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2012-11-25 20:29:33

2012-11-25 20:29:33 | インポート

ハゼの実を食べにツグミ♂が来た。ブッシュにはアオジ♂の姿も見える。

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2012-11-21 19:49:41

2012-11-21 19:49:41 | インポート

シロハラがハゼの実をつついている。おかえり!ジョウビタキの♂にも出会った。

                                                                                                                                 

知人が来て「白いカラスっている?」と聞いた。「アルビノならね、まれに生まれる」いないよ、と言っッた方がよかったのかもしれないが、こういうときはどうも正確に答えてしまう。「やっぱりね、私、白いカラス見たのよ」「どこで?」「一本松のところで」「それはちょっと信じられないなぁ」と言うと気色ばんで、ちゃんと見たと言い張る。「いやいや、見たのは確かだとは思うけど、カラスでなく他の鳥と間違えたんだと思うよ」

白と黒のカラスと言えば、コクルマカラスとカササギを連想する。でもカササギは佐賀平野の鳥だから、ここにはいない。ヨーロッパに行けばやたらにいるけどね。コクルマカラス、これも九州だなぁ。                                                

                                                

実はこの人、若い時から鳥を教えても、いつも「鳥!」としか言わない。近眼もあったが、それ以前に野鳥の名前なんて覚える気がなかった人だ。「カラスより小さくなかった?」と聞くと「小さかった」という。カラスの仲間には黒いカラスだけでなく、カケスも入るから、もしかしたらオナガかもね」と言ったが、推測の域を出ないし、その人はカケスもオナガも知らない。

                                                

電話で、鳥の名前が分からないと聞かれることがある。でも、鳥を知らない人は特徴を掴んでいないから分からないことの方が多い。そうそう、イソヒヨドリを小さいカラスと言った人がいた。池の金魚を狙っている鳥がいる。背中が黒い。図鑑を見たら、グンカンドリだった、と言った人がいた。「グンカンドリは南の鳥だから、迷鳥としてきたならだけど、ここら辺にはいないよ、と答えた。後日、その人と一緒のとき川べりにいる鳥を見て、その人が叫んだ。「ウチの金魚狙ったのはあの鳥!」「あれ、あれはゴイサギの成鳥、きれいでしょ」どこがグンカンドリだ、と思わず笑った。

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かぼちゃ

2012-11-16 20:40:27 | 

P1020216

栗将軍

9月に入るといつも北海道からじゃがいもやかぼちゃをとる。北海道は当麻町。でんすけすいかを買ったのがご縁の始まり。そして北海道を旅した時、偶然当麻「道の駅」に寄って、顔見知りになった。じゃがいもはお気に入りの「とうや」を指定しているが、かぼちゃは単にかぼちゃとしてしか注文していなかった。いつ届いてもほくほくしておいしかった。栗かぼちゃである。人にあげても喜ばれるので、かぼちゃの時期は何回もとっている。

                                                    

P1020214

栗ゆたか

                                                                                                                        

この栗かぼちゃ、美味しいのはいいんだが、実がかたくて、切るのに苦労する。初めのころは牛刀でたたき割っていた。今は力もなくなっているので、頭で切っている、なんて言い方をするとおかしいが、上下、ヘタをとり、そこをくりぬいて、包丁(牛刀なんて使わない、軽い包丁)を立て、テコの原理を利用して切っている。2,3分電子レンジにかけて、皮を柔らかくしてから切る方法も教えてもらったが、生の方がいいと、テコの原理を続けている。

                                                    

かぼちゃは小学生の時だったか、教科書の外来語で、ポルトガル人が持ち込んだものだが、名前はカンボジアから持ち込まれたから、カンボジアに由来すると教わった。だからカンボジア原産だろうと思って調べもしなかった。改めて辞書を引くと、かぼちゃはアメリカ大陸が原産地で、世界各国で栽培されているものだと分かった。日本では冬至にかぼちゃを食べる習慣があるが、これも明治以降の習慣のようだ。意外と明治以降のもので、古くからの伝承のように思われているものは多い。12月まで保存でき、保存しておくと甘くなる野菜として、喜ばれたのだろう。

