毎朝、6時半には起床して台所のカーテンを引き、外を眺める。そう、毎朝モルゲンロートを楽しむためである。光の具合で赤くぴかぴか光りながら走っていく電車もまた美しい。思わず「行ってらしゃ~い」と手を振ってしまう。
朝のひと時以外は、忙しい日々を送っている。
ちょっと前に戻るが、医者に行って、訪問診療の6000円は年金生活者にはつらい。と言ったら、介護保険の申請をしなさいといわれた。役場に行って、担当に、医者に言われて来たけど、介護申請したからって、医療費の軽減になるわけじゃないのね。ねたきりになった時の準備になのね。と言いながら。私はまだ議員年金があるから払えるけど、普通の年金暮らしで診療所までいかれない高齢者は訪問診療を受けられないってことになりかねないね。介護士さんたちに連れてこられればいいけと、こう言う問題、行政はどうとらえているの?と聞いてみた。すると担当の女性が、「とても危惧しています。実情をみんなに知らしめてください。町長にお伝えてください」と反対に発破かけられてしまった。早速現職の議員たちに電話した。すると、現職が言うには「今は議員年金ありませんんから、年金だけで生きていくのも大変ですよ」と言われてしまった。
そうか議員年金、確か国会で廃止が決まったんだっけ。でも神奈川に市議会で名前を変えて存続していると聞いていた。町村は廃止したままなんだ、それはきついな。年金の掛け金、給料から差し引かれていたが、かなりの額で、当時は若かったから、ずいぶんひかれるなんて思っていた。しかしそれが今役に立っている、町議員の年金の支給額は大した額ではないが、それでも自由になるお金だ。私たちは恵まれている、と言うことだね。