Cogito

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キティ台風

2007-08-31 19:36:22 | 日記・エッセイ・コラム

キティ台風なんて覚えている人はいるだろうか?アメリカに倣って、戦後、台風の名前に外国人の女性の名前をつけていたがキティはそのひとつ。

今日はなんの日?ではないが、1949年、昭和24年8月31日、キティ台風の中心は小田原を直撃した、すなわち、小田原に上陸したのである。被害は大きかった。熱海でも被害は大きかった。当時私は小学校6年生、伊豆山に住んでいた。

近所の消防団(だったと思うが)オジサンが見回りにまわっていて高波にさらわれたのか、行方不明になった。高波は伊豆山の海岸をめちゃめちゃにし、防波堤の灯台の石積みも壊した。台風が通り過ぎたとき、窓から眺めていると、高波は灯台を襲い、積み木崩しのように石積みがひとつひとつ落とされていくのが見えた。熱海の釣堀もなくなった。

この影響だろう、社会科でキティ台風の被害を調べた。それからも台風が日本を襲うたびに全壊、半壊、床上浸水、床下浸水、がけ崩れ、などなど、新聞を見ては、被害を事細かにノートしていた。戦後のこともあって、ひとたび台風に見舞われると、各地の被害は大きかった。

その記憶があるから、ずっと台風が来ても被害が出ないようになって、ほっとしていたのだが、最近ではまたまた歴史がぶりかえしたように台風の被害が大きくなった。台風が巨大化し、強力になったからだ。環境問題がささやかれ始めたころ、温暖化で、海水温が2℃上がると巨大台風になると予想されていたが、真実になった。

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ついてないよ

2007-08-30 20:21:25 | 日記・エッセイ・コラム

歯医者が終わったので、皮膚科へ行った。皮膚科で、ベッドに横になってと言われ、寝そべるとき痛い左肩をかばったら、右肩がぎくりと痛んだ。あぶない、と思ったが、案の定、右腕が上がらなくなった。痛みも激しい。左肩のときと同じ症状だ。なら、もう我慢するしかない。

左をかばって右を使っていたから、そのツケが出たのかも。しかし右は利き腕、何をするにも右手は使う、気なしに使って、激痛が走り、痛~い、と悲鳴を上げる。なんてったって、右が使えないのは辛い。 マウスを動かすのも痛い。

先月ごろ、右手の手のひらに傷が出来た。痒いので掻いていたら、赤い斑点が広がって、まるで痣のようになった。引っかくと体液が出る。もしかしたら、水虫かも。でも水虫が手のひらに出るかなぁ。水虫の薬をつけてみたが、効き目はない。違うようだ。やはり一応専門家に見ておいて貰おう。

かかりつけの皮膚科は熱海のアオキ・クリニックだ。あそこはいつも患者でいっぱい。躊躇していた。Papasanも背中に噴き出物が出来た。じゃ~、連れ医者だ、二人で行こう。

手のひらを見せると、この湿疹は親から貰った体質だという。
手のひらや足の裏の湿度を測ったり、手足の体温を測ったり、 原因は冷えだそうだ。内臓が心臓以外は冷えている。だから症状が現れるのだと。

本来寒がりやだから、体は温めている方だが、それにしても今年の夏は暑かった。それに冷房の利いたところに毎日長時間いたからそういう影響もあったのかな。風呂の入り方まで指導された。生野菜や刺身はお昼まで、夜はパンと紅茶ぐらいにして、なんて言われた。そうそう、夜は煎茶を飲まずにほうじ茶か紅茶にして、とも言われた。何で煎茶が体を冷やすことにつながるんだろう??夕食を軽くするのはいいのだが、食習慣をがらりと変えるのは大変だ。素直に聞いてきたが、親から受けついた体質じゃ~、仕方がない。ヘルペスと同じだ。

年をとって、体力が落ちると、いままで隠れていたものがいろいろ現れるんですね。しゃ~ない。死ぬまでつきあいましょう。

そこへこの五十肩、こっちの方が深刻だ。

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こころづもり

2007-08-24 10:47:52 | 日記・エッセイ・コラム

年とともに予定にないことを、ひょいひょいとやるのが億劫になってきた。それほど予定をたててきちんと行動する方ではない。しかし、今年のように、そうでなくても夏ばて状態のとき、予定にないことが入ると、疲れてしまう。前以て今年はこういうことがあると心づもりをしておくと、人間というものは頑張れるものだ。その逆は辛い。