もっとも戦中戦後、食糧難のとき、さつまいもと並んでかぼちゃは庶民の食卓の主だった。家庭菜園でも作っていた。量産をモットーにして作られていたから、美味しいものではなかった。だから長じても、私はサツマイモやかぼちゃは嫌いだった。言ってみれば、食べ物の好き嫌いは、当時食べさせられていたもので、戦争を思い出させるもの、といった、かなり戦争の後遺症がある。サツマイモやかぼちゃはトラウマから解放されたが、まだまだ食べられないものがある。私にとって、戦後は未だ終わっていないのである。                                                    

                                                    

P1020210 白い九重栗 これしか残っていない。

                                                                                                                        

先回、注文すると、「混ぜましょうか」と言われた。「混ぜるって、そんなに種類あるの?」と聞くと、種類はたくさんあるが、今入っているのは「栗将軍」「栗ゆたか」「白い九重栗」だという。で、混ぜてもらった。かぼちゃは収穫してから保存しておくと、澱粉が糖化して甘くなる。その代わりホクホク感は減っていく、のだそうだ。3つの中で、一番糖化が遅いのが九重栗だとも教わった。

届いたかぼちゃには、ひとつひとつ名前をつけてくれた。名前を味を確認するために2軒で半分ずつ分け、同じ煮方で試してみた。初めは栗将軍、次が栗ゆたか、どちらもホクホクもしているし、甘みも十分あって美味しい。ちょっと区別がつかない。

最後に白い皮の九重栗を煮てみた。ホクホクは一番、これは菓子だねぇ。栗みたい。これはいい。人にあげようと、注文すると、九重栗はいま、品質のいいのがないから、白い皮の雪化粧にしたら、と勧められた。もちろんそんな品種も知らない。ではそれ、と頼んだ。届くのが楽しみだ。

P1020218 雪化粧

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This land is your land.

2012-11-14 17:35:28 | アート・文化

Food INCのBGMで思い出して、「This land is your land .」の歌詞を検索した。この歌はPPMやBrothers Fourが歌ってるのを覚えたものだ。とはいうもののちゃんと覚えているわけではない。両グループとも軽快で楽しそうに演奏していた。内容だって明るいから、アメリカ賛歌の陽気な曲だと思っていた。

ところが他の人のブログを見ていると、こんな書き込みに気が付いた。「これはウディ・ガスリーの作曲で、1930年代の大恐慌の時の貧しい労働者たちのために書かれた曲です。内容が”反社会的”という理由で、その歌詞の一部が省かれてこれまで多くのシンガーによって歌われてきました。」

ウディ・ガスリーを探すと、たくさんあった。彼のライブを載せておく。

http://www.youtube.com/watch?v=XaI5IRuS2aE

反社会的ってどういうことだろう。そこで原詩を探した。私が覚えた歌詞にはないフレーズがある。知らないわけだ、たしかにBrothers Fourの歌詞にはない。いろいろ読んでいると、胸にくるものがある。

この部分が省略されたところのようだ。webからお借りして付け加えてみた。

There was a big high wall there that tried to stop me;
Sign was painted, it said private property;
But on the back side it didn't say nothing;
That side was made for you and me.

大きく高い壁が私を阻もうとした
書かれたサインには私有地とあった
でも、その裏にはなにも書いてなかった
そちら側があなたたちと私のものだ

In the shadow of the steeple I saw my people,
By the relief office I seen my people;
As they stood there hungry, I stood there asking
Is this land made for you and me?

教会の塔の陰にいる人々が見える
救援事務所の側にいる人々が見える
飢えて立って並ぶ彼らたち、私は並んで訊ねる
この土地は私たちのためにあるのかい?

Nobody living can ever stop me,
As I go walking that freedom highway;
Nobody living can ever make me turn back
This land was made for you and me.

誰も私を止めることはできない
自由の道を歩き続ける限り
誰も私を後戻りさせることはできない
この土地は私たちのためにある

(訳詞:森田 玄)

なるほどBGMを聞いたときの悲しい感じは、実は歌本来のものだったんだ。

いろんなヴァージョンはあるが、ひとまず歌詞をのせておく。

                                                                                                                     

This  Land is Your Land.

