Cogito

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

ヒヨコが孵った

2010-06-25 20:26:51 | 動物記

Hiyoko2

昨日24日、またまたヒヨコが生まれた。もうEndeだと言っていたのだが、取っても取っても抱き続ける母ちゃんに負けて今回も抱かしてしまった。昨日の朝、どこからかピヨピヨというヒヨコの声が聞こえた。予定日だ、孵ったのか、と籠を見たが、温めていた母ちゃんもいないし、籠の中にはペンタの卵が二つと、日付が書いてある母ちゃんが温めていた卵があるだけ。もしかしてと、辺りを探してみたがひよこの姿はない。でも、鳴き声は聞こえる。もう一度、温めていた卵を取り出してよく見ると、殻が少し割られて薄皮がのぞいている。ピヨピヨと言う声は卵の中から聞こえる。母ちゃんのまねをして殻をこつこつと叩くと返事をするかのように、ピヨピヨも大きくなる。もうじき孵るんだ。そこで、卵を籠から出し、大きな鳥かごにタオルを敷いて乗せた。母ちゃんが帰って来たので、つかまえて鳥かごに入れた。ちゃんと温め続けている。

1

                                                                                                                                             

Hiyoko

午後見ると、卵の殻が隅に追いやられ、ヒナが孵っていた。黒と茶色の混じった、母ちゃん似。でもこれは卵屋さんの卵だから、母ちゃんとはまったく関係ないんだけど。

                                                                                                                                             

Funa

カメラを持ったついでにフーナ(ヤモリ)の姿も撮っておいた。シンハラ語でヤモリのことをフーナと言うので、フーナのフーコと名づけた。うん、この子、女の子なんだ。毎晩6時半ごろには現れる。6時半ではまだ虫はほとんどいない。じっと待っている。だから虫が来はじめると、動き回って捕ろうとする。この辺りの方蛾虫は少ないが、捕獲率はいいみたいだ。9時過ぎになると、蛾をはじめ虫たちがわんさと押しかける。

                                                         

あまり多いので逃げられてしまうことが多い。へたくそ、後から狙え、なんて声援が飛ぶのもこのころ。こちらからはヤモリのお腹も蛾のお腹も白く見えるんだが、表はヤモリも蛾も黒っぽい色をしているから、蛾がすぐ傍にいてもわからないのかもしれない。モットーに反するが、毎晩11時過ぎまで台所の電気はつけっぱなし。そう、ヤモリのためである。そして毎晩、飽きもせず、私も立ったまま、ヤモリの様子を見ている。

                                                            

昨日はチャドを医者に連れて行った。出来物が出来てやたらと掻くので。疥癬の一種と言うことだ。消毒薬と飲み薬と・・全部バッグに入れ、机の上においた。チャド、医者に連れて行かれたので、やたらと甘ったれる。そこをつかまえて薬を塗るので、私を避けている。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズメ2

2010-06-19 21:09:06 | 動物記

シフォンを受け取るスズメを観察している。ちょうど目より高い位置の枝から、タイミングよくフライングキャッチをするので、喉の下の黒い斑がよく見える。黒斑はどっかのCMよろしくノドグロと呼ぶことにした。もう10数羽のスズメがフライングキャッチをするようになった。ノドグロの大きなものは、まず必ずキャッチできる。やはり年の功なのだろう。しかしノドグロが小さいのは、落とす率が高い。「もう一度おいで!」と言う声に応えて、なんども繰り返し挑戦する様は実にかわいい。口にくわえても途中落としてしまうのだ。たいてい3回ぐらいでOKなのだが、多いのは5回を超えたものもいる。群れの中に一羽、嘴に黄色い色があるのがいる。初め、シフォンをくわえたまま、もう一度シフォンをねだりに来たのかと思ったが、そうではないらしい。しかとは見えないがどうも嘴の異常のようだ。とはいえ機能的には問題なさそう。

留鳥となった親鳥の生活圏は半径150mぐらいだと書いてあったから、スズメたちはどこからか私が窓近くに立つのを見張っているのだろう。窓近くに立つと一直線に飛んでくるから。

                                                         1                                                                  

さて、2冊目、「スズメの大研究」(国松俊英著 PHP研究所)を読んだ。これも小学中級以上となっている。この著者は、先の「わたしのスズメ大研究」の著者、佐野昌男さんにインタビューして、内容を載せている。こちらはこちらで視点が少し違うので、スズメに関する昔話もたくさん紹介されていて、読んでいてたのしい。

