Cogito

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腰痛

2014-01-24 10:59:06 | インポート

昨日の朝、ストーブをつけ、いつものように湯を沸かし紅茶を淹れ、パンを焼いて食べた。カポとトービーに餌もやった。そして椅子に腰かけた時、ギクっとした。まずい!おいでなすった!!さぁ、大変、もう動けない。ちょっと姿勢を変えようとしただけで、飛びあがるような痛さだ。こうなったら、おとなしくしているしか仕方がない。鎮痛剤を飲んで、効くまでじっとしている。もっとも、papasanに仕事を頼むのだが、役に立たなくていらいら。具合が悪い時は、やはりいらつく。

この腰痛は経験があることだから、まだ冷静にしていられるが、本当に動けなくなってしまったら、どうしよう、そういうことも考えておかなければならないだろう。

死への準備、これは以前から考えてはいるが、現状を前提にしているから、まだ甘い。幸いに、この年になるまで病気で入院したことがない。出来ればこの状態のまま死を迎えたいものだと願ってはいるが。

                                                      

動けないので、こんなとき、CDをかければいいのだが、プレイヤーに手が届かない。目の前にあるPCで遊んでいる、と言っても、マウスの動かし方でずきんと来ることもある。

で、こんな画像を見つけた。以前から、標本しか見たことがないから、映像でいいから、生きて泳ぐ姿が見たいと思っていた、リュウグウノツカイである。

http://www.youtube.com/watch?v=qeOaumx7wHc&feature=player_embedded

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アンセル アダムス

2014-01-21 09:52:41 | アート・文化

DAYSフォローアップを見ていると、下の方に「うん?」と感じる写真があるのに気がついた。説明の字は小さくて見えないが、この雰囲気、アンセル アダムスだ。眼鏡をかけてみると、アンセル アダムス(ANSEL ADAMS)の写真展のお知らせだった。2月2日まで。ちょっと行かれないな、一月に二度東京へ行くのはきつい。早くわかっていたら、三井記念美術館へ行った時、寄ってきたものを、と残念がっている。

                                                  

アンセル アダムスの写真は、湯河原駅前のナガタ眼科の待合室に、山の稜線を写した、モノクロの大きな写真が飾ってある。いい写真だ。行くたびにじっくりと眺めさせてもらっている。アンセル アダムスらしく、静謐な写真である。待合室にはピカソの陶板画もある。

                                                         

写真を始めたばかりのころ、もう30年以上前のことだが、(写真は和美さんから基本的な手ほどきを受けた。その後、NHK学園の通信講座を受けていた)、親しくなった写大出の写真家が、数冊ずつ写真集を貸してくれた。その一番初めの写真集がアンセル アダムスのものだった。写真はもちろん説明文もしっかり読んだ。あの有名な一枚を取るために1ケ月待った、という記述も読んだ。もっとも入江泰吉は一枚の写真のために十数年は通っていたとその後知った。

                                                      

写真集を貸してくれた人は、写真は数多くとること、良い写真をたくさん見ること、と教えてくれた。たしかに、写真に限らず、良い作品をたくさん見ることは必要だ。絵や工芸は若い時から、いいものを見てきたが、写真はあんまり縁がなかった。ただ、偶然入った画廊で、ヒマラヤの写真展が開かれていた。山は好きだったから、興味を持ってみたのだが、写真にヒマラヤのピント張りつめた冷たい空気を感じた。いや、空気まで写し取るとは、写真も素晴らしいものだ、とはその時感じはしたけれど。

それからは写真展を見て歩いた。アダムス、ブレッソン、アジェ、マン・レイ、キャパ・・・20世紀を代表する錚々たる写真家たちの展覧会を見歩いた。写真の歴史も学んだ。もちろん日本の写真家たちの作品も。土門拳は酒田まで尋ねて行った。日本の写真家たちも大勢、お気に入りはいる。写真美術館はよく通ったが最近はご無沙汰。

