが、どこか違う。よく見たらイソヒヨオバさんだった。シフォンを投げると上手にとっていった。とにかく朝からスズメたちの頂戴はうるさい。子育てが始まっているのだろう。
そうだ、そうだ。もうひとつ、ガタガタしていたことがあったんだ。久しぶりに一眼レフを持って行ったらミスばかりしていた。で、ゆっくりとカメラを出して調べると、なんとレンズの接続部分がマニュアルになっていた。レンズ交換の時にうっかり触ってしまったのか、バッグの中で、変換してしまったのかわからないが、とにかくミスが見つかった。バッテリーの容量も少なくなっていた。で、時間をかけて充電した。日ごろからまたちゃんと確認しておこう。コンデジもバッテリーに充電して大分充電しておいた。一眼レフからメディアを出して、PCに取り込もうとしたが認識してくれない。この機種はコンパクトフラッシュなんだけど、カードリーダーを出すのが面倒なので、SDを使っている。これがうまく作動しないのだ。しかたがないのでカードリーダーを探したのだが、見つからない。探すより買ってしまおうと、コンパクトフラッシュメモリとカードリーダーを注文した。
もう一つ探し物。補聴器を探した。捨てやしないからどこかにあるはずだけど、これまた見つからない。でもね、あんまり有効ではなかったから買い替える気にはならない。聞こえなくていいとするか。
私は気が早い。仕事も早い。ヤギのために無農薬の稲わらを確保してやろうと、田植え前なのはわかっているが、栢山の知人に電話をした。彼女はコメ作りをしている。午前中かけた時は、誰も出なかった。夕方、もう帰っているかもと再度℡すると娘さんが出て、母は亡くなりました、と。耳を疑った。うそ～、パーティ仲間では一番元気のいい人だったから。ちょっと混乱した。お悔やみを述べて、彼女のおばさんに当たる知人に電話をかけた。確か新年になって、電話をした覚えがある。すこぶる元気だった。ケーキが食べたいというから、毎日作っているから、あげるから取りに来て！でもここはコロナが広まっていないから、よそ者が来ると白い目で見られるかもよ、と冗談を言っていた。
亡くなったのは2月２２日。一人暮らしだったので、誰にも看取られず、一人で亡くなっていたのだそうだ。不審死に該当するとかで警察に持っていかれ、帰ってきてからの葬式。家族葬でひっそりと行われたそうだ。病名は腸閉塞だとか。腸閉塞ってすごく痛いはずだ。でも死ぬ病気じゃない。なんで？と言った疑問がわく。
コロナ禍をおもんばかって、家族葬にしたのだろう。たとえ葬式を知らされても多分行かれない。高齢だから、誰も仲間たちの死は覚悟している。ただ亡くなったってことは人づてでいいから伝えてもらいたかったな。早速パーティ仲間たちに、またまた緊急宣言が出ちゃったよ、なかなかパーティできないね、なんて話をしながら彼女の死を伝えた。思い出すことはいっぱいある。考えることも増えちゃったな。
水、木と出かけたら、今日はもう出かけたくない。それに自分のパンを焼かなければならない。白板に、パンを焼く、カレーの仕込みをする、シフォンを焼く、と今日の仕事を書いた。でないと忘れてしまうからだ。パンのを待ち時間にカレーをとも思ったがカレーは香辛料が強いので、の意が移っても、とパンの焼き上がりを待って、カレーの仕込みを始めた。ショウガとニンニクをすり下ろすのが、ちょっと厄介。よし、二つの予定はクリア。これで当分私の主食は賄える。後はシフォン。今あるのはスズメとシロハラにやってしまった。なんとしても作らなければならない。スズメ、すっかり覚えて手すりまでねだりに来る。その姿を見せられたらやらないわけにはいかない。