                                                         

中西悟堂さんのエピソードも載っている。悟堂さんは野鳥という造語を生み出し、野鳥の会を作った人である。その悟堂さんがスズメをならし、散歩に何羽ものスズメを連れて行った。スズメがそんなに人に慣れるなんて思いも寄らなかった当時の人たちは、悟堂さんをスズメの学校の先生と呼んだそうだ。悟堂さんがカラスをならした話を覚えている。毎朝、そのカラスが階段を歩いて上がってきて、寝ている悟堂さんの鼻をつまんで起すという話だった。だからその話を読んでからカラスを飼いたいものだとずっと思っていた。

                                                         

もっとも、現在は残念ながら野鳥をつかまえることも、飼うことも法律で禁じられている。スズメやカラスといえども捕まえて飼うわけにはいなかいのだ。鳥を拾って飼う事も出来ないのだ。

                                                         

人間に寄り添うようにして生きてきたスズメ、スズメの好物はまだ実って硬くならない米の汁。スズメは嘴を白くしてその汁を飲む。落穂拾いのイメージがあるが、まだ実らない稲の方がすきなのだそうだ。で、稲を荒らす害鳥として、農家からは厄介視されてきた。

                                                         

その事例としてプロイセンと中国が紹介されている。プロイセンは言うまでもなくドイツ、しかも有名なフリードリヒ大王の話だ。大王はサクランボが大好きだった。ところが実が成るとスズメがやってきて、たくさん食べてしまうのだ。

                                                         

我が家のサクランボも赤くなったところをスズメが突付いてしまう。ヒヨのように丸呑みできないので、片っ端から突付いてしまうのだ。私も「食べてもいいが、もちっと行儀よく食べろ」と怒鳴っている。

                                                         

フリードリヒ大王もすずめ退治を家臣に命令し、2年間で80万羽以上のスズメが退治され、城の周りからスズメの姿が見られなくなった。これでサクランボが食べられると大王は喜んだが、スズメがいなくなるとサクランボの木には毛虫がついて、芽や葉を食い荒らし丸坊主にし、サクランボはまったくならなかった。大王はスズメが害虫を退治してくれていたことがわかり、スズメを保護するようになったそう。

                                                         

中国も1954年ごろ、四害としてネズミ、ハエ、スズメ、蚊の撲滅運動を展開した。ちょうどそのころ、日中友好協会の人たちと仲良くなっていたので、この事実を知り、スズメを害に入れるべきでない、絶対にしっぺ返しが来る、と訴えた。もっともそんなことに耳を貸す人はいなかった。当時だけで11億羽のスズメが殺され、北京の町からもスズメの姿が消えてしまった。その結果、害虫が増え、雑草が伸び、凶作になり、四害からスズメははずされ、新たにナンキンムシがくわえられた。

                                                         

ちょっとドッキリするのは、スズメが消えているのは日本だけではないということだ。イギリスでもロンドンからイエスズメの姿が消え、王立鳥類保護協会が賞金までつけて原因究明にのりだした。理由はいろいろ上がっているが、証拠付けられてはいないそうだ。複数の原因が相乗しているのだろう。ヨーロッパでも減っているそうだ。むかしの野鳥の会のカレンダーに「今日は鳥、明日は人間」というスローガンがかかれていた。今も載っているのだろうか。環境汚染に痛めつけられるのは、まさに明日は人間なのだ。

                                                         

◇スズメ新聞:

http://www005.upp.so-net.ne.jp/kks1377/index.htm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズメ

2010-06-17 23:44:37 | 動物記

4_2

先日、Yahooのトピックで、スズメが減少している記事を見た。日比谷公園での調査、減少している原因などが書いてあった。全国的にスズメが減少しているのは知っている。その記事の中で、スズメの寿命は1年3ケ月、長くても2、3年。スズメのヒナの75%が成鳥にはなれない、というような説明があった。あらま~。

スズメとは子どものころからだから、長い付き合いである。出会いもいろいろある。経験としてスズメの生態は知らないわけではない。とはいえ、スズメの生態の研究など、きちんと読んだことがない。身近な故に知らない、ということも多いはずだ。

                                                         

そこで「わたしのスズメ研究」(佐野昌男著 さ・え・ら書房)と「スズメ大研究」(国松俊英著 関口シュン絵 PHP研究所)を取り寄せた。「わたしのスズメ研究」はやさしい科学、動物セットの一冊、小学校高学年用である。さらさらと読み終えた。

