真鶴駅5:50分集合。5:30過ぎ駅に着くともうバスは来て、参加者も何人か立っていた。岩で拾ってきてもらう2人が乗っていない。運転手さんに挨拶をし、聞くとこれから迎えに行く時間調整をしているのだという。そこで電話連絡すると2人はもうバス停で待っているというのですぐさま迎えに行ってもらう。みんな集まったので、6時前には出発。奥湯河原で6人を乗せ、ターンパイクをのぼる。霧が出てきた。十国は霧の中。1国を下り、そのまま伊豆中央道から新東名へ。新東名は初めてだが、これはラク。集中工事を懸念していたが、巻き込まれることもなく時間通り、運行。外は雨が降ったりやんだり。で、箱根越えの霧の中を常滑の焼き物の歴史を話している。
常滑に着いた。雨は降っていない。まずは陶の森資料館、陶芸研究所へ行く。バスを降りて5分ぐらい歩いた。通りのお宅の花がきれいで、みんなそれに気をとられながら。前来た時にはまだできていなかった施設だ。資料館は窯の中をイメージしたとかで薄暗い・でもよく整理されていて、昔の道具なども展示されていておもしろい。
続いて近くの陶芸研究所へ。ここは陶芸家の育成所。研究のためだろう、いろいろな窯が置いてある。研修生の若い男声に「トンネル窯はないの?」と聞くと、「トンネル窯を使っているところは現存していない」という返事。現存していなければ研修で使うこともないだろう。常滑で土管や瓦など、大量生産、効率性を重んじた窯であると読んではいるが本物はまだ見たことがない。
バスまで通りの家々の植え込みの花を眺めながら歩いている。朝顔のようなマメ科の花を見た。「なんて名前?」と主に訊ねたが、「しらない」という返事。帰って来て調べたらクリトリア、和名をチョウマメ(蝶豆)だとわかった。ここにあるお店はおもしろいよ。
次は食事。団体予約だから、期待はしていなかったけど、やはり美味しくなかった。食事を終え、外に出ると雨がかなり降っている。バスは建物の左後ろに止まっている。降っていなければ入口正面から出ただろうに、雨なので横にそれたのが運の尽き。10cmぐらいの段差があった。知らずにそこでつんのめった。そして正面の柱に激突。その反動で、今度は後ろの壁に後頭部をぶっつけた。痛~い!額に手をやると、見る見るうちにたんこぶが膨らんでいく。仲間が急いで保冷剤とおしぼりをもらってきてくれた。バスに乗ってたんこぶを冷やしているが保冷材は冷たすぎる。湿布を持っているのに気が付いてそれを貼る。ただしハサミがないので大きなまま。帽子の庇を下げて、ブラックジャックになるな、と。でもその割には痛くもないし、元気。
これから街歩きの自由行動なのだ。
陶磁器会館の横でバスを降り、陶の散歩道に向かう人たち、招き猫通りを歩く人たち、それぞれに歩いていく。私は招き猫通りの壁に埋め込まれた陶製の作品の写真を撮っている。反対側に移って、とこにゃんの写真を撮ろうとしたのだが、電線がどうしても切れない。とこにゃんとは大きな招き猫である。「見守り猫とこにゃん」と言って陶製で幅6.3m、高さ3.8mの大猫が、道の上からのぞいているのだ。
陶磁器会館の斜め前に急須会館がある。前にはなかったので、電話で問い合わせると、水曜日は開いている、急須ならどこよりもたくさん置いてあるということだった。そこで急須を買いに行く。
奥さんが店番をしていた。「急須を買いに来た」というと、「いつもどんな急須をお使いですか」と聞かれた。「以前からずっと常滑ですよ」というと「ありがとうごないます。常滑の急須で入れたお茶は美味しいんです」「そうですね。焼き締め陶器の鉄分がお茶のタンニンを吸収するからお茶が甘くなるのですね」
荷物を置かせてもらい、いろんな話をしながら急須を物色した。姿形はもちろん色、持ってみての感じ。
常滑の人間国宝と言ったら山田常山(故人)さんがいる。人間国宝の作品も見てみたい、あるかどうか聞くとケースの中に数点飾ってあった。やや背の高い急須。茶葉がジャンピングするから、合理的なのかもしれないが、私の感覚には合わない。
「きっと素晴らしい作品なのでしょうが、感覚的には現代作家の方が好きだな」と言って、現代作家の手作り作品を2点買った。かなり高級品。でも毎日使うもの。気に入ったものがいい。もう一つはいつも美味しくお茶を入れてくれる和美さんへのお土産。
そうこうしているうちに散歩道を歩いた人たちが戻ってきた。喫茶店のありかを聞くと、陶磁器会館の横にあるというので行ったのだが水曜日は定休日。
散歩道を歩いた人たちもお店はしまっているところが多かったと残念がっていた。