いろいろ事情があって、予定していなかった子ども陶芸の手伝いをすることになった。夏休みの子ども陶芸は毎年のことであったから、夏はこれをするという意識が自分の中にあった。しかもまだ少しは若かったから、平気だった。

子ども陶芸にかかわらなくなって4、5年になる。もう私がやるものではないと思い込んでいた。ところが、突如としてこれをやらざるをえなくなったのだ。これはきつい。心構えがないと体がついてこない。でも義務感はあるから、暑いさなかも出かけていくが、これはやはり年のせいだろう、帰るとバタンキューと寝てしまう。高齢者の仲間入りをしてかなりになるが、なるほどと自覚させられることまだまだ多しである。

昨日は釉薬掛だった。80人の子ども達が2班に分かれて、素焼きされている自分の作品に釉薬をかける。下絵を描く子、そのまま釉薬を掛ける子、さまざまだが、おかしかったのは、手の洗い方だった。蛇口から水を流しっぱなしにして洗うので、釉薬のついた手を洗面器に水をためて洗うことを教えた。そのほうが早くきれいになるし、水の節約にもなる。そして自分が使ったら、次の人のために洗面器に水を入れておくことも。子ども達は素直に従った。こういうことも教えなきゃなぁ。

今日は本焼き。枯れ木も賑わいで、午後から手伝いに行った。温度が上がるにしたがって、部屋は、冷房は入っているし、扇風機も2台回っているし、ドアも窓も全開にもかかわらず、まるでサウナに入っているような暑さ、外の方が涼しい。しかも長時間暑さの中。暑さでくたくたになった。やだねぇ。

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ヤブキリ

2007-08-18 14:56:26 | 動物記

Yabu4_1 二階の踊り場にオオヒメグモが網を張っている。下は虫の死骸でいっぱい。もうそろそろ掃除をしていいだろう、とホウキをもって上がって行った。窓の敷居にヤブキリがいる。ガラス戸がしまっているから逃げられなくて弱っているのかと、窓を開けて、よくよく見ると、弱っているどころか、ハチを食べている最中だった。ヤブキリがハチを食べているところなど、見たことがなかった。

食事中、じっくりと観察させてもらった。顎の中から出ている緑の手みたいなものはなんだろう。これで抑えながら獲物をかんでいる。前足の刺もすごい。

むしゃむしゃとお尻に部分から食べはじめ、肩にかぶりついた。10分ほどすると、食べかすを残して、悠然と窓から出て行った。体長は50mm。

                                                

                                    

Yabu1 Yabu2Yabu3 Yabu4

ハチを捕まえて食べるヤブキリ。                        

  

               

                                              

                                           

Yabu5togeasi 獲物を掴んでいる前足の刺を見て

     

                                      

                                        

Yabu6senaka ヤブキリの特徴の背中の部分を

                                      

                                                                                 

Yabu7 足の先を

       

                                              

                                         

Yabu8_1 食事が済んで、壁を登り始めたヤブキリ。

なんと糞をした。 

それにしても羽のある蜂をどうやって捕まえたのだろう。

窓にうろうろしていたところを捕まったのだろうか。

                                                                                                                      

Bee_1 食べられた蜂の残骸。お尻はからっぽ。 

                                                                                                                     

他の写真はクモ日記0708の8月18日に入れてある。

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ペルー地震

2007-08-17 21:32:47 | 日記・エッセイ・コラム

ペルーでM7.0の大きな地震が起こった。イカ付近が被害が最もひどいようだ。礼拝中に教会が倒れ、何百人もの人が亡くなったとか。死傷者の数はずんずん増えている。 ピスコとかイカとかなつかしい地名が出てくるので被害の状況は気にしている。

イカは海岸からつづく乾燥地帯の中にある。リマからイカに飛んだとき、その砂漠を見下ろしていた。イカはナスカへの基点である。イカから遊覧飛行機が出ている。

これで知ったのだが、ペルーは結構地震が多い国だ。にもかかわらず、建築物は石積みであり、鉄筋はほとんど入っていない。地震国に生活しているので、他所の国に行くと、住宅建設の鉄筋の数の少なさに、少ないだけじゃない、鉄筋も縦だけで横に入っているのはほとんどない、いつもこれで大丈夫なのかと余計な心配をしてしまう。

インカがつくった石積みの建造物は、ちいとやそっとの地震ではびくともしない。その例としてクスコにある教会が挙げられている。インカの神殿の上にスペインが教会を作ったが、地震で教会は崩壊したが、下のインカの神殿の基礎部分はびくともしなかった、というのである。

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