定年後の田舎暮らし

 定年後、神奈川県から北海道のニセコへ移住し、田舎暮らしを始めました。

秋田竿灯祭りと青森ねぶた祭りの旅 6)田沢湖と玉川温泉

2008-08-11 08:56:45 | Weblog
 秋田から青森へバスで行く途中、田沢湖に寄りました。



 田沢湖は最大深度が423mで、日本で一位の深さです。丁度よく晴れていたので、翡翠色とも藍色ともいえる美しい水の色でした。



 辰子伝説で有名な辰子の金色の像(舟越保武作)が、湖の中に浮かんでいました。湖の色にはちょっと不似合いな感じの像でしたが・・・・



 湖に近づいてみると、なにやらうごめいているのが見えました。ウグイの大群です。あまりの多さに気持ちが悪くなるほどでした。
 この湖には玉川の強酸性の川が流れ込んで生物が住めないときがあったそうで、現在は他の川からの流量を含めてpH5近くに調整しているとかで、試験の為にウグイを飼っていたのがこのように増えてしまったそう。



 田沢湖を後にして、秘湯の玉川温泉に行きました。pH1.05の強酸性の温泉がわき出ていました。泉質は 酸性-含二酸化炭素・鉄(Ⅱ)・アルミニウム-塩化物泉. などを含み、癌の治療に効果があるとして一躍有名になったところです。星野仙一の亡くなられた奥様が、ここで湯治をして7年間寿命が延びたそうです。
 ガイドさんに脅かされて入ってみましたが、まず50%の温泉に入って様子を見てから、100%の湯に入らなければならないそうです。以前に蚊に刺された腕がひりひりしました。

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秋田の竿灯祭りと青森のねぶた祭りの旅 5)ねぶた祭り B

2008-08-10 06:15:46 | Weblog
 

 ねぶた祭りには太鼓と笛が欠かせません。各ねぶたの前には必ず大太鼓と笛が並び、特に大太鼓は勇壮です。



 この大太鼓はとても大きくて、ひと際目立ち、豪快に鳴り響いていました。車の上に乗ってはいますが、とても重そうでした。



 鈴と笛の囃子です。手振がねと言って、シャカシャカと子供から大人まで鳴り続きます。これらがひとつになって熱狂してきます。



 一番最初に通って行くのが元気のよい子供達です。皆で「ラッセ」「ラッセ」と言いながら歩いていました。



 その後に跳ね方の老若男女が踊り続けます。ラッセラッセといいながら、跳ねるだけですが、結構疲れるそうです。跳ねている外人さんの姿も何人か見かけました。誰でも参加でき、衣装を貸してくれるお店もあるそうです。
 この日は良いお天気に恵まれ、夜が更けるまで極採色の光を放ち、太鼓の轟音と笛の音が響いて、暑い夏を吹き飛ばしているかのようでした。
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秋田の竿灯祭りと青森のねぶた祭りの旅 4)ねぶた祭りA

2008-08-09 19:31:38 | Weblog
 3日の夜、青森のねぶた祭りを観ました。予想以上の大変な人出でしたが、写真のポイントに良さそうな場所を2時間前に確保しました。
 「ねぶた」は、戦に勝ち凱旋する際のもので、全部で22基あり、いずれも華麗で勇壮な姿で登場します。一基が2000万円から3000万円かかっているそうです。専門のねぶた師と言われる設計して図案化する人達が居て、受賞すると制作費の約1/3が報酬になるというお話でした。

 好天に恵まれ、参加する人も観る人達も暑い夏を楽しんで、暑さを吹き飛ばしているかのようでした。ただ、かなり広告色が強いのが気になりました。お金がかかるからでしょうか?

 以下に、いろいろなねぶたをご紹介します。









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秋田の竿灯祭りと青森のねぶた祭りの旅 3)竿灯祭り

2008-08-08 09:09:34 | Weblog
秋田の竿灯は、お盆にご先祖様を迎えるため家紋を付けた沢山の提灯を掲げて迎えたのが始まりだそうです。
 高さ12mの竹棹に48個の提灯をぶら下げると重量が5kg以上にもなるそうです。
 今年は、合計255棹の竿灯が出て、子供や中学生達のも合わせると、10000個近くの提灯が夜空にユラユラと灯ったことになります。



 夜7時を過ぎる頃、竿灯を横にして運ばれてきました。



 合図と共に、255本の竿灯がいっせいに上がりました。以下に男達の見ごたえある技量をご覧下さい。



 





 提灯をぶら提げた竿灯を、片手一本で支えたり、または腰で、額で、肩で支えて
妙技を見せて楽しませてくれます。扇を出したり、50kgの竿灯を担いで飛び上がって妙技を見せている人もいました。



 もちろん太鼓や笛の音は欠かせません。女性達も一生懸命です。小雨模様の中、これらの妙技に見とれて、蒸し暑さを忘れるほどでした。
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秋田竿灯祭りと青森ねぶた祭りの旅 2)なまはげ

2008-08-07 08:52:28 | Weblog
 竿灯祭りの前に、男鹿半島といえば有名なナマハゲに会ってきました。



 入道崎で出合ったナマハゲです。



 ナマハゲ会館にはあちこちのナマハゲが集められていて、それぞれに顔も異なり、怖そうな顔や、愛嬌のある顔などが並んでいました。



 男鹿真山伝承館では、ナマハゲの習俗の話や言い伝えなど説明をしてくれます。



 そして、ナマハゲ問答の実演があり、この地方の言葉で表現されるのが親しみが持てました。障子をビシャーと開いて出てくると、子供達は泣き叫ぶそうです。


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秋田竿灯祭りと青森ねぶた祭りの旅 1)入道崎と男鹿半島の海岸

