『素晴らしき哉格差社会-格差社会は自由の代償』
清水草一著 扶桑
書評を読んで、これは私のことだと思った。
「格差社会は本当に不幸か?」という問いかけで
さまざまな業種のトップと最下位レベルの人を取材
し対比してみた。
その両極者を取材してみて、「絵になる豊かさ」は、
簡単に見つかるのに、「絵になる貧困」は、なかなか
お目にかかれない。
自己破産した人間から、どうも悲惨な香りがしない。
ズボラな性格のため、将来を不安に思う様子もない。
おおらかにまったりと生きている。
対して、六本木のヒルズ族。数千万、数億という額の
買い物を平気でやってのける。でも「自己破産経験者」
とは違って、飢餓や焦りが見て取れた。多くの成功者には、
成功し続けるしか道がないからだろう。
ベンツがバカスカ売れる東京都港区と、軽自動車保有率が
高い高知との比較でも言えるが、比較すること自体の意味が
ない」と。
そうだ、その通りだ。
「不況、倒産、リストラ、自己破産」の波に乗って、
私の所にも、テレビや新聞各社が取材に押しかけてきたが、
当の本人は、あっけらかんと、自由を謳歌している。
記者はみな思惑と違って戸惑っていた。
この著者がいうように、「格差社会は“何をやっても
許される自由の時代になった代償”」なのだ。
虚無僧もその良い一例ではないか。
私は時代の最先端を生きているのだ。ヤッホー!
清水草一著 扶桑
書評を読んで、これは私のことだと思った。
「格差社会は本当に不幸か?」という問いかけで
さまざまな業種のトップと最下位レベルの人を取材
し対比してみた。
その両極者を取材してみて、「絵になる豊かさ」は、
簡単に見つかるのに、「絵になる貧困」は、なかなか
お目にかかれない。
自己破産した人間から、どうも悲惨な香りがしない。
ズボラな性格のため、将来を不安に思う様子もない。
おおらかにまったりと生きている。
対して、六本木のヒルズ族。数千万、数億という額の
買い物を平気でやってのける。でも「自己破産経験者」
とは違って、飢餓や焦りが見て取れた。多くの成功者には、
成功し続けるしか道がないからだろう。
ベンツがバカスカ売れる東京都港区と、軽自動車保有率が
高い高知との比較でも言えるが、比較すること自体の意味が
ない」と。
そうだ、その通りだ。
「不況、倒産、リストラ、自己破産」の波に乗って、
私の所にも、テレビや新聞各社が取材に押しかけてきたが、
当の本人は、あっけらかんと、自由を謳歌している。
記者はみな思惑と違って戸惑っていた。
この著者がいうように、「格差社会は“何をやっても
許される自由の時代になった代償”」なのだ。
虚無僧もその良い一例ではないか。
私は時代の最先端を生きているのだ。ヤッホー!