計画の段階で水曜日は休みが多いんじゃないかと懸念して公のところは調べたが個人商店までは調べなかった。若い人の仕事の都合を優先したが裏目に出てしまったようである。
カメラは一眼レフとコンデジと2台持って行ったのだが、雨のこともあり、たんこぶハプニングもあり、そんなに撮ったとは思えない。
常滑に着いた。雨は降っていない。まずは陶の森資料館、陶芸研究所へ行く。バスを降りて5分ぐらい歩いた。通りのお宅の花がきれいで、みんなそれに気をとられながら。前来た時にはまだできていなかった施設だ。資料館は窯の中をイメージしたとかで薄暗い・でもよく整理されていて、昔の道具なども展示されていておもしろい。
続いて近くの陶芸研究所へ。ここは陶芸家の育成所。研究のためだろう、いろいろな窯が置いてある。研修生の若い男声に「トンネル窯はないの?」と聞くと、「トンネル窯を使っているところは現存していない」という返事。現存していなければ研修で使うこともないだろう。常滑で土管や瓦など、大量生産、効率性を重んじた窯であると読んではいるが本物はまだ見たことがない。
バスまで通りの家々の植え込みの花を眺めながら歩いている。朝顔のようなマメ科の花を見た。「なんて名前?」と主に訊ねたが、「しらない」という返事。帰って来て調べたらクリトリア、和名をチョウマメ(蝶豆)だとわかった。ここにあるお店はおもしろいよ。
次は食事。団体予約だから、期待はしていなかったけど、やはり美味しくなかった。食事を終え、外に出ると雨がかなり降っている。バスは建物の左後ろに止まっている。降っていなければ入口正面から出ただろうに、雨なので横にそれたのが運の尽き。10cmぐらいの段差があった。知らずにそこでつんのめった。そして正面の柱に激突。その反動で、今度は後ろの壁に後頭部をぶっつけた。痛~い!額に手をやると、見る見るうちにたんこぶが膨らんでいく。仲間が急いで保冷剤とおしぼりをもらってきてくれた。バスに乗ってたんこぶを冷やしているが保冷材は冷たすぎる。湿布を持っているのに気が付いてそれを貼る。ただしハサミがないので大きなまま。帽子の庇を下げて、ブラックジャックになるな、と。でもその割には痛くもないし、元気。
これから街歩きの自由行動なのだ。
陶磁器会館の横でバスを降り、陶の散歩道に向かう人たち、招き猫通りを歩く人たち、それぞれに歩いていく。私は招き猫通りの壁に埋め込まれた陶製の作品の写真を撮っている。反対側に移って、とこにゃんの写真を撮ろうとしたのだが、電線がどうしても切れない。とこにゃんとは大きな招き猫である。「見守り猫とこにゃん」と言って陶製で幅6.3m、高さ3.8mの大猫が、道の上からのぞいているのだ。
陶磁器会館の斜め前に急須会館がある。前にはなかったので、電話で問い合わせると、水曜日は開いている、急須ならどこよりもたくさん置いてあるということだった。そこで急須を買いに行く。
奥さんが店番をしていた。「急須を買いに来た」というと、「いつもどんな急須をお使いですか」と聞かれた。「以前からずっと常滑ですよ」というと「ありがとうごないます。常滑の急須で入れたお茶は美味しいんです」「そうですね。焼き締め陶器の鉄分がお茶のタンニンを吸収するからお茶が甘くなるのですね」
荷物を置かせてもらい、いろんな話をしながら急須を物色した。姿形はもちろん色、持ってみての感じ。
常滑の人間国宝と言ったら山田常山(故人)さんがいる。人間国宝の作品も見てみたい、あるかどうか聞くとケースの中に数点飾ってあった。やや背の高い急須。茶葉がジャンピングするから、合理的なのかもしれないが、私の感覚には合わない。
「きっと素晴らしい作品なのでしょうが、感覚的には現代作家の方が好きだな」と言って、現代作家の手作り作品を2点買った。かなり高級品。でも毎日使うもの。気に入ったものがいい。もう一つはいつも美味しくお茶を入れてくれる和美さんへのお土産。
そうこうしているうちに散歩道を歩いた人たちが戻ってきた。喫茶店のありかを聞くと、陶磁器会館の横にあるというので行ったのだが水曜日は定休日。
散歩道を歩いた人たちもお店はしまっているところが多かったと残念がっていた。
計画の段階で水曜日は休みが多いんじゃないかと懸念して公のところは調べたが個人商店までは調べなかった。若い人の仕事の都合を優先したが裏目に出てしまったようである。
カメラは一眼レフとコンデジと2台持って行ったのだが、雨のこともあり、たんこぶハプニングもあり、そんなに撮ったとは思えない。