2008-08-06 06:09:15 | Weblog
 8月2日から4日にかけて、秋田竿灯祭りと青森ねぶた祭りの旅に出かけました。以前から、これらの東北2大祭りを観たいと思っていたからでした。
 2日の夕方、倶知安駅からバスで苫小牧港へ行き、フェリーのサンルーラル号で秋田へ向かいました。あいにくの天候で大きな波に身体をゆだねながら、2等寝台で休みました。
 お祭りは夕方から始まるために、まず、入道崎まで案内していただきました。



 入道崎からは荒々しい日本海を見渡すことができます。雨は何とか止んでいましたが、天気予報では夕方降りだすそうな・・・・



 ここは丁度北緯40度になるそうで、この石のモニュメントによると、遠く、ニューヨーク、フィラデルフィア、北京、マドリードにつながっているそうです。



 大きな石が並んでおり、よく見るとどの石にも割れ目があって、ずっと先の石とも一直線に繋がっているようでした。



 とりあえず男鹿温泉のホテル「きららか」に行って、温泉で汗を流して夜の秋田竿灯祭りに出かけることになりました。このホテルはとても感じがよく、夕食はあわびを初めとする魚介類が並び、とても豪華な献立で皆、満足していました。

 海岸の景色も素晴らしく、これは朝撮った写真ですが、小さな船が浮かんで、どうやらウニを獲っているようです。



 岩場では魚釣りもできるようでした。近くにキャンプ場が設置されてあり、色とりどりのテントが点在していました。この辺りは秋田県の国定公園になっています。



 波が出てくるとさすがに日本海の海らしく、荒々しく白い水しぶきが上がっていました。
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神威岬

2008-08-05 06:06:42 | Weblog
 今朝早く、旅行から帰ってきました。撮ってきた写真はこれから整理します。
ところで、今までの記事を見直していたところ、積丹半島の神威岬へ行った時のことが抜けていましたので、遅ればせながらご報告します。

 車は美国町から国道229号を走って15分ほどすると、積丹半島の西側の海が見えてきます。この道路はトンネルがとても多くて、新しいトンネルは明るくていいのですが、古いトンネルは狭くて運転が怖くなります。野塚町を抜けて余別漁港を過ぎるとすぐに神威岬自然公園に到着。



 遊歩道を登って行くと、目の前に女人禁制の門があり、その向うに切り立った岩が見え、突端には白い灯台が見え、青い海が広がっていました。この灯台まで歩くと、岩が点々と続いて神威岬の絶景が見えるはずですが、赤ん坊をかかえているのでそこまで皆で歩くのは断念しました。



 ここの海はシャコタンブルーと呼ばれており、澄んだコバルト色の海が目の前いっぱいに広がっていました。


 2歳の孫は「すごいね!海が見えるよ!」と、はしゃいでいました。
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ミルク工房(高橋牧場)

2008-08-02 06:29:46 | Weblog
 ミルク工房(高橋牧場)からの羊蹄山も、この日は素晴らしい景色でした。



 牧草のロールが転がっていたのを孫は目ざとく見つけて、上に登って万歳!をしています。



 お花畑には丁度ひまわりが咲いて、一斉に陽が当たる方向を見ています。夏の花「ひまわり」は、自由に持ち帰ることができるようで、いくつかハサミが置いてありました。



 題して「羊蹄山とひまわり」 夏の景色です。

 今日から4日間ほど旅行へ行って来ます。どこへ行くかは帰ってからのお楽しみにしたいと思います。良い写真が撮れるといいのですが・・・・
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ゴンドラに乗ってアンヌプリ中腹へ

2008-08-02 06:24:03 | Weblog
 夏の間、アルペンホテルの前からゴンドラが動いており、アンヌプリの1000m近くの中腹まで私達を運んでくれます。往復1000円です。
 ゴンドラを降りると意外にもいろいろな花が咲いており、涼しい風が吹き、羊蹄山の眺めも素晴らしい景色を作っていました。
 以下に様々な羊蹄山の写真をご覧下さい。 



 まだ、タンポポがたくさん咲いていました。



 我が家の周辺でも見つけた赤紫色のヤナギランがここに群生しており、驚きました。





 これらはすすきではありませんが、まだ真夏なのに秋を思わせる景色でした。



 つい、この間まで雪をかぶりスキーコースとなっていたアンヌプリも、夏の装いになっていました。

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さくらんぼ狩り

2008-08-01 05:19:41 | Weblog
 お祭りを見た後、お天気が良いので、さくらんぼ狩りに行きました。余市の近くの仁木は果物の町といわれ、さくらんぼ、ブルーベリー、ブドウ、りんごなどの果物がたくさん採れるところです。



 さくらんぼは丁度今が食べごろで、たくさんの木にさくらんぼが真っ赤に熟しており、下の方に垂れ下がっているので、孫も自分でもぎ採ることが出来ます。



 さくらんぼが大好きな孫は大はしゃぎでした。大人の入園料は1人1000円ほどでしたが、1000円分はなかなか食べ切れません。それでも、1人100gのさくらんぼのサービスと、ミニトマトのお土産つきで、お腹いっぱいになってさくらんぼ園を後にしました。



 お天気も良いので、そのまま、積丹半島の方へドライブすることになり、途中の海辺でウニいくら丼を食べました。孫は海には物心がついて初めて入るようで、小さな波が寄せてくるのを怖がってはキャーキャーと遊んでいました。



 海岸近くでは、ホッケの開きをクルクルと廻しながら干しているのが、とても美味しそうでした。
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