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音楽三昧

2014-01-19 22:31:31 | アート・文化

「シューベルト貸して」「そこに積んであるよ」CDの細かい文字をじっと見ているpapasan。「表見せて、あ~、それは違う」見せられる表を見て、どれも的確にこたえる。「そこにあるの、ほとんど私が買ったCDだからね」お目当てのシューベルトの即興曲を手に、「それにしてもずいぶんあるね」と、他のCDも物色している。「それはユンディリ。ユンディリは発売するとお知らせが来るから全部買っているよ」「ベートーベンがあるよ」「まだベートーベンは弾いていないのじゃないかな。プロコフエフなら小沢征爾と共演したのがあるよ」「ほら、これベートーベンでしょ」と言って目の前に置いていったCD。確かにベートーベンだ、しかも演奏者はユンディリ。はて、いつ買ったんだろう??覚えていないってことは演奏が気に入らなかったのかも。

                                                         

そこで、かけてみた。初めは悲愴ソナタだ。出だしの音を聞いて、なるほど、これじゃ気に入らない。でも悲愴だけは全部聞いてみた。なんの感動もない。耳直しだと、ケンプの同じ曲をかけた。出だしだけで、こちらの気持ちをわしづかみにされた。間の取り方も、曲想も、堂々として、ピアノが生き生きとうたっている。感動もある。ユンディリには可哀そうだが、まだまだだねぇ~、雲泥の差だ。やはり大家は大家だ。続いてブレンデル。これまた違う。そこへグルダのベートーベンが届いた。CD12枚で4000円ちょっと。グルダも好きなピアニスト。だからこの安さに飛び付いたのだ。グルダはいかにもグルダらしい。みんなそれぞれに音が違う。もちろん曲想も違う。一日、ベートーベン三昧、おかげで、頭の中はベートーベンのソナタとコンチェルトが鳴り響いている。

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万年筆

2014-01-11 15:23:23 | インポート

何十年と使い慣れていた万年筆のインクの出が悪くなって、もう数年になる。メーカー品だから、修理に出せば直してくれるのは分かっているが、もういい、とそのままにしてある。

                                                 

万年筆を使かわなくなってのしわ寄せは、手紙を書かなくなってしまったことだ。メモは水性ペンを使っているし、書類などはボールペンの方が役に立つ。連絡もほとんどメールで送っている。第一、漢字を忘れてしまっているので、書くたびに辞書をひかなければならない。その点、ワードなら変換してくれるから、もっとも誤変換が多くてそれなりに苦労はしているが、度の強い眼鏡をかけて辞書を引くよりは楽だ。そんな調子だから、万年筆は要らないだろうと思うと、さにあらずで不便している。

                                                  

同世代の仲間で、PCをやっている人は少ない。だから仲間からは、まめに自筆のお便りをいただく。電話でごまかしてしまうこともあるが、やはり自筆の返事が出したい。そうなると、水性ペンやボールペンでは味気ない。字には結構、こだわりがある。私は和紙の便せんにブルーブラックのインキが少し滲んだ筆跡が好きなのだ。大きな文字なら筆でもいいのだが、小さな文字となると、ペンの方がいい。

                                                        

そんなこともあって、手紙を書かなければと思いつつ、ずっと失礼し続けてきた。今年、珍しく水性ペンで手紙を書いた。必要にせまられてではあるが、見た目、美しくない、とぶすぶすぼやいている。もっとも眼鏡をかけて書いていながら自分の字が見えないのには驚いた。ほんとに視力が落ちているんだな。

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三井記念美術館

2014-01-10 21:28:59 | アート・文化

『楽茶碗と新春の「雪松図」』を見てきた。

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/index.html

http://www.mitsui-museum.jp/exhibition/past/131204.html

                                                

丸山応挙の雪松図は国宝、松に積もった雪にも凛として迫力のある松の幹。いいねぇ。

                                                     

楽茶碗は楽家の長次郎から15代まで、履歴、活躍した時期、作風などが簡単に紹介されている。楽茶碗の有名なものはほとんどお目にかかっている。お目当ては長次郎の「俊寛」。

いつもの通り、集中して、じっくりと眺めたので、すっかり疲れてしまった。

                                                

天気予報だと金曜日は寒波が下がってくるが、一日中晴マーク。で、娘と東京駅で会う約束をして出かけることにした。朝、窓から見ると、雪雲のような灰色の雲が山から下りてくるのが見えた。間もなく雨は降り始めた。やだねぇ、どうしよう。でも約束だから行こう、とpapasan。で厚着をして出かけた。晴マークなんて、どこが晴れてるのよう、うそつき。電車を待っている間が寒かったこと!

それにひきかえ、東京は晴れていて、日差しが暖かかった。 

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