定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

大地の息吹と鴨

2016-04-22 06:12:12 | ニセコ周辺

 数日前、町に下りる途中、いつもの広い畑の傍を通っていると、すっかり雪解けが終わった畑は、黒々とした土が見えていました。

      

        

   が、畑の土の中の水分(地面)が、太陽に暖められて、息をしているかのように、一面に白い水蒸気が立ち上っていました。力強い大地の息吹を感じました。

  そのままゴルフ場の方へ行ってみると、つい1か月ほど前には白く凍ってしまい、マシュマロのような白い岩が点在していた池の中には、

   

     

        

  

      

  数種類の鴨がたくさん泳いでいました。ほとんどは「キンクロハジロ」という鴨で、名前のとおり、オスは目が金色で羽衣が黒っぽく、脇腹が白くなっていました。メスはわき腹が褐色だそうです。

  池の中のダケカンバの白い幹の映り込みが綺麗でした。

        

  横の道路際にはまだ雪がかなり残って白い壁になっていました。ここのゴルフ場は日本一オープンが遅いところです。

  この日、コーラスのメンバーの一人だった友人が、あっけなくこの世を去ってしまいました。2年前、突然急性リンパ性白血病になり、入退院を繰り返しながら闘病生活を送っていらっしゃったのですが、治療の効果も期待できないままになってしまいました。

  私よりも若い方なので、本当にお気の毒で、残念でなりません。

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コハクチョウの飛来2)

2016-04-22 06:06:13 | ニセコ周辺

 2日後の4月12日、友人のMさんが「うちの田んぼに白鳥がたくさん居るよ!」と、教えて下さいました。このところ毎年、飛んでくるそうですが、遠い南の方から同じ場所にどうして来ることができるのか?不思議です。

    

            

   近づいてみると、羊蹄山の麓の広い水田に、150羽ほどのコハクチョウが集まっていました。不思議なことに雪がまだ残っていて、一部が解けている水田に集まってくるようです。

    

        

           

             

  あまり近づいてしまうと、コハクチョウ達はじわじわと後ろに下がってしまいますので、2台の望遠レンズで撮影してみました

    

       

           

   飛んでいる姿はとても優雅です。4月中までここで英気を養って、長いシベリアまでの北帰行に旅立つことでしょう。

              

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