                                                          

スズメの仲間には15種類あって、そのうち日本には2種、スズメとニュウナイスズメがいる。スズメは一般に留鳥だが、ニュウナイスズメは旅鳥である。以前、南足柄の工業団地予定地がニュウナイスズメの営巣地なので、工業団地の開発をやめてくれと神奈川県に訴えたことがある。県から、環境アセスの結果、ニュウナイスズメの営巣には影響がないという型どおりの返事をもらった。もっともその工業団地はできあがったが、うまく機能していないようである。人間のやることは、だ。                                               

スズメとよんでいるのは学名はPasser montanus、英名をTree sparrowという。いま新たにユーラシア大陸に分布しているイエスズメ(英名はHouse sparrow)がロシアから北海道へそして北海道からから南下の兆しを見せているという。イエスズメとはヨーロッパでよく見かける頭が灰色のスズメのことだ。ヨーロッパだけでなく、ユーラシアにもいる。バングラデシュでも見た。スズメより体が大きい。私はこの頭の灰色のスズメを、勝手にヨーロッパスズメと呼んでいた。 英語やドイツ語のヨーロッパの鳥の図鑑持っているくせに、スズメの項など見もしなかった。めずらしい鳥しか調べなかったのは手落ちだった。

                                                         

スズメのルーツはナイル川上流、祖先たちは進化をしながらナイル川を下り、アフリカ大陸へ8種類が分散した。ナイル川を下ったスズメは中近東に東進しながら、ヨーロッパ大陸とアジア大陸に7種類に進化し、分散して行った。その中でイタリアスズメはアフリカからチュニジア、シチリア、イタリア半島へ。現在イタリア半島だけにしか住んでいない、どうもアルプスが越えられなかったかららしい。姿も違うが、イエスズメの方が人間にはなれなれしく、イタリアスズメの方が警戒心が強い、というのである。

これを読んですこぶる残念がっている。イタリアにはなんども足を踏み入れているし、スズメも見ているとは思うのだが、知らない故にヨーロッパのスズメと言う認識以外に注意して見ていない。                                                        

同様にモロッコからジブラルタル海峡を渡りスペインに入ったスズメ、ここでもピレネーに阻止されてヨーロッパ大陸に入り込めないらしい。もちろん、スペインにだって行ったことはある。鳥の写真も撮っている。ツバメは印象に残っているのだが、スズメは・・・

                                                         

筆者の佐野さんによると、日本でもスズメのいない地域があるようである。小笠原諸島にはいない。ヘクラ島にもいない。人間と共に生きてきた鳥なので、集落と米の耕作のあるところには来るが、過疎化するとスズメもまたいなくなると言う。興味深い話である。

                                                         

スズメのカップルは4月、営巣し、卵を5,6個産む。最後の卵は止め卵といい、見た目がちょっと違う。止め卵を産むと、合図のように抱卵し始める。抱くのはオスも抱くが、メスの方が三分の二ほど多く抱く。抱卵12日目にいっせいに孵化する。孵化し、巣立ちするまでの期間を育雛期といい、ヒナに餌を与えることと、ヒナを温めるのが親の仕事。育雛期間は14日間。親とほぼ同じ大きさになる。巣立ちしたヒナは他の鳥同様、二度と巣に戻ることはない。ただしこの期間はヒナにとっては一番危険な時期、外敵に襲われて命を落とすことが多い。巣立ちして11日目、巣立ったヒナたちは親から別れ、ひとり立ちしていく。巣立ちした若鳥たちは親たちの縄張りを離れ、群れをつくり、移動していく。

孵化率はおよそ60%、巣立ち率は30~50%、寿命は平均3~4年程度。

                                                          

スズメのあごにある黒斑、あれは年齢をあらわしているとか、ヒナには黒斑はない。なるほど、なるほど。雄雌の違いは外見からは分からないそうだ。いま私の投げ与えるシフォンをもらいに来ているスズメたちは若鳥の集団のようだ。へ~、へ~。おもしろかった。

                                                         

