昨日24日、またまたヒヨコが生まれた。もうEndeだと言っていたのだが、取っても取っても抱き続ける母ちゃんに負けて今回も抱かしてしまった。昨日の朝、どこからかピヨピヨというヒヨコの声が聞こえた。予定日だ、孵ったのか、と籠を見たが、温めていた母ちゃんもいないし、籠の中にはペンタの卵が二つと、日付が書いてある母ちゃんが温めていた卵があるだけ。もしかしてと、辺りを探してみたがひよこの姿はない。でも、鳴き声は聞こえる。もう一度、温めていた卵を取り出してよく見ると、殻が少し割られて薄皮がのぞいている。ピヨピヨと言う声は卵の中から聞こえる。母ちゃんのまねをして殻をこつこつと叩くと返事をするかのように、ピヨピヨも大きくなる。もうじき孵るんだ。そこで、卵を籠から出し、大きな鳥かごにタオルを敷いて乗せた。母ちゃんが帰って来たので、つかまえて鳥かごに入れた。ちゃんと温め続けている。
午後見ると、卵の殻が隅に追いやられ、ヒナが孵っていた。黒と茶色の混じった、母ちゃん似。でもこれは卵屋さんの卵だから、母ちゃんとはまったく関係ないんだけど。
カメラを持ったついでにフーナ(ヤモリ)の姿も撮っておいた。シンハラ語でヤモリのことをフーナと言うので、フーナのフーコと名づけた。うん、この子、女の子なんだ。毎晩6時半ごろには現れる。6時半ではまだ虫はほとんどいない。じっと待っている。だから虫が来はじめると、動き回って捕ろうとする。この辺りの方蛾虫は少ないが、捕獲率はいいみたいだ。9時過ぎになると、蛾をはじめ虫たちがわんさと押しかける。
あまり多いので逃げられてしまうことが多い。へたくそ、後から狙え、なんて声援が飛ぶのもこのころ。こちらからはヤモリのお腹も蛾のお腹も白く見えるんだが、表はヤモリも蛾も黒っぽい色をしているから、蛾がすぐ傍にいてもわからないのかもしれない。モットーに反するが、毎晩11時過ぎまで台所の電気はつけっぱなし。そう、ヤモリのためである。そして毎晩、飽きもせず、私も立ったまま、ヤモリの様子を見ている。
昨日はチャドを医者に連れて行った。出来物が出来てやたらと掻くので。疥癬の一種と言うことだ。消毒薬と飲み薬と・・全部バッグに入れ、机の上においた。チャド、医者に連れて行かれたので、やたらと甘ったれる。そこをつかまえて薬を塗るので、私を避けている。