This land is your land,
This land is my land,
From California
To the New York Island,
From the redwood forest,
To the Gulf stream waters,
This land was made for you and me.

As I was walking,
That ribbon of highway,
I saw above me
That endless skyway,
I saw below me
That golden valley.
This land was made for you and me.

I’ve roamed and rambled
And I’ve followed my footsteps
To the sparkling sands of her diamond deserts
And all around me a voice was sounding
This land was made for you and me

The sun comes shining
As I was strolling
The wheat fields waving
And the dust clouds rolling
The fog was lifting a voice come chanting
This land was made for you and me

As I was walkin’
I saw a sign there
And that sign said no trespassin’
But on the other side
It didn’t say nothin!
Now that side was made for you and me!

In the squares of the city
In the shadow of the steeple
Near the relief office
I see my people
And some are grumblin’
And some are wonderin’
If this land’s still made for you and me.

Nobody living can ever stop me
As I go walking
That freedom highway
Nobody living can make me turn back
This land was made for you and me

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Food inc

2012-11-12 22:27:23 | 

目薬がなくなったので、眼科へ行った。眼圧が高いといって、いつもより綿密に調べてくれた。目薬はきちんと朝晩入れている。右目のボケはもう治らないだろう。

帰ってきてPCで「FOOD INC」と言う映画を見た。2008年制作。アメリカの食料事情をレポートしたものだ。食料が工業化されてる現状を、畜産、農業、種、と知っている企業名ばかり出てくる、そう、多国籍企業だ、安全性などあってなきがごとき現状を個別に取り上げている。ファストフードに踊らされている人々、低所得者は野菜を買うよりバーガーを買った方が満腹感を覚える、と訴える。なぜバーガーが安いのか。安い裏には戦慄を覚えるような現実がある。その実態は、一握りの資本に牛耳られたアメリカの農畜産の現状がある。鶏は50日足らずで3kgになるように改良されているが、(これは遠藤秀紀著「愛を独り占めした鳥」光文社にもよく描かれている)若鳥は自分の重みで歩けない。死ぬ鶏も多い。それを拾って埋めている。これは生きものじゃない。バーガーでOー157に感染して死んだ子どもの親たちが訴えるケヴィンズ法もようやく通過したが、反対する業界の巻き返しは強い。草食動物が経済動物とされ、トウモロコシを食べさせれらるために0ー157が増殖し、その菌が肉に付着し食中毒を起こす。その現状も写真が見せてくれる。種苗業者の独占化。知ってはいたがすさまじい。

                                                

肥満は個人の責任とは言うが、個人では抗えない資本の仕組みがある。食べものが工業化され、ベルトコンベアーに乗って流れてくるとすれば、食べる方もベルトコンベアーから離れられない一体化した状況にある。糖尿病は、3人に1人、低所得者は2人に1人、とそれによってもたらされるアメリカの悲劇。私にはほとんどは知っていることだが、それでも映像だから、見ていて気持ちが悪くなった。恐ろしささえ感じる。 アメリカはおしまいだなと言う感はぬぐえない。日本だってたいして変わらないが、もちょっとはましかなとも思っている。しかし消費者運動の低下で実情はどうなんだろう。低所得者層は同じかもしれない。世界もこの巨大な資本の論理に巻き込まれている。                                   

もちろん、圧力にも屈せず、オーガニック農業をする人たちもいる。草で牛や豚を育てている農家もある。資本の力を倒すのは、買う側の意識が変わることだ。安ければいいでなく、いいものを選べば必然的にジャンクフードは消えていくのだが、馴らされた家畜どうような人間はなかなかそうしない。ここにジレンマがある。

ラストにBGMとして、歌、あれはカントリーに入るのかな、ゆっくりした調子で歌っている、が流れている。どこかで聞いた曲だ、一緒になって歌ってみた。そうだ、これは「This land is your land, this land is my land.」だ。私には痛烈な皮肉に聞こえるが、創った人たちには母国への悲しみを込めた歌なのだろう。

                                                

画像紹介:

http://www.cinemacafe.net/official/foodinc/

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