南禅寺は臨済宗南禅寺派の総本山で、昔この近くで湯豆腐定食をいただいたことを思い出します。
何といってもここの三門の巨大さには驚かされますが、高さ22mもあり、かの石川五右衛門が、楼上から「絶景かな、絶景かな」と感嘆したセリフが、歌舞伎の名場面で知られています。600円で上まで上れるようでした。
巨大な松も桜も美しく、ここは水が溢れんばかりに勢いよく庭に流れ込んでいました。
今回とても驚いたのは、琵琶湖と賀茂川を結ぶ煉瓦作りの水路閣が、京都の産業振興を計るために、明治期にすでに造られていて、上からのぞくと、溢れんばかりの水が流れていました。
南禅寺の境内を通過しており、全長93.2m、幅4m、高さ14mもあり、アーチ架橋になって、煉瓦の風合いが自然に溶け込んでいました。