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カメラ

2010-06-12 10:59:37 | 日記・エッセイ・コラム

カメラを預けに銀座のキャノンサービスセンターまで行ってきた。プリントして縦線が入っている画像を数枚と、そのポジも持って。縦線はカメラのせいではないと言われ、ほっと。スキャナかプリンターのせいではないかと言われたが、プリンターだったとしたら、Photoshopで線を消したものも縦線が入っているはず。消したものは消えているから、どうもスキャナのせいらしい。プリンターはまだ新しいし、スキャナだって、我が家では新参者の部類だ。ともかく、機能的にはカメラもレンズも故障はまったくないので、点検と掃除を頼んだ。カメラもレンズも部品の保存期限が過ぎているので修理があっても出来ないと念を押された。「長いこと愛用してきたのだから、掃除ぐらいしてやりたいからね。でもこういうカメラの部品を処分してしまうなんて、日本的だねぇ。じゃ~、このカメラは故障するまで使うことにするよ」19日に出来上がって宅配で届いたときに、代金は支払うのだそうだ。修理代は2万5千円ぐらいかかるようだ。

                                                          

私のカメラボックスにはEOSとレンズが並んでいる。カメラを始めたときはオリンパスを使っていいた。それが壊れてしまったので、新しいカメラを買おうと思ったとき発売されたのがEOS620だった。次に買ったのがEOS1000、そしてEOS552台、EOS1とEOSを買い続けてしまった。それはレンズが使えたからだ。

                                                         

ツァイスのレンズがほしくて、コンタックスを買ったことがある。でもレンズはゾナー1本しか持っていないし、カメラ本体がとても重かったので、そのままカメラボックスにしまいっぱなしになってしまった。

                                                         

日記を書き始めていると、昼近く、天気がいいから箱根に行こうとPapasanが言った。青いけしの盛りは過ぎてしまったかもしれないが、見に行こう、と。そこで55とコンタックスを持って出かけた。長いこと使っていなかったので、コンタックスのフィルムのいれ方を忘れてしまっていた。電池も入れ替えた。いざ使い始めると、失敗ばかり。ズームがさかさまであることも忘れていたし、とり終わったとき手動で巻き戻すのも忘れていた。

                                                         

フィルムを使い終わって、気がついた。それがこの花。仕方がないのでコンパクトデジカメで撮ったのがこの花の写真。こうやってブログにいれるだけならこれでもいいが、プリントすると、薄っぺらで、フィルムにはかなわない。やはり好かないよ。

B3 B5

B4 B2

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新手の??

2010-06-08 11:07:56 | 日記・エッセイ・コラム

「こちらはユビキタス・・と申します。お宅の電気料金を契約設定の変更することで、お安く出来ます」といったような電話がかかってきた。「お宅の電気料金はどのくらいですか?」「そうねぇ、月、1万円以上かな」「高いですねぇ、どうしてそんなに高いんですか?」「たくさん使っているからよ。冷蔵庫は3台あるし・・・」「電気をたくさんお使いの家庭ほどお安く出来ます」「なんで~?そんなに払いすぎているの?東電が儲けすぎているってこと?」「そういうことになります。いまお客様の地区を説明に回っております。お時間いただければ説明に伺います。明日はいらっしゃいますか?」「いるつもりだけど」「なら11時に伺います」なんか胡散臭かったが、どうして安く出来るのかそのからくりを聞いてみたいと思った。

                                                          

でも、一応東電に電話をした。「ユビキタスという会社は当社とは関係ありません」という返事。ついで、小田原消費者センターに、これに関する情報があるかどうか電話してみた。情報はないということだった。からくりは分からなかった。                    

翌日、午前中にユビキタスの説明員から電話があった。「お約束の11時に用事が入ってしまってうかがえない。午後はどうでしょうか」というものだった。「なら、いいわ、午後から出かけるから」と断った。

                                                           

ネットを調べるとユビキタスエナジーという会社があり、HPで電力の節減を訴えている。それを読むと、中小企業など電力を多く使うところに、ブレーカーをつけ、節電しているようである。ただし設定変更にはお金がかかる。しかもそのためにリース代もかかる。要するに現料金から節電した分の料金を引き、さらにリース代を支払って、その残りの差額分が浮くと言うことになるらしい。工場のように多量の電気を使うところは有効かもしれないが一般家庭ではどうだろう?説明を聞かなかったから、リース料金が分からないが、ばかばかしきことにもなりかねない。もっとも、HPのユビキタスエナジーが、電話の会社であるかどうかも分からない。勘ぐれば、省エネを狙った新手のさぎかもしれない。

たしか、領収書に7月から原油があがったから電気料金がたかくなると書いてあったように覚えている。電力会社の経営内容は問題がないわけではないが、一般人としては、安いにひっかかってはいけない。この話は要注意!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする