4月3日、折角醍醐寺の近くに居るので、この日は醍醐寺をじっくりと見て回ることにしました。
醍醐寺の境内に入ると、桜の花は一層満開になって、白い桜も目に涼しく感じました。
朝から曇り日になっていましたが、上醍醐寺まで山道を登ってみることにしました。境内を通り抜けて女人堂から参道に入りました。上醍醐の本堂は落雷により焼失して、再建されており、以前は女人禁制になっていたとのこと。しかし、ここでしっかりと入山料を払わされてしまいました。
入り口に手水場があり、五体の仏像が安置されていました。とても穏やかなお顔をしています。
I夫妻から「上醍醐へはかなり時間がかかり、大変ですよ。」と言われてはいましたが、竹の杖を借りて、ゆっくりと歩き出しました。夫は慣れない靴で昨日まで歩きすぎたためか、靴ずれで右足を痛めていました。
西国三十三か所霊場最大の難所の一つと言われているだけに、石の階段や、丸太の階段などが延々と続き、上醍醐寺の境内の入口まで1時間かかってしまいました。さらにここから下って急坂を上ると15分ほどで山頂へ。薬師寺や開山堂、如意輪堂など、散在して古い建物が建てられていました。
山頂からの眺めを期待していましたが、曇っていたので残念ながら何も見えませんでした・・・
下る途中、ひっそりと咲いていた桜が綺麗でした。