現代の虚無僧一路の日記

現代の世を虚無僧で生きる一路の日記。歴史、社会、時事問題を考える

花粉症デビュー

2008-04-29 22:36:46 | 虚無僧日記
今日4/29緑の日。関西吟詩正洲会の尺八伴奏
を頼まれ、伊勢に行ってきた。快晴だが、
うっすら霞がかかっている。どうやら杉花粉
らしい。尺八を吹いていて、鼻水がズルズル、
ポタポタ流れ落ちる。参った。目も顔もかゆく
なり、次第に頭も重くなる。いよいよ自分に
も試練の時が回ってきたか。

詩吟の伴奏が終わって、伊勢神宮参拝。帰りに
「赤福」に寄ったが、早々と売り切って閉店。

花粉症というおみやげ付きだったが、伊勢神宮は
何か空気が違う。“気”のパワーをもらってきた。

朝起会の効用

2008-04-29 06:04:22 | 心の問題
今日4/29は「朝起会」の創立記念日。毎朝
5時から6時、ネクタイ・スーツ姿で正座し、
1時間、じっと会員の演談を聞く。以前は、
しょうもない話だと、耳にはいらなかったが、
最近は、下手な話でも耳を傾けられるように
なった。

元学校の先生だったという方。話があまり
お上手ではない。実は、脳梗塞で倒れ、
言語障害が残ったのを、必死の努力で快復
してきたところと知って、暖かい目で聴け
るようになった。人にはいろいろ事情が
あるのだ。

すると、最近、手や足がチクチクビリビリ
するようになり、“気”が出ていることを
感じる。母譲りの“気”が私にも出てきた
のか。薄くなった頭髪も少し増えてきた。

見えないものも少し見えるようになってきた
気がする。
先日無くした眼鏡。無くした場所にもう一度
行ってみたら、有った。以前何度探しても
無かったのにである。誰かさんが見つけて
置いておいてくれたのか。それにしても、
何日も経ってるのに“有るような気”が働い
たのである。



夫婦だからこそ気配り

2008-04-29 05:46:42 | 心の問題
『夫婦は「気くばり」で9割うまくいく』という本が売れているそうだ。
著者は、吉岡愛和。名前が「愛和」とはできすぎである。
広告の宣伝文句は、「このままではいけない!!と思っているあなたへ」

他のアンケート調査でも、8割の人が「家庭の愛和」を大切と思って
いながら、6割の人が「うまくいっていない。このままではいけない」
と思っているそうだから、こういう本が売れるニーズはある。
本の中身の一例は

 妻が夫に嫌だと感じること
  ①「いただきます」を言わないし、料理に関心を示さない。
  ②妻が重い荷物を持っていても気づかないふりをしている。
  ③よその妻と比較する。
  ④「愛してる」といってくれない。

 夫が妻に嫌だと感じること
  ①夫に命令する。
  ②帰宅するや不満をぶつけられる。
  ③見出しなみがだらしない。
  ④家の中が汚い。
  ⑤順番が子の次になる

ひとつひとつ、ごもっともと納得いくのだが、わかっていてできない
のが夫婦。「わかっちゃいるけど・・・、そのくらい許してよ」で、
わざと無視してしまう。要は甘えているのだ。他人になら、自然に
できるのにである。いっそ夫婦関係を解消して『他人』になりすませ
ばいい。



おやじ日本の会

2008-04-29 05:42:51 | 心の問題
ラジオで紹介していたので、ネットで「おやじ日本」の会を
ひいてみた。トップページに書かれているメッセージ。
  子どものつぶやきに耳を傾けよう
  子供の学校へ出かけよう
  口下手でもいい、思いを伝えよう
子供に対する犯罪、いじめ、不登校問題に、父親も向き合おう
という運動だ。

下伊那郡松川町に尺八家の児玉さんを訪ねて行った時のこと、
日曜日なのに小学校に行くという。今日は父親と触れ合う日で、
父親達が子供達に竹細工を教えるのだという。竹で尺八を作って
いる児玉さんの出番だ。
私も付いて行った。
全校生徒わずか26人に先生8人。これ以上生徒数が減ると
学校閉鎖になる。そこで、生徒数を増やす試みとして、町あげて
都会からの移住者を募集しているとのこと。それに応募して、
児玉さん一家も東京から移住してきたのだ。
偶然か、ここには尺八を吹く仲間が3人も集まっている。

児玉さんの家に泊めてもらった。古い農家を改造してなんとか
住めるようにしたもの。風呂は薪、水道は川の水を汲み上げた
簡易水道。トイレはポッチャントイレ。とにかく都会の便利さ
はない。でも家族の暖かさがある。東京育ちの奥さんも言う。
「別に不便は感じない。子供たちのために、何よりも自然が大切」
と。忘れられたニッポンがここにはあった。

家族の絆

2008-04-29 05:40:50 | 社会問題
家族のきずな「弱まった」9割…読売調査(読売新聞) - goo ニュース

「家族の絆を大切にしたい、深めたい」と願う人が98%なのに、
「家族の絆が薄くなっている」と答えた人が89%。ほぼ同数。

以前別の調査でも「夫婦、家族仲良く暮らしたい」という人が
8割なのに、「うまくいってない」という人が6割。
今や3分の2の家庭が、離婚、家庭崩壊の危険を孕んでいると。

そんな危機感を反映してか、実践倫理宏正会(朝起会)や真如苑
などの活動が活発になってきた。朝起会では“愛和”。真如苑
では“和合”。いいことだ。離婚している私が言うのは変か?
離婚したからこそ、身に沁みてわかる。今朝家族の夢をみた。